3808 オウケイウェイヴ 2019-05-15 16:00:00
2019年6月期第3四半期決算ハイライト〔日本基準〕(連結) [pdf]

株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト




                                                                         2019 年 5 月 15 日

 各 位

                                                              東京都渋谷区恵比寿一丁目 19 番 15 号

                                                              株式会社 オウケ イウェイヴ

                                                             代 表 取 締 役 社 ⾧       松田 元

                                                              (コード番号:3808 名証セントレックス)

                                                              問い合わせ先 取締役経営管理本部⾧ 野 崎 正 徳

                                                              電話番号 03-5793-1195



          2019 年6月期(第 20 期)第3四半期連結業績ハイライト
              ~ すべての事業にて収益を拡大し、前年同期から大幅な増収増益 ~


                                              売上高
                                     単位:百万円

 連結
                   前期3Q     当期3Q     増減額       すべての事業で増収を達成しました。コンシューマー・
 損益計算書
                                              サービス事業ではブロックチェーン導入・運用コンサルテ
 売上高                1,900    3,543    1,642
                                              ーションならびにマーケティングサポートが伸⾧しまし
  売上原価                926    1,243      317
                                              た。エンタープライズ・ソリューション事業では法人向け
 売上総利益                974    2,299    1,325
                                              主力製品「OKBIZ.」や AI 製品などの売上が堅調に拡大し
  販売費及び一般管理費          758    1,399      641
                                              ています。インバウンド・ソリューション事業も増収を達
 営業利益                 216     899       683
                                              成しました。フィンテック事業も順調に売上を伸ばし、当
 経常利益                 198     768       570
 親会社株主   四半期期純利益      136     593       457
                                              期の売上高は前年同期比 186.4%の成⾧を遂げました。
 に帰属する

                                                              親会社株主に帰属する
                                     単位:百万円
                                              営業利益・経常利益・四半期純利益
 連結
                   前期末      当期3Q     増減額       利益面においては、とりわけグループ会社における専門
 貸借対照表                                        性の高い付加価値サービスの提供や開発案件による原価構
 資産の部
                                              造の改善をはじめ、業務効率の改善、外注費や広告宣伝費
  流動資産             2,490    7,594    5,103
                                              等の適正な運用を継続して進めることで、営業利益、経常
  固定資産              731     2,145    1,413
                                              利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期
   有形固定資産           116      153        37
                                              を大きく上回る増益となりました。
   無形固定資産           157      593       435
   投資その他の資産         458     1,398      940
 資産合計              3,221    9,739    6,517    資産・負債・純資産
 負債の部                                         増減要因
  流動負債              540     4,470    3,929    ・資産の増加
  固定負債               80     1,569    1,489     主に第2四半期に OK プレミア証券株式会社を新たに連結
  特別法上の準備金            -       13        13    対象としたことにより「証券業における短期差入保証金」
 負債合計               620     6,052    5,431    等の資産が計上されたことや、米国パランティア社との提
 純資産の部                                        携により発生したライセンスや投資有価証券の増加による
  株主資本             2,603    3,639    1,036    ものです。
   資本金              996     1,250      254
                                              ・負債の増加
   資本剰余金            974      650     △ 323
                                               主に第2四半期に OK プレミア証券株式会社を新たに連結
   利益剰余金            633     1,738    1,105
                                              対象としたことにより「証券業における受入保証金」等の
  為替換算調整勘定         △ 17     △ 10         6
                                              負債が計上されたことや借入、転換社債型新株予約権付社
  有価証券評価差額金         △0        23        24
                                              債等の増加によるものです。
  新株予約権               4       10         5
                                              ・純資産の部について
  非支配株主持分            11       23        12
                                               株主総会決議により、資本剰余金の一部を利益剰余金へ
 純資産合計             2,601    3,686    1,085
                                              欠損補填のため振替えております。また、第2四半期にお
 負債純資産合計           3,221    9,739    6,517
                                              ける新株発行により資本金等が増加しております。

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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト

                                       主なサービス
 コンシューマー・サービス事業



                                          Question 数        約 836 万件
                                          Answer 数          約 2,860 万件
                                          ありがとう数            約 4,710 万件
                                                                (2019.3.31 時点)


  コンシューマー・サービス事業では、日本初、最大級の Q&A サイト「OKWAVE」  、3,000 名以上の専門家が質問者に回答する
   「OKWAVE PROFESSIONAL.」などのサービスを運営しております。
  感謝されている人を可視化し、賛同企業等からの優待が受けられる新たな経済圏「感謝経済」プラットフォームを構築していま
   す。「感謝経済」プラットフォームには「OKWAVE」ならびに新サービス「OKWAVE GRATICA」が連動しています。
  海外グループ会社 OKfinc LTD.がブロックチェーン導入・運用コンサルテーションを提供し、当社はブロックチェーン運用のた
   めのマーケティングサポートサービスを提供しています。
 ▷「感謝経済」紹介動画:      https://youtu.be/UsWjUcd-FYE

 コンシューマー・サービス事業

 当期の活動と業績

  文部科学省が推進するキャンペーンとの連携企画                          「感謝経済」賛同企業が大幅拡大




   当社は「感謝経済」プラットフォーム拡大の一環とし                   当社が普及を進める「感謝経済」プラットフォームの新
  て、文部科学省が推進する留学促進キャンペーン「トビタ                 サービス「OKWAVE GRATICA」の導入が順調に拡大し、
  テ!留学 JAPAN」に賛同し、海外留学を志す若者の支援を              優待提供を含む「感謝経済」賛同企業は 70 社以上に拡大
  行っています。当期には若者層を対象とした質問投稿企画                 しています。「OKWAVE GRATICA」は組織内のメンバー
  を実施することで、「OKWAVE」ならびに「感謝経済」プ               間で「OK-チップ」を添えて感謝の気持ちを伝え合うツー
  ラットフォームへの接触機会の創出を図りました。                    ルとして、「OK-チップ」所有者拡大に寄与しています。



                                   単位:百万円
                                              ブロックチェーン導入・
コンシューマー・
                  前期      当期      増減額         運用コンサルテーションとマーケティング
サービス                                          サポートの継続的な提供により、
売上高                406     526      120
セグメント利益             88     139       50
                                              増収増益を達成
  コンシューマー・サービス事業の当四半期においては、マレーシアに設立した子会社 OKfinc LTD.によるブロック
 チェーン導入・運用コンサルテーションの提供、ならびに当社が Q&A サイト「OKWAVE」の運営で培ってきたノウ
 ハウに基づくマーケティングサポートの継続的な提供により、売上高は前年同期比 129.6%、セグメント利益も前年
 同期比 157.6%と大きく伸⾧しました。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト

                                                           主な製品
 エンタープライズ・ソリューション事業

                                                           FAQ/お問い合わせ管理システム
                                                                  国内売上シェア   No.1
                                                           E サポートスペシャリストによる
                                                           安心・充実のサポート

  エンタープライズ・ソリューション事業では、企業へのお問い合わせの中から、よくある質問を管理・編集し、回答をインター
   ネット上に公開することで、お問い合わせを減少させる企業向けソリューション「OKBIZ.」を提供しております。
  米国最大の業界団体 HDI(ヘルプデスク協会)公認の E サポートスペシャリストによるコンサルティングを行っております。
  特許技術を有する「OKBIZ.」を、国内銀行トップ 5 をはじめ、500 サイト以上にご利用いただいております。
  「OKBIZ.」ブランドとして、サポートコミュニティー構築サービス「OKBIZ. for Community Support」      、チャットシステム
   「OKBIZ. for Chat & Bot」
                         、AI エージェントサービス「OKBIZ. for AI Agent」などが加わっています。
 ▷「OKBIZ.」製品紹介動画:          https://www.okwave.co.jp/business/


 エンタープライズ・ソリューション事業

 当期の活動と業績

     法人向け AI チャットボットの導入が拡大                             「OKBIZ.」パートナー企業の展示会を開催




   当社独自開発の AI「KONAN」を搭載した AI チャットボ                     「OKBIZ.」拡販の成⾧戦略に位置づけるパートナービジ
  ット製品(「OKBIZ. for Chat & Bot」「OKBIZ. for AI          ネスの強化と、リテンションビジネス推進の一環として、
  Agent」)を、みずほ銀行、JR 東日本、東京証券取引所な                      販売パートナー企業が手がける他社システムと「OKBIZ.」
  どに導入いただきました。新規開拓に加え、「OKBIZ.」の                       との連携ソリューションに関する展示会を開催し、既存顧
  既存顧客への拡販によるリテンションビジネス(既存顧客                          客へのデモンストレーション等を実施し、好評を得まし
  へのマーケティング活動)の成果が表れています。                             た。


                                           単位:百万円


 エンタープライズ・
                        前期        当期      増減額              導入サイト数の積み重ねにより
 ソリューション
 売上高                   1,033     1,344         310         増収増益を達成
 セグメント利益                 577       634         56


   エンタープライズ・ソリューション事業のビジネスモデルは、FAQ システム「OKBIZ.」や企業向け AI などの製
 品導入の際の初期構築費と月額利用料にて構成しています。これは「サブスクリプション(定期購読型ビジネス)」
 と呼ばれ、企業経営にとって安定性をもたらすビジネスモデルです。当社は、継続利用により月額収入を安定的に得
 るための仕組みである「リテンションビジネス」体制を独自ノウハウにて構築しています。
   当四半期においては、主力製品「OKBIZ.」や AI 製品などの新規受注が堅調に推移し、とくに今期の成⾧戦略であ
 るパートナービジネスの拡大による間接販売の拡大により、売上高は前年同期比 130.1%、セグメント利益も
 109.8%の事業成⾧を遂げています。

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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト


                                          サービス提供企業
 インバウンド・ソリューション事業



                                            13   言語   24   時間   365   日   対応の
                                                 多言語コンタクトセンター

  インバウンド・ソリューション事業は、連結子会社の株式会社ブリックスにて運営している 24 時間 365 日体制の多言語コンタ
   クトセンターです。
  民間企業、医療機関、官公庁などからの受託による電話通訳をはじめとする多言語対応とバイリンガルスタッフによる様々な請
   負業務を行っております。

 インバウンド・ソリューション事業

 当期の活動と業績
  三重県で全国初「児童相談所 24 時間外国語電話通訳」               第3回国際臨床医学会学術集会にて感謝状を拝受




   三重県とブリックスが、通訳を必要とする児童や家庭の                ブリックスが第3回国際臨床医学会学術集会に協賛し、
  相談に係る 24 時間対応の電話通訳を全国で初めて、三重            「グローバルスタンダードからみて望ましい日本の医療通
  県内の児童相談所 5 か所で開始しました。ブリックスは多            訳を考える」をテーマとしたセミナーを実施。アメリカ、
  言語対応と専門性を活かした正確な通訳による相談内容の              台湾、日本の医療通訳の専門家によるパネルディスカッシ
  把握、深夜早朝など通訳者の派遣が難しい時間帯に対応               ョンを行いました。これらの取り組みにより、同医学会か
  し、児童相談所の体制強化に貢献しています。                   ら感謝状をいただきました。



                                   単位:百万円


  インバウンド・
                    前期      当期    増減額            訪日客の増加を背景に
  ソリューション
  売上高                459    575     116          増収増益を達成
  セグメント利益            116    144      28

  当期におきましては、国策としての訪日観光振興や東京五輪、万博開催決定等を追い風とした訪日外国人客の増加
 により、行政機関や地方自治体、医療分野、鉄道などの案件が増加しております。これにより多言語コンタクトセン
 ターの基幹サービスである電話通訳や、通訳業務委託の新規受注に至るなど、堅調に本業の成⾧が図られたことによ
 り、売上高は前年同期比 125.2%、セグメント利益は 124.2%の増収増益を達成しました。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト
                                           サービス提供企業
 フィンテック事業



                                             ブロックチェーンの開発受託

                                             資産運用サポート

  マレーシアの当社グループ会社 OKfinc LTD.と OK BLOCKCHAIN CENTRE SDN.BHD.(OBC)にて、ブロックチェーン技術を
   用いた受託開発を請け負います。企業や団体のブロックチェーン導入に関する経営戦略立案から設計、システム構築までをワン
   ストップで実施します。
  当期より当社グループに加わった OK プレミア証券株式会社(※社名変更:4 月 1 日、旧社名:プレミア証券株式会社)による、
   3 種類の異なるデリバティブ取引を、同社のコンシェルジュと共に取引できる、顧客の資産運用サポートを提供しています。


 フィンテック事業

 当期の活動と業績
     マレーシア工科大学との共同研究を推進                          ブロックチェーン自社製品を開発




   OBC はマレーシア工科大学(UTM)と共同で、マレーシ              OBC ではブロックチェーン受託開発に加えて、当社ブロ
  アの法規制に準拠し、かつイスラム法(シャリーア)に則                ックチェーン開発プロジェクト「Thor’s hammer(トゥー
  ったイスラム金融経済にて実用化できるブロックチェー                 ルハンマー)」に基づくブロックチェーン自社製品の開発
  ン・ベースのビジネスモデルを検証してきました。当期に                を開始しました。当期においては電子投票システム
  おいて基本コンセプトの合意に至りました。論文発表、実                「BCvote」を開発しました。
  証実験を行っていく予定です。


                                   単位:百万円



 フィンテック             前期      当期     増減額          大型開発受託案件により

 売上高                  ー    1,095   1,095        売上、利益を獲得
 セグメント利益              ー      847    847

  前期第 4 四半期から開始したフィンテック事業では、企業・団体からの受託により、当社グループ会社 OKfinc
 LTD.がブロックチェーンの戦略的設計を行い、同じく OBC がシステムの開発を行っております。
  また、当社グループに新たに加わった OK プレミア証券株式会社による、顧客の資産運用サポートが本事業に含ま
 れます。
  当期においては、ブロックチェーン・ベースのシステム開発案件を継続的に受託し、売上、利益を獲得することが
 できました。大規模な受託開発が可能なブロックチェーン開発会社や技術者は世界的にも多くはなく、利益率の高い
 収益を計上することができています。




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト


 第 20 期通期予想
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 第20期予想                                         通期予想             第19期実績              前期比

 売上高                                               5,500               3,786           145.2%

 営業利益                                              1,500               1,216           123.3%

 経常利益                                              1,500               1,194           125.6%

 親会社株主に帰属する当期純利益                                   1,400               1,071           130.6%


 * 第 20 期戦略
   当社は「互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する」ことを企業理念に掲げて
 います。この理念に沿って、後述のコアとなる「ABC テクノロジー」(AI/人工知能、Blockchain/ブロックチェーン、
 Cyber Security/情報セキュリティ、の頭文字を取った呼称)を活用し、互い助け合いを実現するプラットフォーム型サ
 ービスの開発・提供を進めていきます。
   第 20 期は、創業者である兼元謙任が代表取締役会⾧に、前期より取締役を務める松田元が代表取締役社⾧に就任し、代
 表者2名体制にて当社グループの経営と事業を推進しています。
   第 20 期は、第 19 期に成⾧を遂げたブロックチェーン導入・運用コンサルテーションや、ブロックチェーン技術開発を
 主軸とするフィンテック事業を業態拡大の成⾧ドライバーとしてさらに注力しています。
   また、コンシューマー・サービス事業での「感謝経済」プラットフォームの構築においては、当社の理念を体現するサー
 ビスとして事業間の枠組みを超えた取り組みとして、当社グループ全社の知見を結集し、より多く感謝されている人々の可
 視化と彼らが優待されるような経済圏の創出とそのための機能開発、ならびに「感謝経済」プラットフォームに参画いただ
 く企業への各種ソリューションの提供を行います。既存のサービスと新規サービスを組み合わせて、国内外にて事業を推進
 してまいります。


 * 第 20 期の事業セグメント名称と該当する製品サービス
       事業セグメ ン ト 名称                                   該当製品サービ ス

                        「OKWAVE」、「OKWAVE PROFESSIONAL.」、「感謝経済」プラットフォーム、
 コンシューマー・サービス事業
                        「OKWAVE GRATICA」、ブロックチェーン導入・運用コンサルティング など

                        「OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Support」(「OKBIZ.」)、「OKBIZ. for Community
 エンタープライズ・ソリューション事業
                        Support」、「OKBIZ. for Chat & Bot」、「OKBIZ. for AI Agent」 など

 インバウンド・ソリューション事業       多言語コンタクトセンター(電話通訳)、通訳派遣、翻訳 など

 フィンテック事業               ブロックチェーン技術を用いたシステム開発、資産運用サポート




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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト


 * 重視するテクノロジー
                           AI   人工知能技術       コードネーム「KONAN」
                            AI(人工知能)とは、コンピュータを使って、学習、推論、判断など、人間の
                           知能のはたらきを人工的に実現する技術です。当社は 2014 年より、AI
                           「KONAN」の研究開発に力を注いでいます。企業向けの「OKBIZ. for AI
                           Agent」はチャット技術とインターフェースを組み合わせた対話型 AI サービスと
                           して大手企業等への導入が進んでいます。当期も引き続き、コアとなる
                           「KONAN」の強化と AI 関連サービスの開発・提供を進めていきます。


                           Blockchain   ブロックチェーン技術    コードネーム「Thor’s Hammer」
                             ブロックチェーンとは、従来の中央集権型のデータ管理とは違い、複数の箇所
                           にデータを置く分散型のネットワークで、安価で堅牢かつ保守性の高さを実現し
                           た技術です。マレーシア・ジョホールにブロックチェーン開発を専業とする OK
                           BLOCKCHAIN CENTRE SDN. BHD.を設立し、ブロックチェーン技術を応用し
                           た様々な開発にあたるほか、当社が推進する「感謝経済」プラットフォームのブ
                           ロックチェーン化を進めます。また、認証(マイニング)にかかる時間とコスト
                           の問題を解決するオリジナルブロックチェーンプラットフォーム『Thor’s
                           Hammer(トゥールハンマー)』ブランドの各種製品開発を開始しました。
                             また、みなし仮想通貨交換業者として仮想通貨取引所の運営と広告サービスプ
                           ラットフォームを開発する株式会社 LastRoots の子会社化を進めました(後
                           述)。


                           Cyber Security   情報セキュリティ技術   コードネーム「DANANG」
                            インターネットの発展と同時に欠かせないのが情報セキュリティ対策です。
                           当社は情報セキュリティに関する国際規格 ISO27001 を早期から取得・維持し、
                           当社運営サービスや提供システムのセキュリティ対策や有事の際の対応を行う社
                           内組織 CSIRT の設立などを行ってきました。
                            当社はまた、米国のパランティア社(Palantir Technologies Inc.)と 2018
                           年 11 月に業務提携を締結。同社の製品を通じて高度な情報セキュリティ技術を
                           取得し、自社製品サービスのセキュリティをさらに高めることと、パランティア
                           社と共同で日本およびアジア圏の仮想通貨取引所をはじめとする仮想通貨関連市
                           場への同社製品の販売も手がけます。


 *第 20 期第3四半期の重要トピック
 ・株式会社 LastRoots を連結子会社化
   みなし仮想通貨交換業者(※1)として仮想通貨取引所の運営と広告サービスプラットフォームを開発する株式会社
 LastRoots と本年 1 月 24 日に業務提携、同 2 月 27 日には同社発行済株式の 34.15%を取得し当社の持分法適用関連会社
 としました。そして、同 3 月 13 日に第三者割当引き受けによる連結子会社化を決議しました。なお、4 月 16 日に
 LastRoots 社の子会社化は完了しています。
   当社が「感謝経済」プラットフォーム上で推進する「OK-チップ」(※2)と LastRoots 社が発行する仮想通貨「c0ban
 (コバン)」を連携させたサービスの開発やマーケティング協業を今後進めていきます。

 ※1 改正資金決済法施行前から仮想通貨交換業を行い、同法に基づいた登録審査中の事業者を「みなし業者」といいます。登録が認められない
 際には、将来的に交換業務を取り止める場合があります。なお、LastRoots 社が発行する仮想通貨 c0ban の取り引きは同社が運営する c0ban 取
 引所が中心となっているため、交換業務を取り止めた場合、c0ban の換金ができなくなるリスク、c0ban が無価値になるリスクがあります。
 ※2 「OK-チップ」は資金決済法上の仮想通貨ではありません。「OK-チップ」の売買はできません。「OK-チップ」は「感謝経済」プラットフ
 ォーム内でのみ利用できる当社が提供するサービスです。


 *第 20 期第4四半期以降のトピック(2019 年4月以降のプレスリリースより紹介)
  シンガポール企業 LIBERTY ECOSYSTEM 社と OBC が、ブロックチェーン技術を用いた電子投票システム「BCvote」を
   用いた電子投票の実証実験実施に合意
  OBC、ブロックチェーン技術を用いた分散型モバイルウォレット「CTRAX」を開発

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株式会社オウケイウェイヴ(3808)2019 年6月期第3四半期決算ハイライト

    株式会社 LastRoots 経営新体制に。当社から役員4名を選任
    シンガポールの医療情報サービス企業 LIFEX RESEARCH 社のブロックチェーンシステムの開発に OBC が協力
    OBC がブロックチェーン技術を用いた Web ウォレット「URwallet」を開発
    東北福祉大学と当社による講義『     「感謝」に関する学外フィールド学習』を共同開講


     本資料に掲載しております数値、画面キャプチャ、画像等は特別な断りがない限りすべて 2019 年3月末時点のものです。
     本資料に含まれる将来の見通しに関する部分は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、多分に不確定な要素を含んでおりま
     す。実際の業績等は、さまざまな要因の変化等により、これらの見通しと異なる場合がありますことをご了承ください。




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