3808 オウケイウェイヴ 2021-05-13 16:00:00
投資家向けご説明資料 [pdf]
投資家向けご説明資料
株式会社オウケイウェイヴ
© 2021 OKWΛVE, Inc. © 2021 OKWΛVE, Inc. 1
OKWΛVEのミッション
互い助け合いの
場の創造を通して
物心両面の幸福を実現し
世界の発展に寄与する
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本資料の構成
この資料は、5/13発表の適時開示資料「ソリューション事業(一部除く)の譲渡に伴う会社分割(新設分割)
及び新設会社の株式譲渡、剰余金の配当(特別配当)並びに臨時株主総会招集に関するお知らせ」を
より深くご理解頂くための補足説明資料です。 以下、7項目に分けてご説明させて頂きます。
1
この経営判断に至った経緯
5 株式譲渡後の事業活動
2 会社分割の概要
6 株式譲渡後の財務状況
3 株式譲渡の概要
7 株主様に向けた議決権行使のお願い
4 特別配当の概要
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1.この経営判断に至った経緯
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1.この経営判断に至った経緯
2016年~2020年前半時点での経営方針
フィンテック事業への進出
創業以来の事業である「Q&Aコミュニティ」をさらに発展させる経営方針の中で、
01 「Q&Aコミュニティ」内で得られた回答に対する感謝の表現方法として、
暗号資産を活用(金銭対価の付与)することで、ビジネスの拡大が図れるものと考えました。
当社としては、フィンテック事業の強化策として、以下2つの投資を実行しました。
02 ① データ分析等を行う会社への投資及びテクニカルライセンスの取得(2018年11月)
② 暗号資産取引所を運営する会社の買収(2019年4月)
03 上記の投資実行の資金調達手段として、2018~2020年にかけて転換価格修正条項付転換社債(MSCB)を発行しました。
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1.この経営判断に至った経緯
2018年以降の暗号資産事業での出来事 現時点で当社が直面している状況
暗号資産市場の縮小 MSCBの負担
当該MSCBに償還条項が規定されており、一定株価に下落した場合、償還が求めら
しかしながら、暗号資産のハッキング事件が多発したことなどから、暗号資産市
れます。5/13時点において総額で約21億円の償還資金が必要となる状況であり、
場は縮小へと向かいました。
償還リスクを警戒しながら事業を運営せざるを得ない状態が続いています。具体的
こうした外部環境の変化に伴い、前頁でご説明した当社の投資回収は目論見が外れ、 には、以下2つの状況に至っております。
MSCBの負担が重くのしかかることになりました。
1 財務面では、運転資金以外にMSCB残高に相当する現預金を
確保しておかねばならないこと
2 事業面では、費用が先行する積極投資が出来ないこと
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1.この経営判断に至った経緯
MSCBの期限は2023年6月であるため、この先2年間(株価水準との関係で)財務・
事業の両面において、企業価値の最大化にむけた施策が打ちにくい状態にあります。
今般の施策の骨子
この現状を打破するために、当社経営陣は、企業価値を大幅に上回る価格で、
承継対象事業(P9に定義)の譲渡を実行したいと考えます。
01 企業価値(EV)を大幅に上回る70.9億円で
売上利益の大半を占める承継対象事業を譲渡
超過利益の実現
譲渡価格
02 株主様の評価と言える時価総額及び企業価値を
大幅に上回る価格で、事業を譲渡することで、
現金の回収と超過利益の獲得を実現
ネ ッ ト 有 利 子 負 債
約71億円
16億円
企業価値 現金の回収
03 MSCBの償還対応資金を確保した上で、残った手元
46億円
資金を活用し、残された事業を構築・拡大する予定
時価総額
30億円
4月28日時点
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2.会社分割の概要
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2.会社分割の概要
事業の譲渡を行う
当 社 の 事 業 は
ソリューション事業 と
ソ リ ュ ー シ ョ ン 事 業
プラットフォーム事業 FAQ関連 「承継対象事業」 と 定 義 し ま す
に 分 か れ ま す 。
OKBIZ.CS :OKBIZ. for Community Support
GRATICA :OKWAVE GRATICA
今般、譲渡の対象となる事業は、
ソリューション事業のうち フ ゚ ラ ッ ト フ ォ ー ム 事 業
OKBIZ.CSとGRATICAを除く
Q&Aサービス
FA Q 関 連 サ ー ビ ス を 扱 う 事 業 で す 。 B S P 事 業 ( 子 会 社 )
認証 ブロックチェーンソリューションプロバイダー(BSP)事業
(認証・投票等技術を活用した事業)
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2.会社分割の概要
今般、分割を予定する承継対象事業の財務数値は以下の通りです。
損 益 計 算 書 貸 借 対 照 表
単位:百万円 単位:百万円
2020年6月期時点における全社と承継対象事業の比較 2021年6月期 第3四半期連結 貸借対照表
承継対象事業 2020年6月期 流動資産 3,168 負債 2,738
比率(a/b)
(a) 連結実績(b)
売上高 2,094 4,795 43.7% 無形固定資産 174
営業利益 844 -926 - 有形固定資産 370 純資産 1,396
その他投資等 421
総資産 4,135 負債資本 4,135
2021年6月期 3Q時点における全社と承継対象事業の比較 2021年6月期末時点 承継対象事業の資産推定
承継対象事業 2021年6月期 第3 流動資産 424
比率(a/b)
(a) 四半期連結実績(b)
売上高 1,566 1,655 94.6% 無形固定資産 138
営業利益 660 -401 -
有形固定資産 60
総資産 622
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3.株式譲渡の概要
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3.株式譲渡の概要
当社の承継対象事業の譲渡については
株主総会の第一号議案では、ステップ1の会社分割とステップ2の株式譲渡を議題としています。
2つのステップ この議案が可決された場合、承継対象事業の譲渡に係る最終契約に記載の前提条件が充足されることを前提として、
を踏む予定です。 ステップ1の会社分割は6/29に、ステップ2の株式譲渡は6/30に実行される予定です。
ステップ 1 承継対象事業の分社化 ステップ 2 新設会社株式の譲渡
現 状
当社 P社※
特
別
当 社 決 株式持分 持分
議 100% 100%
の
可 株式持分
決 100%
事業部門 新設会社 新設会社 特別目的会社
(SPC)
(承継対象事業) (承継対象事業)
(承継対象事業) 取 得
※P社:株式会社PKSHA Technology
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3.株式譲渡の概要
前頁
実 行 予 定 日 株式譲渡による譲渡益
01 04
2021年6月30日 約60億円(見込み)
前頁 ステップ
02
譲 渡 先
05
当社コーポレートガバナンス委員会
特別目的会社(SPC)
2
の 株 式 譲 渡 に つ い て 当該経営判断について、当社コーポレートガバナンス委員会の
合同会社桜坂2号 正式なレビューを経ています。
詳 細 を ご 説 明 致 し ま す 。 株式会社PKSHA Technologyの100%子会社
03
譲 渡 価 格
06
特別委員会
70.9億円 また、今回の一連の意思決定は、当社の主要な事業を譲渡する
譲渡価額は、株式譲渡契約に定める本株式譲 重要な意思決定であることから、独立した外部の有識者である
渡の実行後に作成する貸借対照表との差額を 弁護士及び公認会計士から構成される特別委員会を設置しまし
もって価格調整を実施することで金額が変動 た。当該特別委員会より、①目的の合理性、②取引条件の妥当
する可能性があります。 性、③取引条件等の決定手続きの公正性の観点で、相当な経営
判断である旨の意見書を取得しております。
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4.特別配当の概要
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4.特別配当の概要
1 特 別 配 当 の 金 額 1株当たり30円
2 配 当 の 総 額 約3.5億円
3 配 当 対 象 と な る 基 準 日
2021年5月13日
第二号議案の内容
4 配 当 の 実 施 日 2021年8月中(目途)
5 当社取締役会は、承継対象事業の譲渡によって得た譲渡益の一部を株主に還元する目的
で、特別配当を実施したいと考え、第二号議案として上程します。
6
この特別配当は、承継対象事業の譲渡益を原資とするため、第一号議案が否決された場
合、実施できません。
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5.株式譲渡後の事業活動
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5.株式譲渡後の事業活動
本件実行後、当社はミッションの実現に向けてゼロから生まれ変わります
OKWΛVE
ReBORN 2021
互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する。
困っている人が悩みを相談でき、解決力のある人が助けることができる。
お互いをよりよい関係に向上させるサービスを世の中に提供する。
サービスの提供を通じて「ありがとう」の総量を増やしていくことを
最重要テーマとする。
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当社の事業構造(市場との関係)
承継対象事業は、企業向けにFAQサービスを提供する事業であり
OKWAVEに残った事業は個人やコミュニティーによる相談・解決のQ&Aサービスと密着している点で大きな違いがあります。
今後は、年間7,000万人が利用するQ&Aサービスの力を活用することで、改めて事業を創り、発展させてまいります
ク ラ イ ア ン ト
承継対象事業
FAQ関連
企業
相 談 ・ 解 決 の 源 泉 O K W A V E ク ゙ ル ー フ ゚
OKWAVE OKBIZ.CS
個人
OKBIZ.CS 企業
コミュニティ Q&Aサービス
GRATICA GRATICA 地 方 公 共 団 体
N P O 他
Q&Aサービス
年間7,000万人のQ&Aサービス
BSP事業(子会社) 海外
認証 ( ア ジ ア )
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外部環境及び当社のポジショニング
社 会 課 題 の 増 加 と 個 人 的 な 苦 悩 度 合 い の 深 刻 化
孤 立 デ ジ タ ル シ フ ト
精 神 的 な 苦 悩 ス マ ホ 普 及
逆 風 地 域 格 差 ネ ッ ト 環 境 の 改 善 ( 5 G ) 追 い 風
世 代 間 ギ ャ ッ プ リ モ ー ト ワ ー ク の 広 が り
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 不 足 ネットでのコミュニケーションの進化
お 互 い が 助 け 合 う 社 会 へ の 構 造 変 化 を 促 す 必要 オウケイウェイヴの果たす役割
ネットを活用して
人が人を支える仕組み 悩みを解決し
を提供
社会に貢献する。
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2つの主力サービスと子会社事業によって成長拡大を目指します
Q & A サ ー ビ ス SOCIAL CARDサービス BSP事業(子会社)
「ありがとう」をカタチにして
Q&Aの力により困っている人と Q&Aビジネスで培った認証技術を活用して
人とのつながりを深め、ビジネスをスムーズにする。
回答力のある人をマッチング 成長著しいアジア市場に提供
感謝の気持ちを伝え合う場を提供
主 力 製 品 主 力 製 品 主 力 製 品
Q&Aコミュニティokwave.jp GRATICA HR(企業向け感謝のオンラインメッセージカード) OBC BCVote BlockChain Voting system
OKBIZ. for Community Support GRATICA SQUARE(イベント向けメッセージカード) OBC CRP BlockChain Certification system
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Q& Aサービス戦略
「Q&Aコミュニティ」 「OKBIZ.CS」
Q&Aサイト(okwave.jp)の運営 ユーザー同士が問題解決する仕組みの提供
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OKBIZ.CSの収益化について ①現在の経営資源
現 在 の 経 営 資 源
1 2 3
Q&Aサイトへの参加者 Q&Aサイト運営ノウハウ 解決力を活用している企業
大手企業のカスタマーサポート部門を中心に導入
20年の試行錯誤を通じて得た 自治体での導入も推進
これまで積み上げた実績と豊富なトラフィック ユーザー同士の問題解決に繋がるサポートを実践
採用企業 ・コールセンター:18社
・自治体:3社
・ありがとう数 4700万(累計)
・質問数 800万件(累計)
・回答数 2,800万件(累計)
・年間訪問ユーザー 7000万人
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OKBIZ.CSの収益化について ②顧客のベネフィットとビジネスの見直し
従来以上に利用する顧客のベネフィット(便益)を明確にすると共に
細部に亘るビジネスの見直しを図り、事業の骨組みを強化します。
顧客ベネフィット ビジネスの見直し
1 2
手間がかからずにサポートコストの削減が
できる.提供する価値は以下の3点 (プライシング、メニュー、オペレーション等)
当 社 以 外 に 該 当 す る ソ リ ュ ー シ ョ ン を
提 供 で き る 企 業 は 不 在 顧客が購入しやすい弾力性のある価格体系の採用
導 入 時
/基本初期費用の廃止
ブルーオーシャンのポジショニングを活かす
継続して利用いただき成果を出すための
継 続 促 進
プライシングを策定
需要に合わせたサービスメニューの
メ ニ ュ ー 増
バリエーションを増強
オ ヘ ゚ レ ー シ ョ ン
デリバリー工数を削減するための自動化を実施
の 改 善
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OKBIZ.CSの収益化について ③顧客拡大の戦略
ターゲット企業を修正し、営業戦略を見直すことで
顧客の拡大(サブスクリプションモデルの定着)を加速させてまいります。
1
ターゲット企業の拡大と 継続利用を促す仕掛け
2
お客様をサポートするメンバーの育成やサポート組織の強化を通じて
導入プロセスの修正 継続して利用を促す施策を実行
属人的な動きに頼らず、組織的な対応で、継続利用を促進
今 後 の 戦 略
ターゲットの考え方
幅広い顧客層を対象→中堅企業まで
従 来 の タ ー ゲ ッ ト 大 企 業 / 役 員
戦 略 案件ごとにカスタマイズ提案が必要
01 導入手続きの簡便化(プロセス自動化)を図る
02 幅広い顧客層へのアプローチを実施
タ ー ゲ ッ ト 拡 大 し 裾 野 を 広 げ る 中 堅 企 業 / 担 当 部 門
ターゲットの考え方 企 業 規 模
個別カスタマイズなしで簡単に
従 来 の 戦 略
・大企業かつ先進的企業
・部長/役員クラスへのアプローチが中心 コミュニティを開設できるようにする。
反省点
01 顧客層が限定的であること
02 一社に対する対応負担が重い
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OKBIZ.CSの収益化について ④ 事業モデル
Q& Aプラットフォームの強みを活かした
当社独自の発展的な事業モデルの実現へ
従来、十分なリソース投入が行えていなかった
Q&Aコミュニティに関しても既存のトラフィックを活かし
<導入済>
1 企 業 向 け の 有 償 サ ー ビ ス
( 前 述 O K B I Z . C S )
2 広 告 収 入
<検討中>
3 蓄 積 さ れ た ナ レ ッ ジ デ ー タ を 分 析 し
デ ー タ 利 用 料 と し て 外 販 す る こ と
1 ~ 3 を 通 し て 収 益 化 を 図 っ て ま い り ま す 。
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OKBIZ.CSの収益化について ⑤新規投資分野(自己発信型、コミュニティ)
Q& Aコミュニティを拡充させるために、
2つの事業展開を進めていく方針です。
1
自己発信型ユースケースのイメージ 2 コミュニケーション分野への展開
個人の知識を拡散させることができる場づくり。 Q&Aに新たなコミュニケーション要素を組み立てることで、
オウケイウェイヴのQ&Aの領域をさらに広げるサービスとする。 より社会に対してよいナレッジや助け合いの場を提供することを目指す。
こ の サ ー ビ ス の ア ッ プ デ ー ト は 分 か り づ ら い な …
こ う い う 情 報 は み ん な の 役 に た つ か も し れ な い
O K W A V E の サ イ ト に 投 稿 し て お こ う
自己発信型
ち ょ う ど こ の ア ッ プ デ ー ト よ く わ か ら な か っ た
け ど O K W A V E の サ イ ト に い い 記 事 見 つ け た !
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S O C I A L C A R D サ ー ビ ス ( G R AT I C A ) の 戦 略
「GRATICA」
企業などの組織内で“感謝の気持ち”を伝え合うことができる
オンライン上のサンクスカードサービス
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G R AT I C A の 外 部 環 境 に つ い て
「 G R AT I C A を 送 る 」 文 化 の 定 着 へ
リモートミーティングの課題であるコミュニケーションの希薄化と「あの人誰だっけ?」を解消
年 成 長 1 5 0 % 伸 張 マ ー ケ ッ ト
ソーシャルギフト市場 オンラインミーティング市場
サ ン ク ス カ ー ド ビ ジ ネ ス に と っ て 、 大 き な 追 い 風 「オンライン名刺領域」および「コミュニケーション強化」というテーマで参入が可能
急成長する2つの市場を繋ぐ
リモート会議支援領域のマーケット伸張 1.4兆円
急成長 テレワーク
2492 億 円 年150% 152億円
オンライン名刺
1167
82
2014年 2018年 2023年 GRATICAの「サンクスカード」
矢野経済研究所調べ当社アレンジ
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G R AT I C A 収 益 化 に つ い て ①現在の経営資源と顧客ベネフィット
約600社の導入実績 エンゲージメント向上のツールとして活用され始めています
1
HRテック市場に関心の高い600社の導入実績 2 顧客ベネフィット
1年半で600社の導入実績(毎月20件~30件の申し込み) 手間がかからずに社員同士でエンゲージメントを高め合える
人事部門を中心に大手企業でもニーズを確認 自動的に「カード」の種類が増加
<GRATICAの特徴>
短期間で600社の導入
「感謝の気持ち」の贈り合いに
好反応
GRATICA導入1か月後の利用状況アンケート
(2019年10月/n=39)
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G R AT I C A 収 益 化 に つ い て ②ビジネスの見直し
従来の戦略の見直し
1
オプションサービスの開発 2 柔軟なプライシングの設定
・有償化への転換を促進するオプションサービスの開発 お客様のご要望に沿ったメニューの提供とそれに見合った利用料金の設定
・オプションにより満足度を高め、サブスクリプションへ 利用者数・利用頻度に合わせ、柔軟なプライシングの提供へ
お客様のご要望に沿った
メニューの提供
見合った
利用料金設定
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G R AT I C A 収 益 化 に つ い て ③ビジネスの広がりと可能性
感謝メッセージを拾う仕組みの提供
お客様との関係性を変える「GRATICA」の取組み
コールセンターに向けて
「感謝のメッセージを送る場所」があることを文化にする。
G R A T I C A の 役 割 り
この実現に向けて、自社開拓だけでなく、アライアンス戦略など
具体的な営業戦略を設計済。
感謝の声を拾い上げ
贈るカタチにすること
従来の顧客と企業コールセンターの非対称性を解消
クレームを言う場ではなく、消費者から企業へ感謝も伝えることができ
従業員の精神的負担の軽減、働く意義の見える化を実現
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企業の社会的な責任(CSR)
良質なコミュニティを生み出すサービス
当社が運営するQ&Aサービス自体が、「互い助け合い」「物心両面の幸福の実現」であると考えています。
地方公共団体、自治体、行政、NPO、NGOが抱える問題をQ&Aサービスの力を活用して解決する事例が増加中
自治体の導入事例が増加中
メディア企業とのタイアップにより
コロナ乗り切ろう特別企画実施
「不安を抱える地方への移住希望者」
「移住済の経験者(知見)」
「移住者を受け入れたい地公体」
行政
これらの3者がQ&Aサービスで繋がることで
良質なコミュニティが生まれる
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BSP事業(子会社)の戦略
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子会社におけるブロックチェーン技術の活用ビジネスの推進
ブロックチェーンソリューションプロバイダー事業
として、子会社にて運営
T h o r ’s H a m m e r
Q&Aサービスで培ったブロックチェーン技術(Thor’s Hammer)を活用した認証・投票等技術が、マレーシアなどの東南アジアマー
ケットにおいて競争力を有しており、様々な分野での活用が視野に入っており、ブロックチェーンソリューションプロバイダー事業と
(BlockChain Platform)
して、子会社にて運営を行って参ります
大学でのデータ管理技術 東南アジア市場の成長率の高さ
BlockChain Platform
Thor’s Hammer 大学卒業の資格認証
マレーシア政府は
選挙における投票認証
OBC BCVote デジタル化に年間2,000億円の予算化
BlockChain Voting
system を図るなどブロックチェーン技術に対する
船舶物流における追跡技術
ニーズが高まっている
OBC CRP
BlockChain 農作物のトレーサビリティ
Certification system
ハラル証明の認証
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事業計画~数値計画等
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主に広告と法人向け提供を軸に収益基盤を作るために投資します
M&Aによる成長の加速
BSP売上
SOCIAL CARD投資
【C2C開発】
Q&A投資
G R AT I C A
3ヵ年売上イメージ
【自己発信型/コミュニティ開発】
(SOCIAL CARDサービス)
Q&Aサービス
(広告+ツール)
23期 24期
25期
事業安定収益化 キャッシュポイントの増加と 投資サービスの刈り取り
顧客基盤拡大
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目指す世界観 ~ ビジョン実現の日常
物心両面の幸福の実現による世界の発展への寄与
世界中の異なる視点での情報交換が可能な世界の実現
世界中の人々の間で、応援・感謝など
ポジティブなやり取りが可能な世界の実現
「 互 い 助 け 合 い の 場 の 創 造 」
日本国内で展開するOKWAVEサービス群を
世界各国に提供する
OKWAVEサービスを通じて、各国で投稿された質問と回答(ナレッジ)が自動的に翻訳される。
OKWAVEサービスを通じて、各国の母国語でQ&Aをリアルタイムに見ることができる。
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5.株式譲渡後の事業活動 ~数値計画
事 業 計 画 を 実 行 し
3 年 後 …
2 3 期 2 4 期 2 5 期
売 上 2 3 億 円 単位:百万円
21年7月~22年6月 22年7月~23年6月 23年7月~24年6月
営 業 利 益 9 . 7 億円 売上高 430 1,040 2,320
営業利益 -620 80 970
ROE1 0 % 以 上
を掲げ 減価償却 40 20 35
ReBORN EBITDA -580 100 1,005
に取り組んで参ります
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6.株式譲渡後の財務状況
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6.株式譲渡後の財務状況
当社は、株式譲渡後も引き続き名古屋証券取引所における上場を維持します。
今般上程しております会社分割と株式譲渡後の当社財務状況は以下の通りです。
今般の株式譲渡を契機に、財務体質の安定を手にし、今後はしっかりと利益を上げる企業体質を構築して参ります。
また、株主様にご納得頂けるよう特別配当、ROE目標の設定、株主還元の実現の3つの財務方針を実践して参りたいと考えております。
財 務 状 況 ( 推 定 ) 今 後 の 財 務 方 針
2020年6月期 貸借対照表 2021年6月期 貸借対照表(推)※
議 案 可 決 の 場 合
現預金 1,086 現預金 8,500
特別配当3 0 円の実施
純資産 6,000
3 年 後 ROE1 0 % 以 上
純資産 1,008
総資産 5,671 負債資本 5,671 総資産 9,500 負債資本 9,500
継 続 的 な 株 主 還 元 の 実 現
※ あくまでも現時点での推定です
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7.株主様に向けた議決権行使のお願い
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7.株主様に向けた議決権行使のお願い
当 社 取 締 役 会 は 、 今 回 上 程 し た 議 案 を 可 決 さ せ る こ と が 、
企 業 価 値 最 大 化 に 寄 与 す る も の と 考 え て お り ま す 。
株主の皆様のご理解ご支援が、当社の再生(ReBORN )を支える
こ と に な り ま す の で 、 議 決 権 行 使 を お 願 い 申 し 上 げ ま す 。
2021年5月 株式会社オウケイウェイヴ
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ディスクレーマー
本資料における将来の業績等に関する記載は、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づき作成
しております。今後の実際の業績等は、様々な要因の変化により記載の見通しとは異なる結果となりうる
可能性があります。
また、本資料は投資勧誘を目的に作成したものではありません。投資を行う際は、ご自身のご判断で
行って頂きますようお願い申し上げます。
本資料記載の承継対象事業の譲渡及び特別配当は、本資料記載のとおり、株主総会において各議案が可
決されることが条件となります。また、承継対象事業の譲渡は、譲渡先との最終契約における所定の前提
条件の充足が条件となり、譲渡価格は同最終契約における価格調整の対象となるため確定しておりません。
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ありがとうございました
株式会社オウケイウェイヴ
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