3804 J-システム ディ 2020-12-14 15:00:00
2020年10月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年12月14日
上場会社名 株式会社 システム ディ 上場取引所 東
コード番号 3804 URL http://www.systemd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤田 雅己
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理本部長 (氏名) 堂山 遼 TEL 075-256-7777
定時株主総会開催予定日 2021年1月28日 配当支払開始予定日 2021年1月29日
有価証券報告書提出予定日 2021年1月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2020年10月期の連結業績(2019年11月1日∼2020年10月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期 3,854 8.1 727 35.7 729 35.6 510 33.3
2019年10月期 3,566 4.9 535 37.0 538 38.3 382 48.1
(注)包括利益 2020年10月期 508百万円 (32.8%) 2019年10月期 383百万円 (49.8%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年10月期 78.65 ― 18.5 16.8 18.9
2019年10月期 58.99 ― 16.2 13.5 15.0
(参考) 持分法投資損益 2020年10月期 ―百万円 2019年10月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年10月期 4,576 2,982 65.2 459.42
2019年10月期 4,124 2,539 61.6 391.11
(参考) 自己資本 2020年10月期 2,982百万円 2019年10月期 2,539百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年10月期 1,123 △551 △198 1,087
2019年10月期 775 △580 △214 712
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年10月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00 64 17.0 2.7
2020年10月期 ― 0.00 ― 14.00 14.00 90 17.8 3.3
2021年10月期(予想) ― 0.00 ― 15.00 15.00 18.3
3. 2021年10月期の連結業績予想(2020年11月 1日∼2021年10月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 1,983 ― 333 ― 333 ― 230 ― 35.48
通期 4,085 ― 773 ― 773 ― 532 ― 81.96
※2021年10月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)等を早期適用するため、上記の業績予想は当該基準適用後の金
額です。このため、当該基準適用前の2020年10月期の実績値に対する増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年10月期 6,498,000 株 2019年10月期 6,498,000 株
② 期末自己株式数 2020年10月期 5,186 株 2019年10月期 5,118 株
③ 期中平均株式数 2020年10月期 6,492,872 株 2019年10月期 6,492,882 株
(参考)個別業績の概要
1. 2020年10月期の個別業績(2019年11月1日∼2020年10月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期 3,787 8.4 722 34.5 724 34.4 507 30.2
2019年10月期 3,494 5.0 537 34.7 539 35.9 389 44.9
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年10月期 78.11 ―
2019年10月期 60.01 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年10月期 4,567 3,006 65.8 463.12
2019年10月期 4,123 2,566 62.3 395.34
(参考) 自己資本 2020年10月期 3,006百万円 2019年10月期 2,566百万円
2. 2021年10月期の個別業績予想(2020年11月 1日∼2021年10月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 1,943 ― 332 ― 332 ― 229 ― 35.30
通期 4,006 ― 770 ― 770 ― 530 ― 81.65
※2021年10月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)等を早期適用するため、上記の業績予想は当該基準適用後の金
額です。このため、当該基準適用前の2020年10月期の実績値に対する増減率は記載しておりません。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
4.個別財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 17
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 17
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 19
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 21
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社は、創業以来パソコンのビジネスソフトを自社開発してパッケージで提供して参りましたが、この数年来利益
率の高いソリューションビジネスを展開すべく、パッケージソフトの品質の高度化と高機能化を図って参りました。
このパッケージソフトを核として、ニーズの高度化に対応したカスタマイズ製品の提供と、リーズナブルな価格で多
くのユーザに提供できるクラウドサービスの拡大に注力してまいりました。また、近年は公共2分野(公教育・公会
計)のソリューション事業に取り組み、地方自治体のIT化と財政の健全化、住民サービスの高度化、教職員の業務負
荷の効率化を進め好評を得ております。
当連結会計年度におきましては、パッケージソフトの高品質化、ストックビジネスの推進、機能的な事業活動によ
るコスト削減を進めることができた結果、三期連続して前期実績を上回る過去最高の営業利益を計上することができ
ました。
学園ソリューション事業におきましては、『キャンパスプラン.NET Framework』及び『キャンパスプラン for
Azure』に対するユーザからの高い評価を受けて、新規ユーザへのシステム導入数が増加したとともに、ここ数年来
増加しているクラウド売上も大きく伸長し、イニシャル収入、ストック収入いずれの売上も伸ばす事ができました。
さらに、社内のSE課が中心となってコストコンロール等を進めた事で、売上増加にも関わらず製造原価を減少させ
る事ができ、営業利益を大きく伸ばす事ができました。また、機能性・利便性・操作性を大きく向上させた新製品
『学園総合情報システム CampusPlan Smart』につきましては、昨年秋に既にリリースしております総務・人事給与
システムの営業活動を行うとともに、ラインナップを拡充すべく開発作業にも力を注ぎました。
スポーツ・健康関連施設向け会員・会費管理システム『Hello EX』を主に展開しているウェルネスソリューション
事業におきましては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、フィットネスクラブや健康関連施設等の新規オ
ープンの延期や縮小が相次ぎました。また、文化観光施設向け運営支援システム『Hello Fun』につきましても、対
象市場のテーマパークや遊園地の休園が続き、新規顧客に対する営業活動に影響を及ぼしました。その結果、新規店
舗・施設を対象としたイニシャル収入は減少したものの、一方、既存店舗対象のストック収入については大きな影響
を受けることなく維持する事ができました。なお、従来の『Hello』シリーズをベースとして大幅にリニューアルし
た、クラウド型会員管理・会費回収システム『Smart Hello』については既に新規ユーザを獲得しており、2020年11
月以降の新しい期での拡販に力を入れてまいります。
民間企業や学校法人を始め幅広い市場に向けて、コンプライアンス、ガバナンス支援ソフトとして『規程管理シス
テム』及び『契約書作成・管理システム』を提供しているソフトエンジニアリング事業におきましては、高機能かつ
コストパフォーマンスに優れたこれらのソフトが市場で高い評価を受けて毎期着実に業績を伸ばしております。当連
結会計年度におきましても、業務マニュアルや手順書の作成に最適な機能を多数搭載した『規程・マニュアル管理シ
ステム』を複数ユーザへ納入するとともに、複数の企業グループ向けに『規程管理システム』を納入する事ができ、
コロナ禍で民間企業のIT投資が縮小される中においても売上、営業利益を伸ばす事ができました。他にも、金融機
関向けに特化した『規程管理システム金融機関版』や『総合文書管理システム (仮称)』の商談を進めており、今後
も夫々の市場に即した最適なソリューションを提供してまいります。
公共2分野のうち、公立小中高校向け校務支援システム『School Engine』を提供している公教育ソリューション
事業におきましては、当社がトップシェアを占める都道府県向け公立高校に加えて、複数の大規模自治体を含んだ多
くの公立小・中学校にもサービス提供を行っております。さらに、都道府県単位での全小中高校を一貫する統合型校
務支援システムに対するニーズが年々高まっており、小中高校に一貫したシステムをクラウドサービスで唯一提供し
得る当社ソフトは自治体から高い評価を受け、当連結会計年度も利用学校数を順調に拡大する事ができました。ま
た、児童生徒に関する情報を保護者へ提供する新しいサービスを開始すべく、開発を進めております。
同じく公共団体向けの公会計ソリューション事業におきましては、公会計のデファクトスタンダードとなったパッ
ケージソフト『PPP(トリプル・ピー) Ver.5 新統一基準対応版』が、府・県・政令市・特別区などの大規模自治体を
はじめ、公営企業などを含めて多くの市町村自治体・公共団体に導入頂き、圧倒的なシェアを占めております。加え
て、サービス停止、撤退を発表した国策の競合製品を使う自治体からの新規需要があり、当連結会計年度も当社シス
テムの提供を順次進めることができました。
保険薬局向け事業を営んでいる株式会社シンクにおきましては、引き続き保守サポート収入を安定的に確保しまし
た。
当社製品によるソリューションビジネスを北海道全域にて展開するべく2018年に設立したシステムディ北海道株式
会社におきましては、既存大規模ユーザへの対応を行う事でシステムの安定稼働に寄与するとともに、道内での積極
的な営業活動を進めました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,854,536千円(前年同期比8.1%増)、営業利益727,322千円(前
年同期比35.7%増)、経常利益729,728千円(前年同期比35.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益510,686千円
(前年同期比33.3%増)となりました。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末の残高4,124,573千円より451,609千円増加して4,576,183千
円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末残高1,682,866千円より227,746千円増加して1,910,613千円となりました。主な要
因は、代金回収等により現金及び預金が374,302千円増加し、受取手形及び売掛金が126,804千円減少したことによる
ものであります。
固定資産は、前連結会計年度末残高2,441,706千円より223,862千円増加して2,665,569千円となりました。主な要
因は、パッケージソフトウエアのリリースによりソフトウエアが282,254千円増加した一方で、のれんが償却により
27,196千円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末残高1,585,161千円より8,068千円増加して1,593,230千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末残高1,132,130千円より103,512千円増加して1,235,643千円となりました。主な要
因は、買掛金が107,578千円増加、未払法人税等が32,289千円増加、未払消費税等が28,971千円増加した一方で、返
済により1年内返済予定の長期借入金が24,950千円減少、長期のストック案件の稼働により前受収益が45,688千円減
少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末残高453,031千円より95,444千円減少して357,586千円となりました。主な要因は、
退職給付に係る負債が9,747千円増加した一方で、長期借入金が108,370千円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末残高2,539,411千円より443,541千円増加して2,982,952千円となりました。主な要因
は、利益剰余金が445,758千円増加したことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末712,982千円に比べ
374,302千円増加し、1,087,285千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
法人税等の支払額179,923千円、貸倒引当金の減少額8,441千円等により資金が減少しましたが、税金等調整前当期
純利益721,182千円、売上債権の減少額126,804千円、仕入債務の増加額50,894千円、ソフトウエア償却費322,110千
円、減価償却費20,365千円、のれん償却額27,196千円等による資金の増加により、1,123,807千円の増加となりまし
た。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
ソフトウエアの取得による支出546,694千円等により、資金が551,101千円減少しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出133,320千円、配当金の支払額64,952千円等による資金の減少により、198,402千円の
減少となりました。
キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年10月期 2018年10月期 2019年10月期 2020年10月期
自己資本比率(%) 54.1 56.9 61.6 65.2
時価ベースの自己資本比率(%) 108.3 118.9 114.3 231.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 0.6 0.4 0.4 0.1
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 157.1 260.1 321.1 783.4
自己資本比率:自己資本 / 総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額 / 総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債 / キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー / 利払い
(注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業キャッシュ・フローを使用しておりま
す。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象とし
ております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しており
ます。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(4)今後の見通し
次期連結会計年度におきましては、数年来取り組んできた高効率化ビジネスを更に強力に推進していくとともに、
中長期を見据えた新規パッケージラインナップの開発を進めてまいります。
具体的には、まず、ビジネスのコアとなるパッケージソフトの新規ラインナップの拡充を行うため、開発計画を強
化・推進し、早期のリリースに繋げてまいります。並行して現パッケージの更なる品質向上を図り、市場への訴求力
を高めてまいります。また、サポート及びクラウドサービスによるストックビジネスをさらに進展させ、安定的な収
益獲得に加えて、サービス提供顧客に対する深耕ビジネスへと繋げてまいります。これらによりコロナ禍においても
持続的に業績を伸ばしていける強靭なビジネスを展開してまいります。
なお、国内外における新型コロナウィルス感染症の影響も鑑みて、次期連結会計年度の業績は、売上高4,085百万
円、営業利益773百万円、経常利益773百万円、親会社株主に帰属する当期純利益532百万円を予定しております。
また、2021年10月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2018年3月30日)等を早期適用する
ため、上記の業績予想は当該基準等適用後の金額です。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性および企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 712,982 1,087,285
受取手形及び売掛金 897,871 771,067
たな卸資産 43,414 34,116
その他 30,448 19,753
貸倒引当金 △1,851 △1,608
流動資産合計 1,682,866 1,910,613
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 389,009 394,749
減価償却累計額 △242,944 △254,844
建物及び構築物(純額) 146,064 139,904
機械装置及び運搬具 5,192 5,105
減価償却累計額 △3,884 △3,874
機械装置及び運搬具(純額) 1,307 1,230
土地 595,965 595,965
その他 23,647 24,710
減価償却累計額 △12,930 △14,583
その他(純額) 10,717 10,126
有形固定資産合計 754,054 747,227
無形固定資産
のれん 138,480 111,284
ソフトウエア 354,415 636,670
ソフトウエア仮勘定 656,654 651,595
その他 2,080 -
無形固定資産合計 1,151,631 1,399,550
投資その他の資産
投資有価証券 19,847 18,043
繰延税金資産 112,550 115,102
保険積立金 361,778 350,332
破産更生債権等 - 176
その他 51,119 36,214
貸倒引当金 △9,277 △1,077
投資その他の資産合計 536,020 518,791
固定資産合計 2,441,706 2,665,569
資産合計 4,124,573 4,576,183
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 210,003 317,581
1年内返済予定の長期借入金 133,320 108,370
未払金 51,119 72,753
未払費用 154,663 149,601
前受収益 327,226 281,537
未払法人税等 119,337 151,627
未払消費税等 98,501 127,472
サポート費用引当金 127 147
その他 37,832 26,552
流動負債合計 1,132,130 1,235,643
固定負債
長期借入金 148,634 40,264
退職給付に係る負債 183,474 193,222
役員退職慰労引当金 99,145 100,656
その他 21,776 23,444
固定負債合計 453,031 357,586
負債合計 1,585,161 1,593,230
純資産の部
株主資本
資本金 484,260 484,260
資本剰余金 619,313 619,313
利益剰余金 1,437,348 1,883,106
自己株式 △555 △686
株主資本合計 2,540,366 2,985,994
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △955 △3,041
その他の包括利益累計額合計 △955 △3,041
純資産合計 2,539,411 2,982,952
負債純資産合計 4,124,573 4,576,183
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
売上高 3,566,642 3,854,536
売上原価 1,948,304 2,096,119
売上総利益 1,618,338 1,758,417
販売費及び一般管理費 1,082,492 1,031,095
営業利益 535,845 727,322
営業外収益
受取利息及び配当金 307 307
未払配当金除斥益 116 103
受取手数料 1,163 1,019
その他 3,326 3,100
営業外収益合計 4,913 4,530
営業外費用
支払利息 2,488 1,565
その他 56 559
営業外費用合計 2,545 2,124
経常利益 538,214 729,728
特別利益
固定資産売却益 345 -
特別利益合計 345 -
特別損失
固定資産除却損 239 0
訴訟関連損失 1,387 -
減損損失 - 6,045
役員退職慰労金 - 2,500
特別損失合計 1,627 8,545
税金等調整前当期純利益 536,933 721,182
法人税、住民税及び事業税 165,539 212,131
法人税等調整額 △11,600 △1,635
法人税等合計 153,939 210,496
当期純利益 382,994 510,686
親会社株主に帰属する当期純利益 382,994 510,686
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
当期純利益 382,994 510,686
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 25 △2,086
その他の包括利益合計 25 △2,086
包括利益 383,019 508,600
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 383,019 508,600
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 484,260 619,313 1,099,804 △555 2,202,822
当期変動額
剰余金の配当 △45,450 △45,450
親会社株主に帰属する当期
純利益
382,994 382,994
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 337,543 - 337,543
当期末残高 484,260 619,313 1,437,348 △555 2,540,366
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価差額金 その他の包括利益累計額合計
当期首残高 △980 △980 2,201,842
当期変動額
剰余金の配当 △45,450
親会社株主に帰属する当期
純利益
382,994
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期
25 25 25
変動額(純額)
当期変動額合計 25 25 337,569
当期末残高 △955 △955 2,539,411
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 484,260 619,313 1,437,348 △555 2,540,366
当期変動額
剰余金の配当 △64,928 △64,928
親会社株主に帰属する当期
純利益
510,686 510,686
自己株式の取得 △130 △130
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 445,758 △130 445,627
当期末残高 484,260 619,313 1,883,106 △686 2,985,994
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価差額金 その他の包括利益累計額合計
当期首残高 △955 △955 2,539,411
当期変動額
剰余金の配当 △64,928
親会社株主に帰属する当期
純利益
510,686
自己株式の取得 △130
株主資本以外の項目の当期
△2,086 △2,086 △2,086
変動額(純額)
当期変動額合計 △2,086 △2,086 443,541
当期末残高 △3,041 △3,041 2,982,952
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 536,933 721,182
減価償却費 20,933 20,365
ソフトウエア償却費 260,809 322,110
のれん償却額 21,048 27,196
減損損失 - 6,045
貸倒引当金の増減額(△は減少) 8,251 △8,441
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 7,781 9,747
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 7,456 1,510
訴訟損失引当金の増減額(△は減少) △11,292 -
受取利息及び受取配当金 △307 △307
支払利息 2,488 1,565
売上債権の増減額(△は増加) 48,610 126,804
たな卸資産の増減額(△は増加) △11,277 9,298
仕入債務の増減額(△は減少) 11,944 50,894
未払金の増減額(△は減少) △3,491 23,245
その他 △4,179 △6,360
小計 895,708 1,304,858
利息及び配当金の受取額 307 307
利息の支払額 △2,415 △1,434
法人税等の支払額 △118,031 △179,923
営業活動によるキャッシュ・フロー 775,569 1,123,807
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △9,776 △14,915
有形固定資産の売却による収入 850 -
ソフトウエアの取得による支出 △492,505 △546,694
投資有価証券の取得による支出 △1,200 △1,199
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△83,694 -
支出
保険積立金の積立による支出 △23,037 △19,887
保険積立金の解約による収入 29,212 31,595
その他 △8 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △580,162 △551,101
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △170,001 △133,320
自己株式の取得による支出 - △130
配当金の支払額 △44,814 △64,952
財務活動によるキャッシュ・フロー △214,815 △198,402
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △19,408 374,302
現金及び現金同等物の期首残高 732,391 712,982
現金及び現金同等物の期末残高 712,982 1,087,285
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 2社
連結子会社の名称
㈱シンク
システムディ北海道㈱
2.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
3.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のある有価証券については決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法に
より処理し、売却原価は移動平均法により算定)によっております。
② たな卸資産
商品
先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によ
っております。
仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によって
おります。
貯蔵品
最終仕入原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっており
ます。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産
定率法によっております。但し、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに
2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下の通りであります。
建物 8~30年
構築物 20年
車両運搬具 2~6年
工具、器具及び備品 4~15年
② 無形固定資産
市場販売目的のソフトウェア
見込販売期間(3年以内)における見込販売数量に基づく償却費と販売可能な残存期間に基づく均等
償却額を比較し、いずれか大きい額を計上する方法によっております。
自社利用のソフトウェア
社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
(3) 重要な繰延資産の処理方法
① 株式交付費
支出時に全額費用処理しております。
② 社債発行費
支出時に全額費用処理しております。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しております。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
② サポート費用引当金
サポート契約に係る将来のアフターサポートに備えるため、当連結会計年度末現在における新規サポー
ト契約の未経過月分について、当連結会計年度のコスト率を基に計上しております。
③ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金に充てるため、役員退職慰労金規程に基づき計算した期末要支給額を計上しておりま
す。
④ 訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められる額を計
上しております。
(5) 退職給付に係る会計処理の方法
当社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給
付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(6) 重要な収益及び費用の計上基準
完成工事高及び完成工事原価の計上基準
イ 当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事
工事進行基準(工事の進捗率の見積りは、決算日において完了した作業工程の価値が全作業工程に
占める割合をもって作業進捗度とする、アーンド・バリュー法)
ロ その他の工事
工事完成基準
(7) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、10年間の定額法により償却を行っております。
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスク
しか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、サービスの種類別に事業部等を置いて事業活動を展開しており、特定業種に特化した
自社開発パッケージソフトの提供や、クラウド型ビジネスの展開を行っている「ソフトウェア事業」を報
告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表計
その他 調整額
ソフトウェア 合計 上額
(注)1 (注)2
事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 3,544,925 21,717 3,566,642 - 3,566,642
セグメント間の内部売上高
- 3,890 3,890 △3,890 -
又は振替高
計 3,544,925 25,607 3,570,532 △3,890 3,566,642
セグメント利益 799,727 15,222 814,949 △279,104 535,845
セグメント資産 2,220,544 219,702 2,440,247 1,684,326 4,124,573
その他の項目
減価償却費 269,694 3,171 272,865 8,877 281,742
のれんの償却額 21,048 - 21,048 - 21,048
有形固定資産及び無形固定
597,341 69,287 666,628 △65,082 601,546
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種広報宣伝の企画・
制作、テナント賃貸等の業務を行っております。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△65,082千円には、セグメント間取引消去
△69,287千円、本社設備等の設備投資額4,204千円が含まれています。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、汎用ソフトのバージョンアップ費用等であります。
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表計
その他 調整額
ソフトウェア 合計 上額
(注)1 (注)2
事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 3,830,989 23,546 3,854,536 - 3,854,536
セグメント間の内部売上高
- 3,360 3,360 △3,360 -
又は振替高
計 3,830,989 26,906 3,857,896 △3,360 3,854,536
セグメント利益 988,984 15,928 1,004,912 △277,589 727,322
セグメント資産 2,215,549 218,100 2,433,650 2,142,533 4,576,183
その他の項目
減価償却費 330,319 3,515 333,835 8,641 342,476
のれんの償却額 27,196 - 27,196 - 27,196
有形固定資産及び無形固定
609,120 680 609,800 7,009 616,809
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、各種広報宣伝の企画・
制作、テナント賃貸等の業務を行っております。
2.調整額は以下のとおりであります。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。
(3)減価償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額7,009千円は、主に本社設備等の設備投資額で
あります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、汎用ソフトのバージョンアップ費用等であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
ソフトウェア ソフトウェア ソフトウェア
商品販売 その他 合計
販売 保守 その他
外部顧客への売上高 1,676,721 727,844 1,017,261 123,097 21,717 3,566,642
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
㈱インテック 377,931 ソフトウェア事業
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
ソフトウェア ソフトウェア ソフトウェア
商品販売 その他 合計
販売 保守 その他
外部顧客への売上高 1,905,723 680,179 1,114,935 130,150 23,546 3,854,536
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、
主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
ソフトウェア
その他 全社・消去 合計
事業
減損損失 3,964 - 2,080 6,045
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
ソフトウェア
その他 全社・消去 合計
事業
当期償却額 21,048 - - 21,048
当期末残高 138,480 - - 138,480
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
ソフトウェア
その他 全社・消去 合計
事業
当期償却額 27,196 - - 27,196
当期末残高 111,284 - - 111,284
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
1株当たり純資産額 391.11円 1株当たり純資産額 459.42円
1株当たり当期純利益金額 58.99円 1株当たり当期純利益金額 78.65円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益
382,994 510,686
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
382,994 510,686
期純利益(千円)
期中平均株式数(千株) 6,492 6,492
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
4.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 695,466 1,066,337
売掛金 889,060 761,172
たな卸資産 43,025 33,830
前渡金 6,843 7,479
前払費用 14,207 4,239
その他 11,062 8,770
貸倒引当金 △1,800 △1,539
流動資産合計 1,657,866 1,880,290
固定資産
有形固定資産
建物 385,496 391,236
減価償却累計額 △240,888 △252,670
建物(純額) 144,608 138,566
構築物 3,512 3,512
減価償却累計額 △2,056 △2,174
構築物(純額) 1,456 1,338
車両運搬具 5,192 5,105
減価償却累計額 △3,884 △3,874
車両運搬具(純額) 1,307 1,230
工具、器具及び備品 23,361 24,710
減価償却累計額 △12,739 △14,583
工具、器具及び備品(純額) 10,621 10,126
土地 595,965 595,965
有形固定資産合計 753,959 747,227
無形固定資産
のれん 131,822 111,284
ソフトウエア 354,574 636,765
ソフトウエア仮勘定 622,927 608,966
電話加入権 2,080 -
無形固定資産合計 1,111,405 1,357,016
投資その他の資産
投資有価証券 19,847 18,043
関係会社株式 67,095 67,095
長期前払費用 706 -
繰延税金資産 111,747 114,741
保険積立金 361,778 350,332
差入保証金 29,994 32,037
破産更生債権等 - 176
その他 17,318 1,486
貸倒引当金 △8,659 △813
投資その他の資産合計 599,829 583,099
固定資産合計 2,465,193 2,687,343
資産合計 4,123,060 4,567,634
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年10月31日) (2020年10月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 212,081 319,653
1年内返済予定の長期借入金 133,320 108,370
未払金 48,917 69,510
未払費用 149,616 143,802
未払法人税等 118,223 151,447
未払消費税等 94,800 122,587
前受金 16,881 2,734
預り金 19,693 20,557
前受収益 310,027 264,855
サポート費用引当金 127 147
流動負債合計 1,103,689 1,203,665
固定負債
長期借入金 148,634 40,264
退職給付引当金 183,474 193,222
役員退職慰労引当金 99,145 100,656
その他 21,199 22,867
固定負債合計 452,454 357,009
負債合計 1,556,143 1,560,675
純資産の部
株主資本
資本金 484,260 484,260
資本剰余金
資本準備金 619,313 619,313
資本剰余金合計 619,313 619,313
利益剰余金
その他利益剰余金
別途積立金 8,000 8,000
繰越利益剰余金 1,456,853 1,899,113
利益剰余金合計 1,464,853 1,907,113
自己株式 △555 △686
株主資本合計 2,567,871 3,010,000
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △955 △3,041
評価・換算差額等合計 △955 △3,041
純資産合計 2,566,916 3,006,959
負債純資産合計 4,123,060 4,567,634
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
売上高
ソフトウェア売上高 1,660,342 1,882,761
商品・サービス売上高 721,767 673,440
サポート売上高 967,965 1,063,557
その他の売上高 143,958 167,292
売上高合計 3,494,033 3,787,051
売上原価
ソフトウェア売上原価
当期製品製造原価 890,930 902,694
ソフトウエア償却費 241,506 292,151
ソフトウェア売上原価 1,132,437 1,194,845
商品・サービス売上原価
商品期首たな卸高 4,855 2,128
当期商品・サービス仕入高 598,614 558,747
合計 603,470 560,876
商品期末たな卸高 2,128 1,488
商品・サービス売上原価 601,341 559,388
サポート原価 116,985 222,207
その他の原価 68,395 85,740
売上原価合計 1,919,159 2,062,181
売上総利益 1,574,874 1,724,869
販売費及び一般管理費
役員報酬 88,316 90,100
給料及び手当 424,795 438,485
賞与 89,085 94,636
退職給付費用 10,041 8,755
役員退職慰労引当金繰入額 7,456 6,790
法定福利費 81,201 82,610
旅費及び交通費 87,856 59,348
通信費 10,820 9,370
消耗品費 12,491 9,574
租税公課 33,155 36,946
支払手数料 54,663 52,548
不動産賃借料 15,927 16,830
広告宣伝費 57,674 31,405
減価償却費 12,187 12,197
貸倒引当金繰入額 8,513 △7,893
のれん償却額 10,878 20,538
その他 32,542 40,064
販売費及び一般管理費合計 1,037,607 1,002,308
営業利益 537,266 722,561
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年10月31日) 至 2020年10月31日)
営業外収益
受取利息及び配当金 307 307
未払配当金除斥益 116 103
受取手数料 1,163 1,019
その他 3,112 3,099
営業外収益合計 4,700 4,529
営業外費用
支払利息 2,488 1,565
その他 56 559
営業外費用合計 2,545 2,124
経常利益 539,421 724,966
特別利益
抱合せ株式消滅差益 3,148 -
特別利益合計 3,148 -
特別損失
固定資産除却損 8 0
減損損失 - 6,045
役員退職慰労金 - 2,500
訴訟関連損失 1,387 -
特別損失合計 1,396 8,545
税引前当期純利益 541,174 716,421
法人税、住民税及び事業税 163,157 211,310
法人税等調整額 △11,594 △2,077
法人税等合計 151,562 209,232
当期純利益 389,611 507,188
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
株主資本合
資本剰余金 利益剰余金 計
資本準備金
合計 繰越利益剰 合計
別途積立金
余金
当期首残高 484,260 619,313 619,313 8,000 1,112,692 1,120,692 △555 2,223,710
当期変動額
剰余金の配当 △45,450 △45,450 △45,450
当期純利益 389,611 389,611 389,611
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 - - - - 344,161 344,161 - 344,161
当期末残高 484,260 619,313 619,313 8,000 1,456,853 1,464,853 △555 2,567,871
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
当期首残高 △980 △980 2,222,729
当期変動額
剰余金の配当 △45,450
当期純利益 389,611
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動
25 25 25
額(純額)
当期変動額合計 25 25 344,186
当期末残高 △955 △955 2,566,916
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株式会社システム ディ(3804) 2020年10月期 決算短信
当事業年度(自 2019年11月1日 至 2020年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
自己株式
株主資本合
資本剰余金 利益剰余金 計
資本準備金
合計 繰越利益剰 合計
別途積立金
余金
当期首残高 484,260 619,313 619,313 8,000 1,456,853 1,464,853 △555 2,567,871
当期変動額
剰余金の配当 △64,928 △64,928 △64,928
当期純利益 507,188 507,188 507,188
自己株式の取得 △130 △130
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 - - - - 442,259 442,259 △130 442,129
当期末残高 484,260 619,313 619,313 8,000 1,899,113 1,907,113 △686 3,010,000
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計
当期首残高 △955 △955 2,566,916
当期変動額
剰余金の配当 △64,928
当期純利益 507,188
自己株式の取得 △130
株主資本以外の項目の当期変動
△2,086 △2,086 △2,086
額(純額)
当期変動額合計 △2,086 △2,086 440,042
当期末残高 △3,041 △3,041 3,006,959
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