3796 いい生活 2021-04-19 15:00:00
2021年3月期通期 連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2021 年 4 月 19 日
各位
                                                  株 式 会 社 い い 生 活
                                                  代表取締役社長 CEO 前野 善一
                                                  (コード番号:3796 東証第二部)
                                                  問合わせ先:
                                                  代表取締役副社長 CFO 塩川 拓行
                                                  電話番号:03(5423)7820



                2021 年 3 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績動向を踏まえ、2021 年 2 月 4 日に公表致しました連結業績予想より親会社株主に帰属する当期純利益の
変動が 30%以上となる見込みであることから、当該業績予想を下記の通り修正致しましたので、お知らせいたします。

                                        記
● 業績予想の修正について

2021 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                           親 会 社 株主 に
                                                                        1 株当たり
                      売   上    高    営 業 利 益   経 常 利 益      帰 属 す る
                                                           当期純利益
                                                                        当期純利益
                      (百万円)         (百万円)     (百万円)        (百万円)              円    銭
 前回発表予想(A)                2,203          90        90             40              5.80

 今回修正予想(B)                2,214          69        71             20              2.95

 増減額(B-A)                      12       △20       △18           △19

 増減率(%)                       0.5     △22.9     △20.9          △49.2
(ご参考)前期実績
                          2,123         123       124             72          10.54
(2020 月 3 月期)


修正の理由
1.2021 年 3 月期通期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)連結業績予想の修正理由
   売上高につきましては、新規顧客の獲得数が概ね想定通り推移し、加えて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
 の影響を鑑み保守的に見積っていた解約率に関しても比較的低水準で推移したことから、結果として当初予想を約
 12 百万円上回る見込みとなりました。
   一方で、今期進めておりました当社クラウド・SaaS のサービスインフラ・開発基盤の IaaS(Infrastructure as a
 Service)環境へのマイグレーションに関しましては、当初想定のスケジュール通り現時点で滞りなく完了(完全移
 行)しているものの、顧客への安定的なサービス提供を最優先として慎重な移行作業を行った結果、当初想定以上に
 工数が掛かる結果となりました。
   従来から当社は、自社開発したソフトウェアの開発費については製造原価からソフトウェア仮勘定(資産科目)へ
 振替処理をしており、完成・リリースをもってソフトウェア勘定に計上し減価償却を行っております。今期において
 も開発リソースの一定割合が新サービスあるいは既存サービスの機能拡充に向けた資産開発にあたる想定で、                ソフト
 ウェア仮勘定への振替額を見積もっておりましたが、                当該マイグレーション作業工数が当初見積もりよりも増加した
 ことで、サービスの開発投資(資産化対象)に向かう工数が減少、ソフトウェア仮勘定への振替額が見積もりを下回
 り、結果として当初想定を超えて当期の売上原価が増加することとなりました。
   なお、2021 年 3 月 22 日付「固定資産の除却等に伴う特別損失の計上に関するお知らせ」に記載のとおり、当該マ
 イグレーションの完了に伴って不要となった固定資産については、予定通り除却を行っております。
   以上の結果、営業利益、経常利益、並びに親会社株主に帰属する当期純利益につきまして予想を下回る見込みとな
 り、当期純利益に関しまして予想からの変動が 30%以上となることから、当該業績予想を修正致しました。

2.配当予想について
  配当予想につきましては前回発表の1株につき期末配当 5 円の予想に変更ございません。
  当社は、当該期の業績及びフリー・キャッシュフローの水準を十分に勘案した上で、利益配当の継続的実施並びに
 配当額の継続的成長の実現に向けて取り組むことを株主の皆様に対する利益還元の基本方針としております。  当社の
 コア・ビジネスであるクラウド・SaaS の成長から継続的に配当額の成長を目指したいと考えております。

※ 上記に記載した内容は、現在集計中の資料に基づいて作成したものであり、後日開示する業績と異なる場合があり
  ますので、ご了承ください。また、上記に記載した内容は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであ
  り、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
                                                   以上