3814 J-アルファクスFS 2020-03-16 21:00:00
(訂正)「平成29年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正について [pdf]
2020年3月16日
各 位
会社名 株式会社アルファクス・フード・システム
代表者名 代表取締役社長 田村 隆盛
(コード番号:3814 東証JASDAQ)
問合わせ先 取締役管理部長 菊本 健司
電話番号 0836-39-5151
URL http://www.afs.co.jp/
(訂正)「平成29年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正について
当社は、平成29年11月13日に開示いたしました「平成29年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部を訂正い
たしましたので、お知らせいたします。
記
1.訂正の内容と理由
訂正の内容と理由につきましては、別途、本日(2020年3月16日)付「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提
出及び過年度決算短信等の訂正に関するお知らせ」にて開示しておりますのでご参照ください。
2.訂正箇所
訂正箇所は___線を付して表示しております。なお、訂正箇所が多数に及ぶことから訂正事項については、訂正後
のみ全文を記載しております。
以上
(訂正後)
平成29年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成29年11月13日
上場会社名 株式会社 アルファクス・フード・システム 上場取引所 東
コード番号 3814 URL http://www.afs.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田村 隆盛
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理部長 (氏名)菊本 健司 TEL 0836-39-5151
定時株主総会開催予定日 平成29年12月26日 有価証券報告書提出予定日 平成29年12月26日
配当支払開始予定日 -
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 アナリスト向け
(百万円未満切捨て)
1.平成29年9月期の業績(平成28年10月1日~平成29年9月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
29年9月期 2,087 △7.5 73 △61.5 29 △81.7 77 △39.0
28年9月期 2,255 2.3 191 204.0 163 208.5 127 163.7
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
29年9月期 35.47 - 9.6 1.4 3.5
28年9月期 58.33 - 25.2 10.0 8.5
(参考)持分法投資損益 29年9月期 -百万円 28年9月期 -百万円
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
29年9月期 2,539 1,041 41.0 422.66
28年9月期 1,723 568 33.0 260.60
(参考)自己資本 29年9月期 1,041百万円 28年9月期 568百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
29年9月期 363 △597 253 249
28年9月期 176 △234 △11 229
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
28年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
29年9月期 - 0.00 - 20.00 20.00 49 56.4 4.7
30年9月期(予想) - 0.00 - 10.00 10.00 16.4
3.平成30年9月期の業績予想(平成29年10月1日~平成30年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 1,060 1.0 90 25.6 80 171.0 57 912.2 23.14
通期 2,260 8.3 220 197.8 190 535.4 146 88.0 59.26
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 29年9月期 2,513,800株 28年9月期 2,513,800株
② 期末自己株式数 29年9月期 50,143株 28年9月期 331,583株
③ 期中平均株式数 29年9月期 2,189,897株 28年9月期 2,182,217株
※ 決算短信は監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、【添付資料】2ページ「1.経営成績・財政状態に関する分析 (1)経営成績に関する分析」
をご覧ください。
(補足説明資料の入手方法)
当社は平成29年12月1日(金)にアナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で配布する決算説明会資料
については、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 6
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 7
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 7
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 9
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 11
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 13
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 14
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
- 1 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
1.経営成績等の概況
(1)経営成績に関する分析
① 当期の経営成績
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな景気回復基調で推移したものの、世
界経済の不確実性の高まりから、依然として先行き不透明な状況が続いております。
一方、当社の主要販売先である外食市場におきましては、消費者の節約志向が根強く、食材価格の高騰や、人材確
保の競争激化による人件費の高騰など、当社の事業領域においては、依然として厳しい状況が続いております。
このような環境のもと、当社は、大手外食チェーンを中心に、従来からのASPサービスを核としたPOSシステ
ム、オーダーリングシステムなど、トータルソリューションシステムを提供してまいりました。また、規模に関わら
ず、外食のあらゆる業態店舗、または中食である仕出し、弁当業及び給食事業者がご利用いただけるサービスとして
パッケージ型の基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」を提供いたしました。
その結果、売上高は、2,087,116千円(前事業年度比7.5%減)と減収となりました。利益面に関しましては、営業
利益73,885千円(前事業年度比61.5%減)、経常利益29,903千円(前事業年度比81.7%減)、当期純利益77,674千円
(前事業年度比39.0%減)と減益となりました。
事業別売上高は、次のとおりです。
当社は、ASPサービス事業を単一セグメントとしておりますが、ASPサービス事業を核として、顧客である飲
食店舗にASPサービス事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。
前事業年度 当事業年度
事業別 (自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円) 前年同期比(%)
ASPサービス事業 1,099,431 110.3 1,103,410 100.4
システム機器事業 1,028,132 96.1 815,856 79.4
周辺サービス事業 128,058 93.2 167,849 131.1
合計 2,255,622 102.3 2,087,116 92.5
(ASPサービス事業)
当事業におきましては、売上高が1,103,410千円(前年同期比0.4%増)となりましたが、新規顧客獲得および既存
顧客へのサービス拡大に注力した結果、月額サービス料は堅調に推移し、月額サービス料は12ヶ月累計で1,062,044
千円(前年同期比0.1%増)となりました。
(システム機器事業)
当事業におきましては、従来からのPOSシステム、オーダーエントリーシステム及びテーブルオーダーシステム
の新規顧客獲得は抑制し、既存顧客への出店対応とリプレイスに集中した結果、売上高は815,856千円(前年同期比
20.6%減)となりました。
(周辺サービス事業)
当事業におきましては、サプライ品、機器修理及び他社商品の販売等を行った結果、売上高は167,849千円(前年
同期比31.1%増)となりました。
② 次期の見通し
平成30年9月期の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな景気回復基調ではあります
が、依然として先行き不透明な状況が続いていくものと予想されます。そのような環境の中、当社はあらゆ
る“食”企業に対し、「ロス」の低減と業務効率化を提案する、パッケージ型の「飲食店経営管理システム(R)」を
中心に、ASPサービス、また、オーダリング端末を絡めたPOSシステムなど、トータルソリューションとしての
システム提案を強化してまいります。
通期の業績見通しにつきましては、「飲食店経営管理システム(R)」の新規受注及びPOSシステムの新規及び追
加受注を勘案し、売上高2,260,000千円(前期比8.3%増)、営業利益220,000千円(前期比197.8%増)、経常利益
190,000千円(前期比535.4%増)、当期純利益146,000千円(前期比88.0%増)を見込んでおります。
- 2 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当事業年度における資産につきましては、流動資産が前事業年度末と比較して98,727千円減少し、937,042千円と
なりました。これは主に未収消費税53,103千円の増加の一方で、売掛金101,887千円、商品66,353千円などの減少が
あったことによるものです。固定資産は、前事業年度末と比較して914,948千円増加し、1,602,520千円となりまし
た。これは主に建物714,506千円、土地119,198千円の増加などによるものです。
負債につきましては、流動負債が前事業年度末と比較して132,667千円減少し、890,034千円となりました。これは
未払金43,564千円、1年内返済予定の長期借入金24,549円の増加の一方で、短期借入金133,000千円、未払法人税等
30,437千円の減少によるものです。固定負債は前事業年度末と比較して476,118千円増加し、608,313千円となりまし
た。これは主に長期借入金421,450千円の増加によるものです。
純資産につきましては、前事業年度末と比較して472,614千円増加し、1,041,292千円となりました。これは資本剰
余金184,123千円、利益剰余金77,674千円の増加、自己株式210,726千円の減少などによるものです。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び財務活動によるキャッシ
ュ・フローにより得られた資金や、投資活動によるキャッシュ・フローにより使用した資金によって、前事業年度末
に比べ19,771千円増加し、当事業年度末には249,520千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、363,081千円(前事業年度は得られた資金176,357千円)とな
りました。これは主に、減価償却費121,481千円の計上の一方、売上債権107,621千円の減少と、税引前当期純利益
94,944千円の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、597,062千円(前事業年度は使用した資金234,855千円)とな
りました。これは主に、有形固定資産の取得による支出473,382千円及び無形固定資産の取得による支出127,906千円
による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は、253,752千円(前事業年度は使用した資金11,286千円)とな
りました。これは短期借入金の返済による支出133,000千円(純額)があった一方で、長期借入れによる収入446,000
千円(純額)による資金の増加であります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成28年9月期 平成29年9月期
自己資本比率(%) 33.0 41.0
時価ベースの自己資本比率(%) 115.0 162.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) 432.6 292.5
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 19.6 36.5
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い金
(注1)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注2)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注3)有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。
- 3 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、安定的かつ継続的な配当による利益還元によって株主の皆様に対する責任を果たすことを経営の重要課題
として認識しております。外食産業に特化した一層のシステムソリューション開発に努め、積極的な設備投資と、そ
のための内部留保を確保しつつ業績を向上させ、それと並行しながら業績に応じた株主への利益還元を実施していく
方針であります。
当期の配当に関しましては、1株当たり期末配当額を10円とし、さらに、当社が創業30周年を迎えましたことを記
念しまして、1株当たり10円の記念配当を加えた合計20円とさせていただく予定であります。
また、平成30年9月期の年間配当額につきましては、期末配当10円を予定しております。
(4)事業等のリスク
以下には、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また当
社ではコントロールできない外部要因や必ずしも重要なリスクとは考えていない事項についても、投資判断の上で、
あるいは当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点
から以下に開示しております。
当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の予防及び発生時の対応に努力する方針ですが、当
社の経営状況及び将来の事業についての判断、本株式の投資判断については、本項及び本書中の本項以外の記載事項
を慎重に検討したうえで投資家及び株主ご自身が行っていただくようお願いいたします。
1.当社事業に関するリスクについて
(1)ASPサービス事業における配信機能の停止について
当社は山口県宇部市にある自社所有のデータセンターを活用した外食企業向けのASPサービスが主な事業となっ
ております。その性格上、社内外における様々なネットワーク・システム及びコンピュータ・システムに依存してお
ります。
データセンターにおいては、セキュリティを重視したシステム構成、ネットワークの負荷を分散する装置及び24時
間365日体制での監視等に取り組んでおり安全性を最重視しておりますが、アクセスの急激な増加等から負荷が一時
的に増大することによる当社サーバーの動作不能、火災・震災・台風等による自然災害のための予期せぬ停電等から
発生するシステム及びサーバーの障害が生じた場合、当社のサービスを停止せざるを得ない状況が起こる可能性があ
ります。この場合、当社のシステム管理体制への信用不信を招き当社の業績に影響を与える可能性があります。
(2)競争の激化について
当社の展開する外食産業向けASPサービス事業及びシステム機器事業に関して、競合他社は数社認識しておりま
す。当社は創業以来、外食産業に特化することにより様々なサービスにおいて差別化を図り競争力をつけてまいりま
した。しかし、価格、機能及び新商品企画の側面等において当社が顧客の要求を満たすことが出来ない場合やそれ以
外の何らかの要因により当社の競争力が低下した場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。
(3)当社の技術及びシステムの陳腐化について
IT技術の進歩は、ハードウェア、ソフトウェア両面において急速な発展をしております。また、外食産業の多様
化により提供サービスの変化等も予想されます。当社は、データセンター、POSシステム及びオーダーエントリー
システム等において新技術の採用または多様化する外食産業を先取る形での提供サービスの企画等を行っております
が、このような進歩や変化に対応できなくなった場合、当社システム及びサービスの陳腐化を招き当社の業績に影響
を与える可能性があります。
(4)人為的顧客データの流出について
当社では勤怠管理サービスを提供するため顧客企業の従業員に関する個人情報を保有しております。一方、平成17
年4月1日に施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)にともない、当社では情報を取り扱う
役職員を限定し、指紋認証、パスワード管理等を行いソフト、ハード面から個人情報の保護体制を構築しておりま
す。しかし、書類の盗難及びネットワークへの不正侵入等による個人情報漏洩の可能性は否定できず、万が一このよ
うな事態が発生した場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。
(5)特定の仕入先への依存について
当社は、自社商品であるPOSシステム及びオーダーエントリーシステムの製造を株式会社エルモ社ファインフィ
ットデザインカンパニーに、テーブルショットの製造を株式会社アルゴシステムへ委託しております。当社の仕入高
に占める比率は、株式会社エルモ社ファインフィットデザインカンパニーは34.8%、株式会社アルゴシステムは
15.7%となっております。同社とは取引開始以来、良好な関係を継続しており、今後も同取引を継続・拡大していく
方針であります。しかし、自然災害や同社内における事故等の発生、また同社の経営方針の変更等により当社の販売
計画に見合った形での仕入が困難となった場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。
- 4 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(6)在庫・出荷体制について
当社は、大型チェーン等も顧客としているためシステム機器の受注台数及び金額が大きなものとなっております。
現時点において在庫仕入のための資金や大量出荷に備えた人員体制等には問題はなく、また今後の展開の上でも十分
な体制を整えていく方針であります。
しかし、計画的な資金調達及び出荷体制の整備が行なえず顧客の納期に支障をきたした場合は、損害賠償訴訟等の
発生は否定できず、当社の業績に影響を与える可能性があります。
(7)システム機器の品質について
当社は、自社商品であるPOSシステム及びオーダーエントリーシステムの販売において、顧客企業への導入前の
動作確認等の品質管理に重点をおいております。しかし、予期せぬ不具合等が発生した場合は、顧客からの損害賠償
訴訟等の発生は否定できず、当社の業績に影響を与える可能性があります。
(8)顧客のシステム投資計画について
当社の主たる顧客は外食産業であり、同産業の季節要因等によるシステム投資計画によって当社のシステム導入ス
ケジュールが左右される傾向にあります。その結果、売上高に影響を及ぼし、固定費が先行することによって利益に
影響を与える可能性があります。
(9)自然災害、事故等について
当社は、ASPサービスを展開するデータセンターを山口県宇部市に設置し運用しており、また、バックアップ等
も同施設内に設置しております。同地域に地震、台風及び津波等の自然災害や事故やテロ等により設備の損壊や電力
の供給等に不測の事態が発生した場合は、当社の業績に影響を与える可能性があります。
(10)売掛債権の回収について
当社は、多くの顧客に対し製品やサービスを提供しておりますが、取引の多くについては代金回収が事後となるた
め、厳格な信用調査を行ってはおりますが、当社が債権を有する顧客の急激な財政状態悪化により、債権の回収遅延
や回収不能をもたらし、当社の業績に影響を与える可能性があります。
2.当社組織に関するリスクについて
(1)人材の獲得・育成について
当社が今後成長していくためには、外食業界に精通したシステム営業、ITに精通した人材、データセンターの企
画・運営及び組織拡大に対応できる管理担当など、様々な分野での優秀な人材の獲得及び育成が重要になってまいり
ます。当社では優秀な人材の獲得及び育成に努めておりますが、適切な人材の獲得、育成及び配置が円滑に行えない
場合は業績に影響を与える可能性があります。
(2)小規模組織であることについて
当社は、平成29年9月30日現在において取締役3名、監査役3名(うち非常勤2名)及び従業員108名と小規模な
組織であり、内部管理体制もこれに応じたものになっております。そのため、現在執行役員制度により、執行役員の
増員を実施しております。今後、事業拡大に伴い積極的な人材獲得及び育成に努め、内部管理体制の一層の強化を図
る方針であります。しかし、優秀な人材の獲得及び育成が円滑に進まない場合は十分な組織対応ができず、効率的な
事業運営に支障をきたす可能性があります。また、各部署において短期間のうちに相当数の社員が退職した場合も事
業運営に支障をきたす可能性があります。
3.その他リスクについて
(1)顧客対象が外食産業に特化していることについて
当社のASPサービス及び商品は外食産業に特化したものであり、売上高に占める割合も外食産業に集中しており
ます。外食産業は、BSE、鳥インフルエンザ等による食材調達の問題及び食中毒等による衛生上の問題等、食の安
全にかかる不測の事態により業績に多大な影響を受けることがあります。外食産業の業績が低迷する事態において
は、情報システム投資等も抑制される傾向にあり、そのような事態が発生した場合は当社の業績に影響を与える可能
性があります。
(2)知的財産について
当社は、自社企画した商品の名称及びサービスの名称の一部について商標登録を行なっております。一方、独自に
企画した「オーダーショット」に関して平成19年10月に、また「飲食店経営管理システム(R)」拡張機能の「自動発
注システム」について平成29年1月に、それぞれ特許権を取得しております。
なお、当社は第三者の知的財産権を侵害しないよう努めており現時点において侵害していないと認識しておりま
す。しかし、将来において第三者の知的財産権への侵害が生じてしまう可能性は排除できません。
- 5 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
当社が、自社企画商品及びサービスを提供する上で、第三者の知的財産権を侵害していることが発覚した場合、当
社への損害賠償請求、信用の低下及びブランド力の劣化等により、当社の事業運営及び業績に影響を与える可能性が
あります。
(3)配当政策について
当社は、安定的かつ継続的な配当による利益還元によって株主に対する責任を果たすことを経営の重要課題として
考えております。外食産業に特化した一層のシステムソリューション開発に努め、積極的な設備投資と、さらなる内
部留保の充実により業績を向上させ、配当の継続的実施に努めていく方針であります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、国内の同業他社との比較可能性を確保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しておりま
す。なお、将来の国際会計基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく
方針です。
- 6 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(平成28年9月30日) (平成29年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 276,249 281,520
売掛金 263,850 161,963
商品 389,703 323,349
貯蔵品 25,185 28,860
前渡金 13,487 17,773
前払費用 20,871 16,330
繰延税金資産 35,272 42,792
未収入金 6,480 8,712
未収消費税等 - 53,103
その他 12,831 6,896
貸倒引当金 △8,161 △4,259
流動資産合計 1,035,769 937,042
固定資産
有形固定資産
建物 52,307 768,531
減価償却累計額 △46,024 △47,741
建物(純額) 6,282 720,789
構築物 - 18,595
減価償却累計額 - △129
構築物(純額) - 18,466
工具、器具及び備品 791,605 961,256
減価償却累計額 △758,352 △812,223
工具、器具及び備品(純額) 33,252 149,033
土地 20,429 139,627
リース資産 17,466 84,167
減価償却累計額 △2,037 △7,643
リース資産(純額) 15,428 76,523
建設仮勘定 153,876 615
有形固定資産合計 229,269 1,105,055
無形固定資産
ソフトウエア 91,677 100,362
ソフトウエア仮勘定 146,387 163,697
電話加入権 2,445 2,445
特許権 - 671
のれん - 27,777
無形固定資産合計 240,509 294,953
投資その他の資産
関係会社株式 - 10,200
出資金 132 123
長期前払費用 142,377 140,273
敷金及び保証金 19,326 12,200
繰延税金資産 24,618 12,262
長期未収入金 63,565 59,677
その他 10,450 10,825
貸倒引当金 △42,676 △43,050
投資その他の資産合計 217,793 202,512
固定資産合計 687,572 1,602,520
繰延資産
社債発行費 232 77
繰延資産合計 232 77
資産合計 1,723,575 2,539,640
- 7 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(平成28年9月30日) (平成29年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 169,907 143,276
短期借入金 583,000 450,000
1年内償還予定の社債 14,000 7,000
1年内返済予定の長期借入金 79,200 103,749
リース債務 3,772 17,643
未払金 24,575 68,140
未払費用 10,536 11,942
未払法人税等 37,006 6,569
預り金 9,197 10,150
前受金 50,253 52,099
賞与引当金 18,909 19,461
その他 22,342 -
流動負債合計 1,022,702 890,034
固定負債
社債 7,000 -
長期借入金 79,800 501,250
リース債務 13,204 65,706
退職給付引当金 32,190 41,356
固定負債合計 132,194 608,313
負債合計 1,154,897 1,498,347
純資産の部
株主資本
資本金 537,862 537,862
資本剰余金
資本準備金 143,599 143,599
その他資本剰余金 - 184,123
資本剰余金合計 143,599 327,723
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 135,506 165,395
圧縮積立金 - 47,786
利益剰余金合計 135,506 213,181
自己株式 △248,286 △37,560
株主資本合計 568,682 1,041,206
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △3 86
評価・換算差額等合計 △3 86
純資産合計 568,678 1,041,292
負債純資産合計 1,723,575 2,539,640
- 8 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
売上高
ASPサービス事業売上高 1,099,431 1,103,410
システム機器事業売上高 1,028,132 815,856
周辺サービス事業売上高 128,058 167,849
売上高合計 2,255,622 2,087,116
売上原価
ASPサービス事業売上原価 364,871 434,386
システム機器事業売上原価 1,010,554 821,762
周辺サービス事業売上原価 119,567 137,635
売上原価合計 1,494,992 1,393,785
売上総利益 760,629 693,330
販売費及び一般管理費
役員報酬 52,950 52,170
給料及び手当 206,155 240,722
賞与 15,515 17,594
法定福利費 35,426 40,961
賞与引当金繰入額 8,798 9,682
退職給付費用 6,364 11,524
旅費及び交通費 37,169 34,990
地代家賃 53,052 52,808
販売促進費 25,371 30,317
顧問料 29,089 25,470
減価償却費 2,676 11,114
貸倒引当金繰入額 1,622 -
その他 94,674 92,089
販売費及び一般管理費合計 568,867 619,445
営業利益 191,761 73,885
営業外収益
受取利息及び配当金 54 67
貸倒引当金戻入額 - 3,527
助成金収入 - 4,450
その他 659 1,122
営業外収益合計 713 9,168
営業外費用
支払利息 8,912 9,870
社債利息 106 87
社債発行費償却 261 155
支払保証料 671 495
支払補償費 - 3,439
貸倒引当金繰入額 19,162 -
支払手数料 - 39,100
営業外費用合計 29,113 53,149
経常利益 163,361 29,903
特別利益
補助金収入 - 69,059
特別利益合計 - 69,059
特別損失
その他 - 4,017
訴訟関連費用 2,162 -
特別損失合計 2,162 4,017
税引前当期純利益 161,198 94,944
法人税、住民税及び事業税 35,944 12,473
法人税等調整額 △2,029 4,796
法人税等合計 33,915 17,270
当期純利益 127,283 77,674
- 9 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
【売上原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 器材費 895,175 59.9 757,729 54.4
Ⅱ 人件費 233,411 15.6 228,008 16.4
Ⅲ 外注費 130,173 8.7 213,608 15.3
Ⅳ 経費 ※3 240,306 16.1 267,779 19.2
Ⅴ 他勘定振替高 ※4 △4,074 △0.3 △73,342 △5.3
当期総製造費用 1,494,992 100.0 1,393,785 100.0
計 1,494,992 1,393,785
当期売上原価 1,494,992 1,393,785
注 1 当社の原価計算は、受託開発においては個別原価計算による実際原価計算であります。
2 自社機器については、総合原価計算による実際原価計算であります。
※3 主な内容は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
区分 (自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
通信費 24,277千円 25,256千円
減価償却費 78,278千円 110,367千円
※4 他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
区分 (自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
工具、器具及び備品 △3,134千円 △58,925千円
その他 △939千円 △14,416千円
- 10 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成27年10月1日 至 平成28年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰
資本金
余金
自己株式 株主資本合計
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 537,862 143,599 143,599 8,223 8,223 △248,286 441,398
当期変動額
当期純利益 127,283 127,283 127,283
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - - 127,283 127,283 - 127,283
当期末残高 537,862 143,599 143,599 135,506 135,506 △248,286 568,682
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算差
券評価差額金 額等合計
当期首残高 67 67 441,465
当期変動額
当期純利益 127,283
株主資本以外の項目の当期
△71 △71 △71
変動額(純額)
当期変動額合計 △71 △71 127,212
当期末残高 △3 △3 568,678
- 11 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
当事業年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他資本剰余
その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
金
圧縮積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 537,862 143,599 - 143,599 - 135,506 135,506
当期変動額
当期純利益 77,674 77,674
自己株式の取得
自己株式の処分 184,123 184,123
圧縮積立金の積立 48,023 △48,023 -
圧縮積立金の取崩 △237 237 -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 184,123 184,123 47,786 29,888 77,674
当期末残高 537,862 143,599 184,123 327,723 47,786 165,395 213,181
株主資本 評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算差
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 額等合計
当期首残高 △248,286 568,682 △3 △3 568,678
当期変動額
当期純利益 77,674 77,674
自己株式の取得 △149 △149 △149
自己株式の処分 210,875 394,999 394,999
圧縮積立金の積立 - -
圧縮積立金の取崩 - -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
89 89 89
当期変動額合計 210,726 472,524 89 89 472,614
当期末残高 △37,560 1,041,206 86 86 1,041,292
- 12 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 161,198 94,944
減価償却費 80,955 121,481
貸倒引当金の増減額(△は減少) △9,305 △3,527
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,658 552
補助金収入 - △69,059
退職給付引当金の増減額(△は減少) 10,287 9,166
受取利息及び受取配当金 △54 △67
支払利息 9,689 10,453
支払手数料 - 39,100
売上債権の増減額(△は増加) △40,550 107,621
たな卸資産の増減額(△は増加) △16,292 62,679
仕入債務の増減額(△は減少) △10,856 △25,495
その他の流動資産の増減額(△は増加) △16,352 △37,000
その他の流動負債の増減額(△は減少) 18,889 49,939
その他 4,696 △7,363
小計 194,963 353,427
利息及び配当金の受取額 54 67
利息の支払額 △9,094 △8,250
補助金の受取額 - 69,059
法人税等の支払額 △9,566 △51,222
営業活動によるキャッシュ・フロー 176,357 363,081
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △80,542 △473,382
無形固定資産の取得による支出 △148,313 △127,906
定期預金の預入による支出 △6,000 △15,500
定期預金の払戻による収入 - 30,000
子会社株式の取得による支出 - △10,200
その他 - △73
投資活動によるキャッシュ・フロー △234,855 △597,062
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 2,040,000 870,000
短期借入金の返済による支出 △2,068,000 △1,003,000
長期借入れによる収入 108,000 650,000
長期借入金の返済による支出 △65,400 △204,000
社債の償還による支出 △24,000 △14,000
自己株式の取得による支出 - △149
リース債務の返済による支出 △1,886 △5,664
その他 - △39,434
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,286 253,752
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △69,784 19,771
現金及び現金同等物の期首残高 299,534 229,749
現金及び現金同等物の期末残高 229,749 249,520
- 13 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
当社は、従業員の新しい福利厚生サービスとして自社の株式を給付し、当社の株価や業績との連動性をより
高め、経済的な効果を株主の皆様と共有することにより、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めるこ
とを目的として、「株式給付信託(J-ESOP)」(以下、「本制度」といいます。)を導入しております。
(1)取引の概要
本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、当社の従業員が株式の受給権を取得した場合に当社株
式を給付する仕組みです。
当社は、従業員に勤続や成果に応じてポイントを付与し、従業員の退職時等に累積したポイントに相当する
当社株式を給付します。退職者等に対し給付する株式については、あらかじめ信託設定した金銭により将来分
も含め取得し、信託財産として分別管理することになっております。
(2)「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 平
成27年3月26日)を適用しておりますが、従来採用していた方法により会計処理を行っております。
(3)信託が保有する自社の株式に関する事項
①信託における帳簿価額は前事業年度144,418千円、当事業年度144,274千円であります。信託が保有する自
社の株式は株主資本において自己株式として計上しておりません。
②期末株式数は、前事業年度は199,300株、当事業年度は199,100株であり、期中平均株式数は、前事業年度
199,410株株、当事業年度は199,263株であります。期末株式数及び期中平均株式数は、1株当たり情報の算出
上、控除する自己株式に含めておりません。
(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日)を当事業
年度から適用しております。
(持分法損益等)
前事業年度(自 平成27年10月1日 至 平成28年9月30日)
当社は、関係会社がないため、該当事項はありません。
当事業年度(自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日)
当社が有している関係会社は、利益基準及び剰余金基準から見て重要性の乏しい非連結子会社であるため、記
載を省略しております。
(セグメント情報等)
当社は、ASPサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
- 14 -
株式会社アルファクス・フード・システム(3814)
平成29年9月期 決算短信(非連結)
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
1株当たり純資産額 260円60銭 422円66銭
1株当たり当期純利益金額 58円33銭 35円47銭
(注)1.前事業年度及び当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しな
いため記載しておりません。
2.信託が保有する当社株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自
己株式に含めておりません。
3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 平成27年10月1日 (自 平成28年10月1日
至 平成28年9月30日) 至 平成29年9月30日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益金額(千円) 127,283 77,674
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益金額(千
127,283 77,674
円)
期中平均株式数(株) 2,182,217 2,189,897
希薄化効果を有しないため、潜在株式 - -
調整後1株当たり当期純利益の算定に
含めなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 15 -