3793 M-ドリコム 2021-11-19 16:00:00
事業計画及び成長可能性に関する事項 [pdf]

       事業計画及び
成⾧可能性に関する説明資料

      株式会社ドリコム
      2021年11月19日
目次




                         1. ドリコムについて


                         2. モバイルゲーム市場概況


                          3. 当社の特徴と優位性


                          4. 今後の成⾧戦略




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.   2
1. ドリコムについて

会社概要

              2001
              京都にて創業                                      会社名:    株式会社ドリコム

                                                       証券コード:     3793
              2003
              日本初のブログサービスの提供を開始                        本社所在地:     東京都品川区

                                                           創業:    2001年11月13日
              2006
              東京証券取引所マザーズに上場                               資本金:
                                                                  17億92百万円
                                                  (2021年9月末時点)
              2008                                       主要事業:    ゲーム事業、メディア事業
              インターネット広告事業へ参入
                                                          代表者:    代表取締役社⾧ 内藤 裕紀
              2009
              ゲーム事業へ参入                                            取締役 後藤 英紀
                                                                  取締役 監査等委員 青木 理惠
                                                           役員:
              2012                                                取締役 監査等委員 村田 雅夫
              ネイティブゲームの提供を開始                                      取締役 監査等委員 清水 勝彦

              2016                                     連結従業員数:
                                                                  406名
              「IP戦略」にシフトし、事業拡大を追求                 (2021年9月末時点)

                                                                  三井住友銀行
              2017                                                三菱UFJ銀行
              新ブラウザゲームプラットフォーム「enza」                   主要取引行:
                                                                  みずほ銀行
              をつうじたゲームプラットフォームの立ち上げに挑戦                            商工中金

              2020                                                株式会社ドリアップ
              株式会社スタジオレックス、株式会社BlasTrainが              主要子会社:     株式会社スタジオレックス
              加わり、グループが拡大                                         株式会社BlasTrain



Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                     3
1. ドリコムについて

ミッション・ビジョン・バリュー




                                      ミッション                          ビジョン

                          WITH ENTERTAINMENT            ×           発明を産み続ける
                           ~人々の期待を超える~

                                                      3つのバリュー




                      真摯であること
                                                  +    本質を捉える
                                                                +        変化に挑戦する




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                    4
1. ドリコムについて

マネジメントチーム




                              内藤 裕紀                                                  後藤 英紀
                              代表取締役社⾧                                                取締役

                              1978年生まれ。京都大学在学中の2001年に有限会社                            1966年生まれ。大和総研、IT関連の調査・コンサルティング
                              ドリコムを設立し、代表取締役に就任。                                     会社を経て、2000年にドイツ証券入社。エクイティリサーチ、
                              インターネットサービスの提供を主軸に事業を展開。                               投資銀行本部を経たのち、ドリコムに転身。2015年6月、
                              2006年に東証マザーズ上場を果たす。                                    取締役に就任。




   青木 理惠                                            村田 雅夫                              清水 勝彦
   取締役 監査等委員                                        取締役 監査等委員                          取締役 監査等委員


   1995年明治大学商学部卒業。同年太田昭和監査法人(現新日本有                  1994年東京大学法学部卒業。1996年司法修習終了(第48     1986年東京大学法学部卒業。1994年ダートマス大学エイモス・
   限責任監査法人)入所。2000年大和証券SBキャピタル・マーケッ                 期)弁護士登録(第二東京弁護士会)。同年               タックスクール修了。株式会社コーポレイトディレクションを
   ツ株式会社(現大和証券株式会社)入社。                              森綜合法律事務所(現 森・濱田松本法律事務所)入所。         経て、2000年テキサスA&M大学より博士号を取得。
   2004年青木公認会計士事務所設立 所長(現任)。                        2002年よりみのり総合法律事務所入所 パートナー就任。       同年テキサス大学サン・アントニオ校助教授、2006年より准教授。
   2010年当社監査役。2013年株式会社ジーニー 監査役。                    2004年村田・若槻法律事務所設立 代表弁護士(現任)。       2010年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授(現任)。
   2015年当社社外取締役(監査等委員)(現任)。                         2008年法政大学法科大学院兼任教授。2014年当社監査役。     2019年当社社外取締役(監査等委員)(現任)。
   2018年リックソフト株式会社 社外取締役(監査等委員)(現任)。                2015年当社社外取締役(監査等委員)(現任)。




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                           5
1. ドリコムについて

ドリコム・グループ・ストラクチャー




                                  90%(1)                  100%(1)           100%(1)


                       株式会社ドリアップ



                    主要事業:                         主要事業:             主要事業:
                    ソーシャルゲーム開発・運用                 ソーシャルゲーム開発・運用     ソーシャルゲーム開発・運用


                                                                    主要運用タイトル:
                                                                    • 「ぼくとドラゴン」
                                                                    • 「猫とドラゴン」



       (1)株式会社ドリコムの子会社に対する株式保有比率




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                       6
1. ドリコムについて

事業概要
ゲーム事業を収益の柱とし、メディア事業で新領域でのサービス開発を加速


                                                       1%

                    ゲーム事業                                               メディア事業




                                                    2021年3月期
                                                  売上高:11,840 百万円
               人気IPタイトルを中心に                       営業利益:2,052 百万円      将来の主力事業を創出すべく
              現在12タイトル※を運営中                                             先進的技術を活かし
                            *                                         新規事業の創出に積極的に投資

              売上高:11,756 百万円                                                 *
                                                       99%
             営業利益:2,417 百万円                                             売上高:85 百万円
                    (2021年3月期)                                        営業利益:▲364 百万円
                                                  ゲーム事業      メディア事業      (2021年3月期)



     ※ 21年9月末時点。シリーズタイトルは1本としてカウント

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                        7
1. ドリコムについて

ビジネスモデル


                                                   一般ユーザー                               顧客企業

                                        アイテム課金            ゲーム・アプリ
                                             ・            の配信
                                           利用料

                                                                                               •   SNS販促サービスの
                                         プラットフォーム運営事業者                                             提供


                                              ゲーム・アプリ                                          •   コンサルティングサ
                         代金回収                                                     利用料
                                              の配信                                                  ービスの提供

                                                              ゲーム・アプリ                          •   ゲーム開発プラット
                              共同事業者                    代金回収
                                                              の配信                                  フォーム利用料

                      開発費                    開発受託・
                 レベニューシェア                    サービス運用




                                                     ゲーム事業                         メディア事業

                                         業務委託                           ゲーム・アプリ
                                                                 代金回収
                                                                        の配信



                                                  株式会社ドリアップ




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                 8
1. ドリコムについて

ゲーム事業:運用中タイトル
主力IPタイトルを中心に、12タイトルを運営中




                          「ちょこっとファーム」                  「ダービースタリオン マスターズ」                                  「みんゴル」
                             (2011年)                        (2016年)                                       (2017年)

       ドリコム配信
                                                                                   株式会社フォワードワークス配信
       •    「ちょこっとファーム」(2011年)
                                                                                   • 「みんゴル」(2017年)
       •    「ダービースタリオン マスターズ」(2016年)
                                                                                   • 「魔界戦記ディスガイアRPG」(2019年)
       株式会社バンダイナムコエンターテインメント配信
       •    「ONE PIECE トレジャークルーズ」(2014年-15年)                                       株式会社スタジオレックス (グループ会社)

       •    「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(2018年)                                            • 「ぼくとドラゴン」(2015年)

       •    「スーパーロボット大戦DD」(2019年)                                                  • 「猫とドラゴン」(2019年)

       •    「NARUTO X BORUTO 忍者TRIBES」 (2020年)                                     株式会社ブシロード配信
       株式会社アニプレックス配信                                                               • 「D_CIDE TRAUMEREI」(2021年)
       •    「きららファンタジア」 (2017年)

 「ONE PIECE トレジャークルーズ」、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」、「スーパーロボット大戦DD」及び「NARUTO×BORUTO 忍者TRIBES」は株式会社バンダイナムコエンターテインメントより配信中のゲームです。
 「きららファンタジア」は株式会社アニプレックスより配信中のゲームです。「みんゴル」及び「魔界戦記ディスガイアRPG」は株式会社フォワードワークスより配信中のゲームです。「D_CIDE TRAUMEREI」は株式会社ブシロードより配信中のゲームです。

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                 9
1. ドリコムについて

メディア事業:主要サービス




  ⮚ AIを活用した3DリアルマップとPOIデータを提供                     ⮚ 『ファンをよりファンに』をコンセプトとした、        ⮚ 世界一のデュオを目指す、歌姫たちの軌跡。音楽
    を中心に、個人開発者・インディーゲーム開発者                          Twitter上でファン同士で盛り上がれるキッカケや、     と物語がクロスフェードするサウンドプロジェク
    も気軽に低コストでARゲームが開発できる開発プ                         ファン同士で繋がるキッカケを与えることをベー          ト
    ラットフォーム                                         スとしたマーケティングツール
                                                                                  ⮚ ゲーム以外のエンターテインメント領域での事業
  ⮚ 17年、CEDECにて発表。今期中の商業化を予定。                     ⮚ Twitter上で特定のハッシュタグが付いたツイート      開発への挑戦。
    現在、AROWを用いた人気IPを扱った位置情報タ                        に「いいね・RTしたユーザー」に「ポイント」を
    イトルの開発も進む                                       プレゼント。ユーザーは獲得した「ポイント」を        ⮚ 20年9月にサービスを開始。21年9月時点で10曲が
                                                    使って、Roootが用意する特設サイト内で景品やグ       各種音楽配信サービスで配信中
  ⮚ 経済産業省「コンテンツグローバル需要創出等促                          ッズ等への抽選に応募が可能
    進事業費補助金(J-LOD)」採択事業




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                  10
 1. ドリコムについて

 売上高推移(19年3月期 - 21年3月期)


                                                                     ゲーム       メディア
(単位:百万円)

                                                                                                  61

                                                                                         127                              10
                                                                                                           0
                                                                                                                               14
            222                                    129
                            222
                                                                                100
                                           267              73     132




                                                                                                 3,242
                                                                                         3,051                        2,962
                                                                                                         2,882
            2,643                                  2,644                                                                       2,671
                           2,473                                                2,384
                                          2,120            2,181   2,103




             Q1             Q2              Q3      Q4      Q1      Q2              Q3    Q4      Q1      Q2              Q3    Q4


                                  19年3月期                                   20年3月期                                21年3月期



 Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                       11
 1. ドリコムについて

 営業利益・EBITDA推移(19年3月期 - 21年3月期)


(単位:百万円)                                                                      営業利益      EBITDA


                                                                                                                                              800
                                                                                                                      759

                                                                                                                624                     632
                                                                                                                                  582                     565

                                                                                                                            428
                                                                                                                                                    369
                                                                                  294         318

                                                          196               204         198               222
                                                                      165
                                                    128         128
                                                                                                    86



                               ▲14             ▲1

                                        ▲126
                        ▲161

               ▲297

         ▲418
              1Q             2Q             3Q        4Q          1Q          2Q          3Q             4Q       1Q          2Q          3Q          4Q


                                  19年3月期                                           20年3月期                                           21年3月期




 Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                                                12
     1. ドリコムについて

     売上原価・販管費の推移(19年3月期 - 21年3月期)
     原価率は運用効率化に伴い改善。販管費率は成⾧に向けた研究開発投資を実施しつつコントロール。


                                     売上原価と原価率                                                       販売費及び一般管理費と販管費率

                                                                      原価率                                                          販管費率
(単位:百万円)                              売上原価            原価率                       (単位:百万円)                販管費       販管費率
                                                                     (原価/売上高)                                                     (販管費/売上高)
  10,000                                                                100%       2,500                                             25%


   9,000                                                                90%


   8,000                                                                80%        2,000                                             20%


   7,000                                                                70%


   6,000                                                                60%        1,500                                             15%


   5,000                                                                50%


   4,000                                                                40%        1,000                                             10%


   3,000                                                                30%


   2,000                                                                20%         500                                              5%


   1,000                                                                10%


      0                                                                 0%            0                                              0%
                 19年3月期                     20年3月期          21年3月期                         19年3月期        20年3月期          21年3月期

    Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                        13
1. ドリコムについて

主要な事業環境に係るリスク

                                                   当社グループは、ソーシャルゲームの企画、開発及び運営を軸とした、ソーシャルゲーム事業を展開しており、当社グル
                                                  ープの提供するソーシャルゲームは国内外の幅広いユーザーから一定の支持を得ていると考えております。
                                                   しかしながら、当該業界においては、ユーザーのサービスへの要求水準は上昇し続けており、ユーザーの嗜好変化も激し
         ソーシャルゲームの企画、開発及び運営について                   さを増しているものと認識しております。当社グループは、ユーザーニーズの的確な把握及びその対応に努めておりますが、
                                                  ソーシャルゲームの開発及び運営においてこれらニーズへの十分な対応が困難となった場合には、既存タイトルの収益性低
                                                  下や新規タイトルの不振等の状況が生じ、事業運営の縮小や中止等を余儀なくされる可能性があり、当社グループの経営成
                                                  績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。




                                                  当社グループは、2016年3月期より、IPソーシャルゲーム(IPコンテンツ(知的財産。アニメ、コミック、ゲーム等のコン
                                                  テンツを指す)を主体としたゲーム)に焦点をあてた戦略に注力しております。同戦略では、外部のIPプロジェクト・パー
                                                  トナー(IPコンテンツやその使用権を有する事業者。以下「パートナー」という。)と共同で、複数のIPソーシャルゲーム
                                                  を企画、開発及び運営することを核としており、現在複数タイトルのIPソーシャルゲームの開発を推進しております。パー
                                                  トナーとの共同開発では、開発及び運営に伴う費用の分担によりリスクが抑制される等メリットが享受できる一方、パート
                                                  ナー各社にて事業方針の転換又は変更等が生じた場合には、必ずしも当社グループが意図する事業運営が推進できない可能
         IPソーシャルゲームに焦点をあてた戦略について
                                                  性があります。主要なIPプロジェクトにおいて、大幅な事業方針の変更又は投資額の縮小若しくは延期又は中止等が決定さ
                                                  れた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
                                                   また、複数のIPソーシャルゲームを企画、開発及び運営するにあたり、社内の人材育成、社外からの人材登用及び社外の
                                                  開発パートナーとの協業等が想定どおりに進まない場合や当社グループの想定を上回る人材流出が発生した場合には、企画
                                                  及び開発の遅延又は運用サービスの競争力の低下等によって事業戦略の進展が制約され、当社グループの経営成績及び財政
                                                  状態に影響を及ぼす可能性があります。




                                                  当社グループのソーシャルゲーム事業の多くは、国内外のプラットフォーム運営事業者を介して利用者にサービスを提供し
                                                  ており、各社の利用規約及び各社との契約内容を遵守し、サービスを運営しております。
        国内外のプラットフォーム運営事業者への依存及び                    今後、各社の事業方針に変更があった場合や当社グループのコンテンツが各社の基準を満たさないと判断された場合には、
                その動向について                          その対応に多大な費用等を要する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
                                                  また、各プラットフォーム運営事業者の事情により、当社グループへの支払いを行うことができなくなった場合には、当社
                                                  グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。



Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                 14
1. ドリコムについて

主要な事業環境に係るリスク(続き)

                                                  当社グループがソーシャルゲーム事業にて提供する複数のソーシャルゲームは、株式会社バンダイナムコエンターテインメ
                                                  ントにより配信されており、同社配信のソーシャルゲームからの収益が当社グループのソーシャルゲーム事業全体の収益の
        株式会社バンダイナムコエンターテインメントへの                   多くを占めております。
                 依存について                           株式会社バンダイナムコエンターテインメントと当社との関係は良好に推移しているものと認識しており、今後も当該関係
                                                  を継続していく方針ではありますが、同社の事業方針に重大な変更があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状
                                                  態に影響を及ぼす可能性があります。


                                                  当社グループは、ソーシャルゲームの利用環境向上を推進すべく、関連事業者からなる一般社団法人コンピュータエンター
                                                  テインメント協会に所属し、法規制及び業界内の各種ガイドラインを遵守する方針であります。しかしながら、現行の法規
           ソーシャルゲームに関する法規制等について
                                                  制の新設、改正又は強化若しくは各種ガイドラインの変更等が行われた場合には、その対応に多大な費用等を要する可能性
                                                  があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

                                                  当社グループでは、コンテンツを配信する前に国内外のプラットフォーム運営事業者の基準や当社グループの基準に照らし、
                                                  サービス及びその表現等の健全性を確保するように努めております。しかしながら、社会情勢の影響等により、当該基準が
                    サービスの健全性について
                                                  新設、変更又は強化された場合には、当社グループが提供するコンテンツを配信できなくなる可能性やその対応に多大な費
                                                  用等を要する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

                                                  当社グループの提供するコンテンツの中には、著作権者等から利用許諾を得て配信しているものがあります。今後も著作権
           著作物を利用したソーシャルゲームについて                   者等と良好な関係を維持してまいりますが、著作権者等の方針変更等により、当社グループが利用許諾を得ることができな
                                                  くなった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。


                                                  当社グループが利用するコンピュータシステムの動作不良が生じた場合、当社グループの提供するサービスが中断又は停止
                                                  する可能性があります。当社グループは、品質管理のため、サービスの提供を開始するまでの間にチェックリスト等により
                                                  確認作業を行っていますが、コンピュータシステムの動作不良によりサービスが中断又は停止する事態が生じた場合には、
                                                  損害賠償や信用低下等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
              コンピュータシステムのリスクについて                  また、当社グループのサービスはサーバー等を介して提供しておりますが、一時的なアクセスの集中による負担の増加、自
                                                  然災害、事故又は外部からの不正な侵入等が発生した場合には、サービスが停止する可能性があります。当社グループは、
                                                  外部からの侵入等を防ぐための監視体制の強化、システムの二重化等の対策を行っております。しかしながら、重要なデー
                                                  タが消失又は漏洩した場合若しくはサーバーが利用できなくなった場合には、損害賠償や信用低下等により、当社グループ
                                                  の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。



Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                              15
1. ドリコムについて

主要な事業環境に係るリスク(続き)

                                                  当社グループは、インターネット関連市場での新規サービスに積極的に参入することを経営方針としております。当社グル
                                                  ープは、今後も、既存事業の基盤強化を継続的に行いながら、付加価値の高い新規サービスを展開していく方針であります。
                                                  しかしながら、新規サービスの開始に際しては、当社グループにおいて研究開発及びシステム開発に係る人員不足その他の
          新規サービスの事業展開に伴うリスクについて                   要因により、事業立ち上げ等に想定以上の時間を要する場合や事業拡大及び収益獲得が当初の想定どおりに進捗しなかった
                                                  場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
                                                  また、新規サービスの事業展開においては、当社グループにおける体制構築やサービスの拡充及び健全性維持等のために新
                                                  たな費用負担等が生じる場合があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。


                                                  当社グループは、ソーシャルゲーム事業の一部において国外のプラットフォーム運営事業者を介して海外のユーザーに提供
                                                  しており、当社グループが海外のユーザーへ販売したゲーム内のアイテム等の代金は国外のプラットフォーム運営事業者を
                        為替リスクについて
                                                  通じて現地の通貨にて回収されます。今後、当初想定した為替レートと実勢レートに著しい乖離が生じた場合には、当社グ
                                                  ループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。


                                                  当社グループは、ソーシャルゲーム事業、広告事業及びメディア事業においてサービス提供のために開発したプログラム等
                                                  については、資産性を考慮して「ソフトウエア」等として連結貸借対照表に計上し、一定の期間等に応じて償却を行ってお
              ソフトウェアに係る減損処理等について                  ります。今後において、個別のゲームタイトルやサービスについて、収益性低下により期待する収益が獲得出来ない又は見
                                                  込めない等の状況が生じ、当該資産に係る投資回収が困難であると判断される場合には、減損損失や評価損等の計上を余儀
                                                  なくされる可能性があり、これにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。




                     リスクへの対応策
                                         これらのリスクは、経済情勢や当社が属する、または関連する業界の動向等が含まれ、
                                  随時起こりうる可能性がございますが、事業環境及び市場動向の分析等による競争力の維持・強化
                                                      に努めることで対応してまいります。

                      ※上記以外のリスクについては、有価証券報告書の「事業等のリスク」をご参照ください。


Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                              16
1. ドリコムについて

ESGの取り組み


                          1. 人権に配慮し、多様性と柔軟性に配慮した就労環境の整備                     ドリコムは永続的な成⾧と株主価値の最大化を目指し、健全か


           S              職場での差別の禁止や適切な労務管理の実施の他、リモートワ
                          ークの導入や男性社員の育児休暇取得を推奨する等、従業員の
                          健康維持や、従業員のライフイベントやライフステージに配慮、
                          尊重した就労環境の整備に注力しています。
                                                                   G        つ適切な経営を行うべく、ガバナンスの強化、特に女性の取締
                                                                            役への起用、異なる専門的バックグラウンドを有する独立社外
                                                                            取締役の多数起用、および活発な議論などに注力しております。




       2. 従業員の健康増進とスキルアップ支援
                                                                   1. 女性の取締役への積極的な起用
       従業員が健康な状態で、最大限能力を発揮できる環境の整備に向け、下記の取り組
                                                                   21年1月時点で、女性取締役比率は20%となっております。
       みを行っております。

                                                                   2. 社内取締役と独立社外取締役のバランス
       •   マッサージルームの設置
                                                                   21年1月時点で、全取締役に占める独立社外取締役の割合は60%となっております。
       •   人気カフェと提携したカフェスペース
       •   ナレッジ共有イベントの開催支援や、
           技術系情報発信の支援                                              3. 独立社外取締役の多様性
                                                                   公認会計士、弁護士、大学教授等、様々な領域での専門家を独立社外取締役として
                                                                   起用しております。
                                                   3. 起業コミュニティ支援
       IT系ベンチャー、学生起業家の先駆けとして、後進の起業家の育成や日本における                      4. 取締役会の定期的な実施および高出席率
                  起業の更なる活性化に貢献すべく、下記の取り組みを行っております。                 月次で定期的に取締役会を実施し、適時経営状況や経営課題について情報を共有さ
                                                                   れた上で、活発な議論が行われております。19期(2020年3月期)については年間
                                     •   中高生を対象としたプログラミング教室の開催     28回、18期(2019年3月期)については年間24回取締役会を実施しております。
                                     •   各種起業関連イベントへの登壇・協賛
                                     •   プログラミング講座協賛をつうじた学生支援
                                     •   勉強会やセミナー等へのオフィススペースの提供



Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                17
目次




                         1. ドリコムについて


                         2. モバイルゲーム市場概況


                          3. 当社の特徴と優位性


                          4. 今後の成⾧戦略




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.   18
2. モバイルゲーム市場概況

モバイルゲーム市場の概況(グローバル)
国外市場は引き続き高い成長を維持し市場サイズは拡大中。日本市場は中国、米国市場に次ぐ第3位の規模




※ 出所:角川アスキー総合研究所「ファミ通モバイルゲーム白書2021」

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.    19
2. モバイルゲーム市場概況

モバイルゲーム市場の概況(国内)
日本のモバイルゲーム市場は約1.2兆円規模。成長率は鈍化傾向にあるが、市場サイズは引き続き拡大


      (億円)
                                                           国内モバイルゲーム市場規模
     14,000


     12,000


     10,000


       8,000


       6,000


       4,000


       2,000


            0
                          2015年度                  2016年度     2017年度   2018年度   2019年度   2020年度
                                                                                (予測)     (予測)

※ 出所:株式会社矢野経済研究所

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                  20
2. モバイルゲーム市場概況

モバイルゲーム市場の概況(国内)(続き)
日本のモバイルゲーム市場は長期運用タイトルや人気IPタイトルが上位を占有

                                                            モバイルゲーム令和2年 国内総合売り上げトップ10


                                             タイトル                 配信元             推定売上        リリース年   カテゴリ


                       1              モンスターストライク              XFLAG(ミクシィ)       872億2,800万円   2013年   パズル


                       2                Fate/Grand Order        アニプレックス         623億4,400万円   2015年   人気IP

                                                           ガンホー・オンライン・エンターテイ
                       3               パズル&ドラゴンズ                                443億3,000万円   2012年   パズル
                                                                  メント

                       4            ドラゴンクエストウォーク              スクウェア・エニックス       419億1,500万円   2019年   人気IP


                       5               プロ野球スピリッツA                KONAMI         369億5,500万円   2015年   スポーツ


                       6                     荒野行動               ネットイース          366億4,900万円   2017年   中国系


                       7         ドラゴンボールZ ドッカンバトル          バンダイナムコエンターテインメント    280億9,800万円   2015年   人気IP


                       8                  Pokémon GO              Niantic       257億1,400万円   2016年   人気IP


                       9          プリンセスコネクト!Re:Dive              Cygames        211億5,400万円   2018年   美少女


                       10          マフィア・シティ-極道風雲                YottaGames       204億200万円    2018年   中国系


※ 出所:角川アスキー総合研究所「ファミ通モバイルゲーム白書2021」

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                              21
2. モバイルゲーム市場概況

モバイルゲーム市場の概況(国内)(続き)
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛に伴い、ユーザーの行動変容が顕著に。モバイルゲーム需要が拡大


                                                              0%    20%          40%         60%

                                           ゲーム関連雑誌やゲーム攻略本

                                コミック雑誌やコミックス(紙ベース)

            TVバラエティ、スポーツ番組、ニュース、情報番組など

                                  コミック雑誌やコミックス(電子版)

                        スマートフォン、タブレットなどによるゲーム

                                          YouTubeなどの動画共有サイト

              Blu-ray・DVD・ネット配信など(アニメ・特撮以外)

                   Blu-ray・DVD・ネット配信など(アニメ・特撮)

                                           家庭用のゲーム機によるゲーム

                                                                   コロナ禍で消費時間が増加したと回答した人の割合
※ 出所:角川アスキー総合研究所「ファミ通モバイルゲーム白書2021」

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                    22
目次




                         1. ドリコムについて


                         2. モバイルゲーム市場概況


                          3. 当社の特徴と優位性


                          4. 今後の成長戦略




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.   23
3.当社の特徴と優位性

IPタイトルを中心とした豊富な開発・運用実績
過去10年間で40本以上のゲーム開発・運用を手掛ける。IPタイトルの開発・運用に強み

    ドリコムが開発または開発協力ゲームタイトルのリリース本数の推移(12年3月期~21年3月期)


                                                                                                                      IP   その他




                                 18



                                                                                         1                     1

               2                                    2                                    4        4            4             0
                                                             2           2
               1                                    1                           1
           12年3月期            13年3月期               14年3月期   15年3月期    16年3月期   17年3月期   18年3月期   19年3月期       20年3月期        21年3月期

                   ブラウザ                                          ネイティブ                                ネイティブ & HTML5


                        特徴と優位性

                                                   競合比でも豊富なモバイルゲーム開発・運用実績を有する。
                                                           特にIPタイトルの開発・運用実績は国内随一

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                     24
3.当社の特徴と優位性

ヒットタイトルの積み上げによる安定した収益ポートフォリオ
複数のヒットタイトルから安定的に収益を獲得することにより、ボラティリティを抑制

                           運用タイトルの売上合計推移                                               運用タイトルの事業利益合計推移

                      各運用タイトルのリリース/運用開始時期                                             各運用タイトルのリリース/運用開始時期
              2011     2014      2016     2017    2018     2019   2020      2010
                                                                           2,010    2011
                                                                                   2,011    2014
                                                                                           2,014    2016
                                                                                                   2,016    2017
                                                                                                           2,017    2018
                                                                                                                   2,018    2019
                                                                                                                           2,019    2020
                                                                                                                                   2,020




                     20年3月期                              21年3月期                     20年3月期                           21年3月期

                        特徴と優位性

                                  複数の中規模ヒットタイトルを積み上げることで、業績のボラティリティを抑制
                                                             ゲーム事業から安定的な収益の獲得が可能

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                                                            25
3.当社の特徴と優位性

多様なジャンルの運営と配信実績
有力なIPホルダーとの良好な関係性を構築。多様なジャンルのゲーム開発能力と運営ノウハウを蓄積。

                         運用タイトルの売上高(ジャンル別)                             運用タイトルの売上高(配信別)

                                  2021年3月期                                  2021年3月期
                              各運用タイトルのジャンル分類                             各運用タイトルの配信実績

                    人気IP        RPG        シミュレーション   その他                   自社   他社




                        特徴と優位性

                                            有力IPの運営に留まらず、多様なジャンルのモバイルゲームを運用
                                                  自社配信だけでなく、他社配信により安定的な収益性を確保

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                          26
目次




                         1. ドリコムについて


                         2. モバイルゲーム市場概況


                          3. 当社の特徴と優位性


                          4. 今後の成⾧戦略




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.   27
4.今後の成⾧戦略

中期的に目指す姿


                                                  23年3月期末のドリコム
                         現在のドリコム




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                  28
4.今後の成⾧戦略

中期的に目指す姿(続き)

                                           IPを軸に、多様なデジタル・エンターテインメント・コンテンツを
                                               グローバルに提供する総合エンターテインメント企業


                                                                      ① 新作ゲームのヒット
                                                                         主な取組み
                                                                         •   新日本プロレスSTRONG SPIRITS
                                                                         •   ミコノート
                                                                             など本開発中の9本の新規タイトルのヒット
  ① ゲーム事業の拡大                                                          ② IPの獲得、育成、開発
        主な取組み:
                                                                         主な取組み
        •   不採算タイトルの上期中の黒字転換
                                                                         •   Wizardry VA(仮)
                                                  安定性        成⾧性         •   悪魔王子と操り人形
                                                  の確保        の促進
                                                                      ③ 国内ヒットタイトルの海外展開
   ② F2Pモデル依存からの脱却                                                       主な取組み
        主な取組み:                                                           •   DISGAEA RPG
        •   AROW(SaaS)
        •   Rooot(SaaS)                                               ④ ゲーム以外の領域での事業開発
        •   負荷テストサービス(SaaS)                                              主な取組み
        •   縦読みの電子コミック、ライトノベル                                            •   AROW(テクノロジー)
            (コンテンツ販売)                                                    •   負荷テストサービス(テクノロジー)
                                                                         •   Rooot(マーケティング)
                                                                         •   縦読みの電子コミック、ライトノベル
                                                                             (出版)



Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                      29
4.今後の成⾧戦略

IPスパイラル戦略
IPを核とした「スパイラル型成⾧」を目指す




                            競争力のある自社保有IP


   「縦方向」                                                                      モバイル
    の成⾧                                  ×                     コンシュマーゲ
                                                                  ーム
                                                                               ゲーム
                                                                                                 IPのクロス
                                                                                              メディア展開による
                                                                                               総合的な価値上昇
                              クロスメディア展開                                                             ・
                                                                                 アニメ           収益機会の多角化
                                                           縦読みの電子
                                                            コミック
                                         ×

                                                                         IP
                                                                                     ライトノベル

                        •    ビジネスモデルの多角化                  音楽
   「横方向」                •    海外展開
    の成⾧                 •    ゲーム事業で獲得した
                                                  ゲーム事業で獲得した                            ビジネスモデルの
                             ノウハウの他領域展開           ノウハウの他領域展開                  海外展開         多角化




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                           30
4.今後の成⾧戦略

IPの開発・育成・収益化の流れ
IP開発から収益化まで、各エンターテインメント領域の特性を整理。各領域の特性に合わせた展開を模索




                           IPの開発                                IPの育成        IPの収益化




                     ライト           縦読みの電子         コンシュマ                       モバイル
     音楽                                                   アニメ    ドラマ    映画
                     ノベル            コミック           ーゲーム                        ゲーム




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                       31
4.今後の成⾧戦略

出版事業部の立ち上げ
事業部を新設し新規サービス開発に着手。電子書籍、ライトノベル、コミック領域でのIP育成・プロデュースに注力

                                                  中期戦略

                                             • 世界で通用するIPの所有及びプロデュース力の獲得(IPの獲得、育成、開発)
                                             • 複数のエンターテイメント領域での事業展開(ゲーム以外の領域での事業開発)
                                             • 収益モデルの多層化(F2Pモデル依存からの脱却)




                                          STEP1                                    STEP2



                     早期に縦読みの電子コミック、ライトノベルの領域で                       ヒットした縦読みの電子コミック、ライトノベルを
                         ヒット作を創出。ノウハウを社内で蓄積し、                         ゲームやアニメなどの他のメディアに展開。
                          ヒットプロデューサーとしての評価の獲得                               再現性のある形で、IPを収益化




                                                         デジタル                    クロスメディア        複数のヒットIP
                実績のある人材
                                                         アプローチ     ヒット作の            での          を自社で保有。
                の内部・外部                  高いネーム
                                                          での      ゲームやアニメ        プロモーション         自社IPにより
                起用をつうじた
                競争力のある
                                ×      制作力のある
                                        人材の獲得
                                                   ×   プロモーション、    への展開を     ×     を通じた     ×     構成される
                                                        ファンベース    通じたIP育成        IPファンベース       プラットフォー
                コンテンツ獲得
                                                          構築                        の強化           ムの構築




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                            32
4.今後の成⾧戦略

プロジェクトサマリー(21年9月末時点)
9月末に『D_CIDE TRAUMEREI』がリリースに。21年9月末時点で計11の開発プロジェクトが進行中

      事業                       ステータス                  定義        プロジェクト数                                 詳細

                                   運用              運用中のタイトル
                                                                 12       ⮚ 他社配信:9タイトル※
                                                                          ⮚ 自社配信:3タイトル


                                                                          ⮚ 他社配信:
                                                                            •   新日本プロレスSTRONG SPIRITS
                                                                            •   ミコノート
                                                                            •   国内ヒットIPタイトル海外版


    ゲーム事業
                                         本開発
                                                   リリースを視野に
                                                  開発が進むタイトル       9       ⮚ 自社配信:
                                                                            •   Wizardry VA(仮)
                                                                            •   悪魔王子と操り人形
                        開発
                                                                          ⮚ 未発表:
                                                                            •   AROWを用いて位置情報IPタイトル
                                                                            •   未発表タイトル×3本




                                     プロトタイプ
                                                     本開発以前の
                                                  開発段階にあるタイトル     1       ⮚ グループ会社スタジオレックスが開発を手掛けるオリジナルタイトル



                                                                          ⮚ 負荷テストサービス


   新規事業開発
                                   運用              運用中のサービス
                                                                  3       ⮚ Rooot
                                                                          ⮚ AKROGLAM


                                   開発
                                                    リリースを視野に
                                                   開発が進むサービス      1       ⮚ 音楽領域での新規サービス


※ 21年9月末時点の運用タイトル数。シリーズタイトル、海外展開タイトルについては1タイトルとして集計


Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                               33
4.今後の成⾧戦略

安定性の確保:① ゲーム事業の拡大
Q2時点で不採算タイトルは2本に。ゲーム事業の安定収益化を強化。


運用中12タイトル※の22年3月期Q2営業利益




                        リリース直後のため赤字。
                          Q3では黒字を想定




                                 損失                         利益

※ 21年9月末の運用タイトル数。シリーズタイトルについては1タイトルとして集計。enzaタイトル3本と『ぼくとドラゴン』を含む


Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                    34
4.今後の成⾧戦略

安定性の確保:② F2Pモデル依存からの脱却
ゲーム事業以外の領域での事業開発を加速し、F2P以外の収益モデルの拡大に注力




                                                           ⮚ AROWを用いて開発する人気IPを扱った位置情報ゲームタイト
                                                            ルの開発が進む




                                                                    負荷テストサービス


                ⮚ 20年12月リリース。Twitterを活用したファンコミュニティ促進サービス
                                                           ⮚ サービス開始前の負荷テストの支援や、運用中サービスの
                ⮚ 順調に拡大傾向にあり、10月には導入数が40タイトル、導入社数30社を突破     DevOps支援を中心としたシステムの可用性向上に向けた活動
                                                            全般のアドバイスなど、事業運営で培った経験を活かし、ビジ
                                                            ネスとシステムの両面のバランスを取った課題解決を提案


                                                           ⮚ 株式会社イエラエセキュリティの協力の下、脆弱性診断サービ
                                                            スの提供を開始


Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                               35
4.今後の成⾧戦略

成⾧性の促進:① 新作ゲームのヒット
9本の新規タイトルの開発が進行中。うち6本は22年3月期中のリリースを目指す

                                                                   2010年 - 2020年     2021年 -




       運用中
      タイトル
       12本※

                             • 新日本プロレスSTRONG SPIRITS(新作)
                             • ミコノート(新作)
                             • 未発表タイトル(新作)

                                                      22年3月期中のリリース予定:3本


                                            • Wizardry VA(仮)(新作)
       本開発                                  • AROWを用いて開発する人気IPを扱った位置情報タイトル(新作)
      タイトル
                                            • 悪魔王子と操り人形(新作)
        9本
                                            • 未発表タイトル×3本(新作)

                                                            現時点で22年3月期以降にリリース予定:6本


 ※ 21年9月末の運用タイトル数。シリーズタイトルについては1タイトルとして集計

Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                36
4.今後の成⾧戦略

成⾧性の促進:② IPの獲得、育成、開発
ユーザーベースは順調に拡大が継続。10月にゲーム開発がスタート




                                       ⮚   開発中のオリジナルIP。19年11月に公式twitterアカウント、12月にオフィシャル・サイトがオープン

                                       ⮚   21年9月時点で公式twitterアカウントフォロワー数が8.3万人。Instagramアカウントもオープンし、
                                           10月末で4.4万人(7月比で+3.4万人)のフォロワーを獲得。ファンコミュニティの拡大が続く

                                       ⮚   21年4月には公式ショップがオープンし、ECもスタート

                                       ⮚   21年10月にゲーム開発がスタート




Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.                                                       37
 本資料に記載いたしました認識、戦略、計画などのうち、見通しは歴史的事実ではなく不確実な要素を含んでお
ります。実際の業績は様々な要因により見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご了承願いま
す。実際の業績に影響を与えうる重要な要因には、当社の事業を取り巻く経済情勢、社会的動向、当社の提供する
サービス等に対する需要動向による相対的競争力の変化などがあります。なお、業績に影響を与えうる重要な要
因は、これらに限定されるものではありません。
 また、当該資料の進捗状況を含む最新の内容については、通期決算発表後の5月ごろに開示することを予定し
ております。