3775 ガイアックス 2019-05-09 16:00:00
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月9日
上場会社名 株式会社ガイアックス 上場取引所 名
コード番号 3775 URL https://www.gaiax.co.jp
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)上田 祐司
問合せ先責任者 (役職名) 執行役管理本部長 (氏名)野澤 直人 TEL 03-6869-0005
四半期報告書提出予定日 2019年5月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第1四半期 478 △50.8 △72 - △78 - △74 -
2018年12月期第1四半期 971 △44.3 330 - 348 - 426 -
(注)包括利益 2019年12月期第1四半期 △34百万円 (-%) 2018年12月期第1四半期 397百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第1四半期 △15.11 -
2018年12月期第1四半期 89.30 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第1四半期 1,862 1,227 64.9
2018年12月期 1,965 1,257 63.2
(参考)自己資本 2019年12月期第1四半期 1,208百万円 2018年12月期 1,242百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2019年12月期 -
2019年12月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
ソーシャルメディアサービス事業については、企業におけるSNSマーケティングやソーシャルメディアを活用した
プロモーション等の需要が堅調であり、売上高については、前連結会計年度と同水準を見込んでおります。インキュ
ベーション事業においては、引き続きシェアリングエコノミーサービスに重点をおき、新規サービスの発掘・拡販を
推進してまいりますが、保有株式については、マーケット環境や市況動向次第で損益が大きく変動する可能性が高
く、適正な業績予測が極めて困難となっております。
そのため、連結グループとしての業績予想の公表を控えております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q 5,147,752株 2018年12月期 5,147,752株
② 期末自己株式数 2019年12月期1Q 234,694株 2018年12月期 234,694株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期1Q 4,913,058株 2018年12月期1Q 4,771,311株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「(3)連結業績予想などの
将来情報に関する説明」をご覧ください。
(日付の表示方法の変更)
「2019年12月期第1四半期決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済状況は、米中の貿易摩擦による中国の景気下振れ懸念や、英国
のEU離脱交渉の先行き不透明といった世界経済の影響懸念があるものの、雇用および所得環境の改善が進み、緩や
かな景気拡大が続いています。当社グループを取り巻く事業環境におきましては、13歳~59歳までのインターネッ
ト利用が9割を超え、スマートフォン保有世帯の割合が、固定電話・パソコンを保有している世帯の割合を上回
り、スマートフォンによるインターネット利用がより一般化しつつあり、ソーシャルネットワークやソーシャルゲ
ームの利用も依然として拡大傾向にあります。企業においては、マーケティングやプロモーション、リクルーティ
ングなど、ソーシャルメディアを事業に活用する重要性が益々高まっております。このような背景のもと、当社
は、引き続き急速な成長が期待されるシェアリングエコノミー分野に注力し、シェアリングエコノミーに係る様々
なサービスを提供するとともに、ソーシャルメディアサービス事業のノウハウをシェアリングエコノミーサービス
へ展開し、ビジネス領域の更なる拡充と優位性の確保に努めてまいりました。また、インキュベーション事業にお
いて外部資本を活用し、キャピタルゲインを目指すスタートアップスタジオは、2018年1月の開始から合計8社を
立ち上げるに至っています。
当第1四半期連結累計期間における業績は、主力事業であるソーシャルメディアサービス事業において、新サー
ビスの開始やソーシャルメディアの活用に関するコンサルティングなどにより安定的に売上を計上しました。イン
キュベーション事業においては、保有株式の売却がなかったため、前年同期に比べ大幅に減収となりました。この
結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は478,536千円(前年同期比50.8%減)となりました。営業損益について
は、採用活動に伴う採用関連費や、新規サービスの積極的な開発投資の実施により、72,010千円(前年同期330,479
千円の利益)の損失となりました。経常損益は、為替変動の影響を受け為替差損を計上したため78,169千円(前年同
期348,781千円の利益)の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、74,256千円(前年同期426,092
千円の利益)の損失となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ソーシャルメディアサービス事業)
①ソーシャルメディア領域
<コミュニティパッケージ、企業向けブログ、活性化サービス>
Facebook、Twitter、LINE@、Instagram、ブログなどソーシャルメディア活用の企画提案やシステム構築・
運営、多店舗向けのブログシステムの提供
②企業内SNS領域
<社内SNS、グループウェア>
企業の社内コミュニケーションをサポートするクラウド型社内SNS、内定者SNS、育児休業者SNSやクラウド
型グループウェアを提供
③マーケティング支援領域
<ソーシャルメディアマーケティング、Webマーケティング>
ソーシャルメディアやブログなどを活用したマーケティングのコンサル業務、Webサイトの構築・運営
<デジタルコンテンツサービス>
スマートフォン、PC、モバイル端末向けに、ゲーム、占い、レシピ、スタンプなど様々なデジタルコンテン
ツを制作・提供
当第1四半期連結累計期間におきましては、プラットフォームビジネスにおけるビジネスデザインから運用
までをワンストップで提供する「新ビジネス創出スターター」サービスを開始するなど、新規案件獲得に注力
してまいりました。また、ソーシャルメディアを活用したプロモーションの需要を取り込み、コンサルティン
グ・運用代行業務や、システム構築などにより安定的なストック売上を計上しました。営業費用は、営業力強
化のための採用関連費や、外注費が増加し利益を押し下げる要因になりました。この結果、売上高について
は、381,938千円(前年同期比5.8%減)となり、営業損益については107,366千円(前年同期比14.8%減)の
利益となりました。
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
(インキュベーション事業)
インキュベーション事業は、グループ外における投資育成支援(グループ外インキュベーション)とグルー
プ内で創設される新規事業(グループ内インキュベーション)で構成されております。
グループ外インキュベーションにおきましては、投資先企業の株式を保有し、事業育成・成長支援などのハ
ンズオン支援を行っております。
グループ内インキュベーションにおきましては、地域体験マッチングサービス「TABICA」、外国人が教える
料理教室「Tadaku」などのサービスを提供しております。前連結会計年度より開始したスタートアップスタジ
オにおいては、既存の枠組みにとらわれない独創的なサービスを立ち上げるなど、シェアリングエコノミーサ
ービスの認知度を高める施策を積極的に行ってまいりました。
当第1四半期連結累計期間は、各新規事業については、引き続き投資フェーズであるものの、人材関連費を
抑えたことによりわずかながら収益構造が改善されましたが、保有株式の売却がなかったことにより、前年同
期に比べ大幅に減収・減益となりました。この結果、売上高は102,050千円(前年同期比82.1%減)となり、
営業損益は、109,829千円(前年同期265,548千円の利益)の損失となりました。
(2)財政状態に関する説明
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行ってお
ります。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて4.3%減少し、1,795,561千円となりました。これは、主に現金及び預金
が99,443千円、流動資産のその他に含まれる未収入金が41,860千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて25.4%減少し、66,520千円となりました。これは、長期貸付金が5,773
千円、敷金及び保証金が14,016千円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて5.3%減少し、1,862,081千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて6.4%減少し、404,392千円となりました。これは、主に流動負債のその
他に含まれる未払消費税が27,492千円、前受金が15,708千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて16.4%減少し、230,536千円となりました。これは、主に長期借入金が
13,251千円、繰延税金負債が30,088千円減少したことよるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて10.3%減少し、634,929千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2.4%減少し、1,227,152千円となりました。これは利益剰余金が親会
社株主に帰属する四半期純損失により74,256千円減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
ソーシャルメディアサービス事業については、企業におけるSNSマーケティングやソーシャルメディアを活用した
プロモーション等の需要が堅調であり、売上高については、前連結会計年度と同水準を見込んでおります。インキ
ュベーション事業においては、引き続きシェアリングエコノミーサービスに重点をおき、新規サービスの発掘・拡
販を推進してまいりますが、保有株式については、マーケット環境や市況動向次第で損益が大きく変動する可能性
が高く、適正な業績予測が極めて困難となっております。
そのため、連結グループとしての業績予想の公表を控えております。
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,181,106 1,081,662
受取手形及び売掛金 195,785 212,538
営業投資有価証券 368,521 395,108
その他 136,021 112,270
貸倒引当金 △4,994 △6,018
流動資産合計 1,876,440 1,795,561
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 14,159 12,022
工具、器具及び備品(純額) 10,723 10,853
有形固定資産合計 24,882 22,876
無形固定資産
ソフトウエア 1,826 1,704
のれん 586 -
無形固定資産合計 2,412 1,704
投資その他の資産
投資有価証券 2,000 2,000
敷金及び保証金 55,380 41,363
長期貸付金 47,888 42,114
その他 10,137 6,407
貸倒引当金 △53,491 △49,946
投資その他の資産合計 61,914 41,939
固定資産合計 89,208 66,520
資産合計 1,965,649 1,862,081
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 40,072 49,833
1年内返済予定の長期借入金 57,576 57,576
未払費用 88,647 91,573
預り金 15,696 20,626
未払法人税等 50,962 48,093
その他 179,258 136,690
流動負債合計 432,212 404,392
固定負債
長期借入金 179,739 166,488
繰延税金負債 94,137 64,048
その他 1,958 -
固定負債合計 275,834 230,536
負債合計 708,047 634,929
純資産の部
株主資本
資本金 100,000 100,000
資本剰余金 1,808,240 1,808,240
利益剰余金 △781,213 △855,470
自己株式 △68,367 △68,367
株主資本合計 1,058,659 984,403
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 186,200 219,809
為替換算調整勘定 △2,025 4,561
その他の包括利益累計額合計 184,174 224,370
新株予約権 14,767 18,378
純資産合計 1,257,601 1,227,152
負債純資産合計 1,965,649 1,862,081
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 971,929 478,536
売上原価 305,186 203,465
売上総利益 666,743 275,070
販売費及び一般管理費 336,264 347,080
営業利益又は営業損失(△) 330,479 △72,010
営業外収益
受取利息 307 360
助成金収入 400 970
為替差益 18,159 -
その他 312 208
営業外収益合計 19,179 1,539
営業外費用
支払利息 633 511
貸倒引当金繰入額 43 606
為替差損 - 6,379
その他 201 201
営業外費用合計 877 7,698
経常利益又は経常損失(△) 348,781 △78,169
特別利益
新株予約権戻入益 88 45
固定資産売却益 - 4,720
子会社株式売却益 79,599 -
特別利益合計 79,687 4,765
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
428,468 △73,403
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 2,376 852
法人税等合計 2,376 852
四半期純利益又は四半期純損失(△) 426,092 △74,256
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
426,092 △74,256
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 426,092 △74,256
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △16,496 33,608
為替換算調整勘定 △11,876 6,586
その他の包括利益合計 △28,372 40,195
四半期包括利益 397,719 △34,060
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 397,719 △34,060
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社ガイアックス(3775)2019年12月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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