3808 オウケイウェイヴ 2019-11-13 17:00:00
2020年6月期第1四半期決算補足資料 [pdf]
2020年6⽉期
第1四半期決算補⾜資料
株式会社オウケイウェイヴ
2019年11⽉13⽇
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ディスクレーマー
本資料は当社の事業及び当社の事業計画における⽅向性を⽰す⽬的で作られたものであり、当社発⾏有価証券への投
資を勧誘することを⽬的としたものではありません。
また、本資料に記載された業績、将来に対する⾒通しについては、現時点で当社が⼊⼿している情報及び合理的であ
ると判断する⼀定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により⼤きく異なる可能性があります。
合わせて、本計画の実現を当社として約束する趣旨のものではなく、今後、予告なく変更される可能性がありますの
であらかじめご了承ください。
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今回の決算のポイント
法⼈向けサービス(旧エンタープライズ・ソリューション事業)につ
① いては引き続き順調。連結で減収減益ではあるものの、1Qは⼀時的要
因によるもの。各事業想定外の⼤きな減益要因は無い。
1Qは、2Q以降のための準備期間。2Q以降の収益拡⼤に向けた取り組
② みは順調に推移しており、2Q以降で収益を刈り取るフェーズに⼊る。
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1.連結決算概要
1Qにおいては、前期に業績への影響が⼤きかった⼤⼝の案件完了が近づいたことや、ブロックチェーンに
関連する開発案件が2Qにずれこんだこと、成⻑戦略のための⼈員増を中⼼とした固定費増加などの影響か
ら1Qは⼀時的に減収減益となる。しかし、2Q以降ずれこんだ案件の対応などが⾒込めることから業績の波
は変わる⾒込み。
また3年後の成⻑を実現するため、引き続き体制強化に備えており、そのため全社費⽤としても、連結対象
が増えていること等から各⼦会社との連携を図るための⼈員、システム運⽤、開発部⾨の⼈員を強化するな
どして全体的に固定費は増加。
(単位︓百万円)
増減
2019年6⽉期 2020年6⽉期
第1四半期 第1四半期
⾦額 率
売上⾼ 1,039 821 △218 △21.0%
営業利益 224 △409 △633 ー
経常利益 226 △420 △647 ー
親会社株主に帰属する
178 △409 △587 ー
四半期純利益
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2.セグメント変更について
今期より、変化する事業実態に合わせ、1Q決算よりセグメント変更を実施。
法⼈・個⼈に関わらずQ&AやFAQといった「悩み解決ソリューション」を⼀つに束ねることや、FAQに関連
するサービスを法⼈に展開するだけでなくそのユーザー数を拡⼤していくというミッションへシフトしてい
ることからそれらを⼀つの「ソリューション事業」とした。また、マーケティングのサポート等を⾏ってい
た部分についてはこれまでコンシューマー・サービス事業として計上していたが、基本的にフィンテック事
業での顧客がその対象であったことから、フィンテック事業の中に組み込むこととした。
旧セグメント(2019年6⽉期区分)
コンシューマー・
サービス事業 エンタープライズ・ インバウンド・
フィンテック事業
OKWAVE.JP
ソリューション事業 ソリューション事業
GRATICA マーケティング
(Q&Aサイト)
関連 サポート関連
関連
インバウンド・
ソリューション事業 フィンテック事業
ソリューション事業
新セグメント(2020年6⽉期区分)
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3.事業別概況
ソリューション事業 売上⾼︓511百万円(前期⽐10.7%増)
セグメント利益︓145百万円(前期⽐45.3%減)
旧コンシューマー・サービス事業のサービス、ソリューションであるOKWAVE.JP(Q&Aサイト)及び
GRATICAについては、今後の事業成⻑のための機能であり、今後収益化のポイントともなる機能だが、現
段階では固定費増加要因。
旧エンタープライズ・ソリューション事業における法⼈向けFAQに関連するサービスについては順調。
引き続き⾼いリテンション(継続率)の実現と、安定的な拡⼤により、10%以上の成⻑率を継続している。
⼀⽅で全体的に体制強化、及び下記戦略実現のために⼈員を強化するなどして固定費は増加。
当1Qについては増収であるものの、利益については減少。
今後の事業成⻑のKeyとなるGRATICAについては、
2019年10⽉末時点で100社を超える企業へ導⼊を実現。
順調にユーザー数を増やしている状況。
今期中にフィンテック事業とも連動したエコシステムに
よるマネタイズに向けた取り組みを企画中。
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3.事業別概況
インバウンド・ソリューション事業 売上⾼︓204百万円(前期⽐13.6%増)
セグメント利益︓22百万円(前期⽐︓53.6%減)
同事業に該当する⼦会社ブリックス社の1Qは4⽉〜6⽉であります。
2020年の国際的なスポーツイベントに向け、⾃治体(観光・消防)を中⼼に多⾔語対応の整備の必要性が
⾼まっており、外部環境は引き続き堅調。1Qにおいては、今後の各種需要増に対応すべく、体制強化等を
実施したことから費⽤が増加。⼀時的に減益となる。
今後、出⼊国管理法の改正を受け、新たに出⼊国在留管理庁の開設や、
度重なる災害により危機管理分野での⾔語対応ニーズも⾼まりつつ
あり、インバウンド以外の分野においても需要が⾼まっている。
これに対応するために従来の通訳から専⾨性を⾼め、⾼品質な
通訳サービスの提供により他社との差別化を図る。
<TOPICS>
AI通訳と通訳センターのハイブリッド型多⾔語通訳アプリ「ネイティブheart™」
を豊橋技術科学⼤学との産学連携により開発、提供開始し、
国際的なスポーツイベントに向けた準備を進めております。
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3.事業別概況
フィンテック事業 売上⾼︓104百万円(73.6%減)
セグメント利益︓△239百万円(219.4%減)
今期より旧コンシューマー・サービス事業の⼀部であるマーケティングサポートを新たに含むが、同事業お
よび関連する⼤⼝開発案件の対応がほぼ終了している。しかしながら1Qにおいて、サービス開発や開発セ
ンターとしての機能強化に取り組んだ結果、2Q以降の案件獲得を⾒込む。
(単位︓百万円)
それ以外のフィンテック⼦会社については、引き続き
今後のための体制強化に注⼒している状況。 200 パランティア社
3年後のビジョンを⾒据えた複数の新サービスなど ライセンス等
取り組みに⼒を⼊れている。
LastRoots社については、仮想通貨交換
業の登録まではコスト要因
前1Qで含んでいなかった他各⼦会社体
制強化等による固定費等 -239
第1四半期 第1四半期
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4.TOPICS
ビート・ホールディングス・リミテッド社との受託契約について
10⽉7⽇(⽉)付で発表している同社との契約について、受託内容については現在協議中であり、現時点で
は未公開であるものの、順調に進捗している状況。
同社との業務提携契約は、当社の通期業績にプラスの影響を与える可能性が⾼いため、受託内容が正式に契
約締結された際には、別途適時開⽰にてお知らせいたします。
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5.まとめ、今後の⽅向性 〜代表のコメント〜
当1Qだけ⾒れば減収減益という結果になりましたが⼀時的であり、事業の波としては⼤きな懸念はござい
ません。引き続きフィンテックを中⼼とした当社成⻑戦略のための投資、育成に⼒を⼊れており、2Q以降
は結果も出してまいります。
これまでフィンテック事業は、マレーシア⼦会社によるブロックチェーン開発が牽引していましたが、それ
以外の各⼦会社においても、成果の兆しが⾒えはじめており、2Q以降についてはさまざまなプロジェクト
を形にしていけると考えております。具体的には現段階では公表できない部分はまだ多くございますが、当
社の理念に基づいたWebサービスとトークンエコノミーを構築していくことによって、感謝経済圏構想の実
現することがミッションとなります。
また、業績予想についてはまだ変動要因が⼤きいプロジェクトも多く開⽰に⾄っておりません。どこまでの
レベルに引き上げられるかはチャレンジですが、特にフィンテック分野を⾒守っていただければと思います。
中期ビジョンでも⽰した通り、3年後の⼤きな成果に向けて様々なステップはあるものの、⼤きな⼿ごたえ
はあるため、今後も当社のBig Pictureを実現するために、引き続きご⽀援をよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 松田 元
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