3807 J-フィスコ 2021-02-15 16:30:00
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月15日
上場会社名 株式会社フィスコ 上場取引所 東
コード番号 3807 URL http://www.fisco.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)狩野 仁志
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)松崎 祐之 TEL 03-5774-2440
定時株主総会開催予定日 2021年3月30日 配当支払開始予定日 2021年3月31日
有価証券報告書提出予定日 2021年3月30日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :無
百万円未満切捨て
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 1,119 △80.6 61 - △127 - 66 -
2019年12月期 5,789 △48.2 △586 - △984 - △666 -
(注)包括利益 2020年12月期 △140百万円 (-%) 2019年12月期 △1,374百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 1.48 1.47 6.5 △5.1 5.5
2019年12月期 △16.13 - △139.6 △15.3 △10.1
(参考)持分法投資損益 2020年12月期 △286百万円 2019年12月期 △361百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 2,720 1,297 46.7 27.85
2019年12月期 2,203 786 34.3 16.54
(参考)自己資本 2020年12月期 1,272百万円 2019年12月期 755百万円
純資産比率 2020年12月期 47.7% 2019年12月期 35.7%
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 △41 172 △89 151
2019年12月期 △576 1,405 △712 109
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 - 0.00 - 0.50 0.50 22 - 4.5
2020年12月期 - 0.00 - 3.00 3.00 137 202.7 13.5
2021年12月期(予想) - 0.00 - 3.00 3.00 60.4
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,074 △4.0 76 22.6 231 - 226 240.2 4.96
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 45,776,722株 2019年12月期 45,776,722株
② 期末自己株式数 2020年12月期 91,701株 2019年12月期 91,701株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 44,972,390株 2019年12月期 41,322,391株
(参考)個別業績の概要
1.2020年12月期の個別業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 1,097 29.7 41 - 169 - 167 △60.9
2019年12月期 845 82.0 △148 - △136 - 429 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期 3.67 3.66
2019年12月期 10.22 10.20
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 2,341 1,971 83.1 42.58
2019年12月期 2,525 2,059 80.3 44.39
(参考)自己資本 2020年12月期 1,945百万円 2019年12月期 2,028百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想には、本資料発表日現在の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測が含まれております。今後の
経済情勢・市場の変動等に関わるリスクや不確定要因により、実際の業績は予測数値と大幅に異なる可能性があり
ます。業績予想の前提と仮定等については、3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照くださ
い。
㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) …………………………………………………………………… 14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 18
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
1.経営成績等の概況
文中の将来に関する事項は、当決算発表日現在において当社及び当社グループが判断したものであります。
(1) 当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、年初から続く新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛や個人消費
の低迷を受けた経済活動の停滞により、深刻な打撃を受けました。緊急事態宣言解除後は、徐々に経済活動が再開さ
れたものの、年末にかけて再び感染拡大が始まり、年明けには2度目の緊急事態宣言が発出されるなど、経済の見通
しは依然として、予断を許さない状況にあります。
当社事業の情報サービスと関連性の高い国内株式市場におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により、
株価は2020年3月に一時16,000円台まで急落しましたが、徐々に回復し、前年の年末終値と比較して3,787円上昇し
27,444円17銭で年内の取引を終えました。新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えない状況が続く中、足元で
はワクチン普及加速への期待とともに、同感染症の拡大防止対策を講じつつ、徐々に経済活動の正常化への動きが進
むものと想定されます。
当社の持分法適用関連会社の株式会社Zaif Holdings(2020年11月1日付で、株式会社フィスコデジタルアセット
グループより商号変更。)の子会社である株式会社Zaif(以下「Zaif」といいます。2020年11月1日付で、株式会社
フィスコ仮想通貨取引所より商号変更。)は、2019年6月21日に、金融庁より資金決済法に基づく、業務改善命令を
受けておりましたが、2020年8月31日に継続的な報告義務が解除されました。引き続き当社グループでは、暗号資産
の情報、交換所、同システム、金融仲介機能を網羅し、暗号資産による一気通貫のサービス提供を可能とすることを
成長戦略としています。
また、当社は2016年に企業トークン、フィスココイン(略称「FSCC」)を発行しており、FSCCを当社個人向けサー
ビスである「クラブフィスコ」における決済通貨として採用するなど、暗号資産分野において積極的な取り組みを行
っております。FSCCを決済通貨として利用促進することで、利用者が様々なメリットを享受できるようなフィスココ
イン経済圏の形成に取り組んでいます。
前連結会計年度より、株式会社ネクスグループ(以下「ネクスグループ」といいます。)が連結子会社から持分法
適用関連会社へ変更したことに伴い、総売上高が前年同期と比して大幅に減少しております。なお、第3四半期連結
会計期間期首より、ネクスグループは持分法適用関連会社から除外されています。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,119百万円(前年同期は5,789百万円の売上高)、売上総利益722百万円
は(前年同期は2,504百万円の売上総利益)となりました。販売費及び一般管理費は661百万円(前年同期は3,090百
万円の販管費及び一般管理費)となり、営業利益は61百万円(前年同期は586百万円の営業損失)となりました。
また、当社が保有する暗号資産を売却したことに伴い、暗号資産売却益として営業外収益に83百万円を計上したも
のの、持分法適用関連会社のネクスグループおよび株式会社Zaif Holdingsに対する持分法による投資損失286百万円
を計上したことなどにより経常損失127百万円(前期は984百万円の経常損失)となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益はネクスグループ株式の売却により、ネクスグループを持分法適用関連会社か
ら除外したことに伴う特別利益128百万円を計上した結果、66百万円(前期は666百万円の親会社株主に帰属する当期
純損失)となりました。
当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は、以下のとおりであります。
① 情報サービス事業
金融・経済情報配信サービス分野におきましては、ポータルサービスおよび法人向けリアルタイムサービスが前期
比で15百万円減少したものの、機関投資家向けやアウトソーシングサービスの新規契約による取引増加および個人向
けサービスである「クラブフィスコ」が前期比で売上高が27百万円増加し、売上高は423百万円(前期は415百万円の
売上高)となりました。
上場企業を対象としたIR支援およびコンサルティングサービス分野におきましては、季節性の高い大企業向け統合
報告書やアニュアルレポートについて、そのサービス特性から検収時期および売上計上時期が下期偏重傾向にありま
すが、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、売上検収時期の延期などの影響を受けました。また、スポンサー
型アナリストレポート(企業調査レポート)についても、新型コロナウイルス感染症に伴う契約企業の業績悪化による
IRコスト削減などの影響を受け、解約やサービスの一時中断等が生じております。これらの影響により売上高は608
百万円(前期は668百万円の売上高)となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は1,031百万円(前期は1,082百万円の売上高)と減少しましたが、利益率の高
い案件の獲得および継続的に取り組んでいる費用削減や取引先の見直し等の施策により、セグメント利益は304百万
円(前期は194百万円のセグメント利益)と大幅に改善しました。
② 広告代理業
2020年夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックに伴い、業務提携先の実業之日本社が手がける、パ
ラスポーツマガジンの広告掲載、タイアップ記事掲載など新規広告獲得が進んでおりましたが、大会の延期による企
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
業広告の減少およびクライアント企業の事業活動の自粛等の影響を受けたことにより、広告収入の減少を余儀なくさ
れましたが、案件1件当たりの受注金額および、獲得単価アップと費用削減を図り、当連結会計年度の売上高は65百
万円(前期は80百万円の売上高)となり、セグメント利益18百万円(前期は10百万円のセグメント損失)となりまし
た。
③ 暗号資産・ブロックチェーン事業
株式会社フィスコ・コンサルティング(2020年6月10日付で、株式会社ヴァルカン・クリプトカレンシー・フィナ
ンシャル・プロダクツより商号変更。以下、「フィスコ・コンサルティング」といいます。)において、暗号資産に
対する自己勘定投資を行っており、損益の純額を売上に計上しております。ビットコインを中心とした暗号資産の取
引価格が、2020年10月から年末にかけ1ビットコイン120万円から1ビットコイン250万円以上に急騰し、2021年2月
には1ビットコイン500万円を超えるなど取引相場が活況な状況もあり、その取引相場の状況に応じてトレーディン
グを行いました。この結果、当連結会計年度の売上高はトレーディングも含め22百万円(前期売上高は10百万円)、
セグメント利益は20百万円(前期は1百万円のセグメント損失)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比して517百万円増加し、2,720百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比して124百万円増加いたしました。これは現金及び預金が41百万円増加したこ
と、受取手形および売掛金が106百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比して393百万円増加いたしました。これは、無形固定資産が92百万円増加した
こと、投資有価証券が297百万円増加したこと、長期貸付金が23百万円減少したことなどが主たる要因であります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比して6百万円増加し1,422百万円となりました。これは、短期借入金
が59百万円減少したこと、および1年内返済予定の長期借入金が13百万円減少したこと、前受金26百万円減少したこ
と、持分法適用に伴う負債が151百万円増加したことなどが主たる要因であります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比して511百万円増加し1,297百万円となりました。これは、利益剰余
金が423百万円増加したこと、自己株式が279百万円減少したこと、その他有価証券評価差額金が179百万円減少した
ことなどが主たる要因であります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比して41百万円増加し、
151百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は41百万円の減少(前連結会計年度は576百万円の減少)となりました。これは主に売上債
権の増加額106百万円があった事によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は172百万円の増加(前連結会計年度は1,405百万円の増加)となりました。これは主に、投
資有価証券の売却による収入141百万円、暗号資産の売却による収入83百万円、長期貸付金の回収87百万円があっ
た一方で、有形および無形固定資産の取得による支出131百万円があった事によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は89百万円の減少(前連結会計年度は712百万円の減少)となりました。これは主に、短期
借入金の純増減額が59百万円、長期借入金の借入による収入が39百万円、同じく長期借入金の返済による支出が46
百万円あった事によるものです。
(4)今後の見通し
① 情報サービス事業
主力事業である情報サービス事業において、コンテンツのリニューアルを行った個人投資家向け販売サイト「クラ
ブフィスコ」では、自社の投資レポートはもちろん、フィスコソーシャルレポーターをはじめとした著名な個人投資
家の方の投資手法をまとめた投資教育教材の拡販を推進しており、売上も堅調に推移し、安定的な収益確保に努めて
まいります。また、新規事業領域として、ヘッジファンド向け投資助言に加え、機関投資家向けのアナリストレポー
トの販売を開始しました。契約件数も増加しており、引き続き売上の増加に向けた施策を実施しております。
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
企業IR支援サービス分野では、組織力強化やブランドの強化を図ることで、統合レポート、アニュアル・レポー
ト、ESGレポート、ならびに英文翻訳業務の拡大を目指します。中核サービスであるスポンサー型アナリストレポー
ト(企業調査レポート)においては、効果的なIRコミュニケーション・サービスの需要を引き続き取り込む方針です。
2021年度のセグメント売上については、新型コロナウィルス感染症の影響が懸念されますが、2020年と同水準の
1,038百万円の売上を見込んでおります
利益面につきましては、個人投資家向けのサービスの復調が見込まれる他、利益率の高い案件の獲得および継続的
に取り組んでいる費用削減や外注先の見直し等の施策を実施することにより、安定的な利益確保、黒字幅拡大を見込
んでおり、セグメント利益は339百万円を計画しています。
② 広告代理業
引き続き、企業広告およびクライアント企業の広告活動の自粛等が懸念される中、紙媒体中心の広告業務から、バ
ナー広告、ネット動画制作等の広告におけるトレンドや媒体特性なども踏まえて、企業IRや広告において、提案力の
強化を進めながら、セグメント売上高については36百万円を見込んでおりますが、2020年と同水準のセグメント売上
および利益の確保を目指し、広告制作の収益性の向上につなげてまいります。
③ 暗号資産・ブロックチェーン事業
フィスコ・コンサルティングでは、引き続き暗号資産に対する自己勘定投資を予定しており、ビットコインを中心
とした暗号資産の価格の推移を見極め、慎重にトレーディングを行ってまいります。また、当社発行のFSCCが2020年
12月に海外投資家へのFSCCの認知度向上を図る目的で、海外の暗号資産交換所での取引を開始いたしました。今後も
積極的にFSCCの認知度向上を図りつつ、暗号資産分野における新規ビジネスの創造、FSCCの価値向上を通じて、当社
の企業価値の向上を目指しています。
Zaifにおいては、2020年10月からのビットコインを中心とした暗号資産取引価格の急騰を受け、運営する暗号資産
交換所「Zaif Exchange」での取引量の増加に加え、交換所運営の効率化による経常費用削減、手数料収入の大幅な
増収などから、業績が大きく改善しております。2021年2月には1ビットコイン500万円を超えるなど、引き続き暗
号資産取引相場が活況な状況にもあり、2021年12月期連結業績予想において、持分法投資利益157百万円(Zaif事業
計画472百万円の当期利益に対して当社持分33.2%を乗じた金額)を見込んでおります。2021年1月で130百万円の利
益を計上しており、Zaifの今期事業計画計画に対し、すでに27%超の進捗となっており、持分法による投資利益を通
して、当社の業績に大きく寄与することが見込まれますが、依然として新型コロナウイルスの動向が不透明であり、
また暗号資産取引相場の動向等も勘案し、2021年12月期連結業績予想については、現時点では業績予想は据え置きと
しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは連結財務諸表の期間比較可能性および企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮のうえ、適切に対応していく
方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 146,123 187,386
受取手形及び売掛金 127,000 233,426
仕掛品 14,930 17,375
預け金 2,890 16,567
前払費用 14,901 6,323
その他 63,937 32,738
貸倒引当金 △15 △15
流動資産合計 369,767 493,802
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,579 4,069
減価償却累計額 △2,456 △2,467
減損損失累計額 △1,123 △1,123
建物及び構築物(純額) 0 479
工具、器具及び備品 72,756 88,719
減価償却累計額 △48,195 △50,030
減損損失累計額 △1,797 △1,797
工具、器具及び備品(純額) 22,762 36,891
有形固定資産合計 22,762 37,370
無形固定資産
のれん 79,747 62,025
ソフトウエア 1,887 112,370
その他 1,983 1,983
無形固定資産合計 83,617 176,379
投資その他の資産
投資有価証券 1,597,940 1,895,144
差入保証金 39,220 21,755
長期貸付金 76,826 52,923
長期未収入金 8,690 8,690
繰延税金資産 - 36,105
その他 12,467 5,836
貸倒引当金 △8,145 △7,106
投資その他の資産合計 1,726,999 2,013,349
固定資産合計 1,833,380 2,227,099
資産合計 2,203,148 2,720,902
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,785 14,133
短期借入金 139,670 79,678
1年内返済予定の長期借入金 43,010 29,141
前受金 51,474 25,279
未払法人税等 13,862 4,313
未払金 38,552 31,375
その他 32,051 30,064
流動負債合計 336,406 213,984
固定負債
長期借入金 53,508 59,824
退職給付に係る負債 13,032 15,767
繰延税金負債 27,169 -
長期未払金 12,492 8,378
持分法適用に伴う負債 973,922 1,125,041
固定負債合計 1,080,125 1,209,011
負債合計 1,416,532 1,422,996
純資産の部
株主資本
資本金 799,991 100,000
資本剰余金 951,864 1,651,855
利益剰余金 △671,803 △247,823
自己株式 △289,964 △10,351
株主資本合計 790,087 1,493,679
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △41,702 △221,296
繰延ヘッジ損益 45 -
為替換算調整勘定 7,248 -
その他の包括利益累計額合計 △34,408 △221,296
新株予約権 30,937 25,522
純資産合計 786,616 1,297,906
負債純資産合計 2,203,148 2,720,902
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 5,789,403 1,119,525
売上原価 3,284,778 396,624
売上総利益 2,504,625 722,901
販売費及び一般管理費 3,090,981 661,240
営業利益又は営業損失(△) △586,356 61,660
営業外収益
受取利息 5,286 1,633
暗号資産売却益 - 83,866
その他 43,706 26,600
営業外収益合計 48,993 112,100
営業外費用
支払利息 26,041 3,337
為替差損 27,748 1
支払手数料 4,526 4,193
持分法による投資損失 361,887 286,193
その他 26,607 7,384
営業外費用合計 446,811 301,110
経常損失(△) △984,174 △127,349
特別利益
関係会社株式売却益 394,589 128,148
新株予約権戻入益 - 5,415
固定資産売却益 106 2
投資有価証券売却益 3,078 7,440
特別利益合計 397,774 141,006
特別損失
固定資産除却損 12,784 -
減損損失 68,615 -
投資有価証券売却損 381,092 807
投資有価証券評価損 - 2,318
持分変動損失 40,905 -
特別損失合計 503,398 3,126
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
△1,089,797 10,531
失(△)
法人税、住民税及び事業税 53,313 4,433
法人税等調整額 11,345 △60,523
法人税等合計 64,658 △56,090
当期純利益又は当期純損失(△) △1,154,456 66,621
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △487,786 -
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△666,670 66,621
帰属する当期純損失(△)
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) △1,154,456 66,621
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △204,875 △227,530
繰延ヘッジ損益 108 -
為替換算調整勘定 2,894 -
持分法適用会社に対する持分相当額 △17,924 20,638
その他の包括利益合計 △219,796 △206,891
包括利益 △1,374,253 △140,270
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △780,461 △140,270
非支配株主に係る包括利益 △593,791 -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,269,358 520,485 △1,678,763 △10,351 100,729
当期変動額
新株の発行 699,991 729,134 1,429,126
減資 △1,169,358 1,169,358 -
欠損填補 △1,445,130 1,445,130 -
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
△666,670 △666,670
(△)
自己株式の取得 △279,613 △279,613
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
△990 △990
連結範囲の変動 △20,995 228,500 207,505
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
-
当期変動額合計 △469,367 431,378 1,006,959 △279,613 689,357
当期末残高 799,991 951,864 △671,803 △289,964 790,087
その他の包括利益累計額
非支配株主
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ損 為替換算調 その他の包括利 持分
評価差額金 益 整勘定 益累計額合計
当期首残高 31,129 △68 67,901 98,963 54,991 2,727,372 2,982,056
当期変動額
新株の発行 1,429,126
減資 -
欠損填補 -
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
△666,670
(△)
自己株式の取得 △279,613
非支配株主との取引に係
る親会社の持分変動
△990
連結範囲の変動 207,505
株主資本以外の項目の当
△72,831 113 △60,653 △133,371 △24,054 △2,727,372 △2,884,797
期変動額(純額)
当期変動額合計 △72,831 113 △60,653 △133,371 △24,054 △2,727,372 △2,195,440
当期末残高 △41,702 45 7,248 △34,408 30,937 - 786,616
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 799,991 951,864 △671,803 △289,964 790,087
当期変動額
剰余金の配当 △22,842 △22,842
減資 △699,991 699,991 -
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
66,621 66,621
(△)
自己株式の処分 △7,949 17,837 9,887
持分法の適用範囲の変動 7,949 380,200 261,775 649,926
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
-
当期変動額合計 △699,991 699,991 423,979 279,613 703,592
当期末残高 100,000 1,651,855 △247,823 △10,351 1,493,679
その他の包括利益累計額
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 繰延ヘッジ損 為替換算調 その他の包括利
評価差額金 益 整勘定 益累計額合計
当期首残高 △41,702 45 7,248 △34,408 30,937 786,616
当期変動額
剰余金の配当 △22,842
減資 -
親会社株主に帰属する当
期純利益又は親会社株主
に帰属する当期純損失
66,621
(△)
自己株式の処分 9,887
持分法の適用範囲の変動 649,926
株主資本以外の項目の当
△179,593 △45 △7,248 △186,887 △5,415 △192,302
期変動額(純額)
当期変動額合計 △179,593 △45 △7,248 △186,887 △5,415 511,289
当期末残高 △221,296 - - △221,296 25,522 1,297,906
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
△1,089,797 10,531
損失(△)
減価償却費 65,371 4,934
減損損失 68,615 -
のれん償却額 35,670 17,722
貸倒引当金の増減額(△は減少) △11,195 △1,039
受取利息及び受取配当金 △5,721 △1,830
支払利息 26,041 3,337
為替差損益(△は益) 22,984 1
持分法による投資損益(△は益) 361,887 286,193
売上債権の増減額(△は増加) 30,678 △106,425
たな卸資産の増減額(△は増加) △11,557 △2,445
仕入債務の増減額(△は減少) 6,718 △3,651
投資有価証券売却損益(△は益) 378,013 △6,633
株式報酬費用 5,384 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 7,107 2,735
賞与引当金の増減額(△は減少) △16,954 -
その他の引当金の増減額(△は減少) △18,706 -
投資有価証券評価損益(△は益) - 2,318
関係会社株式売却損益(△は益) △394,589 △128,148
固定資産売却損益(△は益) △106 △2
固定資産除却損 12,784 -
暗号資産評価損益 (△は益) △3,995 △797
暗号資産売却損益(△は益) - △83,866
持分変動損益(△は益) 40,905 -
新株予約権戻入益 - △5,415
暗号資産の増減額(△は増加) 4,431 4,415
貸付暗号資産の増減額(△は増加) 40,760 -
前受金の増減額(△は減少) 62,524 △26,195
未払金の増減額(△は減少) △17,082 △11,665
未払費用の増減額(△は減少) △4,658 △2,183
未払消費税等の増減額(△は減少) 4,824 3,690
預け金の増減額(△は増加) 22,426 △13,677
預り金の増減額(△は減少) 3,761 △2,175
その他の流動資産の増減額(△は増加) △58,151 △10,620
その他の流動負債の増減額(△は減少) 6,225 △8,914
その他 △63,788 48,735
小計 △489,186 △31,071
利息及び配当金の受取額 3,089 2,396
利息の支払額 △28,233 △3,510
法人税等の支払額 △61,913 △9,182
営業活動によるキャッシュ・フロー △576,243 △41,367
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △62,864 △18,607
有形固定資産の売却による収入 450 2,157
投資有価証券の取得による支出 - △3,998
投資有価証券の売却による収入 1,074,291 141,357
無形固定資産の取得による支出 △1,069 △113,951
短期貸付けによる支出 - △2,000
短期貸付金の回収による収入 150,000 2,000
長期貸付けによる支出 △465,167 △31,000
長期貸付金の回収による収入 592,000 87,903
差入保証金の差入による支出 △4,483 △4,637
差入保証金の回収による収入 83,832 23,481
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △8
支出
暗号資産の取得による支出 △97 -
暗号資産の売却による収入 - 83,866
その他 38,562 5,584
投資活動によるキャッシュ・フロー 1,405,453 172,147
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △151,530 △59,992
長期借入れによる収入 2,500 39,000
長期借入金の返済による支出 △522,874 △46,553
社債の償還による支出 △34,115 -
配当金の支払額 △3,114 △21,971
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△990 -
よる支出
その他 △1,909 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △712,034 △89,516
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,561 △1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 114,614 41,262
現金及び現金同等物の期首残高 1,134,446 109,928
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △1,139,132 -
現金及び現金同等物の期末残高 109,928 151,190
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
連結の範囲の重要な変更
2020年8月3日に当社持分法適用関連会社の株式会社フィスコデジタルアセットグループ(2020年11月1日
付で、株式会社Zaif Holdingsへ商号変更)と株式譲渡契約を締結し、同社保有の株式会社Crypto Currency
Fund Management(2020年8月7日に社名を株式会社FISCO Decentralized Application Platformに変更)の
全株式を取得したため、当連結会計年度より、同社を連結の範囲に含めております。なお、当連結会計年度の
損益に与える影響は軽微です。
持分法適用の範囲の重要な変更
2020年6月3日付「持分法適用関連会社の異動を伴う株式の一部売却による特別損失(個別)および特別利
益(連結)発生の見込みに関するお知らせ」で公表しました通り、ネクスグループの株式を一部売却したこと
に伴い、当連結会計年度において持分法の適用範囲から除外しております。
(追加情報)
連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用
当社及び連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設された
グループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行に合わせて単体納税制度の見直しが行われた項目に
ついては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対
応報告第39号2020年3月31日)第3項の取り扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会
計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額につ
いて、改正前の税法の規定に基づいております。
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、本社で製品・サービスについて、国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。当社グループは、製品・サービス別のセグメントから構成されております。
前連結会計年度において、連結子会社であったネクスグループを連結の範囲から除外しております。これによ
り、当連結会計年度より「インターネット旅行事業」「IoT関連事業」「ブランドリテールプラット
フォーム事業」を報告セグメントから除外しております。
また、当連結会計年度より「仮想通貨・ブロックチェーン事業」セグメントは「暗号資産・ブロックチェーン
事業」セグメントへ名称変更を行っております。
各報告セグメントの内容は以下のとおりであります。
「情報サービス事業」・・・・法人並びに個人向けの企業情報、金融情報及び暗号資産情報の提供
統合レポート、アニュアル・レポート等の企業IR支援サービス
「広告代理業」・・・・・・・広告代理業務、広告出版物の企画、編集、制作並びに発行
販売促進物、ノベルティの製造販売
「暗号資産・ ・・暗号資産交換業、暗号資産投資業、ブロックチェーン事業
ブロックチェーン事業」
「その他」・・・・・・・・・資本政策、財務戦略、事業戦略、リクルート支援業務等の各種コンサルティ
ング業務ファンドの組成及び管理業務
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
ブランド
仮想通貨・
インター リテール
情報 ブロック
サービス事業
ネット IoT関連事業 広告代理業 プラット
チェーン
計
旅行事業 フォーム
事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,078,540 1,138,304 502,014 78,438 2,973,702 10,674 5,781,674
セグメント間の内部売
3,909 3,616 9,005 2,094 3,682 - 22,307
上高又は振替高
計 1,082,450 1,141,920 511,019 80,532 2,977,384 10,674 5,803,981
セグメント利益又は損失
194,896 12,166 31,035 △10,858 △319,723 △1,539 △94,023
(△)
(単位:千円)
連結
その他 調整額
(注)1
合計
(注)2. 3
財務諸表
計上額
売上高
外部顧客への売上高 7,729 5,789,403 - 5,789,403
セグメント間の内部売
501 22,808 △22,808 -
上高又は振替高
計 8,230 5,812,212 △22,808 5,789,403
セグメント利益又は損失
7,379 △86,644 △499,712 △586,356
(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメント(コンサルティング事業)であり
ます。
2.セグメント利益又は損失の調整額△499,712千円は、セグメント間取引消去△22,808千円及び各セグメン
トに帰属していない全社費用△476,903千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
4.ネクスグループの株式の一部を売却したことに伴い、ネクスグループが当社の連結子会社から持分法適用
関連会社に変更されました。この結果、インターネット旅行事業およびIoT関連事業、ブランドリテールプ
ラットフォーム事業は第3四半期より連結の範囲から除外しております。
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結
暗号資産・ 調整額
その他 財務諸表
情報 ブロック (注)2. 3
サービス事業
広告代理業
チェーン (注)1
合計 計上額
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,031,688 65,441 22,353 42 1,119,525 - 1,119,525
セグメント間の内部売
- - - - - - -
上高又は振替高
計 1,031,688 65,441 22,353 42 1,119,525 - 1,119,525
セグメント利益又は損失
304,267 18,782 20,945 △901 343,094 △281,433 61,660
(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメント(コンサルティング事業)であり
ます。
2.セグメント利益又は損失の調整額△281,433千円は、各セグメントに帰属していない全社費用△281,433千
円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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㈱フィスコ(3807) 2020年12月期決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 16.54円 27.85円
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失
△16.13円 1.48円
金額(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 -円 1.47円
(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当
たり当期純損失金額であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失
金額
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株
主に帰属する当期純損失金額(△) △666,670 66,621
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株
△666,670 66,621
主に帰属する当期純損失金額(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 41,322,391 44,972,390
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) - 90,615
2016年第4回新株予約権
960個
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
(普通株式 96,000株)
当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在 -
2018年第5回新株予約権
株式の概要
795個
(普通株式 79,500株
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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