3823 アクロディア 2019-10-15 16:00:00
「継続企業の前提に関する注記」の記載解消に関するお知らせ [pdf]

                                                  2019 年 10 月 15 日
各 位
                                 株 式 会 社 ア ク ロ デ ィ ア
                                 代 表 取 締 役 社 長          堤     純也
                                 (コ ー ド 番 号 : 3823 東 証 第 二 部 )
                                 問合せ先: 取締役副社長兼管理部長      篠原       洋
                                 電話番号: ( 0 3 ) 4 4 0 5 - 5 4 6 0


         「継続企業の前提に関する注記」の記載解消に関するお知らせ


 当社は、本日公表の「2019 年8月期決算短信」において、
                             「継続企業の前提に関する注記」の記載を
解消することといたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


                         記


 当社グループは、2008年3月期より10期連続の当期純損失を計上し、2010年8月期第3四半期より継
続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在し、継続企業の前提に関する重要
な不確実性が認められるとして「継続企業の前提に関する注記」を記載しておりました。当該状況を解
消するべく、ソリューション事業においては、スマートフォンへのビジネス展開による収益モデルの移
行や原価管理の厳格化、販売管理費の大幅な見直し等によるコスト削減に取り組んでまいりました。
 飲食関連事業においては、直営店を多角的に展開して店舗の拡大を図りました。また、2018年8月期
からを当社の第三創業期と位置づけ、M&Aにより安定収益事業を積極的に取り込むとともに、AI・IoT・
クラウドを中核技術とする企業グループを目指して再始動してまいりました。
 これらの取り組みにより、2期連続で営業キャッシュフローの黒字化を達成いたしました。また、当
期は、当社グループの安定収益事業の成長投資や新規インターネットサービスの開発投資などを目的と
して、第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、資金調達を実施してまいりました。そ
の結果、2019年8月31日の期末日時点で、455百万円の手元流動性を確保しております。


 以上のことから、現時点で継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断し、
2019年8月期決算短信において、
                「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消することといたしまし
た。


 しかしながら、当社連結子会社である株式会社渋谷肉横丁の業績が計画から乖離したため、子会社株
式、のれん及び商標権の減損を実施し、また他の連結子会社の固定資産についても減損処理を実施した
ことにより、連結の当期純損失は278百万円となっております。但し、EBITDAは、70百万円の黒字とな
っており、2期連続の黒字化を達成いたしました。


                                                            以 上




                         - 1 -