3796 いい生活 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上場会社名 株式会社いい生活 上場取引所 東
コード番号 3796 URL https://www.e-seikatsu.info/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 中村 清高
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役副社長 CFO (氏名) 塩川 拓行 TEL 03-5423-7820
四半期報告書提出予定日 2020年2月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 1,570 8.7 76 ― 77 ― 43 ―
2019年3月期第3四半期 1,445 0.5 △14 ― △14 ― △19 ―
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 43百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 △19百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 6.25 ―
2019年3月期第3四半期 △2.88 ―
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 1,987 1,623 81.7 235.26
2019年3月期 2,004 1,614 80.6 234.01
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 1,623百万円 2019年3月期 1,614百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 5.00 5.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,110 6.4 85 553.1 86 565.0 51 ― 7.43
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 7,280,700 株 2019年3月期 7,280,700 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 379,249 株 2019年3月期 379,249 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 6,901,451 株 2019年3月期3Q 6,901,451 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社として
その実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等、様々な要因によって異なる可能性があります。なお、業績予想の前提となる条件及び業
績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料6ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
・四半期決算補足説明資料はTDnetで2020年2月6日(木)に開示し、同日、当社ホームページに掲載する予定であります。
㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 7
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 9
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 10
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 12
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 12
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 12
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)における業績につきましては、売上高は
1,570,945千円(前年同期比8.7%増)、営業利益は76,336千円(前年同期 営業損失14,257千円)、経常利益は
77,477千円(前年同期 経常損失14,160千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は43,143千円(前年同期 親会
社株主に帰属する四半期純損失 19,890千円)となりました。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 対前年同期
連結業績概要 至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
差額 増減率
(千円) (千円)
(千円) (%)
売上高 1,445,133 1,570,945 125,811 8.7
営業利益又は営業損失(△) △14,257 76,336 90,593 -
経常利益又は経常損失(△) △14,160 77,477 91,638 -
親会社株主に帰属する四半期純利益
又は親会社株主に帰属する四半期純 △19,890 43,143 63,034 -
損失(△)
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくて
はならない情報インフラになる」というビジョンを掲げ、「情報テクノロジー×不動産」という新しい市場領域にお
いて、顧客である不動産会社の業務をテクノロジーで進化させ、不動産業並びに不動産市場のデジタルトランスフォ
ーメーション(DX)を支援する事業を展開しております。
以下のような不動産会社にとっての経営課題を解決するためのシステム・アプリケーションを企画・開発し、ソフ
トウェアをサービスとしてご利用いただき、利用期間に応じて料金をお支払いいただく(サブスクリプション、継続
課金モデル)クラウドサービス(SaaS)として提供しております。
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報の一元管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナー向け資産運用管理サービスの強化
・不動産取引のデジタル化(VR技術を活用した内覧、IT重要事項説明、電子契約等)による利便性向上
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
・働き方改革推進に伴う業務見直しと省力化
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き以下のような当社のクラウド・SaaSの新規顧客の開拓活動及び既
存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
・「ESいい物件One」シリーズ
・「pocketpost(ポケットポスト)」シリーズ
・不動産取引キャッシュレス化を推進する決済ソリューション「pocketpost pay(ポケットポスト ペイ)」
・仲介会社及び管理会社間の空室物件情報確認業務の効率化を促進する「ES-B2B call」
・リソース不足等の課題を抱える顧客に対するシステム導入・運用支援サービス
新サービスへの取り組みとしては、2019年12月に、これまで入居希望者が手書きで記入していた「入居申込書」を
デジタル化し、一般消費者の利便性向上と不動産会社の業務効率化を支援する「Sumai Entry(スマイ エントリ
ー)」の販売を開始いたしました。入居希望者は「入居申込書」等への手書きの代わりに、スマホからわかりやすい
入力画面にアクセスし、入居申し込みを進めることができ、同じような書面に何度も手書きで記入する手間から解放
されます。また「ESいい物件One」「ES-B2B賃貸」の物件情報との連動により、不動産管理会社・賃貸仲介会社間で
発生する情報連絡の削減が可能となり、入居申込受付業務に関するFAX・電話等でのやり取りを減らし、不動産会社
の業務効率化を支援します。さらに、これまで多くの企業間でFAXによる情報伝達が主であった、入居者の審査業務
についても効率化を支援するため、大手家賃債務保証会社各社と提携協議を進めており、各社のデータベースとの連
携を順次計画してまいります。
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
また、不動産会社がエンドユーザーに対して行う「重要事項説明」のIT化対応(TV会議システム等の活用など。
「IT重説」といいます。)につきまして、国土交通省は個人を含む売買取引に対するIT重説に係る社会実験、並びに
賃貸取引における重要事項説明書等の電磁的方法による交付に係る社会実験を2019年10月より開始しております。当
社は従前よりこのような不動産市場における契約の電子化も見据えて、WEB完結型クラウド契約サービスを提供する
複数の企業と提携をしており、不動産市場における電子契約の加速化も含め、引き続き不動産取引におけるデジタル
化推進に向けて取り組んでまいります。
なお、当社グループの開示上の報告セグメントは「クラウドソリューション事業」の単一セグメントであるため、
セグメントの業績については記載を省略しております。
①売上高
売上高全体は1,570,945千円(前年同期比8.7%増)と、前年同期より125,811千円の増収になりました。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 対前年同期
品目詳細 至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高(千円) 構成割合(%) 売上高(千円) 構成割合(%) 差額(千円) 増減率(%)
クラウドサービス 1,368,101 94.6 1,420,173 90.4 52,072 3.8
拡販サービス(注)1 1,331,583 92.1 1,393,920 88.7 62,337 4.7
初期 59,520 4.1 62,005 3.9 2,484 4.2
月次 1,272,062 88.0 1,331,915 84.8 59,852 4.7
拡販サービス以外(注)2 36,517 2.5 26,252 1.7 △10,264 △28.1
アドヴァンスト・クラウドその他
77,032 5.4 150,771 9.6 73,739 95.7
(注)3
合計 1,445,133 100.0 1,570,945 100.0 125,811 8.7
(注)1. 拡販サービス :拡販することを前提とした標準型システム・アプリケーションの月額利用料等。
2. 拡販サービス以外:拡販サービスをベースに、個々の顧客仕様に受託開発したシステム・アプリケーションの
月額利用料等。
3.従来区分開示していた「ネットワーク・ソリューション」売上と「アドヴァンスト・クラウドサービス」売上
は、開示に係る重要性の観点から2020年3月期より「アドヴァンスト・クラウドその他」売上として合算開示
しております。
クラウドサービスの主力サービスである「ESいい物件One」シリーズ及び新サービスである「pocketpost」シリー
ズ等のマーケティング及び営業活動に注力してまいりました。経済産業省が主導する「サービス等生産性向上IT導入
支援事業」の具体的施策である「IT導入補助金」の交付対象サービスとして「ESいい物件One」が登録されているこ
とから、本制度を活用したIT導入を新規顧客に積極的に提案した結果、拡販サービス全体での売上高は1,393,920
千円(前年同期比4.7%増)と、前年同期より62,337千円の増収となりました。拡販サービス月次売上高は1,331,915
千円(前年同期比4.7%増)と前年同期より59,852千円の増収、拡販サービス初期売上高は62,005千円(前年同期比
4.2%増)と前年同期より2,484千円の増収となりました。
クラウドサービス全体の売上高は1,420,173千円(前年同期比3.8%増)と、前年同期より52,072千円の増収となり
ました。
また、クラウドサービスの顧客数は当第3四半期連結会計期間末時点で1,454法人(前年同期1,356法人)となり、
クラウドサービス顧客平均月額単価(※)については、当第3四半期連結累計期間において、10月実績約113,500円
/法人、11月実績約113,500円/法人、12月実績約110,800円/法人となりました。
(※)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2019年4月~12月におけるクラウドサービスの顧客数の推移は以下のとおりであります。
(単位:法人数)
2019年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
顧客数 1,415 1,414 1,416 1,416 1,422 1,425 1,440 1,449 1,454
2019年4月~12月におけるクラウドサービスの1法人あたり顧客平均月額単価の推移は以下のとおりであります。
(単位:円)
2019年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均月額単価 107,000 108,100 107,900 107,700 112,500 112,900 113,500 113,500 110,800
(注)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てに
しております。
アドヴァンスト・クラウドその他につきましては、システム導入・運用支援サービスの販売等が拡大し、売上高は
150,771千円(前年同期比95.7%増)と、前年同期より73,739千円の増収になりました。
②売上原価
当社クラウドサービス提供に伴うシステム関連費用が増加いたしました。また、前述したアドヴァンスド・クラウ
ドその他売上の増収に伴い、売上原価に算入される開発コスト等が増加いたしました。また、サーバ設備、当社サー
ビスのシステム基盤に係る保守費用やサーバ・システム基盤・自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)に係
る償却費等が減少いたしました。その結果、売上原価は585,020千円(前年同期比2.9%増)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソ
フトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は
319,528千円(前年同期比1.8%増)となっております。
③販売費及び一般管理費
業務効率化に伴うシステム費用や支店におけるオフィス賃料の増額等により、販売費及び一般管理費は、909,589
千円(前年同期比2.1%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,570,945千円(前年同期比8.7%増)、営業利益は
76,336千円(前年同期 営業損失14,257千円)となりました。
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析)
①資産
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、1,987,943千円となり、前連結会計年度末から16,678千円の減
少となりました。
流動資産の残高は641,949千円となり、前連結会計年度末から27,664千円の減少となりました。これは、前述した
工事進行基準による受託開発売上等によって売掛金が37,741千円増加した一方、現金及び預金の減少60,948千円等に
よるものであります。
また、固定資産の残高は1,345,993千円となり、前連結会計年度末から10,986千円の増加となりました。主な増加
要因は、自社開発クラウドサービス(拡販サービス)に関する機能強化等の追加投資に伴うソフトウェア仮勘定の増
加138,445千円等であります。当社は、クラウドソリューション事業における主力サービス「ESいい物件One」シリー
ズ及び新サービスである「pocketpost」シリーズ等に対する各種機能改善や強化等の追加開発を行っております。こ
のうち第4四半期連結会計期間以降に完成・リリースが見込まれる当該クラウドサービス(拡販サービス)の追加開
発部分につきましてはソフトウェア仮勘定として処理しており、完成・リリースした部分につきましてはソフトウェ
ア仮勘定からソフトウェアへ振替処理を行っております。主な減少要因としては、償却が進んだことによるソフトウ
ェアの減少88,360千円及びリース資産(有形・無形)の減少32,255千円等であります。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は364,331千円となり、前連結会計年度末から25,315千円の減少と
なりました。
流動負債の残高は329,483千円となり、前連結会計年度末から2,065千円の増加となりました。主な増加要因として
は、未払法人税等の増加14,897千円及び前述した「IT導入補助金」効果をはじめとした拡販サービス売上増収等に伴
う前受金の増加10,031千円等であります。主な減少要因は賞与支給に伴う賞与引当金の減少26,279千円等でありま
す。
また、固定負債の残高は34,847千円となり、前連結会計年度末から27,380千円の減少となりました。これは、リー
ス取引に係るリース債務の減少24,824千円等によるものであります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,623,611千円となり、前連結会計年度末から8,636千円の増
加となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加43,143千円及び配当実施に伴う利益
剰余金の減少34,507千円によるものであります。
④キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて60,948千円
減少し、552,796千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、344,476千円の増加(前年同期325,219千円の増加)となりました。主な収
入の要因は、減価償却費323,046千円及び税金等調整前四半期純利益77,477千円等であります。主な支出の要因は、
売上債権の増加額37,741千円及び賞与引当金の減少額26,279千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、338,465千円の減少(前年同期333,767千円の減少)となりました。支出の
要因は、有形・無形固定資産の取得による支出338,793千円であります。また、収入の要因は、敷金及び保証金の回
収による収入328千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、66,960千円の減少(前年同期71,845千円の減少)となりました。支出の要
因は、配当金の支払額34,553千円及びファイナンス・リース債務の返済による支出32,406千円であります。
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、直近の業績の進捗を踏まえ、通期の業績予想を見直した結果、2019年
5月9日に公表いたしました数値から2020年1月27日付けで以下のとおり修正して公表しております。
当社グループの2020年3月期の連結業績見通しは、以下のとおりであります。
売上高 2,110百万円(前年同期比 6.4%増)
営業利益 85百万円(前年同期比 553.1%増)
経常利益 86百万円(前年同期比 565.0%増)
親会社株主に帰属する当期純利益 51百万円(前年同期 親会社株主に帰属する当期純損失 3百万円)
参考:2020年3月期におけるクラウドソリューション事業の売上高に係る通期の業績予想の内訳については、以下の
とおりであります。
業績予想 前年実績 対前年 対前年
品目詳細 2020年3月期 2019年3月期 差額 増減率
(百万円) (百万円) (百万円) (%)
クラウドサービス 1,908 1,857 50 2.7
拡販サービス(注)1 1,873 1,811 61 3.4
初期 82 98 △15 △16.2
月次 1,790 1,712 77 4.5
拡販サービス以外(注)2 35 46 △11 △24.4
アドヴァンスト・クラウドその他
202 126 76 60.5
(注)3
合計 2,110 1,984 126 6.4
(注)1. 拡販サービス :拡販することを前提とした標準型システム・アプリケーションの月額利用料等。
2. 拡販サービス以外:拡販サービスをベースに、個々の顧客仕様に受託開発したシステム・アプリケーションの
月額利用料等。
3.従来区分開示していた「ネットワーク・ソリューション」売上と「アドヴァンスト・クラウドサービス」売上
は、開示に係る重要性の観点から2020年3月期より「アドヴァンスト・クラウドその他」売上として合算開示
しております。
4.上記に記載した予想数値は、発表日現在で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要
素を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、業況の変化等
により、上記予想数値と異なる場合があります。
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 613,745 552,796
受取手形及び売掛金 18,594 56,336
商品 - 403
仕掛品 1,382 4,007
前払費用 34,923 34,324
未収還付法人税等 108 -
その他 2,676 1,779
貸倒引当金 △1,817 △7,698
流動資産合計 669,614 641,949
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 55,948 55,948
減価償却累計額 △35,779 △37,566
建物附属設備(純額) 20,168 18,382
工具、器具及び備品 248,452 259,445
減価償却累計額 △221,983 △231,297
工具、器具及び備品(純額) 26,468 28,148
リース資産 365,072 365,072
減価償却累計額 △301,731 △325,568
リース資産(純額) 63,340 39,503
有形固定資産合計 109,977 86,033
無形固定資産
商標権 206 150
ソフトウエア 1,014,359 925,998
リース資産 31,803 23,385
ソフトウエア仮勘定 38,942 177,387
無形固定資産合計 1,085,311 1,126,921
投資その他の資産
ゴルフ会員権 42,000 42,000
敷金及び保証金 80,360 78,491
繰延税金資産 17,358 12,547
投資その他の資産合計 139,718 133,038
固定資産合計 1,335,007 1,345,993
資産合計 2,004,621 1,987,943
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
未払金 101,607 100,534
リース債務 43,233 35,651
未払法人税等 12,612 27,509
前受金 100,884 110,916
預り金 10,846 16,072
賞与引当金 35,965 9,686
その他 22,269 29,112
流動負債合計 327,418 329,483
固定負債
リース債務 52,426 27,601
預り保証金 9,801 7,245
固定負債合計 62,228 34,847
負債合計 389,646 364,331
純資産の部
株主資本
資本金 628,411 628,411
資本剰余金 718,179 718,179
利益剰余金 406,962 415,598
自己株式 △138,577 △138,577
株主資本合計 1,614,975 1,623,611
純資産合計 1,614,975 1,623,611
負債純資産合計 2,004,621 1,987,943
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 1,445,133 1,570,945
売上原価 568,753 585,020
売上総利益 876,379 985,925
販売費及び一般管理費 890,636 909,589
営業利益又は営業損失(△) △14,257 76,336
営業外収益
受取利息 18 18
受取手数料 651 1,443
未払配当金除斥益 202 360
雑収入 43 -
営業外収益合計 915 1,821
営業外費用
支払利息 366 215
支払手数料 452 465
営業外費用合計 818 680
経常利益又は経常損失(△) △14,160 77,477
特別利益
資産除去債務履行差額 957 -
特別利益合計 957 -
特別損失
固定資産除却損 412 -
ゴルフ会員権評価損 1,600 -
特別損失合計 2,012 -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△15,214 77,477
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 4,710 29,523
法人税等調整額 △34 4,810
法人税等合計 4,675 34,334
四半期純利益又は四半期純損失(△) △19,890 43,143
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△19,890 43,143
に帰属する四半期純損失(△)
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㈱いい生活(3796) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △19,890 43,143
四半期包括利益 △19,890 43,143
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △19,890 43,143
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
△15,214 77,477
期純損失(△)
減価償却費 333,444 323,046
固定資産除却損 412 -
ゴルフ会員権評価損 1,600 -
資産除去債務履行差額 △957 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 2,435 5,881
賞与引当金の増減額(△は減少) △28,713 △26,279
受取利息及び受取配当金 △18 △18
支払利息 366 215
売上債権の増減額(△は増加) △4,508 △37,741
たな卸資産の増減額(△は増加) △939 △2,964
未払金の増減額(△は減少) 15,963 △2,944
前受金の増減額(△は減少) 26,631 10,031
未払消費税等の増減額(△は減少) △208 7,943
預り保証金の増減額(△は減少) △2,817 △2,555
その他 3,686 3,527
小計 331,162 355,618
利息及び配当金の受取額 18 18
利息の支払額 △366 △215
法人税等の支払額 △14,530 △11,054
法人税等の還付額 8,937 108
営業活動によるキャッシュ・フロー 325,219 344,476
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △15,445 △9,074
無形固定資産の取得による支出 △315,900 △329,718
敷金及び保証金の回収による収入 5,887 328
敷金及び保証金の差入による支出 △8,248 -
資産除去債務の履行による支出 △90 -
その他 30 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △333,767 △338,465
財務活動によるキャッシュ・フロー
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △37,519 △32,406
配当金の支払額 △34,325 △34,553
財務活動によるキャッシュ・フロー △71,845 △66,960
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △80,393 △60,948
現金及び現金同等物の期首残高 644,806 613,745
現金及び現金同等物の四半期末残高 564,413 552,796
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
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