株式会社テクノマセマティカル
2022年3月期＜第22期＞
第2四半期決算説明会
資 料
2021年11月25日
Agenda
1. 事業概要
2. 第2四半期決算の概要
3. 主要な売上指標の推移
4. 通期業績見通し
5. 2022年3月期の課題と進捗
6. 当社技術のご紹介
本説明会および説明会資料に含まれる将来の見通しに関する部分は、現時点で入手可能な情報
に基づいて、当社が判断したものであり、多分に不確定な要素を含んでおります。
実際の業績等は、さまざまな要因の変化等により、これらの見通しと異なることがありますことをあ
らかじめご了承ください。
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 1 Techno Mathematical Co.,Ltd.
1. 事業概要 2 3 4 5 6
1-1 当社の基幹業務について
標準規格に準
新しい独自の 国内外の電
拠した映像・音
技術を生み出 機メーカー、 ライセンス提
響関連の製
し、それらを用 半導体メー 供・販売してい
品・技術を開発
いて カー等に ます。
し
(アルゴリズム） （画像・音響・音声） (応用）
①高圧縮率、②高画質、③低消費電力量、④低遅延
を実現するデータ圧縮・伸張技術を開発、提供し続けます。
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1-2 DMNAとは
テクノマセマティカルは、独自の技術 「DMNA」 を用いた、高品位なソフトウェア・
ハードウェア技術・製品で、豊かな社会の実現に貢献します。
DMNA（Digital Media New Algorithm）の特徴
因数分解、折り返し演算、階層化処理等の数学的手法を用
いて、演算の負荷を劇的に削減する新アルゴリズム、それが
DMNA (Digital Media New Algorithm) です。
DMNA は東京大学 客員教授の田中正文が中心となって開
発、その応用分野は動画像に限らず、静止画、音声、音響
等あらゆるデジタルメディアに広がっています。
低消費電力 ：CPU負荷をドラスティックに削減 ！
(H264 Dec ARM 2572Mhz ⇒ 407Mhz)
高速化 ：CPUの動作周波数を上げずに性能向上
（フレームレート：60fps ⇒120fps）
高画質 ：新アルゴリズムによる2dbの画質向上
（空気を写す画質、、）
TMC製品搭載機器例、、
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1. 事業概要 2 3 4 5 6
1-3 ビジネスモデル
当社は、独自のコンピューターアルゴリズム DMNAを用いて高品質・低消費電力・
低遅延のIP・ソリューションを開発し、国内外のメーカー様等にライセンス提供また
は販売しています。
TMC メーカー様 ユーザー様
ライセンス 製品販売
製品開発
IP開発
ソフトウェア
IPコア
ライセンス料
購入代金
ハードウェア
IPコア
ロイヤルティ料
製品販売 ユーザー企業様
ソリューション開発
小型版
低遅延伝送装置
製品代金 4K画像伝送装置
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1. 事業概要 2 3 4 5 6
1-4 当社事業の特徴
１. 独自技術により差別化された製品
「DMNA」を核とした独自アルゴリズム
２. 利益逓増型の収益構造
ライセンス/ロイヤルティ・モデルを主体とした収益力
３. 全世界に展開可能
国際標準規格準拠、日本発の映像/音響製品
４. 事業領域拡大による収益力の向上
既存/新規の技術を応用したソリューション分野への展開
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1 2. 第2四半期決算の概要 3 4 5 6
2-1 業績の推移
売上高 前年同期間比9％減
米国TV局向け装置物販売一巡も新規ライセンス案件拡大が下支え
損益面 売上高と同様、損益面も赤字幅ほぼ横ばい
（百万円）
350
300
250
200
150
100
50
0
-50
-100
-150
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
2Q 2Q 2Q 2Q 2Q
売上高 300 262 230 224 202
経常利益 △ 61 △ 77 △ 119 △ 117 △ 120
2Q純利益 △ 66 △ 78 △ 120 △ 119 △ 122
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1 2. 第2四半期決算の概要 3 4 5 6
2-2 損益計算書 （2021年4月1日～2021年9月30日)
（単位：百万円） 当第2四半期（累計） 対前年同期間 前年同期間
構成比
（2022/3期2Q） 増減比 （2021/3期2Q）
売 上 高 202 100.0% △9.8% 224
売上総利益 196 96.8% △3.3% 202
販売管理費 318 157.1% 1.0% 315
営 業 利 益 △122 △60.3% － △112
経 常 利 益 △120 △59.6% － △117
四半期純利益 △122 △60.3% － △119
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2-3 貸借対照表 （2021年9月30日)
（単位：百万円） 対前期末比
2021/9末 構成比 増減 2021/3末
流 動 資 産 1,446 62.5% △164 1,610
固 定 資 産 865 37.4% 46 819
資 産 合 計 2,311 100.0% △117 2,429
流 動 負 債 74 3.2% 3 71
固 定 負 債 12 0.5% 0 12
純 資 産 2,224 96.2% △121 2,345
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 8 Techno Mathematical Co.,Ltd.
1 2 3. 主要な売上指標の推移 4 5 6
3-1 売上の内訳（事業区分別）
ソフトウェアは前年同期間比7％減・・・デジカメ、車載向けロイヤルティの減少が響く
ハードウェアは前年同期間比34％増・・・ロイヤルティ減ながら国内外で4件の新規案件獲得が貢献
ソリューションは前年同期間比58％減・・・米国TV局向け小型低遅延伝送装置売上が一巡
（百万円）
350
300
250
200
150
100
50
0
2018/3期2Q 2019/3期2Q 2020/3期2Q 2021/3期2Q 2022/3期2Q
ソフトウェア 127 97 81 51 47
ハードウェア 107 104 80 90 120
ソリューション 65 60 68 83 34
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1 2 3. 主要な売上指標の推移 4 5 6
3-2 売上の内訳（対象市場別）
放送向けウエイト急減は米国TV局でのリモートスタジオ向け案件一巡が主因。
カメラ向けおよび車載向けウエイト低下はロイヤルティ減少が主因。
（％）
100.0
21.4
90.0
36.9 35.4
80.0 6.8
Others
57.8
70.0 Broardcasting
23.1 7.5 Automotive
60.0
25.5
Amusement
50.0 17.1
9.4
7.9 Consumer
40.0 4.6 6.4 8.0
5.3 CAMERA
30.0 7.2
9.8
29.8 14.3 Handset
20.0 7.4
20.3 2.7
9.4
10.0 8.9
5.0 4.6 4.5 3.0
0.0
2019/3期2Q 2020/3期2Q 2021/3期2Q 2022/3期2Q
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1 2 3 4. 通期業績見通し 5 6
4-1 2022/3期通期業績見通し
（単位：百万円） 通期予想 増減 増減率 前期実績
売 上 高 560 143 34.5% 416
経 常 利 益 △140 102 ― % △ 242
当期純利益 △ 143 102 － % △ 245
•新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進展することなどにより、我が国をはじ
め主要国で経済活動の再開が順調に進み、第３四半期から各種経済活動の回
復度合いが徐々に加速していくことが前提条件。
•この前提条件の下、各事業で案件数増加とロイヤルティの回復を見込み、増収
効果により利益水準も赤字ながら前期より改善する予想。
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1 2 3 4. 通期業績見通し 5 6
4-2 部門別見通し
＜売上高＞（単位：百万円、 2022/3期2Qは実績値 2022/3期は計画値）
ソフトウエア事業 ハードウエア事業 ソリューション
400 400 400
350 350 350
300 300 300
250 250 250
200 200
200 200 200
160 120
150 150 150
100 100 100
47 34
50 50 50
0 0 0
2022/3期2Q 2022/3期 2022/3期2Q 2022/3期 2022/3期2Q 2022/3期
・オーディオ、ボイス関連 ・デジカメ、放送機器向け ・低遅延小型版伝送装置の
は車載、音声認識、携帯 中心にH.265、4K/8K案 国内外での拡販見込む
件獲得目指す ・防災・防衛向け低遅延シ
端末向け案件獲得見込む ・ディスプレイ装置向け中 ステムの拡販見込む
・各種配信システム関連で 心に固定長圧縮、デムラ ・H.264/HEVCモジュール
H.264/H.265等ビデオ関 圧縮などの伸び見込む
ボードや各種システム構
・放送機器向けMPEG2も期
連は底堅い需要見込む 待 築案件の獲得見込む
・
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 12 Techno Mathematical Co.,Ltd.
1 2 3 4 5. 2022/3期 課題と進捗 6
5 2022年３月期における課題と進捗
１. 売上拡大
（１） IPライセンス事業：4K/8K/H.265/固定長/認識率向上SW案件の獲得
⇒ 固定長圧縮技術、De-mura、JPEG-XSのライセンス案件獲得
（２） ソリューション事業：市場ニーズを先取りした新製品開発
⇒ AI物体認識率向上、遠隔操作容易化実現の映像鮮明化装置の開発
２. 海外ビジネスの対応強化と案件数拡大
⇒ 台湾、欧州企業向けIPライセンス案件（De-mura、JPEG-XS）の獲得
３. 営業ツールとしてのWebページ刷新と営業・開発の連携強化
⇒ Webページの刷新、営業と開発で市場情報を共有し顧客対応に反映
４. 既存技術の高機能化・高性能化による差別化/優位性の維持・強化
⇒ オリジナルコーデックの４K対応開始
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 13 Techno Mathematical Co.,Ltd.
1 2 3 4 5 6. 当社技術の紹介
6-1 当社技術のご紹介（一部）
映像鮮明化装置 (開発中)
• 概要
– 本製品は、雪・モヤ・霧など外的環境によって視界が悪化した映像、逆光・光量不足
による暗い映像など、カメラに特有の不明瞭映像を鮮明化します。
• 特長
– 簡単セッティング：既存の装置・システムを阻害することなくお使いいただけます。
– 簡単操作：ボタン操作だけで鮮明な画像に切り替えることができます。
• 仕様
– ・入力インターフェース ： SDI ・出力インターフェース ： HDMI/SDI
– 電源 ： DC 12V ± 10%
– ビデオフォーマット ： ・1080/60i, 59.94i, 50i, 30p, 29.97p, 25p
・720/60p, 59.94p, 50p
<最小構成例> カメラ モニタ
映像鮮明化装置
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 14 Techno Mathematical Co.,Ltd.
1 2 3 4 5 6. 当社技術の紹介
6-2 当社技術のご紹介（一部）
AI認識率の向上 YOLO: オープンソースの深層学習によるリアルタイム物体検出手法
※認識エンジン：YOLO使用
装置使用前 装置使用後
物体認識結果 物体認識結果
Car1:認識せず Car1:約81％
Car2:認識せず Car2:約65％
Elephant:認識せず Elephant:約61％
Giraffe:約33% Giraffe:約88%
TMCは“見えないものが見える”技術で
お客様の課題を解決します！
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 15 Techno Mathematical Co.,Ltd.
アルゴリズムの分野で
世界のスタンダードになる！
ご清聴ありがとうございました。
2022年3月期 第2四半期決算説明会資料 16 Techno Mathematical Co.,Ltd.
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ＴＥＬ：03-3492-3633 E-mail：ir@tmath.co.jp
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