3804 J-システム ディ 2021-06-14 15:00:00
2021年10月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年10月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年6月14日
上場会社名 株式会社 システム ディ 上場取引所 東
コード番号 3804 URL https://www.systemd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤田 雅己
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理本部長 (氏名) 堂山 遼 TEL 075-256-7777
四半期報告書提出予定日 2021年6月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2021年10月期第2四半期の連結業績(2020年11月1日∼2021年4月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年10月期第2四半期 1,979 ― 487 ― 487 ― 334 ―
2020年10月期第2四半期 2,134 21.1 569 60.7 569 61.0 394 64.1
(注)包括利益 2021年10月期第2四半期 334百万円 (―%) 2020年10月期第2四半期 393百万円 (63.8%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年10月期第2四半期 51.96 ―
2020年10月期第2四半期 60.70 ―
(注) 第1四半期連結会計期間の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日公表分)等を早期適用しております。このため
当該基準等を適用する前の前第2四半期連結累計期間の売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益に対する増減率は記載しており
ません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年10月期第2四半期 4,227 2,861 67.7 446.97
2020年10月期 4,576 2,982 65.2 459.42
(参考)自己資本 2021年10月期第2四半期 2,861百万円 2020年10月期 2,982百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年10月期 ― 0.00 ― 14.00 14.00
2021年10月期 ― 0.00
2021年10月期(予想) ― 15.00 15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年10月期の連結業績予想(2020年11月 1日∼2021年10月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,085 ― 773 ― 773 ― 532 ― 81.96
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※2021年10月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を早期適用しており、上記の業績予想は適用後の金額です。こ
のため、当該基準適用前の2020年10月期の実績値に対する増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年10月期2Q 6,498,000 株 2020年10月期 6,498,000 株
② 期末自己株式数 2021年10月期2Q 95,186 株 2020年10月期 5,186 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年10月期2Q 6,439,610 株 2020年10月期2Q 6,492,882 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、創業以来パソコンのビジネスソフトを自社開発してパッケージソフトで提供しておりますが、この数
年来利益率の高いソリューションビジネスを展開すべく、パッケージソフトの品質の高度化と機能強化を図って
まいりました。このパッケージソフトを核として、ニーズの多様化に対応したカスタマイズ製品の提供と、リー
ズナブルな価格で多くのユーザに提供できるクラウドサービスの拡大に注力してまいりました。また、近年は公
共2分野(公教育・公会計)のソリューション事業に取り組み、地方自治体のIT化と財政の健全化、住民サー
ビスの高度化、教職員の業務負荷の削減を進め好評を得ております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウィルスの感染拡大による影響を少なからず受けたも
のの、グループ全体としてはほぼ計画通りの売上を計上するとともに、パッケージソフトの高品質化、ストック
ビジネスの推進、販管費、外注費等のコストの見直し、改善を進めた結果、計画を上回る営業利益を計上する事
ができました。
学園ソリューション事業におきましては、業界トップシェアの『キャンパスプラン.NET Framework』及び『キ
ャンパスプラン for Azure』が引き続き好評で、新規顧客からの引き合いだけでなく、既存ユーザへの追加導入
も多く、安定した売上、営業利益を計上する事ができました。また、クラウド利用も順調に増加し、ストック収
益の安定化に寄与しております。機能性・利便性・操作性を大きく向上させた新製品『学園総合情報システム
CampusPlan Smart』につきましては、ラインナップを拡充すべく開発作業を進めるとともに、積極的な販促活動
を行い、当事業の次世代を担うパッケージシステムとして営業展開に注力しております。
スポーツ・健康関連施設向け会員・会費管理システム『Hello EX』、文化観光施設向け運営支援システム
『Hello Fun』を主に展開しているウェルネスソリューション事業におきましては、新型コロナウィルス感染症の
市場に対する影響が大きく、フィットネスクラブ等の新規オープン延期や事業縮小が続くとともに、テーマパー
クや遊園地においても入場制限等が行われ、依然として厳しい環境下にあります。そのため、新規店舗・施設を
対象とした受注は伸び悩みましたが、既存店舗を対象としたシステム利用料収入は大きな影響を受けることなく
維持する事ができ、施設の利用効率を向上させる『新型コロナ三密対策』ソリューションの提供等により、一定
の売上、営業利益を計上する事ができました。従来の『Hello』シリーズをベースとして大幅にリニューアルした
新製品、クラウド型会員管理・会費回収システム『Smart Hello』については、パーソナルジムを始めとする小型
店舗を中心に納品・導入件数が増加しており、引き続き拡販を進めてまいります。
民間企業や学校法人を始め幅広い市場に向けて、コンプライアンス、ガバナンス支援ソフトとして『規程管理
システム』及び『契約書作成・管理システム』を提供しているソフトエンジニアリング事業におきましては、高
機能かつコストパフォーマンスに優れたこれらのソフトが市場で高い評価を受けて毎期業績を伸ばしておりま
す。当第2四半期連結累計期間におきましても、新型コロナ禍でテレワーク等の働き方改革が進行する中、民間
企業をはじめ多くの事業所で当ソリューションの導入が検討され、引き続き着実に売上、営業利益を計上するこ
とができました。また、訪問営業が制限・自粛される中、WEBを活用した販促活動が定着しつつあり、効率的な事
業活動を行うことができております。
公共2分野のうち、公立小中高校向け校務支援システム『School Engine』を提供している公教育ソリューショ
ン事業におきましては、当社がトップシェアを占める都道府県向け公立高校、複数の大規模自治体を含んだ多く
の公立小・中学校にサービス提供を行っており、当四半期も大規模案件を受注する事が出来ました。また、ニー
ズが高まりつつある都道府県単位で全小中高校を一貫する統合型校務支援システムについても、小中高校に一貫
したシステムをクラウドサービスで唯一提供し得る当社ソフトが引き続き自治体から高い評価を受けておりま
す。さらに、児童生徒に関する活動情報を保護者へ提供する『Home Services』を奈良市教育委員会向けにサービ
ス開始する等、市場ニーズに呼応した新しいソリューションを積極的に展開しており、さらなる案件獲得を目指
してまいります。
同じく公共団体向けの公会計ソリューション事業におきましては、公会計のデファクトスタンダードとなった
パッケージソフト『PPP(トリプル・ピー) Ver.5 新統一基準対応版』が、府・県・政令市・特別区などの大規模
自治体をはじめ、公営企業などを含めて多くの市町村自治体・公共団体に導入頂き、圧倒的なシェアを占めてお
り、撤退を発表した国策の競合商品からのリプレイスも順調に進んでおります。また、地方公共団体の財務会計
業務を支援する新たな製品として、『Common財務会計システム』を3月より提供開始しており、引き続き積極的
な営業展開を図ってまいります。
保険薬局向け事業を営んでいる株式会社シンクにおきましては、引き続き保守サポート収入を安定的に確保し
ました。
当社製品によるソリューションビジネスを北海道全域にて展開するべく2018年に設立したシステムディ北海道
株式会社におきましては、既存大規模ユーザへの対応を行う事でシステムの安定稼働に寄与するとともに、道内
での積極的な営業活動を進めました。
- 2 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,979,717千円(前年同四半期は2,134,136千
円)、営業利益487,632千円(前年同四半期は569,367千円)、経常利益487,300千円(前年同四半期は569,499千
円)、親会社株主に帰属する四半期純利益334,611千円(前年同四半期は394,114円)となりました。
なお、当社グループは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日公表分。以下
「収益認識会計基準」という。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号
2021年3月26日公表分)第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。そのため、売上高、営業利益、
経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益についての前年同四半期比(%)を記載しておりません。なお、
収益認識会計基準等の適用の詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表
に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
参考までに、収益認識会計基準等を遡及適用したと仮定して算出した前年同期数値と比較した場合、売上高は
3.3%増、営業利益は38.3%増、経常利益は38.2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は37.5%増となりま
す。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べて348,268千円減少して4,227,914千円
となりました。主な要因は、パッケージのバージョンアップ等によりソフトウエアが47,274千円増加、ソフトウ
エア仮勘定が34,501千円増加したことに対して、営業活動に伴う運転資金等により現金及び預金が208,850千円減
少、代金回収により受取手形、売掛金及び契約資産が210,133千円減少、繰延税金資産が11,072千円減少したこと
等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて227,201千円減少して1,366,028千円となりました。主な要因は、前受収益
が221,380千円増加したことに対して、仕入債務の支払により支払手形及び買掛金が140,627千円減少、税金支払
により未払法人税等が96,706千円減少、その他流動負債に含まれる未払消費税等が79,950千円減少、同じく未払
金が39,634千円減少、借入金返済により1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金がそれぞれ43,116千円、
21,898千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて121,066千円減少して、2,861,886千円となりました。主な要因は、自己
株式が143,190千円増加したことによるものであります。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末に比べ
て208,850千円減少して878,435千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
法人税等の支払額138,076千円、たな卸資産の増加額5,365千円、仕入債務の減少額95,691千円、未払金の減少
額40,080千円等により資金が減少したことに対して、税金等調整前四半期純利益487,300千円、売上債権の減少額
110,190千円、ソフトウエア償却費173,216千円、のれん償却額10,269千円等による資金の増加により、資金が
394,280千円増加(前年同期は584,489千円の資金増加)しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
ソフトウエアの取得による支出299,928千円等により資金が307,670千円減少(前年同期は286,954千円の資金減
少)しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出65,014千円、自己株式取得による支出143,190千円、配当金の支払額87,256千円に
より資金が減少し、資金が295,460千円減少(前年同期は34,195千円の資金減少)しました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年10月期の業績予想につきましては、2020年12月14日に公表いたしました業績予想からの変更はございませ
ん。なお、新型コロナウィルス感染症による影響については、現在状況を注視しておりますが、今後の経過次第で
は当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。
- 3 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,087,285 878,435
受取手形及び売掛金 771,067 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 560,933
たな卸資産 34,116 39,482
その他 19,753 27,515
貸倒引当金 △1,608 △1,019
流動資産合計 1,910,613 1,505,347
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 139,904 134,050
土地 595,965 595,965
その他(純額) 11,357 12,581
有形固定資産合計 747,227 742,597
無形固定資産
のれん 111,284 101,015
ソフトウエア 636,670 683,945
ソフトウエア仮勘定 651,595 686,096
無形固定資産合計 1,399,550 1,471,057
投資その他の資産
投資有価証券 18,043 17,864
繰延税金資産 115,102 104,030
保険積立金 350,332 352,293
破産更生債権等 176 -
その他 36,214 35,626
貸倒引当金 △1,077 △901
投資その他の資産合計 518,791 508,912
固定資産合計 2,665,569 2,722,567
資産合計 4,576,183 4,227,914
- 4 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年10月31日) (2021年4月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 317,581 176,954
1年内返済予定の長期借入金 108,370 65,254
前受収益 281,537 502,918
未払法人税等 151,627 54,920
賞与引当金 - 60,282
サポート費用引当金 147 -
その他 376,380 155,692
流動負債合計 1,235,643 1,016,021
固定負債
長期借入金 40,264 18,366
役員退職慰労引当金 100,656 103,901
退職給付に係る負債 193,222 203,932
その他 23,444 23,807
固定負債合計 357,586 350,006
負債合計 1,593,230 1,366,028
純資産の部
株主資本
資本金 484,260 484,260
資本剰余金 619,313 619,313
利益剰余金 1,883,106 1,905,772
自己株式 △686 △143,876
株主資本合計 2,985,994 2,865,469
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △3,041 △3,583
その他の包括利益累計額合計 △3,041 △3,583
純資産合計 2,982,952 2,861,886
負債純資産合計 4,576,183 4,227,914
- 5 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年11月1日 (自 2020年11月1日
至 2020年4月30日) 至 2021年4月30日)
売上高 2,134,136 1,979,717
売上原価 1,048,707 1,003,371
売上総利益 1,085,429 976,345
販売費及び一般管理費 516,061 488,713
営業利益 569,367 487,632
営業外収益
受取利息及び配当金 132 139
未払配当金除斥益 103 202
受取手数料 334 310
その他 1,021 4
営業外収益合計 1,592 657
営業外費用
支払利息 929 441
その他 531 547
営業外費用合計 1,461 989
経常利益 569,499 487,300
特別損失
役員退職慰労金 2,500 -
特別損失合計 2,500 -
税金等調整前四半期純利益 566,999 487,300
法人税、住民税及び事業税 160,408 44,326
法人税等調整額 12,475 108,362
法人税等合計 172,884 152,689
四半期純利益 394,114 334,611
親会社株主に帰属する四半期純利益 394,114 334,611
- 6 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年11月1日 (自 2020年11月1日
至 2020年4月30日) 至 2021年4月30日)
四半期純利益 394,114 334,611
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △501 △541
その他の包括利益合計 △501 △541
四半期包括利益 393,613 334,069
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 393,613 334,069
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 7 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年11月1日 (自 2020年11月1日
至 2020年4月30日) 至 2021年4月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 566,999 487,300
減価償却費 8,111 10,042
ソフトウエア償却費 152,515 173,216
のれん償却額 13,598 10,269
貸倒引当金の増減額(△は減少) △6,487 △765
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 7,587 10,710
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △2,413 3,244
受取利息及び受取配当金 △132 △139
支払利息 929 441
売上債権の増減額(△は増加) △38,879 110,190
たな卸資産の増減額(△は増加) △30,250 △5,365
仕入債務の増減額(△は減少) △17,560 △95,691
未払金の増減額(△は減少) △19,418 △40,080
その他 56,165 △131,101
小計 690,764 532,270
利息及び配当金の受取額 132 139
利息の支払額 △919 △480
法人税等の支払額 △105,487 △138,076
法人税等の還付額 - 426
営業活動によるキャッシュ・フロー 584,489 394,280
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,207 △5,180
ソフトウエアの取得による支出 △282,027 △299,928
投資有価証券の取得による支出 △599 △600
その他 880 △1,960
投資活動によるキャッシュ・フロー △286,954 △307,670
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 100,000 -
長期借入金の返済による支出 △69,972 △65,014
自己株式の取得による支出 - △143,190
配当金の支払額 △64,223 △87,256
財務活動によるキャッシュ・フロー △34,195 △295,460
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 263,340 △208,850
現金及び現金同等物の期首残高 712,982 1,087,285
現金及び現金同等物の四半期末残高 976,322 878,435
- 8 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年1月13日開催の取締役会決議に基づき、自己株式90,000株の取得を行っております。この結果、当
第2四半期累計期間において、自己株式が143,190千円増加し、当第2四半期会計期間末において自己株式が143,876
千円となっております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、一部のシステム運用サポートサービス提供等に係る収益について、従来は契約開始時に収益を認識す
る方法によっておりましたが、システム運用サポート契約等における履行義務を充足するにつれて顧客が便益を享受
する場合、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱
いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認
識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変
更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期
連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、利益剰余金の当期首残高は221,046千円減少しております。また、第2四半期連結累計期間の売上高、
営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ282,935千円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、流動資産に表示していた「受取
手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することといた
しました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表
示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号2020
年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じ
る収益を分解した情報を記載しておりません。
- 9 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年11月1日 至 2020年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
ソフトウェア 合計 計算書計上額
(注1) (注2)
事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 2,121,940 12,195 2,134,136 - 2,134,136
セグメント間の内部売上高
- 1,680 1,680 △1,680 -
又は振替高
計 2,121,940 13,875 2,135,816 △1,680 2,134,136
セグメント利益 700,454 8,323 708,778 △139,410 569,367
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種広報宣伝の企画・
制作、テナント賃貸等の業務を行っております。
2.セグメント利益の調整額△139,410千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年11月1日 至 2021年4月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
ソフトウェア 合計 計算書計上額
(注1) (注2)
事業 (注3)
売上高
フロー収益(注4) 1,017,356 12,084 1,029,441 - 1,029,441
ストック収益(注4) 950,275 - 950,275 - 950,275
外部顧客への売上高 1,967,632 12,084 1,979,717 - 1,979,717
セグメント間の内部売上高
- 1,680 1,680 △1,680 -
又は振替高
計 1,967,632 13,764 1,981,397 △1,680 1,979,717
セグメント利益 633,939 7,717 641,657 △154,025 487,632
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種広報宣伝の企画・
制作、テナント賃貸等の業務を行っております。
2.セグメント利益の調整額△154,025千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.フロー収益とは、ライセンス(使用許諾権)料、カスタマイズ、導入支援(インストラクト、デー
タコンバート等)、ソフト導入に関連するハード機器・他社商材の販売による収益のことをいい、
納品・検収時に一括売上計上されます。
ストック収益とは、システム運用サポートサービス、クラウドサービス提供によるランニング収益
のことをいい、サービス提供期間に応じて売上計上されます。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 10 -
株式会社システム ディ (3804) 2021年10月期 第2四半期決算短信
3.報告セグメントの変更等に関する情報
会計方針の変更に記載の通り、第1四半期連結会計期間の期首より収益認識会計基準等を適用し、収益認
識に関する会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更してお
ります。なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に
定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した
情報は記載しておりません。
- 11 -