3787 テクノマセマ 2021-11-10 11:30:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                   2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                                2021年11月10日

上場会社名 株式会社テクノマセマティカル                                                                            上場取引所                       東
コード番号 3787    URL https://www.tmath.co.jp/
代表者      (役職名) 代表取締役社長                     (氏名) 田中 正文
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長                       (氏名) 出口 眞規子                                          TEL 03-3492-3633
四半期報告書提出予定日       2021年11月12日
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           有
四半期決算説明会開催の有無            :   有 (機関投資家・アナリスト向け)

                                                                                                                (百万円未満切捨て)

1. 2022年3月期第2四半期の業績(2021年4月1日∼2021年9月30日)
(1) 経営成績(累計)                                                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                            売上高                     営業利益                       経常利益                        四半期純利益
                            百万円       %              百万円          %            百万円              %            百万円             %
2022年3月期第2四半期                202    △9.9            △122      ―                △120     ―                    △122      ―
2021年3月期第2四半期                224    △2.4            △112      ―                △117     ―                    △119      ―
                                                     潜在株式調整後1株当たり四半期
                        1株当たり四半期純利益
                                                           純利益
                                                円銭                                 円銭
2022年3月期第2四半期                              △47.16                     ―
2021年3月期第2四半期                              △46.01                     ―

(2) 財政状態
                            総資産                      純資産                  自己資本比率                       1株当たり純資産
                                    百万円                        百万円                          %                              円銭
2022年3月期第2四半期                       2,311                        2,224                  96.2                           857.95
2021年3月期                            2,429                        2,345                  96.6                           904.65
(参考)自己資本     2022年3月期第2四半期          2,224百万円               2021年3月期 2,345百万円


2. 配当の状況
                                                             年間配当金
                  第1四半期末            第2四半期末                   第3四半期末                   期末                          合計
                              円銭                    円銭                    円銭                        円銭                     円銭
2021年3月期                ―                           0.00          ―                                 0.00                   0.00
2022年3月期                ―                           0.00
2022年3月期(予想)                                                      ―                                 0.00                   0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2022年 3月期の業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
                                                                                                           (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                                1株当たり当期
                  売上高                営業利益                      経常利益                     当期純利益
                                                                                                                  純利益
                 百万円           %     百万円              %        百万円             %        百万円                 %              円銭
    通期            560        34.5    △139        ―             △140       ―             △143           ―               △55.15
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無                   :   無
※   注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更   :   有
    ② ①以外の会計方針の変更          :   無
    ③ 会計上の見積りの変更           :   無
    ④ 修正再表示                :   無

(3) 発行済株式数(普通株式)
    ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2022年3月期2Q     2,593,100 株 2021年3月期     2,593,100 株
    ② 期末自己株式数             2022年3月期2Q           141 株 2021年3月期            92 株
    ③ 期中平均株式数(四半期累計)      2022年3月期2Q     2,592,976 株 2021年3月期2Q   2,593,036 株


※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
                                        (株)テクノマセマティカル (3787)
                                          2022年3月期 第2四半期決算短信

○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………    2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………    3
 (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………    3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………    4
 (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………    4
 (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………    5
    第2四半期累計期間 ………………………………………………………………………………………………    5
 (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………    6
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    6
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………    6
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………    6




                         - 1 -
                                            (株)テクノマセマティカル (3787)
                                              2022年3月期 第2四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症
  対策のための緊急事態宣言/まん延防止等重点措置により飲食・旅行業界を中心に内需関連は依然厳しいものの、
  製造業関連は外需に支えられ比較的順調な回復傾向を見せるなど、二極化傾向を見せながら推移しました。一方、
  目を海外に転じると、堅調に推移していた中国経済に鈍化の兆しが見られ始め、米国や欧州では景気は着実に回復
  しつつあるかに見えるものの、同感染症変異株による感染再拡大が一部でみられるなど予断を許さない状況となっ
  ています。また、エネルギーをはじめ各種原材料価格の上昇やサプライチェーンの混乱などによる供給不足を主因
  とする過度なインフレ圧力が懸念され始めるなど、先行き大きな不安を残しながら推移しました。
   このような中、当社の主要顧客業界である電子機器関連業界は、事業の再編を進めつつも、新興国向けに機能・
  性能を絞った製品の開発を進める一方、競争力の源泉である優れたアルゴリズムを用いた映像・画像・音声の圧縮
  伸張技術を追求し続けております。
   具体的には、携帯型端末においてはワンセグ機能に加え、より高画質、大画面の方向に向かっていることから、
  映像・画像の圧縮伸張コア技術であるビデオコーデックにおける優れたアルゴリズムを市場が求めております。ま
  た、デジタル情報家電においても、高画質化に加え高音質化が求められており、低消費電力と合わせてそれらを実
  現するオーディオコーデックが期待されてきております。さらに、動画像の配信・伝送分野においても、低ビッ
  ト・レートでも高画質、高音質、低遅延を実現する圧縮伸張技術が必要不可欠のものとなっております。
   このような状況下、DMNAアルゴリズムを用いて高画質、高音質、低遅延はもちろん、地球環境にやさしい省エネ
  ルギーなグリーン製品群を提供している当社は、国際標準規格に基づく圧縮伸張技術の機能強化ならびに受注活動
  を行うとともに、独自規格のオリジナル・コーデックや圧縮してもデータが劣化しないロスレス技術、ソリューシ
  ョン製品としての各種低遅延伝送装置などをさらに国内外の市場に投入すべく営業努力を重ねており、依然として
  リモート勤務となっている顧客も多い中でも、中身の濃い商談が徐々にではありますが増えてきております。
   当第2四半期におきましては、ソフトウェアの量産ライセンス契約1件、ハードウェアの量産ライセンス契約3
  件に加え、国内外放送局向けの低遅延伝送装置案件、航空関連機器向けシステムの追加注文、無人ヘリコプタ向け
  の低遅延伝送装置案件の獲得に成功しております。
   一方、費用・損益面では、売上高の伸び悩みにより販管費などのコストを賄うことができず、損失を計上するこ
  ととなりました。
   なお、当社の売上高は、主要顧客の決算期末(主として9月と3月)に集中する傾向がある一方、販管費等のコ
  ストは、各四半期とも大幅な変動はない、という特徴を有しております。

   以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は202百万円(前年同期比9.9%減)となり、経常損失120百万円
  (前年同期は経常損失117百万円)、四半期純損失122百万円(前年同期は四半期純損失119百万円)となりまし
  た。

   部門別の業績につきましては、次のとおりです。
  (ソフトウェアライセンス事業)
   営業活動におきましては、単体IPでのライセンス営業から複数IPをモジュール化してのライセンス営業に力をい
  れました。
   主要な案件としましては、次のとおりです。
  《量産ライセンス》
  ・デムラ技術:有機ELディスプレイ向け
  ・AACデコーダ ソフトウェア:DJ機器向け
  《評価ライセンス》
  ・AI画像認識ソフトウェア:車載機器向け
   以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は47百万円となりました。

  (ハードウェアライセンス事業)
   営業活動におきましては、4K技術、ロスレス技術、H.265、スムージング技術を中心にライセンス営業活動、海
  外案件獲得活動を展開しました。
   主要な案件としましては、次のとおりです。
  《量産ライセンス》
  ・固定長圧縮技術:表示パネル用FPGA向け
  ・デムラ技術:有機ELディスプレイ向け




                           - 2 -
                                             (株)テクノマセマティカル (3787)
                                               2022年3月期 第2四半期決算短信

  ・JPEG-XS:映像機器用SoC向け
  ・固定長圧縮技術:プロジェクタ向け
   以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は120百万円となりました。

  (ソリューション事業)
   営業活動におきましては、当社の既存技術と開発力をベースに顧客のカスタム案件の獲得およびオリジナル・コ
  ーデックを用いて低遅延・高画質を両立させた小型版画像伝送システムや放送局向け低遅延送り返しシステムの販
  売活動を中心に展開しました。
   主要な案件としましては、次のとおりです。
  ・低遅延伝送装置関連:米国放送局リモート・スタジオ向け
  ・WiFi SyncViewer:株主総会向け
  ・低遅延伝送装置:国内CATV局向け
  ・画像音声記録再生システム:航空関連機器向け
  ・低遅延伝送装置コンパクト版:無人ヘリコプタ向け
  ・受託業務:民生機器向けカスタムソフトウェア改変作業
   以上の結果、当第2四半期累計期間の売上高は34百万円となりました。

(2)財政状態に関する説明
   当第2四半期会計期間末における総資産は、現金及び預金の減少などにより前事業年度末より117百万円減少
  し、2,311百万円となりました。負債は、前事業年度末より3百万円増加し87百万円となり、純資産は、四半期純損
  失の計上などにより前事業年度末から121百万円減の2,224百万円となりましたが、自己資本比率は、96.2%と高い
  水準を維持しております。


(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
   2022年3月期の業績予想につきましては、「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2021年5月13
  日付)にて公表いたしました業績予想から変更はありません。




                            - 3 -
                                             (株)テクノマセマティカル (3787)
                                               2022年3月期 第2四半期決算短信

2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                                  (単位:千円)
                        前事業年度               当第2四半期会計期間
                     (2021年3月31日)            (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                     1,414,357              1,207,908
   受取手形及び売掛金                     97,637                131,571
   電子記録債権                         9,185                  4,070
   商品及び製品                        35,648                 34,201
   原材料及び貯蔵品                      32,411                 30,843
   その他                           21,069                 37,513
   流動資産合計                     1,610,309              1,446,108
 固定資産
   有形固定資産                           6,428                5,564
   無形固定資産                             633                1,092
   投資その他の資産
     投資有価証券                     781,905                827,552
     その他                         30,094                 31,608
     投資その他の資産合計                 811,999                859,160
   固定資産合計                       819,061                865,817
 資産合計                         2,429,371              2,311,925
負債の部
 流動負債
   未払法人税等                        8,792                  13,040
   引当金                          21,791                  21,161
   その他                          40,606                  40,145
   流動負債合計                       71,189                  74,346
 固定負債
   繰延税金負債                       12,422                  12,953
   固定負債合計                       12,422                  12,953
 負債合計                           83,612                  87,300
純資産の部
 株主資本
   資本金                       2,032,255               2,032,255
   資本剰余金                     2,161,255               2,161,255
   利益剰余金                    △1,875,795              △1,998,077
   自己株式                          △104                    △158
   株主資本合計                    2,317,610               2,195,274
 評価・換算差額等
   その他有価証券評価差額金                  28,147                 29,351
   評価・換算差額等合計                    28,147                 29,351
 純資産合計                        2,345,758              2,224,625
負債純資産合計                       2,429,371              2,311,925




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                                    (株)テクノマセマティカル (3787)
                                      2022年3月期 第2四半期決算短信

(2)四半期損益計算書
 (第2四半期累計期間)
                                         (単位:千円)
               前第2四半期累計期間          当第2四半期累計期間
               (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
売上高                      224,876             202,687
売上原価                      21,884               6,406
売上総利益                    202,991             196,281
販売費及び一般管理費               315,191             318,562
営業損失(△)                 △112,199            △122,281
営業外収益
 受取利息                         61                  17
 受取配当金                     3,141               3,165
 為替差益                         -                  113
 その他                          40                  25
 営業外収益合計                   3,242               3,321
営業外費用
 支払手数料                     1,428               1,856
 為替差損                      6,773                  -
 その他                         669                   1
 営業外費用合計                   8,871               1,858
経常損失(△)                 △117,827            △120,817
税引前四半期純損失(△)            △117,827            △120,817
法人税、住民税及び事業税               1,465               1,465
法人税等合計                     1,465               1,465
四半期純損失(△)               △119,293            △122,282




               - 5 -
                                             (株)テクノマセマティカル (3787)
                                               2022年3月期 第2四半期決算短信

(3)四半期財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  該当事項はありません。

 (会計方針の変更)
 (収益認識に関する会計基準等の適用)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
 を第1四半期会計期間の期首から適用しておりますが、これによる四半期財務諸表に与える影響はありません。ま
 た、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱
 いに従って、前第2四半期累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。

 (時価の算定に関する会計基準等の適用)
  「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
 等を第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計
 基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計
 方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期財務諸表に与える影響はありません。




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