3793 M-ドリコム 2019-05-10 15:00:00
特別損失および持分法による投資損失の計上ならびに業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年5月 10 日
各 位
上場会社名 株式会社ドリコム
代表者 代表取締役社長 内藤 裕紀
(コード番号 3793)
問合せ先責任者 取締役 後藤 英紀
(TEL 03‐6682‐5700)
持分法による投資損失および特別損失の計上、繰延税金資産の取り崩し
ならびに業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2019 年3月期において、持分法による投資損失および特別損失を計上する見込みとなりました。また、繰
延税金資産を取崩し、法人税等調整額を計上することといたしました。2019 年1月 31 日に公表いたしました 2019 年
3月期通期連結業績予想の修正とあわせて、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 営業外費用(持分法による投資損失)の計上およびその内容について
当社は、持分法適用関連会社である株式会社 BXD(以下、BXD 社という)が開発・運営を手掛ける enza 事業の拡大
に、BXD 社とともに注力しております。2019 年3月期第4四半期において、持分法による投資損失約 165 百万円(2019
年3月期連結業績期間では、約 715 百万円)を営業外費用として計上いたします。
なお、enza 事業は、2018 年4月のサービス開始以降、着実に事業の拡大が続いております。引き続き国内外にファ
ンを有する著名 IP をモチーフとした新規タイトルのリリース、リアルとの連動、およびアプリ版や PC 版の提供など、
積極的な拡大施策の展開を通じ、サービス及び提供タイトルの浸透に注力し、引き続きモバイルゲーム市場を牽引する
プラットフォームサービスを目指してまいります。
2. 特別損失の計上およびその内容について
当社は、現在運用中の一部のゲームアプリおよび開発基盤システムについて、将来収益及び資産性の再評価を行っ
た結果、約 60 百万円を 2019 年3月期4四半期において減損損失として計上いたします。あわせて、当社が保有する投
資有価証券のうち、実質価額が著しく下落し、その回復する見込みがあると認められないものについて、約 94 百万円
の投資有価証券評価損を計上いたします。以上の結果、2019 年3月期第4四半期において、合計約 160 百万円の特別
損失を計上する見込みです。
3. 繰延税金資産の取り崩しとその内容について
当社は、直近の業績見通し等を踏まえて繰延税金資産の回収可能性を検証した結果、2019 年3月期第4四半期にお
いて、繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額として約 124 百万円を計上することといたしました。
4. 業績予想の修正について
(1)2019 年3月期連結業績予想数値の修正(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 10,800 △600 △1,300 △1,500 △52.84
今回修正予想(B) 10,700 △570 △1,350 △1,700 △59.88
増減額(B-A) △100 30 △50 △200
増減率(%) △0.9 - - -
(ご参考)前期実績
13,192 190 △29 △204 △7.21
(2018年3月期)
(2)修正の理由
2019 年3月期連結会計年度(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)におきましては、
「1. 営業外費用(持分法によ
る投資損失)の計上およびその内容について」「2. 特別損失の計上およびその内容について」および「3. 繰延税金
、
資産の取り崩しとその内容について」に記載のとおり、持分法による投資損失、特別損失および法人税等調整額を計上
することとなりました。これを受け、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益が前回予想を下回る見通しと
なりました。なお、売上高につきましては、概ね前回予想どおり、営業利益につきましては既存ゲーム事業の収益の向
上が続いていることから、前回予想比で赤字幅が縮小する見込みです。
以上