3803 J-イメージ情 2020-11-11 15:30:00
2021年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月11日
上場会社名 イメージ情報開発株式会社 上場取引所 東
コード番号 3803 URL http://www.image-inf.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)代永 拓史
問合せ先責任者 (役職名) 経営管理部長 (氏名)清水 雄二 TEL 03(5217)7811
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 285 △19.8 △21 - △19 - 97 -
2020年3月期第2四半期 355 1.9 △28 - △26 - △31 -
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 132百万円 (933.5%) 2020年3月期第2四半期 12百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 48.39 -
2020年3月期第2四半期 △15.55 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第2四半期 678 364 53.7 180.64
2020年3月期 589 252 40.0 116.96
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 364百万円 2020年3月期 235百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 670 △3.3 8 - 10 - 68 - 33.98
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 2,080,000株 2020年3月期 2,080,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 63,759株 2020年3月期 63,759株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 2,016,241株 2020年3月期2Q 2,016,241株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
2.当社は、2020年12月4日(金)にアナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で配布する決算説明資料
については、説明会開催後速やかに当社Webサイトに掲載する予定です。
イメージ情報開発(株)(3803) 2021年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 6
(第2四半期連結累計期間) ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 8
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イメージ情報開発(株)(3803) 2021年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言による
外出自粛、小売業や飲食店の営業自粛などが大きく影響した個人消費の落ち込みにより景気の急速な悪化と先行き
の極めて不透明な状況にあります。
当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、企業の生産性向上や業務効率化を目的とし
たデジタルトランスフォーメーションによる新たな需要が継続的に活性化している一方で、新たに新型コロナウィ
ルス感染症の拡大による在宅勤務、遠隔医療、遠隔授業などIT環境構築の需要も大きく顕在化してまいりました。
このような環境の中、当社グループは、全社員が感染拡大の防止に努めつつ、早期黒字化と事業拡大に向け、組
織、人材、ガバナンス等の経営体制強化、キャッシュポジションの向上と資金の効率化等の財務体質強化、ITソリ
ューション事業強化に取り組んでおります。
営業面につきましては、金融機関との取引の増加などがあったものの、子会社における一部事業の見直しによる
売上減及び新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う小売業や飲食業関連企業へのサービスが減収、営業活動の停滞
があり、売上高は285,311千円(前年同期比△19.8%)となりました。
利益面におきましては、プロジェクト管理の見直しによる売上原価の低減と販管費の圧縮等により、営業損失は
21,284千円(前年同期は営業損失28,114千円)、経常損失は19,184千円(前年同期は経常損失26,321千円)となりまし
た。また、投資有価証券の売却等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は97,562千円(前年同期は親会社株
主に帰属する四半期純損失31,346千円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は447,129千円となり、前連結会計年度末に比べ44,935千
円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加43,077千円、受取手形及び売掛金の減少27,710千円、預け金
(その他の流動資産)の増加34,917千円によるものであります。固定資産の残高は230,980千円となり、前連結会
計年度末に比べ43,203円増加となりました。これは主に投資有価証券が45,710千円増加したためであります。
この結果、総資産の残高は678,109千円となり前連結会計年度末に比べ88,138千円増加いたしました。
(負債)
流動負債の残高は95,235千円となり前連結会計年度末に比べ34,524千円減少しました。これは主に工事損失引当
金が19,304千円、賞与引当金が10,527千円減少したためであります。固定負債の残高は218,664千円となり前連結
会計年度末に比べ10,566千円増加しました。これは主に繰延税金負債が13,776千円増加したためであります。
この結果、総負債の残高は313,899千円となり前連結会計年度末に比べ23,957千円減少いたしました。
(純資産)
純資産の残高は364,210千円となり前連結会計年度末に比べ112,096千円増加しました。これは主に利益剰余金が
97,562千円、その他有価証券評価差額金が31,531千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、53.7%(前連結会計年度末40.0%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により37,070千円
減少、投資活動により135,065千円増加、財務活動により20,000千円減少しました。その結果、当第2四半期連結
会計期間末の資金の残高は当期首残高より77,994千円増加し、361,817千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により、資金は37,070千円減少(前年同期は59,675千円減少)しまし
た。これは主に、税金等調整前四半期純利益115,006千円の計上、投資有価証券売却益135,076千円の増加等により
資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により、資金は135,065千円増加(前年同期は3,017千円減少)しまし
た。これは主に、投資有価証券の売却による収入135,076千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動により、資金は20,000千円減少(前年同期は資金増減無し)しまし
た。これは連結の範囲の変更を伴わない子会社株式取得による支出20,000千円によるものであります。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期通期の業績予想につきましては、2020年8月13日に公表いたしました業績予想値から変更はありま
せん。
また、現時点では、新型コロナウイルス感染症による事業及び業績予想への影響は軽微とみております。その影
響につきましては引き続き注視してまいります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 283,823 326,900
受取手形及び売掛金 95,777 68,066
仕掛品 1,487 -
貯蔵品 246 260
その他 21,992 51,901
貸倒引当金 △1,133 -
流動資産合計 402,193 447,129
固定資産
投資その他の資産
投資有価証券 142,565 188,276
その他 45,211 42,704
投資その他の資産合計 187,777 230,980
固定資産合計 187,777 230,980
資産合計 589,970 678,109
負債の部
流動負債
買掛金 20,957 15,865
未払法人税等 465 16,595
賞与引当金 20,299 9,771
工事損失引当金 24,686 5,382
その他 63,351 47,621
流動負債合計 129,759 95,235
固定負債
退職給付に係る負債 143,381 139,397
繰延税金負債 39,659 53,435
その他 25,056 25,830
固定負債合計 208,097 218,664
負債合計 337,857 313,899
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 301,000 301,000
資本剰余金 9,257 8,552
利益剰余金 △109,038 △11,476
自己株式 △54,005 △54,005
株主資本合計 147,212 244,070
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 88,608 120,139
その他の包括利益累計額合計 88,608 120,139
非支配株主持分 16,293 -
純資産合計 252,113 364,210
負債純資産合計 589,970 678,109
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 355,717 285,311
売上原価 299,398 234,014
売上総利益 56,318 51,296
販売費及び一般管理費 84,433 72,581
営業損失(△) △28,114 △21,284
営業外収益
受取利息及び配当金 103 127
助成金収入 1,334 -
貸倒引当金戻入額 - 1,133
その他 360 838
営業外収益合計 1,797 2,099
営業外費用
その他 5 0
営業外費用合計 5 0
経常損失(△) △26,321 △19,184
特別利益
投資有価証券売却益 - 135,076
特別利益合計 - 135,076
特別損失
課徴金 6,000 -
減損損失 - 885
特別損失合計 6,000 885
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△32,321 115,006
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 1,451 14,442
法人税等合計 1,451 14,442
四半期純利益又は四半期純損失(△) △33,773 100,564
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△31,346 97,562
に帰属する四半期純損失(△)
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△2,427 3,002
に帰属する四半期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 46,555 31,531
その他の包括利益合計 46,555 31,531
四半期包括利益 12,781 132,096
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 15,209 129,093
非支配株主に係る四半期包括利益 △2,427 3,002
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
△32,321 115,006
期純損失(△)
減価償却費 2,020 -
減損損失 - 885
その他の償却額 918 1,228
貸倒引当金の増減額(△は減少) 630 △10,045
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,328 △10,527
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 5,515 △3,984
工事損失引当金の増減額(△は減少) 7,717 △19,304
受取利息及び受取配当金 △17 △127
投資有価証券売却損益(△は益) △135,076
課徴金 6,000 -
売上債権の増減額(△は増加) △45,920 27,710
たな卸資産の増減額(△は増加) △7,244 1,472
仕入債務の増減額(△は減少) 28,726 △5,091
その他の流動資産の増減額(△は増加) 15,418 3,875
その他の流動負債の増減額(△は減少) △32,045 △13,576
その他 △696 9,686
小計 △49,970 △37,870
利息及び配当金の受取額 17 127
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △9,722 671
営業活動によるキャッシュ・フロー △59,675 △37,070
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △362 △885
無形固定資産の取得による支出 △623 -
投資有価証券の取得による支出 △388 △404
投資有価証券の売却による収入 - 135,076
その他 △1,642 1,279
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,017 135,065
財務活動によるキャッシュ・フロー
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △20,000
よる支出
財務活動によるキャッシュ・フロー - △20,000
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △62,693 77,994
現金及び現金同等物の期首残高 314,888 283,823
現金及び現金同等物の四半期末残高 252,194 361,817
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イメージ情報開発(株)(3803) 2021年3月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、2020年3月期まで2期連続して営業損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生
じさせるような状況が存在しております。
しかしながら、当社グループの当第2四半期連結会計期間末の実質的な手元資金残高は、「現金及び預金」の残高
326,900千円及び「預け金」(その他の流動資産)として証券口座の預金残高34,917千円の合計361,817千円であり、必
要十分な運転資金を確保しております。よって、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないものと判断してお
ります。
当社グループは、早期に業績の安定黒字化を実現し、当該状況の解消を図るべく、これまでに培ってまいりました
IT活用による顧客企業へのコンサルティング機能をさらに高め、以下の諸施策を実行してまいります。
ITソリューション事業の収益基盤の強化
①ITソリューション
当社グループは、企業システムのコンサルティング及び設計、開発、運用及び保守の業務を展開しており、長き
にわたる優良顧客を安定基盤として持っております。当社グループは、当該顧客とのビジネスの深耕拡大を行うと
ともに、各種業界向けITソリューションの提供による新規顧客開拓により、売上の拡大を図ってまいります。
更に、製品やソリューションの横展開による原価の低減、プロジェクトマネージメント改善による採算性の厳格
化、システム設計開発への人的資源の配賦を見直すことにより収益性の向上を図ってまいります。
②BPO・サービス
当社子会社は、会員管理・決済代行等のBPOサービスを金融機関等の新規顧客企業への導入を推進遂行するとと
もに、新たなテレワーク時代に適したBPO事業の新商品開発にも注力してまいります。
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