3802 J-エコミック 2021-02-04 11:30:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕連結 [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月4日
上場会社名 株式会社 エコミック 上場取引所 東札
コード番号 3802 URL https://www.ecomic.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 熊谷 浩二
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名) 荒谷 努 TEL 011-206-1103
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,250 28.9 118 5.0 102 △8.6 72 △6.1
2020年3月期第3四半期 970 19.2 112 121.7 112 102.8 76 77.5
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 77百万円 (13.5%) 2020年3月期第3四半期 68百万円 (92.8%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 38.95 38.80
2020年3月期第3四半期 47.84 47.60
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 1,266 972 76.7 516.39
2020年3月期 909 701 76.9 435.93
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 971百万円 2020年3月期 699百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 10.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,466 12.3 146 7.9 134 △7.2 96 △2.3 53.45
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 1,880,600 株 2020年3月期 1,605,600 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 30 株 2020年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 1,852,612 株 2020年3月期3Q 1,605,600 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
㈱エコミック(3802)2021年3月期第3四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
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㈱エコミック(3802)2021年3月期第3四半期決算短信(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳し
い状況にあります。先行きについては、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くこと
が期待されますが、国内外の感染症の動向や感染症拡大による社会経済活動への影響が内外経済を下振れさせる
リスクに十分注意する必要がある状況となっております。
当業界におきましては、この様な経済の先行きが不透明な中、労働環境の変化を背景に、企業の効率化、省力
化への動向が続き、事業再構築やBCP(事業継続計画)の手段としてのアウトソーシングニーズは引き続き高
い状況でありました。
そこで当社グループは、経営方針にある「お客様への価値あるサービスの提供」として、顧客企業に対し給与
計算に係る人材、時間等の経営資源をより価値の高い本来業務へ転換していただくことによるコストの削減、顧
客企業の生産性向上の観点から、アウトソーシングサービスの提案を行い、あらゆる企業から管理部門のルーテ
ィンワークを無くすべく付加価値の高いサービスの提供を行ってまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績については、売上高は1,250,809千円(前年同四半期比
28.9%増)、営業利益は118,253千円(前年同四半期比5.0%増)、経常利益は102,475千円(前年同四半期比8.6%
減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は72,160千円(前年同四半期比6.1%減)となりました。
当社グループはペイロール事業の単一セグメントであるため、事業の種類別セグメント区分を行なっておりま
せん。この単一セグメントであるペイロール事業の経営成績は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間については、前連結会計年度に引き続き既存顧客との関係強化及び積極的な営業活動
に取り組んでまいりました。売上高については前年同四半期に比べ、給与計算処理人数が増加したこと及びクラウ
ド型年末調整サービスである「簡単年調」の受注が大幅に増加したこと等により1,250,809千円(前年同四半期比
28.9%増)となりました。利益につきましては、作業の標準化や子会社への業務委託等によりコスト削減の取り組
みを行ってきたものの、外注加工費の増加及び営業強化等に伴う人件費増加による販売費及び一般管理費増加によ
り、営業利益は118,253千円(前年同四半期比5.0%増)、また東京証券取引所JASDAQ上場に係る費用が発生したこ
とにより営業外費用が増加し、経常利益は102,475千円(前年同四半期比8.6%減)、親会社株主に帰属する四半期
純利益は72,160千円(前年同四半期比6.1%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は944,134千円となり、前連結会計年度末に比べ200,588千円増加
いたしました。これは主に現金及び預金が389,811千円減少した一方、年末調整処理業務に係る売上高の計上等に
より、売掛金が587,510千円増加したことによるものであります。固定資産は前連結会計年度と比較して156,013千
円増加し、322,350千円となりました。これは、主に年末調整システムの改修等によりソフトウェアが98,375千円
増加したこと及び高速スキャナ導入等により工具、器具及び備品が26,844千円増加したことによるものでありま
す。
この結果、総資産は1,266,484千円となり、前連結会計年度末に比べ356,602千円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は294,019千円となり、前連結会計年度末に比べ86,139千円増加
いたしました。これは主に未払法人税等が48,628千円減少した一方、短期借入金が100,000千円増加したことによ
るものであります。固定負債は40千円となり、前連結会計年度末に比べ1千円増加いたしました。
この結果、負債合計は294,059千円となり、前連結会計年度末に比べ86,141千円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は972,425千円となり、前連結会計年度末に比べ270,460千円増
加いたしました。これは主に公募増資等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ104,837千円増加したこと及び四
半期純利益の計上等により利益剰余金が56,104千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は76.7%(前連結会計年度末は76.9%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年5月13日に発表いたしました2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)通期の連結業績予想に変
更はございません。
なお、将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいてお
り、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。また、新型コロナウイルスの当社グループ
に与える影響につきましては、当社グループの主たる事業である給与計算業務は、原則毎月継続的に顧客企業との
取引が発生することとなっており、現時点では本事象に係る取引停止等の事象は発生しておりません。更に当社及
び中華人民共和国山東省青島市の連結子会社栄光信息技術(青島)有限公司ともに業務運営に支障はきたしており
ません。しかし、今後感染が広がることに伴い顧客企業からの情報提供が滞った場合や当社グループ内で感染が広
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がった際には業務運営に支障をきたす恐れがあります。その際には、状況及び業績に与える影響について速やかに
開示する予定であります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 603,735 213,924
売掛金 121,913 709,423
その他 17,928 20,928
貸倒引当金 △32 △142
流動資産合計 743,546 944,134
固定資産
有形固定資産
工具、器具及び備品(純額) 12,607 39,451
その他(純額) 11,436 13,352
有形固定資産合計 24,043 52,804
無形固定資産
ソフトウエア 92,858 191,234
無形固定資産合計 92,858 191,234
投資その他の資産
繰延税金資産 21,132 21,132
敷金及び保証金 28,291 54,609
その他 10 2,570
投資その他の資産合計 49,433 78,311
固定資産合計 166,336 322,350
資産合計 909,882 1,266,484
負債の部
流動負債
買掛金 16,950 83,371
短期借入金 - 100,000
未払金 71,314 41,836
為替予約 566 -
未払法人税等 54,048 5,420
賞与引当金 - 12,098
その他 64,998 51,293
流動負債合計 207,879 294,019
固定負債
繰延税金負債 38 40
固定負債合計 38 40
負債合計 207,918 294,059
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 248,137 352,975
資本剰余金 83,113 187,951
利益剰余金 379,750 435,855
自己株式 - △36
株主資本合計 711,001 976,745
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △11,068 △5,635
その他の包括利益累計額合計 △11,068 △5,635
新株予約権 2,030 1,315
純資産合計 701,964 972,425
負債純資産合計 909,882 1,266,484
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 970,698 1,250,809
売上原価 665,662 899,733
売上総利益 305,036 351,076
販売費及び一般管理費 192,450 232,822
営業利益 112,585 118,253
営業外収益
受取利息 280 301
受取手数料 583 1,405
その他 1,059 936
営業外収益合計 1,923 2,643
営業外費用
支払利息 3 80
株式交付費 - 5,032
上場関連費用 - 12,556
その他 2,371 753
営業外費用合計 2,374 18,421
経常利益 112,134 102,475
特別利益
投資有価証券売却益 3,549 -
特別利益合計 3,549 -
特別損失
訴訟和解金 4,714 -
特別損失合計 4,714 -
税金等調整前四半期純利益 110,969 102,475
法人税等 34,149 30,315
四半期純利益 76,819 72,160
親会社株主に帰属する四半期純利益 76,819 72,160
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 76,819 72,160
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,017 -
為替換算調整勘定 △5,418 5,432
その他の包括利益合計 △8,436 5,432
四半期包括利益 68,383 77,592
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 68,383 77,592
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年4月27日付で公募増資の払込み及び同年5月7日付で第三者割当増資の払込み並びに同年6月
に第3回新株予約権の行使による払込みを受けました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間において資本
金及び資本剰余金がそれぞれ104,837千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金が352,975千円、
資本剰余金が187,951千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純損益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただ
し、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を
使用する方法によっております。
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定及
び会計上の見積りについて、重要な変更はありません。
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