3796 いい生活 2019-01-31 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年1月31日
上場会社名 株式会社いい生活 上場取引所 東
コード番号 3796 URL https://www.e-seikatsu.info/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名) 中村 清高
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役副社長 CFO (氏名) 塩川 拓行 TEL 03-5423-7820
四半期報告書提出予定日 2019年2月4日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日∼2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 1,445 0.5 △14 ― △14 ― △19 ―
2018年3月期第3四半期 1,438 △3.5 46 △60.6 46 △61.1 20 △69.5
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 △19百万円 (―%) 2018年3月期第3四半期 20百万円 (△69.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2019年3月期第3四半期 △2.88 ―
2018年3月期第3四半期 3.00 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期第3四半期 1,980 1,598 80.7 231.63
2018年3月期 2,050 1,652 80.6 239.51
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 1,598百万円 2018年3月期 1,652百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年3月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00
2019年3月期 ― 0.00 ―
2019年3月期(予想) 5.00 5.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年 3月期の連結業績予想(2018年 4月 1日∼2019年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,002 4.9 31 △37.5 30 △38.8 11 △45.2 1.68
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 7,280,700 株 2018年3月期 7,280,700 株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 379,249 株 2018年3月期 379,249 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 6,901,451 株 2018年3月期3Q 6,901,451 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社として
その実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因によって異なる可能性があります。なお、業績予想の前提となる条件及び業
績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
・四半期決算補足説明資料はTDnetで2019年1月31日(火)に開示し、同日、当社ホームページに掲載する予定であります。
㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における業績につきましては、売上高は
1,445,133千円(前年同期比0.5%増)、営業損失は14,257千円(前年同期 営業利益46,878千円)、経常損失は
14,160千円(前年同期 経常利益46,276千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は19,890千円(前年同期 親会
社株主に帰属する四半期純利益 20,692千円)となりました。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 対前年同期
連結業績概要 至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
差額 増減率
(千円) (千円)
(千円) (%)
売上高 1,438,377 1,445,133 6,756 0.5
営業利益又は営業損失(△) 46,878 △14,257 △61,135 -
経常利益又は経常損失(△) 46,276 △14,160 △60,437 -
親会社株主に帰属する四半期純利益
又は親会社株主に帰属する四半期純 20,692 △19,890 △40,583 -
損失(△)
当社グループは、「ITで不動産市場をより良いものに」というミッションの実現に向け、「不動産市場になくて
はならない情報インフラ」を目指して、不動産市場に必要とされるシステム・アプリケーションを企画・開発し、ク
ラウドサービスとして提供する事業を展開しております。「情報テクノロジー×不動産」という新しい市場領域にお
いて、日本全国の不動産業を営む企業を主な顧客として、不動産物件情報、契約情報、顧客情報を管理するデータベ
ース機能を中心とする不動産取引支援システムをクラウドサービスとして提供しております。
消費者による不動産物件情報検索ニーズの多様化並びに情報ニーズの高度化という流れはますます強まる傾向にあ
り、不動産業の情報産業化・不動産市場のIT化を強く促しております。当社グループは、以下のような不動産会社
にとっての経営課題を解決するためのクラウドサービスを企画・開発・提供しております。
・不動産物件情報、契約情報、顧客情報のデータベース管理を通じた利活用と業務効率の向上
・自社ウェブサイト等を通じた消費者向けウェブマーケティング強化による収益機会の向上
・不動産オーナーに対する資産運用管理サービスの強化
・不動産取引のIT化(VRによる内覧、IT重要事項説明、電子契約等)への対応
・情報セキュリティ、データ保全、事業継続計画への対応
・IT投資及びコストの最適化
当社グループは、「不動産テクノロジー」領域のリーディング企業として、このようなニーズに対応する一連のシ
ステム・アプリケーションを不動産会社にとってコスト効率性の高いクラウドサービスで提供することで、不動産市
場のIT化を推進しております。
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き当社のコアサービスであるクラウドサービス(拡販サービス)の
新規顧客の開拓活動及び既存顧客へのコンサルティング営業活動に注力してまいりました。
クラウドサービスの開発につきましては、「ESいい物件One」(「ESいい物件One賃貸」、「ESいい物件One賃貸管
理」、「ESいい物件One売買」及び「ESいい物件Oneウェブサイト」から成るサービス群)に対する機能拡充及びユー
ザビリティの向上に係る追加開発を継続的に実施するとともに、新しいサービスの開発にも取り組んでまいりまし
た。
また、2018年4月には、不動産管理会社と入居者を繋ぐコミュニケーション・プラットフォームであるアプリケー
ション「pocketpost(ポケットポスト)」の販売を開始いたしました。
さらに不動産取引のキャッシュレス化推進を目指し、決済代行・マルチペイメントサービスを提供しているSMBC
GMO PAYMENT株式会社とパートナー契約を2018年8月に締結いたしました。同社との協働により、不動産市場におけ
る決済ソリューションとなる「pocketpost pay(ポケットポスト ペイ)」を2018年12月よりリリース・提供開始して
おります。
不動産会社がエンドユーザーに対して行う「重要事項説明」は不動産取引における重要な業務の一つであり、当該
業務のIT化対応(TV会議システム等の活用など。以下、「IT重説」といいます。)につきまして、国土交通省
は不動産の賃貸取引に対してIT重説を2017年10月から正式に採用することを決定し、本格運用が開始されました。
当社は、この動きを事業機会拡大の好機ととらえ、当社サービスを活用したIT重説実施の利便性を訴求するととも
に、IT重説の活用を目指す各不動産会社に対するマーケティング及び営業活動に取り組んでまいりました。この一
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
環として、2015年9月より業務提携を締結しているNTTテクノクロス株式会社が開発・販売する資料共有型Web会
議サービスをIT重説に必須のツールとして販売しておりましたが、その間に蓄積した知見をもとに、2018年6月よ
り不動産業界のWEB接客・IT重説向けに最適化したWEB会議クラウド「ES × MeetingPlaza」を販売開始しておりま
す。当社は引き続き今後も不動産取引の一連の流れにおける電子化推進に向けて取り組んでまいります。
なお、セグメントの業績は第2四半期連結会計期間より記載を省略しております。当社グループの報告セグメント
は、従来「クラウドソリューション事業」と「不動産事業」に区分しておりましたが、「不動産事業」を展開してい
た当社連結子会社が定款の事業目的を変更したことに合わせて、その事業区分をクラウドサービスの販売に資する
「その他事業」に変更いたしました。「その他事業」における売上高、利益及びセグメント資産の重要性が乏しいと
判断されるため、第2四半期連結会計期間より開示区分を「クラウドソリューション事業」の単一セグメントに変更
しております。
①売上高
売上高全体は1,445,133千円(前年同期比0.5%増)と、前年同期より6,756千円の増収になりました。
クラウドサービスのうち、主力である拡販サービスにつきましては、不動産物件情報管理データベース・システム
である「ESいい物件One」を始め、不動産広告媒体向けデータ変換・入稿システム(コンバート・システム)等の拡
販サービスのマーケティング及び営業活動に注力してまいりました。また、経済産業省が主導する「サービス等生産
性向上IT導入支援事業」の具体的施策である「IT導入補助金」の交付対象サービスとして「ESいい物件One」が登録
されていることから、本制度を活用したIT導入を新規顧客に提案した効果もあり、拡販サービス初期売上高は
59,520千円(前年同期比59.1%増)と、前年同期より22,110千円の増収となりました。拡販サービス全体での売上高
は1,331,583千円(前年同期比1.1%増)と、前年同期より15,074千円の増収となりました。
また、拡販サービス以外のクラウドサービス売上高については36,517千円(前年同期比19.7%減)と、前年同期よ
り8,941千円の減収となりました。
上記の結果、クラウドサービスの売上高は1,368,101千円(前年同期比0.5%増)と、前年同期より6,132千円の増
収となりました。
また、クラウドサービスの顧客数は当第3四半期連結会計期間末時点で1,356法人(前年同期1,294法人)となり、
クラウドサービス顧客平均月額単価(※)については、当第3四半期連結会計期間において、10月実績約118,800円
/法人、11月実績約112,800円/法人、12月実績約118,000円/法人となりました。
(※)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てにしております。
アドヴァンスト・クラウドサービスにつきましては、2018年9月以降に複数案件の検収がありましたものの、売
上高は51,538千円(前年同期比0.5%減)と、ほぼ前年同期並みに推移いたしました。
ネットワーク・ソリューションにおいては、既存の受託運用サービスに関するサービス提供の見直しを行い、売上
高は25,493千円(前年同期比3.6%増)と、前年同期より883千円の増収になりました。
②売上原価
新卒及び中途採用による人員増により人件費が増加いたしました。また、サーバ設備、システム基盤及び自社開発
したクラウドサービス(拡販サービス)等に係る減価償却費等が増加いたしました。一方、旧サービスのサービス提
供終了等に伴い、旧サービス等で利用していたサーバ等システム関連の保守費用やアドヴァンスト・クラウドサービ
ス売上計上に伴って売上原価に算入される開発コスト等が減少し、売上原価は568,753千円(前年同期比1.6%増)と
なりました。
なお、当第3四半期連結累計期間に自社開発したクラウドサービス(拡販サービス)については、製造原価からソ
フトウェア仮勘定(資産科目)へ振替をしており(完成・リリース時点でソフトウェア勘定に計上)、その振替額は
313,809千円(前年同期比10.6%増)となっております。
③販売費及び一般管理費
積極的な新卒及び中途採用を行い、人件費が増加いたしました。また、顧客サポート、営業案件管理、教育研修、
採用等で使用するソフトウェアの利用に伴う費用等の増加により、販売費及び一般管理費は890,636千円(前年同期
比7.1%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,445,133千円(前年同期比0.5%増)、営業損失は
14,257千円(前年同期 営業利益46,878千円)となりました。
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
セグメント別開示を省略しておりますので、当社グループの主要なサービスにおける品目詳細別売上高の概況を以
下のとおり示します。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 対前年同期
品目詳細 至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高(千円) 構成割合(%) 売上高(千円) 構成割合(%) 差額(千円) 増減率(%)
クラウドサービス 1,361,968 94.7 1,368,101 94.6 6,132 0.5
拡販サービス (注)1 1,316,509 91.5 1,331,583 92.1 15,074 1.1
初期 37,410 2.6 59,520 4.1 22,110 59.1
月次 1,279,099 88.9 1,272,062 88.0 △7,036 △0.6
拡販サービス以外 (注)2 45,459 3.2 36,517 2.5 △8,941 △19.7
ネットワーク・ソリューション 24,610 1.7 25,493 1.8 883 3.6
アドヴァンスト・クラウドサービス 51,798 3.6 51,538 3.6 △260 △0.5
合計 1,438,377 100.0 1,445,133 100.0 6,756 0.5
(注)1. 拡販サービス :拡販することを前提とした標準型システム・アプリケーションの月額利用料等。
2. 拡販サービス以外:拡販サービスをベースに、個々の顧客仕様に受託開発したシステム・アプリケーションの
月額利用料等。
2018年4月~12月におけるクラウドサービスの顧客数の推移は以下のとおりであります。
(単位:法人数)
2018年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
顧客数 1,291 1,292 1,290 1,292 1,293 1,307 1,328 1,336 1,356
2018年4月~12月におけるクラウドサービスの顧客平均月額単価の推移は以下のとおりであります。
(単位:円)
2018年
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均月額単価 116,700 116,300 112,800 116,100 115,200 118,000 118,800 112,800 118,000
(注)「当月のクラウドサービス売上高」を「当月のクラウドサービス顧客数」で除した数値で、100円未満を切捨てに
しております。
2018年1月~2018年12月における「ESいい物件One」(賃貸・管理・売買・ウェブサイト)の顧客数の推移は次のと
おりであります。「ESいい物件One」は当社主力サービスであり、新規顧客獲得に向けた営業活動は「ESいい物件One」
に集中しております。
(単位:課金開始済サービス提供件数、法人数)
2018年
ESいい物件One
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
賃貸(募集) 907 913 924 928 933 934 937 929 937 955 960 978
One管理 357 362 363 367 373 372 376 378 379 398 396 402
売買 363 365 365 370 372 369 373 374 378 381 383 385
ウェブサイト 836 834 838 840 843 843 851 840 850 868 875 893
法人数 1,145 1,154 1,165 1,173 1,179 1,175 1,179 1,172 1,184 1,199 1,204 1,220
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債、純資産及びキャッシュ・フローの状況に関する分析)
①資産
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、1,980,365千円となり、前連結会計年度末から69,861千円の減
少となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は628,112千円となり、前連結会計年度末から77,003千円の
減少となりました。主な減少要因は、現金及び預金の減少80,393千円等であります。
また、当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は1,352,252千円となり、前連結会計年度末から7,141
千円の増加となりました。主な増加要因は、ソフトウェアの増加41,837千円等であり、これはクラウドソリューショ
ン事業における主力サービス「ESいい物件One」に対する各種機能改善や強化等の追加開発部分が完成・リリースし
たことなどによるものです。当該追加開発のうち完成・リリースした部分につきましては、ソフトウェア仮勘定から
ソフトウェアへ振替処理を行っております。また、第4四半期連結会計期間以降に完成・リリースが見込まれる当該
クラウドサービス(拡販サービス)の追加開発部分はソフトウェア仮勘定として処理しております。主な減少要因と
しては、償却が進んだことに伴うリース資産(有形・無形)の減少30,060千円及び自社開発クラウドサービス(拡販
サービス)の完成・リリースに伴うソフトウェア仮勘定の減少6,506千円等であります。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は381,802千円となり、前連結会計年度末から15,463千円の減少と
なりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は308,535千円となり、前連結会計年度末から13,339千円の
増加となりました。主な増加要因としては、前述した「IT導入補助金」効果をはじめとした拡販サービス売上増収等
に伴う前受金の増加26,631千円及び当社サービス開発における一部の業務やコーポレートサイトのリニューアル業務
について外部委託したことなどに伴う未払金の増加18,637千円等であります。主な減少要因は賞与支給に伴う賞与引
当金の減少28,713千円等であります。
また、当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は73,267千円となり、前連結会計年度末から28,803千
円の減少となりました。これは、リース取引に係るリース債務の減少25,986千円等によるものであります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,598,562千円となり、前連結会計年度末から54,397千円の
減少となりました。これは、配当実施に伴う利益剰余金の減少34,507千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失の
計上による減少19,890千円によるものであります。
④キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末と比べて80,393千円
減少し、564,413千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、325,219千円の増加(前年同期320,941千円の増加)となりました。主な収
入の要因は、減価償却費333,444千円及び売上債権の減少額22,122千円等であります。主な支出の要因は、賞与引当
金の減少額28,713千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、333,767千円の減少(前年同期307,493千円の減少)となりました。主な支
出の要因は、有形・無形固定資産の取得による支出331,346千円及び敷金及び保証金の差入による支出8,248千円であ
ります。また、収入の要因は、敷金及び保証金の回収による収入5,887千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、71,845千円の減少(前年同期75,872千円の減少)となりました。支出の要
因は、ファイナンス・リース債務の返済による支出37,519千円及び配当金の支払額34,325千円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の通期連結業績予想につきましては、2018年5月10日公表の業績予想から変更ありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 644,806 564,413
受取手形及び売掛金 19,162 23,671
仕掛品 877 1,824
前払費用 31,769 30,781
未収還付法人税等 7,738 8,262
その他 1,794 2,628
貸倒引当金 △1,033 △3,468
流動資産合計 705,116 628,112
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 50,228 55,948
減価償却累計額 △32,833 △35,135
建物附属設備(純額) 17,395 20,812
工具、器具及び備品 244,980 252,596
減価償却累計額 △216,480 △225,345
工具、器具及び備品(純額) 28,500 27,250
リース資産 357,672 365,072
減価償却累計額 △264,035 △293,077
リース資産(純額) 93,636 71,994
有形固定資産合計 139,532 120,058
無形固定資産
商標権 281 225
ソフトウエア 896,598 938,436
リース資産 43,028 34,609
ソフトウエア仮勘定 127,340 120,833
無形固定資産合計 1,067,248 1,094,104
投資その他の資産
出資金 30 -
ゴルフ会員権 43,600 42,000
敷金及び保証金 77,585 78,940
繰延税金資産 17,115 17,149
投資その他の資産合計 138,330 138,090
固定資産合計 1,345,110 1,352,252
資産合計 2,050,227 1,980,365
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
未払金 92,560 111,198
リース債務 48,034 43,901
未払法人税等 7,902 4,992
前受金 73,839 100,470
預り金 10,386 15,399
賞与引当金 38,379 9,666
その他 24,093 22,906
流動負債合計 295,195 308,535
固定負債
リース債務 89,240 63,253
預り保証金 12,830 10,013
固定負債合計 102,070 73,267
負債合計 397,266 381,802
純資産の部
株主資本
資本金 628,411 628,411
資本剰余金 718,179 718,179
利益剰余金 444,947 390,549
自己株式 △138,577 △138,577
株主資本合計 1,652,960 1,598,562
純資産合計 1,652,960 1,598,562
負債純資産合計 2,050,227 1,980,365
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 1,438,377 1,445,133
売上原価 559,774 568,753
売上総利益 878,603 876,379
販売費及び一般管理費 831,725 890,636
営業利益又は営業損失(△) 46,878 △14,257
営業外収益
受取利息 18 18
未払配当金除斥益 232 202
受取手数料 - 651
雑収入 124 43
営業外収益合計 375 915
営業外費用
支払利息 524 366
支払手数料 452 452
営業外費用合計 976 818
経常利益又は経常損失(△) 46,276 △14,160
特別利益
資産除去債務履行差額 - 957
特別利益合計 - 957
特別損失
固定資産除却損 396 412
ゴルフ会員権評価損 - 1,600
特別損失合計 396 2,012
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
45,880 △15,214
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 11,057 4,710
法人税等調整額 14,129 △34
法人税等合計 25,187 4,675
四半期純利益又は四半期純損失(△) 20,692 △19,890
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
20,692 △19,890
に帰属する四半期純損失(△)
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 20,692 △19,890
四半期包括利益 20,692 △19,890
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 20,692 △19,890
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
45,880 △15,214
期純損失(△)
減価償却費 312,521 333,444
固定資産除却損 396 412
ゴルフ会員権評価損 - 1,600
資産除去債務履行差額 - △957
貸倒引当金の増減額(△は減少) 131 2,435
賞与引当金の増減額(△は減少) △25,505 △28,713
受取利息及び受取配当金 △18 △18
支払利息 524 366
売上債権の増減額(△は増加) 36,395 22,122
たな卸資産の増減額(△は増加) 11,536 △939
未払金の増減額(△は減少) 14,738 15,963
未払消費税等の増減額(△は減少) △1,595 △208
預り保証金の増減額(△は減少) 1,043 △2,817
その他 △2,338 3,686
小計 393,711 331,162
利息及び配当金の受取額 18 18
利息の支払額 △541 △366
法人税等の支払額 △72,246 △14,530
法人税等の還付額 - 8,937
営業活動によるキャッシュ・フロー 320,941 325,219
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △13,268 △15,445
無形固定資産の取得による支出 △294,227 △315,900
敷金及び保証金の回収による収入 132 5,887
敷金及び保証金の差入による支出 △130 △8,248
資産除去債務の履行による支出 - △90
その他 - 30
投資活動によるキャッシュ・フロー △307,493 △333,767
財務活動によるキャッシュ・フロー
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △41,455 △37,519
配当金の支払額 △34,417 △34,325
財務活動によるキャッシュ・フロー △75,872 △71,845
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △62,424 △80,393
現金及び現金同等物の期首残高 702,102 644,806
現金及び現金同等物の四半期末残高 639,677 564,413
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㈱いい生活(3796) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
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