3772 ウェルス 2020-05-12 16:00:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 ウェルス・マネジメント株式会社 上場取引所 東
コード番号 3772 URL http://www.wealth-mngt.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 千野 和俊
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員財務部長 (氏名) 小松 雅尚 TEL 03-6229-2129
定時株主総会開催予定日 2020年6月29日 配当支払開始予定日 2020年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 13,220 333.8 2,708 263.3 3,732 290.2 2,426 △9.5
2019年3月期 3,047 △33.8 745 △54.8 956 △38.3 2,682 124.9
(注)包括利益 2020年3月期 3,153百万円 (△8.8%) 2019年3月期 3,457百万円 (189.8%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 291.65 ― 32.3 20.6 20.5
2019年3月期 324.33 ― 53.2 8.2 24.5
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 1,372百万円 2019年3月期 237百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、
1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 24,893 9,679 34.8 1,041.55
2019年3月期 11,338 7,246 55.9 766.69
(参考) 自己資本 2020年3月期 8,671百万円 2019年3月期 6,341百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、
1株当たり純資産を算定しております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △8,916 △1,980 12,806 4,288
2019年3月期 1,326 4,938 △5,187 2,379
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 40.00 40.00 165 6.1 3.0
2020年3月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00 166 6.9 2.2
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注1)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2019年3月期については、当該株式分割前の実際の配
当額を記載しております。
(注2)2021年3月期の配当予想額は現時点で未定であります。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2020年3月期は、2019年3月20日に発表した2020年3月期から2022年3月期までの3ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」の初年度にあたりましたが、業績
につきましては2年目の目標数値である売上高100憶円、経常利益35憶円、EBITDA (経常利益(利払前)+減価償却費)40億円の水準を1年前倒しで達成
しました。2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難ですが、ホテル運営事
業に関しては宿泊需要の落ち込みが見られることから相応のマイナス影響を受けることが予想されます。不動産金融部門の収益でこれを補うことにより、
中期経営計画2年目の目標数値の調整が必要かどうか、現在精査を行っておりますので、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたしま
す。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
山陽興業株式会社、匿名
新規 3 社 (社名) 組合悠洛、株式会社堂島ホ 、 除外 1 社 (社名) 匿名組合メトロ
テルオペレーションズ
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 8,326,200 株 2019年3月期 8,272,200 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 444 株 2019年3月期 332 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 8,321,360 株 2019年3月期 8,271,868 株
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと
仮定し「期末発行済株式数(自己株式を含む)」「期末自己株式数」「期中平均株式数」を算定しております。
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 3,331 2.9 2,224 △18.4 4,143 52.8 3,509 85.5
2019年3月期 3,238 17.0 2,724 117.5 2,711 126.8 1,892 94.2
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 421.70 ―
2019年3月期 228.76 ―
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、
1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 8,367 7,561 90.4 908.23
2019年3月期 6,045 4,149 68.6 501.60
(参考) 自己資本 2020年3月期 7,561百万円 2019年3月期 4,149百万円
(注)当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、
1株当たり純資産を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難であることから未定としておりま
す。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。
ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 16
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計期間(2019年04月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策を背景
に企業収益や雇用環境の改善傾向がみられ、当年度前半にかけて景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一
方で、2020年2月以降は新型コロナウイルス感染症が内外経済に甚大な影響を与え始め、米中通商問題等の海外経
済の動向や金融資本市場の変動の影響、2019年10月の消費税率引上げ後の消費者マインドの動向などにより、当年
度後半より景気は急速に減速しております。
当社グループの属する不動産市場におきましては、一部で過熱感が見られるものの、日本銀行によるマイナス金
利政策を背景とする国内の投資意欲の継続により当年度前半にかけて順調に拡大いたしましたが、コロナウィルス
感染症の拡大を受け当年度第4四半期にはJ-REITの投資口価格の暴落に端を発しその流動性は大きくシュリ
ンクしました。また、ホテル業市場におきましては、昨年夏より日韓関係の悪化に伴い、韓国からの訪日外国人客
の著しい減少を受けRevPar(Revenue Per Available Room:販売可能な客室一室あたりの売上)の低下等業界自体
の成長率の鈍化が顕著になってきましたが、2019年末までは訪日外国人数は昨年対比で着実に伸びておりマーケッ
ト自体は順調に成長しておりました。しかしながら2020年に入ってからは中国武漢に端を発したと考えられる新型
コロナウィルス感染症のパンデミック(感染爆発)により、世界中で人の移動が制限され当年度第4四半期の当業
界の稼働率、客室平均単価とも過去例を見ない水準まで落ち込みました。2020年4月上旬より我が国は政府の発表
した非常事態宣言の影響によりホテル宿泊需要は皆無の状況であり、パンデミックの解消や非常事態宣言の解除の
目途がつくまで厳しい状況が続くものと考えられます。
このような事業環境の下、中長期的な宿泊需要の取り込みと収益基盤の拡大を目的として当社連結子会社である
株式会社ホテルWマネジメント(以下「HWM社」)がホテル開発用地として取得した神奈川県足柄下郡箱根町に所
在する不動産を外部投資家及び当社が匿名組合出資している特別目的会社に2019年11月に売却したこと、当該特別
目的会社よりアセット・マネジメント契約を受託したこと、更に開発規模の拡大を目的として当該土地の隣地を
2019年10月及び2019年12月に追加取得し、前述と同じ特別目的会社に2020年3月に売却したこと、
また2019年12月に共同投資家と当社が共同で匿名組合出資している持分法適用会社の投資損益を営業外収入で計上
したこと、等が当連結会計期間の収益に大きく寄与いたしました。
また、
a.2019年6月にマリオット・インターナショナルとの間で再開発完了後の新ホテル「Aloft 大阪堂島(仮称)」
の運営業務委託契約を締結していた大阪堂島ホテルの再開発の新築工事が2021年春開業に向けて着工したこと、
b.2019年7月にHWM社とFAUCHON HOSPITALITY(フォション ホスピタリティ)社との間で、京都市下京区所在の
「ホテルサンルート京都」を日本で初めてのフォションホテルとしてリニューアルオープンすることについて合意
し、ライセンス契約を締結し、2021年春開業に向けて2019年7月に着工したこと、
c.2019年7月に当社連結子会社合同会社二条が2018年5月に取得したホテル開発用地について、既に営業中の京都
悠洛ホテルMギャラリーの別邸として2020年秋の開業を目指して開発を進めている「京都悠洛ホテルMギャラリー
別邸(仮称)」(京都市中京区)が2021年春開業に向けて着工したこと、
d.2019年9月に当社35%出資のシンガポール持分法適用会社を通じて匿名組合出資をしていた京都市東山区所在の
京都悠洛ホテルMギャラリーの信託受益権を、共同投資家と新たに設立した連結子会社の匿名組合悠洛が取得した
こと、
e.2019年12月に当社100%出資のホテル運営会社として株式会社堂島ホテルオペレーションズを設立し、前述の
Aloft 大阪堂島(仮称)の2021年1月の開業に向けた準備に着手したこと、
f.2019年12月にプレミアム・リゾート、ホテル、レジデンス、そしてスパ業界をけん引する国際的な運営及び 開
発会社である、Banyan Tree Hotels & Resorts Pte. Ltd.(以下「BT社」)と業務提携契約を締結したこと、
等により当連結会計期間以降も引き続き堅調な業績で推移すると考えております。
これらの結果、当連結会計年度における売上高は13,220,816千円(前年同期比333.8%増)、営業利益は
2,708,359千円(前年同期比263.3%増)、経常利益は3,732,641千円(前年同期比290.2%増)、親会社株主に帰属
する当期純利益は2,426,930千円(前年同期比9.5%減)となりました。
セグメントの業績におきましては、不動産金融事業の売上高は9,159,160千円(前年同期比456.5%増)、営業利
益は3,327,886千円(前年同期比216.0%増)となり、ホテル運営事業の売上高は4,807,161千円(前年同期比
148.8%増)、営業損失268,078千円(前年同期は79,018千円の営業損失)となりました。
なお、セグメント間取引については相殺消去しておりません。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
セグメント別の売上高は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年 4 月 1 日 (自 2019年 4 月 1 日
セグメント 至 2019年 3 月31日) 至 2020年 3 月31日)
金額(千円) 構成比(%) 金額(千円) 構成比(%)
不動産金融事業 1,645,838 46.0 9,159,160 65.6
ホテル運営事業 1,932,183 54.0 4,807,161 34.4
合 計 3,578,022 100.0 13,966,321 100.0
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引は相殺消去しておりません。
(2)当期の財政状態の概況
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末における財政状態については、総資産24,893,056千円、負債15,213,504千円、純資産
9,679,552千円となりました。
総資産については、前連結会計年度末に比べ、13,554,192千円増加となりました。これは主に、販売用不動産を
匿名組合悠洛が14,284,666千円で取得した一方、匿名組合メトロが4,075,679千円を譲渡したことにより
10,362,911千円増加したこと、またHWM社が箱根町に所在するホテル開発用地を取得したこと及び合同会社二条が
京都悠洛ホテルMギャラリーの別邸を着工したこと等により仕掛販売用不動産が695,844千円増加したこと、等に
より流動資産が13,950,972千円増加したことによるものであります。
負債については、前連結会計年度末に比べ、11,121,183千円増加となりました。これは主に、匿名組合悠洛によ
る11,500,000千円の金融機関からのノンリコース借入れによるものであります。
純資産については、前連結会計年度末に比べ、2,433,008千円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰
属する当期純利益2,426,930千円の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より
1,908,709千円増加し、4,288,074千円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末における営業活動による資金の減少は、8,916,529千円(前年同期は1,326,295千円の資金の増
加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益3,732,632千円及びその他の負債の増加1,262,840千円等に
よる増加要因及び販売用不動産の増加額10,362,911千円、仕掛販売用不動産の増加額695,844千円、法人税等の支
払1,953,706千円等による減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末における投資活動による資金の減少は、1,980,898千円(前年同期は4,938,173千円の資金の
増加)となりました。これは主に匿名組合メトロの連結範囲の変更を伴うその他の関係会社有価証券の売却によ
る支出1,500,040千円による減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末における財務活動による資金の増加は、12,806,137千円(前年同期は5,187,682千円の資金の
減少)となりました。これは主に、長期借入金2,109,000千円及びノンリコース借入金11,500,000千円を金融機関
から借入れたことによるものであります。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 69.6 21.2 31.5 55.9 34.8
時価ベースの
138.2 59.3 59.3 97.0 26.4
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー対
104.9 1,182.5 455.8 155.5 -
有利子負債比率(%)
インタレスト・
11.7 15.1 20.1 15.1 -
カバレッジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としてお
ります。
(注5)2020年3月期については営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債
比率を記載しておりません。
(注6)2020年3月期については、利払いがありますが、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、インタレ
スト・カバレッジ・レシオを記載しておりません。
(3)今後の見通し
2020年3月期は、2019年3月20日に発表した2020年3月期から2022年3月期までの3ヵ年を対象とする「中期経営計
画2020」の初年度にあたりましたが、業績につきましては2年目の目標数値である売上高100憶円、経常利益35憶
円、EBITDA(経常利益(利払前)+減価償却費)40億円の水準を1年前倒しで達成しました。2021年3月期の業績
予想につきましては、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難ですが、ホテ
ル運営事業に関しては宿泊需要の落ち込みが見られることから相応のマイナス影響を受けることが予想されます。
不動産金融部門の収益でこれを補うことにより、中期経営計画2年目の目標数値の調整が必要かどうか、現在精査
を行っておりますので、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要課題の一つとして位置付け、『中期経営計画2022』におい
て、配当戦略として「利益水準に応じた安定的な配当の実施」「トータル・シェアホルダーズリターン等の指標の
検討」を掲げております。配当に関しては、長期安定的な経営基盤の確立に必要な内部留保水準、事業環境や業績
動向、財務体質、資本効率などを総合的に勘案し決定しております。
なお、当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本方針としており、配当の決定機関は、中間配当は定款の
定めにより取締役会、期末配当は定時株主総会です。
『中期経営計画2022』の初年度にあたる2020年3月期につきましては、『中期経営計画2022』に
おいて計画していた目標数値を達成いたしました。
当社の持続的成長をご支援いただく多くの株主の皆様のご期待にもお応えすべく、長期安定的な経営基盤の確立
に必要な内部留保水準、事業環境や業績動向、財務体質、資本効率などを総合的に勘案し、2020年3月31日を基準
日とする期末配当につきまして、1株当り20円00銭とする事といたしました。
これは、前期実績が株式分割前で1株当り40円00銭の普通配当金であり、株式分割を考慮すると1株当り20円00銭
であったことから、実質前期と同額の配当となります。
なお、2021年3月期にかかる配当予想につきましては、新型コロナウイルスによる予算達成の進捗やキャッシ
ュ・フローへの影響を現段階において合理的に算定することが困難であることから、現時点では未定とさせていた
だきます。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの事業は現在日本国内に限定されており、海外での事業展開はありません。また、当社の株主は国内株
主を中心に構成されていることから、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
なお、国際会計基準(IFRS)の適用につきましては、外国人株主比率の推移や国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対
応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,724,461 4,336,593
売掛金 247,105 233,446
販売用不動産 4,075,679 14,438,591
仕掛販売用不動産 1,668,205 2,364,049
未収還付法人税等 6,136 1,059,627
その他 155,177 396,252
貸倒引当金 - △823
流動資産合計 8,876,764 22,827,736
固定資産
有形固定資産
建物 31,564 35,351
減価償却累計額 △19,093 △20,982
建物(純額) 12,470 14,368
工具、器具及び備品 107,908 113,005
減価償却累計額 △37,544 △48,410
工具、器具及び備品(純額) 70,363 64,594
有形固定資産合計 82,834 78,963
無形固定資産
のれん 167,270 127,912
その他 17,973 38,654
無形固定資産合計 185,244 166,567
投資その他の資産
投資有価証券 2,033,924 1,680,424
繰延税金資産 88,622 58,998
その他 71,474 80,365
投資その他の資産合計 2,194,021 1,819,788
固定資産合計 2,462,100 2,065,320
資産合計 11,338,864 24,893,056
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 20,931 14,197
短期借入金 1,800,000 633,000
1年内返済予定の長期借入金 91,656 1,739,576
1年内返済予定のノンリコース長期借入金 - 80,000
未払法人税等 968,479 137,330
賞与引当金 23,858 26,943
株式報酬引当金 69,066 145,400
株主優待引当金 - 10,530
その他 667,745 308,499
流動負債合計 3,641,736 3,095,477
固定負債
長期借入金 122,932 464,585
ノンリコース長期借入金 - 11,380,000
繰延税金負債 - 5,360
その他 327,651 268,081
固定負債合計 450,583 12,118,026
負債合計 4,092,320 15,213,504
純資産の部
株主資本
資本金 880,010 914,543
資本剰余金 311,943 346,115
利益剰余金 5,150,135 7,411,628
自己株式 △311 △576
株主資本合計 6,341,777 8,671,709
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 195 -
その他の包括利益累計額合計 195 -
非支配株主持分 904,571 1,007,842
純資産合計 7,246,544 9,679,552
負債純資産合計 11,338,864 24,893,056
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 3,047,914 13,220,816
売上原価 1,412,123 9,103,184
売上総利益 1,635,791 4,117,631
販売費及び一般管理費 890,357 1,409,271
営業利益 745,433 2,708,359
営業外収益
受取利息 1,658 84
受取配当金 - 412
持分法による投資利益 237,328 1,372,845
補助金収入 61,105 -
その他 1,830 36,760
営業外収益合計 301,922 1,410,102
営業外費用
支払利息 77,626 158,543
支払手数料 10,500 215,690
その他 2,679 11,587
営業外費用合計 90,806 385,821
経常利益 956,549 3,732,641
特別利益
固定資産売却益 3,178,996 -
負ののれん発生益 292,255 1,151
特別利益合計 3,471,252 1,151
特別損失
出資金清算損 - 1,159
特別損失合計 - 1,159
税金等調整前当期純利益 4,427,801 3,732,632
法人税、住民税及び事業税 1,016,938 544,448
法人税等調整額 △45,861 34,984
法人税等合計 971,077 579,433
当期純利益 3,456,724 3,153,198
非支配株主に帰属する当期純利益 773,896 726,268
親会社株主に帰属する当期純利益 2,682,827 2,426,930
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 3,456,724 3,153,198
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 977 -
持分法適用会社に対する持分相当額 - △195
その他の包括利益合計 977 △195
包括利益 3,457,701 3,153,003
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,683,805 2,426,734
非支配株主に係る包括利益 773,896 726,268
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 880,010 311,943 2,550,026 △265 3,741,715
当期変動額
親会社株主に帰属する当期純利
益
2,682,827 2,682,827
剰余金の配当 △82,719 △82,719
自己株式の取得 △46 △46
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 - - 2,600,108 △46 2,600,062
当期末残高 880,010 311,943 5,150,135 △311 6,341,777
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券評 その他の包括利益
価差額金
為替換算調整勘定
累計額合計
当期首残高 △977 195 △781 - 3,740,933
当期変動額
親会社株主に帰属する当期純利
益
2,682,827
剰余金の配当 △82,719
自己株式の取得 △46
株主資本以外の項目の当期変動
977 - 977 904,571 905,548
額(純額)
当期変動額合計 977 - 977 904,571 3,505,610
当期末残高 - 195 195 904,571 7,246,544
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 880,010 311,943 5,150,135 △311 6,341,777
当期変動額
新株の発行 34,533 34,533 69,066
親会社株主に帰属する当期純利
益
2,426,930 2,426,930
剰余金の配当 △165,437 △165,437
自己株式の取得 △265 △265
非支配株主との取引に係る親会
社の持分変動
△361 △361
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計 34,533 34,171 2,261,492 △265 2,329,932
当期末残高 914,543 346,115 7,411,628 △576 8,671,709
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他の包括利益
為替換算調整勘定
累計額合計
当期首残高 195 195 904,571 7,246,544
当期変動額
新株の発行 69,066
親会社株主に帰属する当期純利
益
2,426,930
剰余金の配当 △165,437
自己株式の取得 △265
非支配株主との取引に係る親会
社の持分変動
△361
株主資本以外の項目の当期変動
△195 △195 103,271 103,075
額(純額)
当期変動額合計 △195 △195 103,271 2,433,008
当期末残高 - - 1,007,842 9,679,552
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,427,801 3,732,632
減価償却費 95,204 59,974
負ののれん発生益 △292,255 △1,151
出資金清算損 - 1,159
のれん償却額 39,357 39,357
貸倒引当金の増減額(△は減少) - 823
賞与引当金の増減額(△は減少) 7,587 △3,064
株式報酬引当金の増減額(△は減少) 69,066 76,334
株主優待引当金の増減額(△は減少) - 10,530
受取利息及び受取配当金 △1,658 △496
支払利息 77,626 158,543
支払手数料 10,500 215,690
持分法による投資損益(△は益) △237,328 △1,372,845
固定資産売却損益(△は益) △3,178,996 -
信託預金の増減額(△は増加) △179,238 243,492
売上債権の増減額(△は増加) △72,144 65,997
販売用不動産の増減額(△は増加) - △10,362,911
仕掛販売用不動産の増減額(△は増加) - △695,844
未収消費税等の増減額(△は増加) 78,762 △66,175
その他の資産の増減額(△は増加) 178,511 23,071
仕入債務の増減額(△は減少) 12,496 △35,898
その他の負債の増減額(△は減少) △36,190 1,262,840
その他 232,933 △1,116,255
小計 1,232,037 △7,764,197
利息及び配当金の受取額 1,724 921,322
利息の支払額 △88,012 △154,254
法人税等の支払額 △171,543 △1,953,706
法人税等の還付額 352,089 34,305
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,326,295 △8,916,529
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,886,770 △13,682
無形固定資産の取得による支出 △14,747 △30,309
有形固定資産の売却による収入 7,497,000 -
投資有価証券の償還による収入 - 5,003,129
投資有価証券の取得による支出 △1,231,100 △5,560,826
投資有価証券の売却による収入 271,100 14,121
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
316,526 92,071
収入
連結範囲の変更を伴うその他の関係会社有価証券
- △1,500,040
の売却による支出
その他の支出 △13,834 14,636
投資活動によるキャッシュ・フロー 4,938,173 △1,980,898
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,800,000 △1,167,000
長期借入れによる収入 200,000 2,109,000
ノンリコース借入れによる収入 - 11,500,000
長期借入金の返済による支出 △7,399,164 △159,427
非支配株主からの払込みによる収入 300,000 1,000,000
非支配株主への払戻による支出 - △300,000
配当金の支払額 △82,476 △165,183
その他 △6,042 △11,251
財務活動によるキャッシュ・フロー △5,187,682 12,806,137
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,076,786 1,908,709
現金及び現金同等物の期首残高 1,302,578 2,379,364
現金及び現金同等物の期末残高 2,379,364 4,288,074
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数
7社
連結子会社の名称
リシェス・マネジメント株式会社
株式会社ホテルWマネジメント
合同会社二条
株式会社美松
山陽興業株式会社 (注)
匿名組合悠洛 (注)
株式会社堂島ホテルオペレーションズ (注)
(注) 2019年4月1日付で、当社は山陽興業株式会社の株式を全株取得し、同社を連結の範囲に含め
ております。
2019年9月25日付で、当社が新たに設立した匿名組合悠洛を連結の範囲に含めております。
2019年12月3日付で、当社が新たに設立した株式会社堂島ホテルオペレーションズを連結の範
囲に含めております。
当社が出資をする特別目的会社 合同会社メトロを通じて保有するイビススタイルズ大阪難波
にかかわる不動産信託受益権の準共有持分49%が2019年6月20日付で外部に譲渡されたことに伴
い、当社の匿名組合出資額が全額償還されたため、匿名組合メトロを連結の範囲から除外してお
ります。
2.持分法の適用に関する事項
持分法を適用した関連会社数
2社
主要な会社等の名称
匿名組合りょうぜん
匿名組合みょうほう
(注) 当連結会計年度においてWEALTH PARTNERS SINGAPORE PTE LTDの清算配当の実行に伴い、当社
出資持分が全て回収されたため持分法適用の範囲から除外しております。
当連結会計年度においてウェルス・モーゲージ株式会社の保有している全株式売却に伴い、
持分法適用の範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日は、リシェス・マネジメント株式会社、株式会社ホテルWマネジメント、
合同会社二条、匿名組合悠洛、株式会社堂島ホテルオペレーションズは連結決算日と一致しております
が、株式会社美松は1月31日、山陽興業株式会社は6月30日となっております。
連結財務諸表の作成に当たって、株式会社美松については決算日現在の財務諸表を使用しております
が、連結決算日との間で発生した重要な取引については連結上必要な調整を行っております。
山陽興業株式会社については、連結財務諸表の作成に当たって連結決算日現在で実施した仮決算に基づ
く財務諸表を使用しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価
は主として移動平均法にて算定)
時価のないもの
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
移動平均法に基づく原価法
たな卸資産
販売用不動産、仕掛販売用不動産
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産除く)
法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
主として定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 8~23年
器具及び備品 2~20年
取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、3年間均等償却によっております。
②無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいておりま
す。
③リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、当社及び連結子会社は一般債権については貸倒実績率により、
貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しておりま
す。なお、当連結会計年度は一般債権について貸倒実績がないものの、貸倒懸念債権等特定の債権につ
いては回収不能見込額が存在するため、貸倒引当金を計上しております。
賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度において負担
すべき金額を計上しております。
株式報酬引当金
業務執行取締役及び執行役員ならびにグループ執行役員を対象とした業績連動型株式報酬制度による
当社株式の交付に備えるため、当連結会計年度末における株式等の交付見込額に基づき計上しておりま
す。
株主優待引当金
株主優待制度に伴う費用に備えるため、当連結会計年度末における将来利用見込額に基づき計上して
おります。
(4)のれんの償却方法及び償却期間
10年間の定額法により償却しております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能
な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3カ
月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
匿名組合出資金の会計処理
匿名組合への出資を行うに際して、匿名組合の財産の持分相当額を「投資有価証券」として計上して
おります。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
連結納税制度の適用
連結納税制度を適用しております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
従って、当社グループの事業は、下記のとおり区分されます。
・機関投資家や富裕層による不動産の取得・管理・売却などにかかる投資助言等を行う「不動産金融事
業」
・レベニューマネジメントや現場管理等、ホテル運営に関する様々なサービスを提供する「ホテル運営事
業」
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
調整額
合計 表計上額
不動産金融 ホテル運営 (注)1
計 (注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 1,115,730 1,932,183 3,047,914 3,047,914 - 3,047,914
セグメント間の内部売
530,107 - 530,107 530,107 △530,107 -
上高又は振替高
計 1,645,838 1,932,183 3,578,022 3,578,022 △530,107 3,047,914
セグメント利益又は損失
1,053,168 △79,018 974,149 974,149 △228,716 745,433
(△)
セグメント資産 12,955,357 1,216,136 14,171,493 14,171,493 △2,832,629 11,338,864
セグメント負債 6,782,573 881,526 7,664,100 7,664,100 △3,571,780 4,092,320
その他の項目
減価償却費 80,224 8,183 88,407 88,407 6,796 95,204
のれん償却額 - - - - 39,357 39,357
持分法投資利益 237,328 - 237,328 237,328 - 237,328
持分法適用会社への投
1,044,900 - 1,044,900 1,044,900 - 1,044,900
資額
有形固定資産・無形固
1,884,694 56,106 1,940,800 1,940,800 427 1,941,227
定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△228,716千円には、各報告セグメントに配分されないのれん
償却額△39,357千円、全社収益・全社費用の純額△205,678千円及びセグメント間取引消去16,320千
円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額△2,832,629千円は提出会社の現金及び預金やその他資産であります。
(3)セグメント負債の調整額△3,571,780千円は、提出会社の未払金及びその他の負債であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸
調整額
合計 表計上額
不動産金融 ホテル運営 (注)1
計 (注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 8,413,654 4,807,161 13,220,816 13,220,816 - 13,220,816
セグメント間の内部売
745,505 - 745,505 745,505 △745,505 -
上高又は振替高
計 9,159,160 4,807,161 13,966,321 13,966,321 △745,505 13,220,816
セグメント利益又は損失
3,327,886 △268,078 3,059,807 3,059,807 △351,448 2,708,359
(△)
セグメント資産 20,694,368 1,582,084 22,276,452 22,276,452 2,616,604 24,893,056
セグメント負債 17,740,736 1,030,224 18,770,961 18,770,961 △3,557,457 15,213,504
その他の項目
減価償却費 1,335 51,785 53,121 53,121 6,853 59,974
のれん償却額 - - - - 39,357 39,357
持分法投資利益 1,372,845 - 1,372,845 1,372,845 - 1,372,845
持分法適用会社への投
1,055,424 - 1,055,424 1,055,424 - 1,055,424
資額
有形固定資産・無形固
677 43,338 44,016 44,016 5,307 49,323
定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△351,448千円には、各報告セグメントに配分されないのれん
償却額△39,357千円、全社収益・全社費用の純額△332,252千円及びセグメント間取引消去20,162千
円が含まれております。
(2)セグメント資産の調整額2,616,604千円は提出会社の現金及び預金やその他資産であります。
(3)セグメント負債の調整額△3,557,457千円は、提出会社の未払金及びその他の負債であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 766円69銭 1,041円55銭
1株当たり当期純利益 324円33銭 291円65銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しておりま
す。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 2,682,827 2,426,930
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利
2,682,827 2,426,930
益(千円)
期中平均株式数(株) 8,271,868 8,321,360
4.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 7,246,544 9,679,552
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 904,571 1,007,842
(うち非支配株主持分(千円)) (904,571) (1,007,842)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 6,341,972 8,671,709
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普
8,271,868 8,325,756
通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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