3808 オウケイウェイヴ 2019-02-13 16:00:00
平成31年6月期第2四半期決算ハイライト〔日本基準〕(連結) [pdf]

株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト




                                                                   平成 31 年2⽉ 13 ⽇

 各 位

                                                         東京都渋⾕区恵⽐寿⼀丁⽬ 19 番 15 号

                                                         株 式 会 社オウ ケ イ ウェイ ヴ

                                                         代 表 取 締 役 社 ⻑     松⽥   元

                                                         (コード番号︓3808 名証セントレックス)

                                                         問い合わせ先 取締役経営管理本部⻑ 野 崎 正 徳

                                                         電話番号 03-5793-1195



        平成 31 年6⽉期(第 20 期)第2四半期連結業績ハイライト
            〜   すべての事業にて収益を拡⼤し、前年同期⽐から⼤幅な増収増益                     〜

                                単位︓百万円
                                         売上⾼
 連結                                      すべての事業で増収を達成しました。コンシューマー・サービ
                前期2Q    当期2Q    増減額
 損益計算書                                   ス事業においてはブロックチェーン導⼊・運⽤コンサルテーシ
 売上⾼            1,176   2,273   1,096    ョンならびにマーケティングサポートが⼤きく伸⻑したことに
  売上原価            586    805      218    加え、エンタープライズ・ソリューション事業においては法⼈
 売上総利益            590   1,468     878
                                         向け主⼒製品「OKBIZ.」の売上が堅調に拡⼤しています。イン
  販売費及び⼀般管理費      492    880      388
                                         バウンド・ソリューション事業も増収を達成しました。フィン
 営業利益              98    587      489
 経常利益              88    467      379
                                         テック事業も順調に売上を伸ばし、当期の売上⾼は前年同期⽐
 親会社株主
      四半期期純利益      70    382      312    193.2%の成⻑を遂げました。
 に帰属する


                                                        親会社株主に帰属する
                                単位︓百万円   営業利益・経常利益・四半期純利益
 連結                                      利益⾯においては、とりわけグループ会社における専⾨性の⾼
                前期末     当期2Q    増減額
 貸借対照表                                   い付加価値サービスの提供や開発案件による原価構造の改善を
 資産の部                                    はじめ、業務効率の改善、外注費や広告宣伝費等の適正な運⽤
  流動資産          2,490   6,993    4,503   を継続して進めることで、営業利益、経常利益、親会社株主に
  固定資産           731    1,797    1,065
                                         帰属する四半期純利益ともに前年同期を⼤きく上回る増益とな
   有形固定資産        116     155       39
                                         りました。
   無形固定資産        157     549      392
   投資その他の資産      458    1,092     633
 資産合計           3,221   8,791    5,569   資産・負債・純資産
 負債の部
                                         増減要因
  流動負債           540    3,731    3,191
                                         ・資産の増加
  固定負債            80    1,577    1,497
                                         主にプレミア証券株式会社を新たに連結対象としたことにより
  特別法上の準備⾦         -      13       13
 負債合計            620    5,322    4,702
                                         「証券業における短期差⼊保証⾦」等の資産が計上されたこと
 純資産の部                                   やパランティア社との提携により発⽣したライセンスや投資有
  株主資本          2,603   3,424     821    価証券の増加によるものです。
   資本⾦           996    1,248     252    ・負債の増加
   資本剰余⾦         974     648    △ 325    主にプレミア証券株式会社を新たに連結対象としたことにより
   利益剰余⾦         633    1,527     894    「証券業における受⼊保証⾦」等の負債が計上されたことや借
  為替換算調整勘定      △ 17    △ 13        3    ⼊、転換社債型新株予約権付社債等の増加によるものです。
  有価証券評価差額⾦      △0       32       32
                                         ・純資産の部について
  新株予約権            4      11        6
                                         株主総会決議により、資本剰余⾦の⼀部を利益剰余⾦へ⽋損補
  ⾮⽀配株主持分         11      14        2
                                         填のため振替えております。また、新株発⾏により資本⾦等が
 純資産合計          2,601   3,468     867
 負債純資産合計        3,221   8,791    5,569
                                         増加しております。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト

                                     主なサービス
 コンシューマー・サービス事業



                                        Question 数        約 832 万件
                                        Answer 数          約 2,850 万件
                                        ありがとう数            約 4,700 万件
                                                              (2018.12.31 時点)


 ・コンシューマー・サービス事業では、⽇本初、最⼤級の Q&A サイト「OKWAVE」、3,000 名以上の専⾨家が質問者に回答す
 る「OKWAVE Professional」などのサービスを運営しております。
 ・感謝されている⼈を可視化し、賛同企業等からの優待が受けられる新たな経済圏「感謝経済」プラットフォームを構築していま
 す。「感謝経済」プラットフォームには「OKWAVE」ならびに新サービス「OKWAVE GRATICA」が連動しています。
 ・海外グループ会社 OKfinc LTD.がブロックチェーン導⼊・運⽤コンサルテーションを提供し、当社はブロックチェーン運⽤のた
 めのマーケティングサポートサービスを提供しています。
 ▷「OKWAVE」サービス紹介動画︓ https://youtu.be/eafTN6hHEMY

 コンシューマー・サービス事業

 当期の活動と業績

   「OKWAVE」多⾔語化への取り組みを開始                      「OKWAVE GRATICA」の提供を開始




  訪⽇外国⼈旅⾏者数の増加を背景に、国内観光、⽇本⽂                当社が普及を進める「感謝経済」プラットフォームの新サ
  化、⽣活など多岐にわたる「OKWAVE」の 3,600 万件以上         ービス「OKWAVE GRATICA」の法⼈向け提供を開始しま
  の Q&A コンテンツを多⾔語にて提供することで、外国⼈旅            した。「OKWAVE GRATICA」は組織内で「OK-チップ」
  ⾏者らの訪⽇体験をより良いものへと⽀援することを企図               を添えて感謝の気持ちを伝え合い、感謝経済と連携しま
  した取り組みを開始しました。現在「OKWAVE」では 103           す。組織内表彰の新形態であるピアボーナスをさらに進め
  ⾔語でのサイト内表⽰が可能になっております。                   た仕組みとして、⼤⼿企業等に導⼊が加速しています。


                                 単位︓百万円
                                            ブロックチェーン導⼊・
 コンシューマー・
                  前期      当期     増減額        運⽤コンサルテーションとマーケティング
 サービス
                                            サポートのクライアント増加により、
 売上⾼               188     367    178
 セグメント利益          △ 54     109    164
                                            ⼤幅な増収増益を達成
 コンシューマー・サービス事業の当四半期においては、前期にマレーシアに設⽴した OKfinc LTD.によるブロックチ
 ェーン導⼊・運⽤コンサルテーションの提供、ならびに当社が Q&A サイト「OKWAVE」の運営で培ってきたノウハ
 ウに基づくマーケティングサポートのクライアント数が拡⼤し、売上⾼は前年同期⽐ 195.2%、セグメント利益も⼤
 きく伸⻑しました。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト

                                                       主な製品
 エンタープライズ・ソリューション事業

                                                       FAQ/お問い合わせ管理システム
                                                                 国内売上シェア        No.1
                                                       E サポートスペシャリストによる
                                                       安⼼・充実のサポート

 ・エンタープライズ・ソリューション事業では、企業へのお問い合わせの中から、よくある質問を管理・編集し、回答をインター
 ネット上に公開することで、お問い合わせを減少させる企業向けソリューション「OKBIZ.」を提供しております。
 ・⽶国最⼤の業界団体 HDI(ヘルプデスク協会)公認の E サポートスペシャリストによるコンサルティングを⾏っております。
 ・特許技術を有する「OKBIZ.」を、国内銀⾏トップ 5 をはじめ、500 サイト以上にご利⽤いただいております。
 ・「OKBIZ.」ブランドとして、サポートコミュニティー構築サービス「OKBIZ. for Community Support」、Web チャットシ
 ステム「OKBIZ. for Chat & Bot」、AI エージェントサービス「OKBIZ. for AI Agent」などが加わっています。
 ▷「OKBIZ.」製品紹介動画︓ https://www.okwave.co.jp/business/


 エンタープライズ・ソリューション事業

 当期の活動と業績

         マーケティング施策を積極展開                             他社システムとの連携強化で代理店販売を加速

                                                                        ■「BIZ.API」活⽤の
                                                                            パートナー企業例
                                                                  ※2018/10/29 発表のプレスリリースより

                                                                            富⼠通株式会社、
                                                                   オー・エイ・エス株式会社など


  FAQ システム「OKBIZ.」を中⼼に、「OKBIZ. for                  FAQ システム「OKBIZ.」のパートナー販売を加速させる
  Community Support」やチャットツール「OKBIZ. for             ため、販売パートナー企業が⼿がける他社システムと
  Chat & Bot」、AI サービス「OKBIZ. for AI Agent」な         「OKBIZ.」との連携機能の強化を図りました。
  ど、イベント出展をはじめエンタープライズ向けのサポー                        「OKBIZ.」最新バージョン搭載の「BIZ.API」を活⽤する
  トソリューションをトータルで提案する積極的なマーケテ                        パートナー企業が拡⼤を続けており、2019 年末には 100
  ィング施策を展開し、新規顧客開拓を図りました。                           件の機能連携実績を⽬指しています。



                                        単位︓百万円

 エンタープライズ・                                           エンタープライズ・ソリューション事業のビジネス
                      前期        当期      増減額              導⼊サイト数の積み重ねにより
 ソリューション
 売上⾼                    680      875      195            増収増益を達成
 セグメント利益                376      410          34


 エンタープライズ・ソリューション事業のビジネスモデルは、FAQ システム「OKBIZ.」などの製品導⼊の際の初期
 構築費と⽉額利⽤料にて構成しています。これは「サブスクリプション(定期購読型ビジネス)」と呼ばれ、企業経
 営にとって安定性をもたらすビジネスモデルとして注⽬されています。当社は、解約を防⽌し⽉額収⼊を維持するた
 めの仕組みである独⾃のノウハウに基づいた「リテンションビジネス」体制を構築しています。
 当四半期においては、新規受注が堅調に推移し、とくに今期の成⻑戦略であるパートナービジネスの拡⼤による間接
 販売の拡⼤により、売上⾼は前年同期⽐ 128.7%、セグメント利益も 109.1%の事業成⻑を遂げています。



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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト
                                            サービス提供企業
 インバウンド・ソリューション事業



                                             13   ⾔語   24   時間   365   ⽇   対応の
                                                  多⾔語コンタクトセンター

 ・インバウンド・ソリューション事業は、連結⼦会社の株式会社ブリックスにて運営している 24 時間 365 ⽇体制の多⾔語コンタ
 クトセンターです。
 ・⺠間企業、医療機関、官公庁などからの受託による電話通訳をはじめとする多⾔語対応とバイリンガルスタッフによる様々な請
 負業務を⾏っております。

 インバウンド・ソリューション事業

 当期の活動と業績

     AI 通訳「ワンタイム通訳アプリ」の開発                     東京⼊国管理局及び同横浜⽀局から受託




  ⼦会社ブリックスは⽇本マイクロソフト株式会社のサポー                東京⼊国管理局及び同横浜⽀局から平成 30 年度⼊国・在
  トによる AI 技術と⾳声合成技術を活⽤したスマートフォン             留⼿続の窓⼝業務を受託しました。在留資格認定証明書交
  ⽤通訳アプリ「ワンタイム通訳アプリ」の開発に着⼿。⾃                付申請の受付に関する事務をはじめ、⽇本に⼊国して中⻑
  治体、病院、商業施設、飲⾷店、観光案内所、宿泊施設、                期に在留を希望する外国⼈や、既に在留中で引き続き在留
  鉄道、交通など幅広い領域での外国⼈サポートを 60 ⾔語              する外国⼈の法的地位の付与に関する許認可のための受付
  にて実現する考えです。                               に関する業務を⾏います。



                               単位︓百万円

  インバウンド・
                  前期     当期    増減額                訪⽇客の増加を背景に
  ソリューション
  売上⾼              308   371     63               増収増益を達成
  セグメント利益           80    92     11

 当期におきましては、訪⽇外国⼈客の増加や東京五輪開催決定を追い⾵に、⾏政機関や地⽅⾃治体、医療分野、鉄道
 などの案件が増加しております。これにより多⾔語コンタクトセンターの基幹サービスである電話通訳や、通訳業務
 委託の新規受注に⾄るなど、堅調に本業の成⻑が図られたことにより、売上⾼は前年同期⽐ 120.6%、セグメント利
 益は 114.3%の増収増益を達成しました。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト
                                          サービス提供企業
 フィンテック事業



                                                ブロックチェーンの開発受託

                                               資産運⽤サポート

 ・マレーシアの当社グループ会社 OKfinc LTD.と OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD.にて、ブロックチェーン技術を⽤いた
 受託開発を請け負います。企業や団体のブロックチェーン導⼊に関する経営戦略⽴案から設計、システム構築までをワンストップ
 で実施します。
 ・当期より当社グループに加わったプレミア証券株式会社による、「⽇経 225」「くりっく 365」「商品先物取引」3 種類の異な
 るデリバティブ取引を、コンシェルジュと共に取引できる、顧客の資産運⽤サポートを提供しています。


 フィンテック事業

 当期の活動と業績
  マレーシアの仮想通貨交換所「Bit-M」と提携                         ブロックチェーン受託開発案件が増加




  OKfinc はマレーシアの仮想通貨取引所「Bit-M」(運営︓            OKfinc ならびに OK BLOCK CHAIN CENTRE(OBC)によ
  CHAIN NET 社)との包括的提携により、「Bit-M」への            るブロックチェーン受託開発案件が増加しています。
  KYC/AML(マネーロンダリング対策)やハッキング等の情               OKfinc が独⾃トークン開発の戦略設計を、OBC がシステ
  報セキュリティ・リスクに対するコンサルテーションと技                  ム開発を担います。また、トークン開発においては業務提
  術的⽀援、情報セキュリティ・ソリューションを提供して                  携するシンガポールの Wowoo Pte. Ltd.のトークンプラッ
  いくものとなります。                                  トフォームを積極活⽤する考えです。


                               単位︓百万円



 フィンテック          前期     当期     増減額                 ⼤型開発受託案件により

 売上⾼               ー     658    658                売上、利益が拡⼤
 セグメント利益           ー     526    526

 前期第 4 四半期から新規事業として開始したフィンテック事業では、企業・団体からの受託により、当社グループ会
 社 OKfinc LTD.がブロックチェーンの戦略的設計を⾏い、同じく OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.がシステ
 ムの開発を⾏っております。
 また、当社グループに新たに加わったプレミア証券株式会社による、顧客の資産運⽤サポートが本事業に含まれま
 す。
 当期においては、ブロックチェーン・ベースのシステム開発案件を継続的に受託し、売上、利益を拡⼤することがで
 きました。⼤規模な受託開発が可能なブロックチェーン開発会社や技術者は世界的にも多くはなく、利益率の⾼い収
 益を計上することができています。


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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト




 第 20 期通期予想
                                                                                    単位︓百万円


 第2 0 期予想                                       通期予想             第19期実績               前期⽐


 売上⾼                                                 5,500              3,786          145.2%

 営業利益                                                1,500              1,216          123.3%

 経常利益                                                1,500              1,194          125.6%

 親会社株主に帰属する当期純利益                                     1,400              1,071          130.6%



 * 第 20 期戦略
 当社は「互い助け合いの場の創造を通して、物⼼両⾯の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」ことを企業理念に掲げてい
 ます。この理念に沿って、後述のコアとなる「ABC テクノロジー」(AI、Blockchain、Cyber Security の頭⽂字を取った
 呼称)を活⽤し、互い助け合いを実現するプラットフォーム型サービスの開発・提供を進めていきます。
 第 20 期は、創業者である兼元謙任が代表取締役会⻑に、前期より取締役を務める松⽥元が代表取締役社⻑に就任し、代表
 者2名体制にて当社グループの経営と事業を推進してまいります。
 前期第 4 四半期から事業セグメントを 4 つに分けましたが、今期より現在の組織実体に合わせて、セグメント名称と該当
 製品サービスの組分けを⾏いました。
 第 20 期は、第 19 期に成⻑を遂げたブロックチェーン導⼊・運⽤コンサルテーションや、ブロックチェーン技術開発を主
 軸とするフィンテック事業を業態拡⼤の成⻑ドライバーとして注⼒してまいります。
 また、コンシューマー・サービス事業での「感謝経済」プラットフォームの構築においては、当社の理念を体現するサービ
 スとして事業間の枠組みを超えて当社グループ全社の知⾒を結集し、より多く感謝されている⼈々の可視化と彼らが優待さ
 れるような経済圏の創出とそのための機能開発、ならびに「感謝経済」プラットフォームに参画いただく企業への各種ソリ
 ューションの提供を⾏います。既存のサービスと新規サービスを組み合わせて、国内外にて事業を推進してまいります。


 * 第 20 期の事業セグメント名称と該当する製品サービス
       事業セグメ ン ト 名称                                   該当製品サービ ス

                        「OKWAVE」、「OKWAVE Professional」、「感謝経済」プラットフォーム、
 コンシューマー・サービス事業
                        「OKWAVE GRATICA」、ブロックチェーン導⼊・運⽤コンサルティング など


                        「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support」(「OKBIZ.」)、「OKBIZ. for Community
 エンタープライズ・ソリューション事業
                        Support」、「OKBIZ. for Chat & Bot」、「OKBIZ. for AI Agent」 など

 インバウンド・ソリューション事業       多⾔語コンタクトセンター(電話通訳)、通訳派遣、翻訳 など

 フィンテック事業               ブロックチェーン技術を⽤いたシステム開発、資産運⽤サポート




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)平成 31 年6⽉期第2四半期決算ハイライト


 * 重視するテクノロジー
                          AI   ⼈⼯知能技術 コードネーム「KONAN」
                          AI(⼈⼯知能)とは、コンピュータを使って、学習、推論、判断など、⼈間の知
                          能のはたらきを⼈⼯的に実現する技術です。当社は 2014 年より、AI
                          「KONAN」の研究開発に⼒を注いでいます。企業向けの「OKBIZ. for AI
                          Agent」はチャット技術とインターフェースを組み合わせた対話型 AI サービスと
                          して導⼊が進んでいます。当期も引き続き、コアとなる「KONAN」の強化と AI
                          関連サービスの開発・提供を進めていきます。


                          Blockchain   ブロックチェーン技術 コードネーム「YEBISU」
                          ブロックチェーンとは、従来の中央集権型のデータ管理とは違い、複数の箇所に
                          データを置く分散型のネットワークで、安価で堅牢かつ保守性の⾼さを実現した
                          技術です。マレーシア・ジョホールにブロックチェーン開発を専業とする OK
                          BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.を設⽴し、ブロックチェーン技術を応⽤し
                          た様々な受託開発にあたるほか、当社が推進する「感謝経済」プラットフォーム
                          のブロックチェーン化を進めます。また、認証(マイニング)にかかる時間とコ
                          ストの問題を解決するオリジナルブロックチェーンプラットフォーム『Thorʼs
                          Hammer(トゥールハンマー)』の開発を開始しました。


                          Cyber Security   情報セキュリティ技術   コードネーム「DANANG」
                          インターネットの発展と同時に⽋かせないのが情報セキュリティ対策です。
                          当社は情報セキュリティに関する国際規格 ISO27001 を早期から取得・維持し、
                          当社運営サービスや提供システムのセキュリティ対策や有事の際の対応を⾏う社
                          内組織 CSIRT の設⽴などを⾏ってきました。
                          当社はまた、⽶国のパランティア社(Palantir Technologies Inc.)と 2018 年
                          11 ⽉に業務提携を締結。同社の製品を通じて⾼度な情報セキュリティ技術を取
                          得し、⾃社製品サービスのセキュリティをさらに⾼めることと、パランティア社
                          と共同で⽇本およびアジア圏の仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨関連市場
                          への同社製品の販売も⼿がけます。


 *第 20 期第2四半期の重要トピック
 ・⽶国・パランティア社(Palantir Technologies Inc.)との業務提携契約の締結、同社株式の⼀部取得
 ビッグデータ分析による不正取引検知分野で急成⻑を遂げている⽶国・パランティア社(Palantir Technologies Inc.)
 と、⽇本およびアジア圏の仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨業界向けに、同社セキュリティソリューションの提供に
 関する戦略的業務提携契約を締結しました。また、本提携を強固に推進するため同社の株式を⼀部取得しました。
 ・イスラエルに次世代技術の研究機関『OK ISRAEL LAB』を設⽴
 当社のグローバル展開と次世代技術に基づく新規事業創出を⽬指し、イスラエルのテルアビブに、現地テクノロジー企業へ
 の投資と共同研究などを⽬的とした研究機関『OK ISRAEL LAB』を設⽴しました。「ABC テクノロジー」を⽤いた現地企
 業との共同研究の推進や、量⼦暗号/量⼦コンピューター、ドローン、新素材、新エネルギーといった次世代技術に取り組
 む現地企業のリサーチ等を通じて、独⾃技術の擁⽴を⽬指していく考えです。


 *第 20 期第3四半期以降のトピック(平成 31 年1⽉以降のプレスリリースより紹介)
 ・OK BLOCKCHAIN CENTRE、マレーシア⼯科⼤学とのブロックチェーン共同研究を推進
 ・OKGAIA 主催、オウケイウェイヴ認定専⾨家による『家族の為に今後知っておくべき相続セミナー』無料開催
 ・オウケイウェイヴとミンカブ、ブロックチェーン分野で業務提携
 ・OK BLOCKCHAIN CENTRE、マレーシアにて仮想通貨交換業者の登録申請を実施
 ・株式会社 LastRoots と業務提携及び、資本提携へ向け協議を開始
 ・みずほ銀⾏の対話型⾃動応答サービス「みずほチャットサポート」に当社 AI チャットボットの提供を開始
 ・若者応援スペシャル企画『たいせつな将来のこと。あえて、知らない⼈に聞いてみよう。』開催

  本資料に掲載しております数値、画⾯キャプチャ、画像等は特別な断りがない限りすべて 2018 年 12 ⽉時点のものです。
  本資料に含まれる将来の⾒通しに関する部分は、現時点で⼊⼿可能な情報に基づき判断したものであり、多分に不確定な要素を含んでおりま
  す。実際の業績等は、さまざまな要因の変化等により、これらの⾒通しと異なる場合がありますことをご了承ください。
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