3808 オウケイウェイヴ 2019-08-14 16:00:00
オウケイウェイヴ中期ビジョン [pdf]

             オウケイウェイヴ中期ビジョン

             Future of OKWAVE




                                      2019年8月16日

                                株式会社オウケイウェイヴ

© 2019 OKWAVE, Inc.                                1
                      本資料は当社の事業及び当社の事業計画における方向性を示す目的で作られたものであり、
                      当社発行有価証券への投資を勧誘することを目的としたものではありません。
       ディスクレーマー       また、本資料に記載された業績、将来に対する見通しについては、現時点で当社が入手し
                      ている情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々
                      な要因により大きく異なる可能性があります。

                      合わせて、本計画の実現を当社として約束する趣旨のものではなく、今後、予告なく変更
                      される可能性がありますのであらかじめご了承ください。




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                      当社は感謝の気持ちを大切にし、助け合う精神のもと、
                      経済発展に貢献する企業です




                                互い助け合いの
     オウケイウェイヴの                  場の創造を通して、
       MISSION
                                物心両面の幸福
                                を実現し、
                                世界の発展に
                                寄与する



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                        当社は日本初のQ&Aサイト発案から、法人向けFAQサービスなど
                        人々の困りごとを解決するソリューションを提供してきました。


                                                感謝経済とフィンテックで、新しいシナジーを創出する未来へ
                                                                  2018年

                                                                      GRATICAサービス開始
     オウケイウェイヴの                                         2017年~
                      Q&A、FAQサービスをブラッシュアップ・
        これまで          進化させ、他にはないコミュニティ                  ブロックチェーンや金融関係の
                      ソリューションを創出                            企業を子会社化
                                               2017年

                                                感謝経済具現化のため、松田が経営に参画
                                       2010年

                                       ヘルプデスクシステム
                                       (OKBIZ.シリーズ)に関する特許取得
                               2006年

                                       株式上場
                      2000年~

                         日本初のQ&Aサイト             法人向けFAQ管理作成システム
                        OKWAVE.JPをリリース           OKBIZ.等のリリース開始


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                      現在のオウケイウェイヴは、主に4つの事業で構成されています。




                        コンシューマー・サービス事業    エンタープライズ・ソリューション事業
                      当社の代表的なサービスである      OKBIZ.を中心に、事業の収益
                      日本最大級のQ&Aサイト        源となっている事業。
     オウケイウェイヴの        「OKWAVE.JP」の運営や、
                      WEBグリーティングカードサー
                                          現在国内の大手企業約600社を
                                          クライアントに持ち、サブスク
         事業           ビスのGRATICAなどを運営、
                      展開。北米での類似サービス
                                          リプションによる安定的な収益
                                          を計上できる。
                      DAVIAも展開。




                       インバウンド・ソリューション事業         フィンテック事業
                      24時間365日体制の多言語コン    今後の当社成長戦略の柱。
                      タクトセンターである子会社ブ      ブロックチェーンに関す
                      リックス社が中心の事業。        る開発や、暗号資産取引
                      AI通訳/翻訳の開発などにも取     事業、証券会社など、金
                      り組み、今後さらに高まる需要      融に関する企業が中心。
                      に対応していく。            現在機能拡充+グループ
                                          体制構築中。




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                      新たにフィンテック事業を開始していますが、フィンテック事業で実現したい
                      のは、暗号資産取引業者としての収益だけにとどまらず、これまで培ってきた
                      コミュニティに暗号通貨が掛け合わさる世界を創出することです。




     オウケイウェイヴの
        これから




                      助け合いの気持ちをフィンテックでつなぐことで、
                           いままでにない世界を創造する


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                          年間7,000万人のユーザーからなるコミュニティの設立
                          同コミュニティから成る様々な分野の豊富なナレッジ
                      実   約600社に及ぶ国内の優良な法人顧客基盤と、安定的な収益
                          フィンテックに関する多様な機能を保有する企業のM&A
                      績
                          フィンテック事業に欠かせないブロックチェーンに関する専門の開
                          発センター設立
   これまでの実績と課題


                          フィンテック関連の多様な機能は有したが、グループ全体でシナ
                          ジーを創出できるような基盤整備が必要
                      課   先進分野に対するさらなる投資、資金調達
                          完全競合する企業はないが、増加するフィンテック各社に埋もれ
                      題   ないためのスピード感
                          今後の少子高齢化、人口減に対応するような問題解決ソリュー
                          ションへの進化



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                      中期ビジョン
                      Future of OKWAVE




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                       当社はこれまで積み重ねてきた顧客資産や多くのユーザーとのコミュニティに、
                       フィンテックを掛け合わせることで新しい経済圏の創出を目指しております。


                                       困りごと           社会問題        社会問題
       中期ビジョン              トラブル
                                      社会問題           トラブル       困りごと
    Future of OKWAVE         $
                                                 $
                                  $
                                             OKWAVE 感謝
       感謝経済圏の創出        $
                                       助ける
                                                                       $

                             $             プラットフォーム(対価)
                                                                  $        $
                                             $
                                  $                         $


                            企業                                    専門家
                                         企業             企業
                             個人ユーザー                             個人ユーザー
                                             専門家     個人ユーザー


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                       感謝経済圏の実現に向けて、様々な可能性にチャレンジしてまいりますが、基
                       本的な考え方としては「通貨の価値」と「プラットフォームでの人数」が「経
                       済圏の規模≒当社の本質的な価値」になると考えております。


       中期ビジョン
    Future of OKWAVE

       感謝経済圏の価値                   感謝経済圏規模


                             フィンテック        Q&A・FAQ
                               暗号資産の         ユーザー数≒
                             資産価値・取引量      トークンホルダー数




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                       感謝経済圏創出のため、これから3年を目安に、下記の取り組みを中心に、さ
                       らに各事業(機能)のシナジーを模索してまいります


                            感謝コミュニティの拡大と収益力の向上
                       1    現コンシューマー・サービス事業とエンタープライズ・ソリューション事業
                            のシナジーを生み出し、より多くのユーザーを獲得
       中期ビジョン
    Future of OKWAVE
                            パランティア社のサービス展開
                       2    同社の世界的にも評価の高いデータ解析の仕組みを日本企業やアジア圏の企
                            業に販売




                            フィンテック事業の確立
                       3    これまでに買収してきた子会社の各機能を統率し、グループ全体でのフィン
                            テック事業として収益化を目指す



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                       これまではそれぞれ独立していたコンシューマー・サービスのQ&Aを中心とし
                       たサービスとエンタープライズ・ソリューションの2事業を1つに統合し、収
                       益とコミュニティ基盤の拡大の実現を目指す。
                                                  中心となる取り組み
       中期ビジョン           コンシューマー・                 OKBIZ.シリーズのブラッシュ
    Future of OKWAVE     サービス事業                    アップ及び顧客層の拡大
                                       (仮称)
                                     ソリューション事業
 1.感謝コミュニティの           エンタープライズ・                 GRATICA導入企業の拡大と
                       ソリューション事業
  拡大と収益力の向上                                        コミュニティの拡大




                       これまでOKBIZ.シリーズのメイン顧客層は国内の大手企業であったが、より
                       柔軟なサービスに見直すことで、国内、海外や企業規模を問わず多くの企業に
                       導入いただけるサービスへと見直し

                       合わせて法人とのコネクションが多いGRATICAを事業の中に取り込むことで、
                       法人向けに案内を加速

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                       昨年契約したパランティア社のサービスを国内企業やアジア企業に向けて展開。
                       グループの暗号資産取引所向けのセキュリティサービスにおける日本および主
                       要なアジア各国の独占販売権を有している。
                                                パランティア社     サービスの特徴

       中期ビジョン          同社のビッグデータ分析製品は、テロ対策、災害
                       支援、サイバーセキュリティ、金融犯罪摘発、
                                                シングルクライアントビュー

    Future of OKWAVE   データ駆動型処理、生体研究、顧客審査などの幅   連結ベースでの顧客把握および、および異なる法域にま
                                                たがる取引主体間の関係性を、完全に可視化します。
                       広い用途に用いられている。


   2.パランティア社の          日本、主要なアジア各国の暗号資産取引所にパラ
                                                AMLの動的トランザクション監視
                                                順応性のある敵対者に対処するためにリスクシナリオを

     サービス展開            ンティア社製品を提供できる独占権も有している
                       ため、対象エリアでの営業展開を開始、強化し、
                                                動的に進化させつつも、誤検知アラートを一桁減らすこ
                                                とができます。

                       単独での収益化を目指してまいります。
                                                包括的な調査エコシステム
                                                特定のケースに関連するすべてのデータソースをすばや
                                                く統合し、それらをオントロジー/データモデルに統合し
                                                て、経験豊富な専門家の作業効率を加速します。


                                                柔軟な規制報告
                                                数ヶ月ではなく数時間で、新しい規制要件に対応します。
                                                EU-GDPRのような新しい規制の枠組みに適応するため
                                                に、事業分野を越えてシームレスにコラボレーションし
                                                ます。



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                       M&Aで子会社化した各企業とのシナジーを創出させるべく、オウケイウェイヴ
                       本社にフィンテック室を創設。
                       フィンテック事業全体のデザイン・コントロールを図っていく。
                       また、短期的にはフィンテック事業単体で収益化を目指す。

       中期ビジョン          フィンテック室を中心とした
                          グループ体制図
                                                                      フィンテック事業
                                                                    安定収益化のための施策
    Future of OKWAVE    フィンテック室
                                         CEO松田を中心とした
                                         グループ全体を俯瞰する機能            マイニングに関するサポート開始
                                                                  ハッシュを販売代理する形で営業展開を実施
                                         暗号資産取引所
 3.フィンテック事業の               LastRoots
                                         仮想通貨交換業登録を金融庁申請中


      確立                 OKプレミア証券        金融商品取引業者
                                                                  LastRoots社の取引所本格稼働
                                                                  本格的に稼働させるべく体制強化及びキャンペーン等
                                         子会社OK BLOCKCHAINでの       を実施
                            OKfinc
                                         BLOCKCHAIN関連サービスの企画・開発

                           OKGAIA        不動産STOなど
                                                                  STOに関する研究
                       暗号資産活用のためのさらなる可能性                          関連企業とも連携し、国内外でのSTOに関する研究、
                                                                  実現可能性を模索

                               Diginex   STO
                                                                  ※STO(セキュリティトークンオファリング)
                                                                    とは、主に株式などの証券(セキュリティ)を
                             CoinZoom    交換業・デビットカード                ブロックチェーン上でトークンとして発行す
                                                                    ること

© 2019 OKWAVE, Inc.                                                                           14
                       今期からは、下記の事業区分とセグメントで取り組んでいく予定です。

                                     現コンシューマー・サービス事業のQ&Aを中心としたサービ
                                     スとエンタープライズ・ソリューション事業、新たに注力分野
                          (仮称)       としたパランティア社関連も同事業に含む
                        ソリューション事業
       中期ビジョン                        OKBIZ.シリーズの拡販と当社のコミュニティユーザー増加、
                                     パランティア社サービス拡販が主なミッション
    Future of OKWAVE
                                     本社にもフィンテック室を創設し、金融各社全体でのシナジー
                         フィンテック事業
    2019年7月以降の                       創出と、当社コミュニティとのシナジーを生み出すことが主な
                                     ミッション
   事業区分とセグメント
                                     事業区分に変更なし
                         インバウンド事業    引き続き需要増が続いており、収益拡大がミッション




                       3つの事業を基軸に、成長性の高いフィンテック事業をいかに育てていくのか
                       が当社事業の全容となる


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                       日本国内における暗号資産の市場規模に関しては、正式に統計が取られたものは
                       存在しませんが、2019年8月時点での時価総額が大きい主要5コインの時価総額
                       合計額は、約47兆円(Bitcoin、Ethereum、XRP、Bitcoin Cash、Litecoinの合
                       計、出所:CoinMarketCap)。
                       すでに大きなマーケットですが、一方で暗号資産は世界的にまだ法整備が十分に
       中期ビジョン          整備されておらず、株式市場ほどの投資家が参加できていないことから、伸びし
    Future of OKWAVE   ろもあるマーケットであると考えております。

                       まだ金融庁による登録が完了していませんが、LastRoots社の取引所が本格稼働
     暗号資産ビジネスに         し、マーケットが伸びれば、取引手数料が見込めます。
                       暗号資産がさらに流通すれば、さらにセキュリティに対するニーズも高まり、パ
      おける市場規模と         ランティア社サイバーセキュリティサービスの販売可能性が高まります。
        当社の考え          取引所が活性化していけば、当社のノウハウや技術力がコンサルティングや技術
                       支援としても提供できる可能性が広がるなど、事業機会は増えていくものと考え
                       ております。

                       当社はそういった取り組みから、まずは国内の暗号資産市場に対し、1パーセン
                       トのシェアを取りに行くことを目標としております。



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                       各事業における数値計画について、特にフィンテック事業については市況等に影
                       響を受けやすく、見通しが立てづらいことから予想開示しておりません。
                       また、来期以降は、これからのフィンテック事業に投資比重をさらに増やすため、
                       短期的には連結利益の圧迫要因になる可能性を含んでおります。
                       しかしながら、当社が目指す成長のイメージとして、フィンテック事業、フィン
       中期ビジョン          テック以外の事業では下記のような成長イメージを持って取り組んでおります。

    Future of OKWAVE
                                                                                 2022年6月期(目標)
                                    フィンテック事業での成長可能性                           フィンテック事業以外でも成長し
       数値計画イメージ                                                               ながら、フィンテック事業ではそ
                                                                              れを上回る成長を目指します
                                    フィンテック事業以外での成長可能性

                                         2020年6月期については、フィ
                        2019年6月期         ンテック事業を除く他事業で2                         既存の事業を中心とした
                                         桁の成長を目指します
                       売上高   48.9   億円                                          2022年6月期(目標)
                                                                                売上高   100   億円以上

                         2019年6月期           2020年6月期    2021年6月期   2022年6月期
                       注1)上記グラフのフィンテック事業による成長可能性については、現在進行中である子会社LastRoots社の仮想通貨交換
                          業登録の申請が通ること等、当社だけでは見通せない要因がクリアになった場合のイメージであります。
                       注2)2019年のグラフ48.9億円は現フィンテック事業を含む連結売上高です。2020年6月期以降のオレンジはフィンテッ
                          ク事業の新しい収益になります。


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                       OKWAVE CENTREの設立

                       リリースでご案内の通り、今期虎ノ門へ移転を
                       予定しております。
       中期ビジョン          感謝経済の実現に向けて、新たに加わった子会
                       社と同拠点とすることで円滑なコミュニケー
    Future of OKWAVE   ションを図り、グループ全体での生産性を高め、
                       グループシナジーを強化し、事業を推進してま
                       いります。
 持続的な成長を実現する
                       また、移転を機に、これまでも徐々に進めてい
  ための組織づくり             たペーパーレス化、クラウド化などによりリ
                       モートワークを推進し、多様な働き方の実現や、
                       クリエイティブな発想の推進を目指します。



                                    虎ノ門タワーズオフィス
                                    東京都港区虎ノ門 4-1-28




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                      ありがとうございました




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