3807 J-フィスコ 2020-08-14 15:00:00
株式会社フィスコ2020年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
株式会社フィスコ2020年12月期 第2四半期決算説明資料
2020年8月14日
Copyright(c) 2012 by FISCO Ltd.
No part of this publication may be reproduced, stored in retrieval system,or transmitted in any means --- electronic, mechanical, photocopying, recording and otherwise --- without permission of FISCO Ltd.
This document provides an outline of a presentation and is incomplete without accompanying oral commentary and discussion.
2020年第2四半期業績説明
Ⅰ.2020年第2四半期連結業績概要
Ⅱ.事業計画達成に向けた取組み
1
2020年第2四半期連結業績概要
2
連結業績ハイライト(報告セグメント)
ネクスグループ株式売却に伴い、持分法適用関連会社から除外。また、連結子会社の株式会社ヴァ
ルカン・クリプト・カレンシー・フィナンシャル・プロ ダクツを「株式会社フィスコ・コンサルティング」へ商号
変更
今期報告セグメント
フィスコ・コンサルティング
・情報サービス事業
フィスコ
・広告代理業 当社のネットワークを活用した
M&A、資本政策等のアドバイザリ
ー事業の連携強化を図る
フィスコデジタルアセットグ
・暗号資産・ブロックチェー
持分法適用関連会社として、
ループ ン事業
営業外損益に業績反映
・IoT関連事業
株式売却に伴い第3四半期よ
・インターネット旅行事業
ネクスグループ り、持分法適用関連会社から
除外
・ブランドリテールプラット
フォーム事業
3
連結業績概要
当第1四半期に引き続き、①利益率の高い案件の獲得、②営業効率の改善を進め、利益面では大幅
に改善。またネクスグループ株式売却による特別利益の計上で、当期純利益はプラスで着地
単位:百万円
2019年12月期 2020年12月期
対前年同期比
第2四半期 第2四半期
金額 金額 金額 増減率
売上高※ 5,161 449 ▲4,711 ▲91%
今期報告セグメント売上高 546 449 ▲97 ▲17%
営業利益 ▲533 ▲96 436 -
経常利益 ▲745 ▲113 631 -
親会社株主に帰属する
当期純利益 ▲758 27 786 -
※2019年12月期第2四半期数値は、ネクスグループ連結数値を含む
前期比で利益率・利益額改善と、最終黒字化を達成
4
連結業績概要(セグメントごとの業績推移)-利益率・利益額の改善
新型コロナウィルス感染症拡大に伴う、受注時期の見直しや失注により前期比で売上は減少したもの
の、利益率の高い案件獲得と営業効率の向上施策が奏功し、前期比で増益を実現
単位:百万円
2019年12月期 2020年12月期 対前期差異
第2四半期 第2四半期
売上 営業利益 売上 営業利益 売上 営業利益
情報サービス事業 480 45 418 65 ▲62 20
広告代理業 52 ▲6 26 ▲2 ▲26 4
仮想通貨・ブロック
チェーン事業 14 2 4 4 ▲10 2
営業効率の向上施策により増益
‐下期も引き続き、テレワークの促進、固定費の削減等により、さらに20百万円超の費用削減が見込
まれる
5
連結業績概要(計画対比)
新型コロナウィルス感染症の影響により売上は計画比で若干減少したものの、高利益率案件が寄与
し、各利益は通期計画を上回る実績で進捗
単位:百万円
2020年12月期第2四半期 ・季節性の高い大企業向け統
計画対比
(計画) (実績) 合レポートやアニュアルレポ
ート案件の検収時期が第3四
半期以降となり、下期偏重傾
金額 金額 達成率 向で売上の約70%を占める
・2020年4月、自社発行トーク
売上高 462 449 97% ンのフィスココイン(FSCC)売
却およびネクスグループ株式
売却による売却益計上
営業利益 ▲98 ▲96 -
経常利益 ▲156 ▲113 - 計画以上の
利益水準で
親会社株主に帰属
する当期純利益 ▲158 27 - 推移
6
連結業績概要(自己資本比率改善)
前期末に比較して、手元流動性の確保に加えて、自己資本比率も順調に改善しており、安定的な財
政状態を維持
単位:百万円
2019年12月 2020年12月
期(前期末) 期第2四半期
増減 増減率 流動性比率
流動資産 386 452 82 122% 110%
固定資産 1,833 2,254 421 110%
資産合計 2,203 2,707 504 123%
156%
流動負債 336 289 ▲47 ▲14%
自己資本比率
固定負債 1,080 1,031 ▲48 ▲5% 36%
負債合計 1,416 1,320 ▲95 ▲7%
純資産 786 1,386 600 176% 51%
7
事業計画達成に向けた取組み
8
事業計画(2020年12月期) 再掲
1. 事業計画数値目標 単位:百万円 2. 目標の実現に向けた具体的な諸施策
2020年12月期 ① 個人投資家向けコンテンツ拡販の推進、投資教育
・金融経済コンテンツサービス強化
売上高合計 1,246 ② 仮想通貨(暗号資産)の情報配信、機関投資家向
けコンテンツの新規販売
情報サービス事業 1,138
③ スポンサー型アナリストレポート(企業調査レポート)
広告代理業 108 営業推進強化
- ④ 広告媒体提案力の強化や制作プロセス改善
仮想通貨・ブロック
⑤ クシム社との連携によるオンライン会社説明会等設
チェーン事業 ※
営事業
営業利益 156 ⑥ クシム社との連携による社外取締役派遣事業
⑦ 管理体制のさらなる強化(組織横断的な体制強化を
推進)
※フィスコ仮想通貨取引所(以下「FCCE」)は、当社持分法適用関連会社のため、業績については営業外損益に計上されます。
2020年2月12日にFCCEが運営する2つの仮想通貨取引所「フィスコ仮想通貨取引所」および「Zaif」を統合し「Zaif Exchange」といたしまし
た。また、2020年3月6日に同取引所にて、新規口座開設受付再開をいたしました。
参照)2020年3月30日株主総会事業説明会資料
9
コスト削減とデジタル時代に適した組織への転換 再掲
従業員のテレワーク推進、ブロガーやYouTuberも含めたアナリスト外部パートナー化および外部パートナーのコンテ
ンツ拡散により、固定費の低減を図るなど、デジタル時代に適した組織への転換を推進する。
FISCO
固定費の大 ブロガー、
テレワーク 幅な削減 YouTuber
事務所賃
料削減
ネットワーク
プロモーシ
ョンコスト
社員のモチベーション維持 の低減
執筆コスト外部化、コンテンツの拡散
アナリスト
外部パート
ナー化
参照)2020年3月30日株主総会事業説明会資料
10
フィスコの事業戦略(展開サービス) 再掲
既存の金融分野におけるサービス提供を継続しつつ、培ったノウハウを転用し、デジタル金融分野も含めて新規サー
ビスの提供にチャレンジする。
<顧客とその課題>
FISCO 株式
新しい事業領域へ参入
個 投資行動
人 為替・債券
既
投 学習・ • 既存およびデジタル金融 存
資 マーケットの情報提供 の
情報収集・分析 金
家 • 投資教育コンテンツの提供 • 暗号資産による金融ポート
コモディティ
融
金融ポートフォリオ フォリオ拡大へのサポート
拡大 • 多様な金融サービスの開発
先物オプション
• 社外(女性)取締役紹介
企業活動 • 広告代理業の提供
上 • IEOによる資金調達の支援
場
企 資金調達 • 企業調査レポートの作成 • 個人投資家、機関投資家と
業 IR活動 • アニュアルレポートの作成 のマッチング(投資プラット
フォーム)サービス
金融ポートフォリオ • オンラインIR説明会の提供
拡大 • 株主優待サポートサービス デ
暗号資産 ジ
タ
ル
機 投資行動 の
金
関 融 金
投 機 • 既存およびデジタル金融 • 機関投資家向けIR説明会 融
IEO
資 関 情報収集・分析
マーケットの情報提供 文字起こし提供
家 ・
金融ポートフォリオ
拡大
参照)2020年3月30日株主総会事業説明会資料
11
新しい事業領域へ参入~個人・機関投資家向け~
既存の情報配信に加え、投資行動の新たなニーズの掘り起こし
<顧客とその課題>
・YouTube の「FISCO TV」で開始 Vtuber(ブイチューバー)アナリスト
投資行動 の募集を開始
・少子高齢化に合わせた投資教育 株式会社クシム(旧アイスタディ㈱)
とアナリスト養成で業務提携強化
個 ・アナリスト養成講座
人
投 学習・
資 情報収集・分析 ・情報端末を通じた情報配信に加
家 え、個別に金融・経済情報を配信 海外の機関投資家向けに、金融情
/ 報を提供を開始
機
関
投 ・暗号資産に関する関連コンテン
資 「仮想通貨ナビ」等を利用した関連
家 ツ拡充 情報の配信
・「クラブフィスコ」で決済通貨とし
金融ポートフォリ
オ拡大
て「フィスココイン」を採用
・「フィスココイン」のプロトコルを「 「Ethereum」に移管することにより、
Counterparty」から「Ethereum」の 送金時間が10分から17秒へ大幅
「ERC20」への移管 に短縮
12
新しい事業領域へ参入~上場企業向け~
支援先企業のIRに関する様々な課題をワンストップで提供し、新たな収益モデル
を構築
<顧客とその課題>
株式会社クシム(旧アイスタディ㈱)
企業活動 ・社外(女性)取締役紹介・育成etc と紹介業務およびIR動画分野で業
務提携
・株主総会/IR説明会のリアルタイ
ム動画配信および動画の編集・制
上 作サービス 上場企業向けハイブリット型バーチ
場 ・株主総会、IR説明会の文字おこ ャル株主総会(参加型)支援業務を
企 資金調達 しサービス 展開
業
IR活動 ・議決権行使、株主優待、ステー
キングアプリケーション開発
・ IR、インターネット広告を組み合 株式会社SEMエージェンシーとイン
わせた認知施策に関するサービス ターネット広告サービスに関する業
・「フィスコアプリ」等を活用した、投 務提携
金融ポートフォリ 資家向けの広告配信モデルの共
オ拡大 同商品開発
13
バーチャル株主総会の議決権行使、株主優待、ステーキングアプリケーション開発に着手
クシム、CAICAテクノロジーズを開発パートナーとして迎え、スマートコントラクトを利用したアプリケーション開発を
行い、フィスココイン(FSCC) を活用するアプリケーションのプラットフォームを構築。
フィスコ
FDAP(専用子会社)
リザーブ
FSCC
議 ス
株 決 テ
(ス 主 (ス ー FSCCを
サービス提供 権
マ 優 マ キ 貸付
ー 行 ー ン
待 使 一般投資家
上場企業 ト ア ト グ
コ ア コ ア (当初は、フィスコ、ク
(顧客) プ プ
ン リ ン プ シム、CAICAテクノロ
ト リ ト リ ジーズ)
ラ ケ ケ ラ
ー ケ
FSCCまたは、 ク ー ク ー
ト シ シ ト FSCCにて
円にて支払 ) ョ ) シ
ン ョ ョ 返済
ン ン
開発費の支払い(一部FSCC)
クシム、CAICAテクノ
ロジーズ
(開発パートナー)
14 参照)2020年7月31日プレスリリース資料
フィスココイン(FSCC)経済圏の拡大
FSCCの価値向上を通じてフィスコの企業価値の向上を目指す。同時に、ブロックチェーン技術の適用に起因する金
融・価値革命の時代を見据え、暗号資産/トークンを活用した規範的な事例を生み出し、デジタル技術の進展が切
り開く未来、健全な資本市場の形成に貢献
フィスココイン(FSCC)
インフラの充実 流通の促進
・FSCCのプロトコルを「カウンターパーティ ・Zaif Exchangeにて、「トークン」から「主
ー」から「ERC20」に変更 要通貨」へ移行
・スマートコントラクトを利用したバーチャ
ル株主総会の議決権行使、株主優待、ス
テーキングアプリケーションの開発
サービスの拡充 ホルダーの参画
・クラブフィスコおよびクシム子会社のイー ・Zaif Exchangeにて行った「Zaif川柳」の
フロンティアが運営するイーフロンティアス プレゼントとしてFSCCが採用
トアにて、FSCCを決済通貨に採用
15
本資料の取り扱いについて
本資料の取り扱いについては、株式会社フィスコに関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記述を含み
ます。
これらの記述は、当社が本資料の作成時点において入手した情報に基づき、本資料の作成時点における予測等を
基礎として記載されています。また、これらの記述のためには、一定の前提(仮定)を使用しています。
これらの記述または前提(仮定)は主観的なものであり、将来において不正確であることが判明したり、将来実現しな
い可能性があります。このような事態の原因となりうる不確実性やリスクに関する追加情報については、当社の決算
短信、有価証券報告書、統合レポート等をご参照ください。
本資料における将来に関する記述は、本資料の作成時点のものであり、本資料の作成時点の後に生じた事情により
これらの記述に変更があった場合でも、当社は本資料を改訂する義務は負いかねますのでご了承ください。
本資料で使用するデータまたは表現等の欠落、誤謬、本書の使用により引き起こされる損害等に対する責任は負い
かねますのでご了承ください。
16