3772 ウェルス 2021-11-09 16:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月9日
上場会社名 ウェルス・マネジメント株式会社 上場取引所 東
コード番号 3772 URL http://www.wealth-mngt.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)千野 和俊
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員財務部長 (氏名)小松 雅尚 TEL 03-6229-2129
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日
配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 15,854 290.8 4,539 - 4,413 - 2,616 -
2021年3月期第2四半期 4,056 △54.8 126 △93.5 35 △98.6 20 △98.6
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 2,631百万円 (-%) 2021年3月期第2四半期 34百万円 (△98.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 306.89 -
2021年3月期第2四半期 2.43 -
(注)2022年3月期第2四半期の営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益及び包括利益の対前年同四半
期増減率は1,000%を超える為「-」と記載しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 35,120 10,028 28.6
2021年3月期 25,754 8,628 29.5
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 10,028百万円 2021年3月期 7,591百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 20.00 20.00
2022年3月期 - 0.00
2022年3月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2021年3月期の配当予想額は現時点で未定であります。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 19,000 257.8 5,800 - 5,500 - 3,200 - 375.34
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 2社 (社名)匿名組合みょうほう、匿名組合りょうぜん、除外 1社 (社名)匿名組合みょうほう
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 8,526,200株 2021年3月期 8,526,200株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 537株 2021年3月期 487株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 8,525,683株 2021年3月期2Q 8,462,355株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 9
(四半期連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置により、期間の大半
で経済活動が大きく制限されましたが、現在感染者は劇的に減少し、経済活動が少しずつ活発化してまいりまし
た。今後の政府の政策については注視が必要ですが、徐々に正常化に向かっていくものと期待しています。
当社グループにおきましては、2021年5月にサムティ株式会社と資本・業務提携契約を締結し、2021年6月に当
社の事業の方向性を示すべく、「中期経営計画2024」を公表いたしました。「中期経営計画2024」においては、以
下の目標を設定しており、引続き目標の達成に向けて努めてまいります。
「中期経営計画2024」の目標
①「中期経営計画2024」の期間中にJ-REIT組成を実現し、資産循環型ビジネスモデルを確立、受託資産5,000億
円規模のホテルリートを目指す。
②プライム市場への上場を目指し、そのための体制等を具体化、時価総額3倍を目指す。
不動産金融事業が属する不動産市場におきましては、ポストコロナを見据えて、ホテルアセットに対する劣後投
資家の積極的な姿勢が続いております。一方金融機関のホテル開発事業に対する新規融資は慎重な姿勢が続いてお
りましたが、ホテル事業の先行きの不透明感は薄まり改善していくと考える金融機関は増加傾向にあり、新規融資
への対応は徐々に増えていくと見込んでおります。当社グループにおきましては、2021年9月28日に開示いたしま
した「京都東山SIX SENSES ホテル開発プロジェクトにおける不動産信託受益権譲渡に関するお知らせ(開示事項
の経過)」のとおり、遅れておりました大型物件の引渡しが無事完了したほか、他のプロジェクトにかかる物件売
却も順調に進み、売上は大きく進捗いたしました。第3四半期以降につきましても、新規物件の取得及び売却を進
めるほか、現在進行中のプロジェクトにつきましても適切なプロジェクト管理に努めてまいります。
ホテル運営事業が属するホテル業界におきましては、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発出の影響は大
きく、宿泊客の大幅な回復には至りませんでしたが、9月末にそれらがすべて解除され、秋の観光シーズンに向け
て宿泊予約は回復の兆しを見せております。当社グループの運営ホテルにおきましても、緊急事態宣言の発出に伴
い一部ホテルにおいて臨時休業を実施したため売上は低調な水準となりましたが、下期については、観光シーズン
を控えて順調に予約が入ってきており、上期売上の落ち込みを回復できるように努めてまいります。その一方で、
開発中のホテルに対するコンサルティング売上等が計上出来たことにより、当第2四半期連結累計期間において営
業利益を確保するに至りました。開業関連におきましては、2021年6月28日に、国内で2軒目、関西地区では初進
出となるマリオットインターナショナル社の「アロフト」ブランドのホテル「アロフト大阪堂島」(大阪市北区堂
島浜2丁目1-31)を大阪・キタの社交場として親しまれた堂島ホテルの地に開業いたしました。アロフトは、流
行に敏感で発信力があり、音楽やデザインを愛する次世代の旅行者を主な顧客ターゲットとしているライフスタイ
ルホテルブランドであり、洗練かつ斬新なスタイルで、大阪のホスピタリティシーンを盛り上げてまいります。
この結果、当第2四半期連結累計期間においては、売上高15,854,463千円(前年同四半期比290.8%増)、営業
利益4,539,816千円(前年同四半期は営業利益126,110千円)、経常利益4,413,837千円(前年同四半期は経常利益
35,833千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,616,408千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期
純利益20,594千円)となりました。
セグメントの業績におきましては、不動産金融事業の売上高は15,314,516千円(前年同四半期比290.1%増)、
営業利益は4,336,632千円(前年同四半期比611.9%増)となりました。これは、前述の物件売却により売上及び営
業利益は大きく増加いたしました。ホテル運営事業の売上高は1,628,214千円(前年同四半期比591.2%増)、営業
利益は608,254千円(前年同四半期は営業損失369,553千円)となりました。これは、第1四半期連結会計期間は緊
急事態宣言により一部ホテルが臨時休業する一方で、当第2四半期連結会計期間は全ホテルが営業を行ったこと及
び開発中のホテルに対するコンサルティング売上等を計上した結果、売上が大きく伸びました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しておりますが、この変更による当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響はありません。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における財政状態については、総資産35,120,804千円、負債25,092,227千円、純資
産10,028,576千円となりました。
総資産については、前連結会計年度末に比べ、9,365,865千円増加となりました。これは主に、現金及び預金が
増加したこと及び新規に匿名組合りょうぜんを連結したことに伴い販売用不動産が増加したことによるものであり
ます。
負債については、前連結会計年度末に比べ、7,965,854千円増加となりました。これは主に、新規に匿名組合り
ょうぜんを連結したことに伴い1年内返済予定のノンリコース長期借入金が増加したことによるものであります。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
純資産については、前連結会計年度末に比べ、1,400,010千円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰
属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加が、配当金の支払い及び非支配株主持分の減少を上回ったこと
によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の連結業績予想につきましては、2021年5月11日に公表しました2022年3月期の連結業績予想(通
期)を修正いたしました。詳細につきましては、本日公表しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照
ください。
(注)上記記載の業績予想に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、実際の業績は、新型コロナウイルス感染症の影響等の様々な要因により異なる結果となる可能性があ
ります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,159,660 5,399,757
売掛金 278,116 147,579
販売用不動産 19,397,919 25,127,904
未収還付法人税等 602,540 434,869
その他 1,172,605 533,464
貸倒引当金 △482 -
流動資産合計 23,610,359 31,643,575
固定資産
有形固定資産
建物 32,275 36,885
減価償却累計額 △21,667 △22,588
建物(純額) 10,607 14,297
工具、器具及び備品 123,668 134,446
減価償却累計額 △36,965 △46,816
工具、器具及び備品(純額) 86,702 87,629
有形固定資産合計 97,310 101,926
無形固定資産
のれん - 1,818,501
その他 27,411 51,597
無形固定資産合計 27,411 1,870,099
投資その他の資産
投資有価証券 1,769,387 1,196,504
繰延税金資産 75,487 128,986
その他 174,981 179,712
投資その他の資産合計 2,019,856 1,505,203
固定資産合計 2,144,579 3,477,228
資産合計 25,754,938 35,120,804
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 11,076 23,030
短期借入金 624,000 1,130,342
1年内返済予定の長期借入金 408,676 118,357
1年内返済予定のノンリコース長期借入金 80,000 5,880,000
未払法人税等 65,151 500,926
賞与引当金 32,548 33,301
株式報酬引当金 - 225,000
株主優待引当金 24,000 21,000
その他 462,026 958,521
流動負債合計 1,707,478 8,890,480
固定負債
長期借入金 3,883,909 4,488,882
ノンリコース長期借入金 11,192,055 11,109,948
繰延税金負債 - 265,445
その他 342,929 337,472
固定負債合計 15,418,894 16,201,747
負債合計 17,126,373 25,092,227
純資産の部
株主資本
資本金 987,243 987,243
資本剰余金 419,176 410,875
利益剰余金 6,185,289 8,631,184
自己株式 △623 △726
株主資本合計 7,591,086 10,028,576
非支配株主持分 1,037,479 -
純資産合計 8,628,565 10,028,576
負債純資産合計 25,754,938 35,120,804
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 4,056,791 15,854,463
売上原価 3,238,274 9,582,314
売上総利益 818,516 6,272,149
販売費及び一般管理費 692,406 1,732,332
営業利益 126,110 4,539,816
営業外収益
受取利息 15 9
雇用調整助成金 57,929 76,647
補助金収入 2,000 27,584
その他 1,762 2,301
営業外収益合計 61,707 106,543
営業外費用
支払利息 151,291 217,736
支払手数料 591 13,705
持分法による投資損失 - 874
その他 101 205
営業外費用合計 151,984 232,522
経常利益 35,833 4,413,837
特別利益
段階取得に係る差益 - ※1 543,176
特別利益合計 - 543,176
特別損失
新型コロナウイルス感染症関連損失 ※2 133,507 ※2 246,768
減損損失 - ※3 534,762
段階取得に係る差損 - 1,258
特別損失合計 133,507 782,790
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△97,673 4,174,223
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 71,578 1,691,491
法人税等調整額 △203,890 △148,553
法人税等合計 △132,312 1,542,938
四半期純利益 34,638 2,631,285
非支配株主に帰属する四半期純利益 14,044 14,876
親会社株主に帰属する四半期純利益 20,594 2,616,408
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 34,638 2,631,285
四半期包括利益 34,638 2,631,285
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 20,594 2,616,408
非支配株主に係る四半期包括利益 14,044 14,876
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
△97,673 4,174,223
期純損失(△)
減価償却費 15,422 16,432
のれん償却額 19,678 828,211
貸倒引当金の増減額(△は減少) - △482
賞与引当金の増減額(△は減少) △2,534 753
株式報酬引当金の増減額(△は減少) △142,702 225,000
株主優待引当金の増減額(△は減少) △2,530 △3,000
受取利息及び受取配当金 △15 △9
支払利息 151,291 217,736
支払手数料 590 13,705
持分法による投資損益(△は益) - 874
段階取得に係る差損益(△は益) - △541,917
減損損失 - 534,762
信託預金の増減額(△は増加) 1,317 △5,034
売上債権の増減額(△は増加) 60,280 130,537
販売用不動産の増減額(△は増加) △4,099,549 7,197,800
仕掛販売用不動産の増減額(△は増加) 2,364,049 -
未収消費税等の増減額(△は増加) △225,629 340,303
その他の資産の増減額(△は増加) △161,532 314,427
仕入債務の増減額(△は減少) 168 11,954
その他の負債の増減額(△は減少) △50,907 △341,485
その他 107,632 △283,958
小計 △2,062,643 12,830,835
利息及び配当金の受取額 15 231
利息の支払額 △151,791 △216,479
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △170,314 △1,172,852
営業活動によるキャッシュ・フロー △2,384,734 11,441,736
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,213 △4,940
無形固定資産の取得による支出 - △33,606
投資有価証券の償還による収入 866,003 405,108
投資有価証券の取得による支出 △886,003 △314,000
連結の範囲の変更を伴う子会社出資金の取得によ
- △3,292,447
る支出
その他 △10,867 △7,245
投資活動によるキャッシュ・フロー △36,081 △3,247,130
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 31,816 506,342
長期借入れによる収入 1,606,000 660,000
長期借入金の返済による支出 △76,250 △345,346
ノンリコース借入金の返済による支出 △93,703 △4,590,824
連結の範囲の変更を伴わない子会社出資金の追加
- △1,008,456
取得による支出
株式の発行による収入 145,400 -
配当金の支払額 △166,050 △170,292
その他 △5,335 △15,645
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,441,877 △4,964,222
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △978,938 3,230,383
現金及び現金同等物の期首残高 4,288,074 2,104,891
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,309,135 5,335,274
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
(1) 連結の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、持分法適用関連会社であった匿名組合みょうほうの出資金を追加取得したこと
により子会社となったため、連結の範囲に含めております。
当第2四半期連結会計期間において、匿名組合みょうほうに対する出資が償還されたため、連結の範囲から除
外しております。また、持分法適用関連会社であった匿名組合りょうぜんの出資金を追加取得したことにより子
会社となったため、連結の範囲に含めております。
(2) 持分法適用の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、NISEKO INVESTMENT SINGAPORE PTE. LTD.に新たに出資したことにより、持分法
適用の範囲に含めております。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 段階取得に係る差益
持分法適用関連会社であった匿名組合りょうぜんの出資金を追加取得した結果、連結子会社となったことに伴
い発生したものです。
※2 新型コロナウイルス感染症関連損失
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部ホテルにおいて実施した臨時休業期間中に発生した固定費等で
あります。
※3 減損損失
(1) 減損損失を認識した資産
種類 金額
のれん 534,762千円
(2) 減損損失の認識に至った経緯
匿名組合りょうぜんの出資金を追加取得したことにより完全子会社化した際に、超過収益力を前提とした
のれんを計上しましたが、将来の収益見通し及び回収可能性を慎重に勘案し、のれんの一部について回収可
能額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。
(3) 資産のグルーピング方法
当社グループは、原則として継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を考慮し、資産のグルー
ピングを行っております。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1
四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、利益剰余金の当期首残高への影響はありません。当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響
もありません。また、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28‐
15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解
した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。なお、四半期連結財務諸表に
与える影響はありません。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
不動産金融 ホテル運 (注)1 計上額
計 (注)2
事業 営事業
売上高
外部顧客への売上高 3,921,235 135,555 4,056,791 4,056,791 - 4,056,791
セグメント間の内部売上高又
4,942 99,999 104,942 104,942 △104,942 -
は振替高
計 3,926,178 235,555 4,161,734 4,161,734 △104,942 4,056,791
セグメント利益又は損失(△) 609,145 △369,553 239,592 239,592 △113,482 126,110
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△113,482千円には、各報告セグメントに配分されない
のれん償却費△19,678千円、全社収益及び全社費用の純額△101,963千円、セグメント間取引消
去8,160千円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
不動産金融 ホテル運 (注)1 計上額
計 (注)2
事業 営事業
売上高
一時点で移転される財又はサ
40,000 538,567 578,567 578,567 - 578,567
ービス
一定の期間にわたり移転され
168,729 - 168,729 168,729 - 168,729
る財又はサービス
顧客との契約から生じる収益 208,729 538,567 747,296 747,296 - 747,296
その他の収益 15,105,787 1,380 15,107,167 15,107,167 - 15,107,167
外部顧客への売上高 15,314,516 539,947 15,854,463 15,854,463 - 15,854,463
セグメント間の内部売上高又は
- 1,088,267 1,088,267 1,088,267 △1,088,267 -
振替高
計 15,314,516 1,628,214 16,942,731 16,942,731 △1,088,267 15,854,463
セグメント利益 4,336,632 608,254 4,944,887 4,944,887 △405,070 4,539,816
(注)1.セグメント利益の調整額△405,070千円には、各報告セグメントに配分されない全社収益及び全
社費用の純額△413,230千円、セグメント間取引消去8,160千円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.その他の収益には、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収
入及び「特別目的会社を活用した不動産の流動化に係る譲渡人の会計処理に関する実務指針」
(会計制度委員会報告第15号)の対象となる不動産(不動産信託受益権を含む。)の譲渡等が含
まれております。
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ウェルス・マネジメント株式会社(3772) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第2四半期連結会計期間における「不動産金融事業」セグメントにおいて、主に、匿名組合りょう
ぜんの出資金を追加取得し、持分法適用会社から連結子会社としたことにより、前連結会計年度の末日
に比べ、セグメント資産の金額が7,123,190千円増加しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当第2四半期連結会計期間において、匿名組合りょうぜんの出資金を追加取得し持分法適用会社から
連結子会社としたことにより、「不動産金融事業」セグメントにおいて、のれん2,353,264千円を計上
しております。ただし、のれんの一部について回収可能価額まで減額したことにより減損損失を
534,762千円計上しております。
なお、匿名組合みょうほうの出資金を追加取得したことにより「不動産金融事業」セグメントにおい
てのれんを計上しましたが、当第2四半期連結会計期間に出資が償還され連結の範囲から除外したこと
により、全額を償却しております。
上記の結果、「不動産金融事業」セグメントにおいて、のれん1,818,501千円が増加しております。
4.報告セグメントの変更等に関する情報
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計年度の期首より収益認識会計基準等を適用し、
収益認識に関する会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に
変更しております。この結果、当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響はありません。
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