2 0 1 9 年 ９ 月 期 決 算 説 明 会
キーメッセージ
大型案件の着実な実行による新たな成長ステージへの飛 躍
2019年11月14日 第59回
ＧＭＯペイメントゲートウェイ株式会社
(東証一部 3769) https://corp.gmo-pg.com/
当資料取扱上のご注意
本資料に記載された内容は、2019年11月14日現在に
おいて、一般的に認識されている経済・社会等の情勢
並びに当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて
作成されておりますが、経営環境の変化等の事由に
より、予告なしに変更される可能性があります。
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アジェンダ
1. 2019年９月期 総括
2. 2019年９月期 業績サマリー
3. 2020年９月期 業績予想
4. 今後の取り組みと成長戦略
5. 財務ハイライト
6. 参考資料等
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1. 2019年９月期 総括
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1.1 2019年９月期総括
営業利益150億円を新たに創出するための経営要件と施策
2005 2010 2015 2020 2025
営業利益
（経営目標）
2億円 10億円 30億円 100億円 250億円
＋8億円 ＋20億円 ＋70億円 ＋150億円
大規模案件の事業化
注力事項 金融機関との提携・大手獲得
EC加盟店獲得
５年間で営業利益150億円を創出するための経営要件と８つの施策
経営要件 施策
数十億円規模のビジネスを事業化し続ける 施策① ユーティリティ業界のプラットフォーム形成
1. 大きなインダストリーに対する 施策② 通信業界のプラットフォーム形成
決済プラットフォームの形成 施策③ グローバル大手へのサービス提供
2. グローバルメジャープレーヤーへのサービス提供 施策④ BtoB決済事業の拡大
3. FinTech領域におけるイノベーション 施策⑤ SMCC・VISAとの次世代決済プラットフォーム
施策⑥ BtoBファクタリングサービスの拡大
4. キャッシュレス領域におけるイノベーション
施策⑦ 金融機関に対する多角的サービス展開
5. 大手金融機関の次世代プラットフォーム構築への
密接な関与・サービス提供 施策⑧ グローバル市場での決済サービス及びレンディング
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2. 2019年９月期 業績サマリー
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2.1 業績サマリー（IFRS）
売上収益＋21.6％増、営業利益＋26.7％と当初計画通りの着地
2018年9月期 2019年9月期 2019年9月期 2019年9月期
（百万円） 前年同期比
実績 実績 通期計画 達成率
売上収益 26,417 32,121 ＋21.6％ 31,850 100.9％
営業利益 6,550 8,301 ＋26.7％ 8,300 100.0%
親会社の所有者に帰属する
当期利益 4,255 5,267 ＋23.8％ 5,106 103.2％
※1
EBITDA 7,464 9,351 ＋25.3％ - -
一株あたり
※2
配当額 29円 36円 ＋7円 35円 102.9％
稼動店舗数（4Q末）
※4 決済処理件数（単4Q） 決済処理金額（単4Q）
※3 111,425店 約4.8億件 約1.1兆円
KPI
（＋16.7％） （＋32.6％） （＋27.1％）
※1 EBITDA＝営業利益＋減価償却費
※2 2018年10月1日付で普通株式１株あたり２株の割合にて株式分割を実施。2018年９月期の一株あたり配当額は株式分割考慮後の数値。
※3 対面決済分は含まず、（）内は前年同期比
※4 直近の著しい稼働店舗数増加要因となる特定案件に係る新規店舗数を除く。当該案件を含む同時点の稼働店舗数は228,765店（前年同期比＋123.2％）
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2.2 件数・金額グラフ
件数・金額とも25％以上の増加トレンド継続
処理件数
（百万件）
処理金額
500
① 決済処理金額 年度増加率 +26.7％ 決済処理金額 ②
（十億円）
1,2001,200
減少が常であった3Q→4Qの処理金額が、明確な増加傾向に転換 決済処理件数
①
400 ② 決済処理件数 年度増加率 +29.5％
1,0001,000
通常の決済増に加え、サブスクリプション及び少額決済が増加
800 800
300
600 600
200
400 400
100
200 200
0
0
0
14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 16/3 16/6 16/9 16/12 17/3 17/6 17/9 17/12 18/3 18/6 18/9 18/12 19/3 19/6 19/9
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2.3 業績の変動要因
MK減速影響を高成長事業がカバーし、営業利益は＋26.7％
売上収益
（百万円） +21.6％ （＋）オンライン決済及び対面決済は順調に伸長
32,000
（＋）GMO後払いやグローバルレンディング、ファクタリングが好調
30,000
（＋）金融機関向けビジネス（銀行Pay等）の拡大
28,000
（－）MACROKIOSK社の営業力に起因した成長減速
26,000
（－）ファイナンスリースの計画的縮小
24,000
22,000
営業利益
（+）収益性の高いオンライン決済の拡大
20,000
（+）金融関連サービスの収益性の改善
18,000
及びそれに伴う一時的な利益増（＋約7億円）
16,000
（－）ファイナンスリースの計画的縮小
14,000
（－）MACROKIOSK社の事業計画遅延による減損損失（－約9億円）
12,000
親会社の所有者に帰属する
10,000
+26.7％ 当期利益
8,000
6,000 +23.8％ （＋）持分法による投資損失の減少
4,000
（－）金融収益の減少
2,000
（－）金融費用の増加
0
親会社の所有者に帰属する
売上収益 営業利益 当期利益
2018年9月期累計 2019年9月期累計
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2.4 ビジネスモデル別売上収益（4Q累計）
主力事業が好調な一方でフィー売上に課題有、対策は実行済
スプレッド 前年同期比＋23.3％
（百万円） （+）オンライン決済好調
30,000 （+）GMO後払いが伸長
（+）グローバルレンディング拡大
（－）ファイナンスリースの計画的縮小
25,000 13,694
フィー 前年同期比＋16.8％ 課題1
（－）2Qに発生した大手加盟店の解約影響
11,105
（－）送金サービスにおける
20,000
主要顧客のサービス内容変更による影響
12,101 （－）MACROKIOSK社のEMS事業の影響 ※1
15,000 10,364
ストック 前年同期比＋42.7％
（実質＋22.5％）※2
10,000 4,916 （+）銀行ビジネス創出により堅調に推移
3,445
イニシャル 前年同期比－ 6.1％
5,000 （実質＋45.5％）※2
（+）対面決済の端末販売が好調に推移
1,501 1,409
0 ※1 EMS事業：SMSによる認証・ノーティフィケーションのサービス
2018年9月期
2018年9月期 2019年9月期
2019年9月期 ※2 IFRS15号の適用に伴い、ソフトウェア開発売上の収益計上を
（累計） （累計） 一括期間按分に変更したことに伴う影響額を除く成長率
第4四半期 第4四半期
イニシャル調整額：＋約774百万円（4Q累計）
イニシャル ストック フィー スプレッド ストック調整額 ：－約709百万円（4Q累計）
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2.5 セグメント別売上収益・営業利益（4Q累計）
決済代行・MSBの好調が、課題のある決済活性化セグメントをカバー
■セグメント別売上収益 ■セグメント別営業利益
（）：前年同期比
合計：+21.6％ 合計：＋26.7％（連結調整後）
（百万円）
5,832 （+8.8％） 課題2
30,000
（－）MACROKIOSK社の
EMS事業の影響 （百万円） 1,972 （＋43.2％）
（－）マーケティング支援及び 10,500
（＋）GMO後払いの収益性改善
25,000 配送、SSLサービス等の （＋）一部取引の引当率変動に
5,361 影響 伴う影響（＋約7億円）
8,500 1,377 （＋）国内外レンディングの拡大
20,000 7,478（+19.6％） （－）ファイナンスリースの
計画的縮小
（＋）GMO後払いの取扱高増
（＋）国内外レンディングの拡大 6,500 10,031 （+24.4％）
15,000 6,254 （－）ファイナンスリースの
計画的縮小 （＋）オンライン決済の伸長
8,064 （＋）銀行Pay等の収益拡大
4,500 （＋）対面決済端末の大口販売が寄与
10,000
18,811（+27.1％）
14,801 －1,151 （－） 課題2
（＋）オンライン決済の伸長 2,500
5,000 （＋）銀行Pay等の拡大 （－）MACROKIOSK社の事業計画
（＋）対面決済端末の大口販売が寄与 遅延による減損損失
-177 （－約9億円）
500 （－）配送サービスの影響
0
2018年9月期 2019年9月期 (1,500) 2018年9月期 2019年9月期
累計 累計 累計 累計
決済代行事業 金融関連事業（MSB) 決済活性化事業
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3. 2020年９月期 業績予想
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3.1 連結業績予想（IFRS）
営業利益25％以上の成長を継続
■ 2020年9月期 連結業績予想（IFRS） （単位：百万円、％は対前年度比増減率）
2019年９月期 2020年９月期
前年同期比
実績 予想
売上収益 32,121 36,618 ＋14.0％ 課題3
（MK・GMO後払い除く増収率：+19.3％）
営業利益 8,301 10,376 ＋25.0％
税引前利益 8,039 9,867 ＋22.8％
当期利益 5,052 6,216 +23.0%
親会社の所有者に帰属する
当期利益 5,267 6,110 ＋16.0％ ※
一株あたり
配当金 36円 42円 +6円
※2019年9月期はMACROKIOSK社の減損損失の非支配株主への配分があったため、その分親会社の所有者に帰属する当期利益が高くなっていることから、
親会社の所有者に帰属する当期利益の前年同期比は当期利益の前年同期比の伸び率よりも低い
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3.2 個社ごと売上推移及び予想
トップラインは期間平均25％以上の成長を目指す
2019年９月期 2020年９月期 2021年９月期
売上収益 対策
実績 予想 目標
GMO-PG
＋20％以上 ＋20％以上
（決済代行事業）
GMO-PG
＋25％以上 ＋25％以上
（金融関連事業）
社長交代による
GMO-EP ＋10％以上 ±0％ 組織強化 課題4
GMO-PS 事業領域の拡大
＋10％以上 ＋10％以上 ※大手顧客の状況を勘案
（GMO後払い）
GMO-FG
＋25％以上 ＋25％以上
GCS
①加盟店開拓力の強化
MACROKIOSK社 ＋10％以上 ±0％ ②CPaaS領域・高成長国 課題2
へのシフト
③事業ポートフォリオ分散
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3.3 4つの課題と改善策
前年度の期中に課題を認識し抜本的対策は発動済み
課題 改善策 該当ページ
課題1 フィー売上の成長率 対応済 4.2
（前年同期比 ＋16.8％） 時期：2021年９月期～
対策：ユーティリティ業界への
プラットフォーム事業開始
課題2 MACROKIOSK社の成長速度 対応中 4.6.2
時期：2022年９月期～
対策：①加盟店開拓力の強化
②CPaaS領域・高成長国へのシフト
③グローバル事業のポートフォリオ分散
課題3 2020年９月期業績予想における 対応中 4.2～4.6
売上収益の成長率 時期：2021年９月期～
対策：新たな８施策の確実なスタート
課題4 GMOイプシロンの成長率 対応中 4.2
時期：2021年９月期～
対策：①パートナーと連携し、金融関連事業強化
②新規事業の創出
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3.4 当期売上の状況
いくつかの要因により売上成長率は変動傾向、営業利益は安定的に成長
■売上成長率が変動する要因
1. 案件の大型化及びサービス開始までの
準備期間の長期化に伴う売上計上時期の偏り
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
準備期間の長期化
2. 後払い決済（未回収率と料率の関係）
売上収益 取扱金額 売 上
25％成長
未回収率 営業利益
営業利益 料 率
3. レンディングビジネス等の残高の要因
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4. 今後の取り組みと成長戦略
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4.1 経営目標
2020年以降、市場の成長を上回る事業拡大を目指す
2010年 2015年 2020年 2025年
BtoC-EC市場
EC化率 2.4％ 約2倍 4.7％ 約1.5倍 約7％ 約2倍 約15％
BtoC-EC市場
市場規模 7.7兆円 約2倍 13.7兆円 約1.5倍 約22兆円 約2倍 約45兆円
決済処理金額 0.8兆円 約2倍 1.6兆円 約3.5倍 約6兆円 約3倍 約18兆円
※
営業利益 11億円 約2.5倍 29億円 約3.5倍 100億円 約2.5倍 250億円
※うち50億円～は海外事業より創出
（参考）EC化率・市場規模：経済産業省「平成17年度・平成27年度電子商取引に関する市場調査」、2020年以降の数値は当社予想
決済処理金額、営業利益：2020年以降の数値は当社目標
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4.2 広義EC
新たな5施策と課題解決により2025年180億円以上の営業利益を実現
営業利益成長イメージ ■非物販EC及び物販ECの拡大策
物販EC 非物販EC 非物販EC
前年同期比 +36.7％（通期）
2025
拡大施策 課題1・3の対策
180億円～ 新たな施策①～⑤の遂行
2019
70億円
物販EC
前年同期比 +17.9％（通期）
基本戦略 拡大施策
D2C-ECの加盟店獲得
16/9
17/3
17/6
17/9
18/3
18/6
18/9
19/3
19/6
19/9
16/12
17/12
18/12
大手及び成長事業者の獲得
物販ECに加え、新たなオンライン決済領域の開拓
※グラフはGMO-PGオンライン決済（マルチペイメントサービス）のみの処理金額
※D2C（Direct to Consumer）：ECサイトにてメーカー直販で販売をするビジネスモデル
新たな施策 課題1・3の対策
施策① ユーティリティ業界のプラットフォーム形成 ■GMOイプシロンにおける売上改善策 課題4の対策
施策② 通信業界のプラットフォーム形成 ①金融関連事業の強化
対面パートナーとの新規取組
施策③ グローバル大手へのサービス提供
カートパートナーとのトランザクションレンディング展開
施策④ BtoB決済事業の拡大
②新規事業の創出
施策⑤ SMCC・VISAとの次世代決済プラットフォーム 個人事業主向けイシュイングサービス
カートパートナーOEM新規決済手段提供
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4.3 FinTech
後払い、ファクタリング、国内外レンディング拡大により、
2025年30億円以上の営業利益を実現
営業利益成長イメージ ■注力サービスの売上推移 （％は対2018年９月期比）
国内レンディング ＋31.4％
海外レンディング ＋1479.5％
2025 ファクタリング ＋2402.3％
後払い（期間２週間）＋46.3％
30億円～
2019 ※
12億円
※2019年度の営業利益は一部取引の引当率の変動に伴う影響額を除く実力値
基本戦略
ＧＭＯ後払いの拡大
国内外レンディングの拡大
新たな施策 課題3の対策
2020年１月より、
施策⑥ BtoBファクタリングサービスの拡大 インフォマート社に提供開始
2018/9 2019/9 2020/9E
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4.4 キャッシュレス
金融機関向けPFをデファクト化し2025年10億円以上の営業利益を実現
営業利益成長イメージ ■金融機関向けビジネスによるストック収益の拡大（単Q）
前年同期比
＋87.7％
（合計）
2025 YoY
10億円～ ＋153.2％
2019
3億円
（2019年11月14日現在） YoY
基本戦略 ＋70.7％
銀行Payの導入行数の拡大
└サービスとの結合による収益モデル多角化
└金融機関以外の事業者への展開
プロセッシングプラットフォームの拡大
新たな施策 課題3の対策
施策⑦ 金融機関に対する多角的サービス展開
銀行Pay プロセシング その他
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4.5 IoT
無人決済市場の開拓等により2025年20億円以上の営業利益を実現
営業利益成長イメージ ■Unattended Markets（無人決済市場）
飲料/食品 オフィス
券売機 精算機
自動販売機 コーヒーマシン etc.
2025 ※
市場規模 2兆830億円 1兆8,260億円 1兆円 4,464億円
20億円～
2019 ■対面市場におけるイニシャル売上（累計）
3億円 次世代決済プラットフォーム
イニシャル売上 端末売上合計 「stera」決済端末
前年同期比
Unattended
※次世代決済プラットフォームの寄与を除く
＋97.2％
Markets
基本戦略 ユーザー側
Unattended Markets（無人決済市場）の営業強化
うちUnattend Markets
（無人決済市場）
新たな施策 課題3の対策 前年同期比
＋176.8％ 店側
施策⑤ SMCC・VISAとの次世代決済プラットフォーム
2018/9（累計） 2019/9（累計）
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4.6.1 グローバル：インド・インドネシア・米国を重点市場に設定
各国トップFintechとの提携・拠点設立によるレンディングアセットの拡大
■投融資ポートフォリオと事業別売上規模イメージ
決済代行
レンディング（2018年９月期）
レンディング（2019年９月期）
2025年に向けた成長戦略 2025
IN・ID・USのトップVC・金融機関と提携 50億円～
└マイノリティ投資活動も含め約100社の候補先あり
組織体制の強化（専門部署設置・法人設立）
手法：自社事業・投資・レンディング・M&A FinTech
└経済状況・時期等に応じた組み合わせ （30～40億円）
※GMO-PG及びGlobal Payment Fundによるマイノリティ出資先
※ は融資実績のある企業 2019 IoT
FinTech
※2019年、2025年の円は各注力分野の営業利益規模イメージ
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4.6.2 グローバル：MACROKIOSK社について
マレーシア国内・周辺国の梃入れ、及び新サービスの強化
■MACROKIOSK社の課題分析ツリー
事業 地域 提供先 強み 課題と対策
東南アジア全域での 各国キャリアの規制強化、
MPS事業 キャリアと提携済 技術変化により決済処理金額減少継続
（構成比約10％） 2000店の加盟店
売上高前年同期比 市場飽和状態(銀行の顧客化は一巡、
2018/9期 －14.0% 銀行 大手行中心に モバイルバンキングは普及後期）
2019/9期 －14.2% 約95％のシェアを保持 対策：CPaaS領域への転換 課題2の対策
マレーシア国内
大手配車アプリ、 19/9末の顧客数は2000店と
事業会社 大手小売チェーン等を 16%増加するもさらなる加速が必要
保持 対策：加盟店開拓力の強化 課題2の対策
EMS事業
（構成比約90％）
売上高前年同期比 売上高前年同期比
現地中堅銀行の 営業と導入開発の遅延により
2018/9期 +28.0% 2018/9期 +37.3% 銀行
2019/9期 +13.9% 2019/9期 +17.4% 顧客獲得が進む 利益率の向上が遅延
マレーシア国外
（VN・ID・PH） 19/9末の顧客数は900店と
FinTech企業中心に 12%増加するも利益率の向上が遅延
事業会社
顧客獲得が進む 対策：事業ポートフォリオ分散
課題2の対策
CPaaS 課題2の対策 WhatsApp（FB社）
売上、立上の遅延
（新サービス） と提携済、サービス開始
※MPS事業：モバイル決済サービス
EMS事業：SMSによる認証・ノーティフィケーションのサービス
CPaaS ：Communications Platform as a Service
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5. 財務ハイライト
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5.1 ビジネスモデル別売上収益
収益に関わるビジネスモデル毎の四半期推移
※
J-GAAP IFRS
（百万円） 3,595
3,468
3,500 3,379
3,250
3,072 3,059
2,946 2,971 2,997
3,000 2,861
2,691 2,8012,705
2,773 2,666
2,653
2,471
2,500 2,436
2,360
2,101
2,004
2,000 1,895
1,809
1,527
1,500 1,441
1,383
1,227 1,259 1,226 1,240 1,264
1,184
1,026 980
959 749
1,000 931 794 906 929 893 923
804 667 724 875 832
733 601 612 748 786 795
680 713 630 728
532 663
584 501 512 594 563
468 496 528 565
501 499 516 457
500 464 483 388 393 328 367
343 327 298 319
182 237 251
150 185
127 147 105 142 127 142 161 151
108
0
14/1Q 14/2Q 14/3Q 14/4Q 15/1Q 15/2Q 15/3Q 15/4Q 16/1Q 16/2Q 16/3Q 16/4Q 17/1Q 17/2Q 17/3Q 17/4Q 18/1Q 18/2Q 18/3Q 18/4Q 19/1Q 19/2Q 19/3Q 19/4Q
イニシャル ストック フィー スプレッド
※マーケティング支援サービス（ストック）とファイナンスリース（スプレッド）の売上計上基準がIFRS適用によりグロスからネットに変更
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5.2 B/Sの変化
預り金及びMSB関連アセットの増加
資産 負債・資本
（百万円） （百万円）
139,990 139,990
120,000 116,858 120,000 116,858
52,013 46,752
100,000 100,000
42,033 38,800
84,338 84,338
15,433
80,000 80,000
27,171
27,533 14,327 16,745
23,185 36,497
60,000 60,000
16,676 17,199
14,495
40,000 40,000 11,281 6,300
53,530 3,820 14,732 16,320
43,674
36,529 11,970
20,000 20,000
貸倒引当金 貸倒引当金 貸倒引当金
ー2,255 ー2,003 ー1,968 26,020 27,539
20,769
0 5,779 7,965 7,275 0
2017年9月末期 2018年9月末期 2019年9月末期
2019年9月末期 2017年9月末期 2018年9月末期 2019年9月末期
2019年9月末期
※1 ※2 ※2 ※3
投資関連 MSB関連 その他 現金及び現金同等物 資本 MSB関連 有利子負債 社債 その他 加盟店預り金
※1 投資有価証券勘定及び持分法で処理される有価証券
※2 MSB関連資産：リース債権、短期貸付金、前渡金、未収入金（貸倒引当金控除後） MSB関連負債：未払金
※3 代表加盟店契約の加盟店による預り金 ※4 金融資産及び金融負債については、一部相殺された金額で計上
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5.3 主要KPI推移（四半期推移）
グループ全体での決済処理金額は年間約4兆6千億円に
稼動店舗数 111,425店、決済処理件数 約4.8億件、決済処理金額 約1.1兆円 ※1
（億円） （参考）決済処理金額（過去12ヶ月累計） 約4兆2,900億円
（店）
11,000
120,000 GMOフィナンシャルゲート決済処理金額含むと 約4兆6,000億円 （万件）
10,000
9,000 45,000
8,000
100,000
40,000
7,000
6,000
35,000
80,000 5,000
4,000 30,000
60,000 25,000
加盟店売上分処理金額の割合
約50％
※当割合は年間平均値 20,000
（５％刻みで数値変更）
40,000
15,000
10,000
20,000
5,000
0 0
13/3 13/6 13/9 13/12 14/3 14/6 14/9 14/12 15/3 15/6 15/9 15/12 16/3 16/6 16/9 16/12 17/3 17/6 17/9 17/12 18/3 18/6 18/9 18/12 19/3 19/6 19/9
継続課金件数 オンライン件数 稼働店舗数（実質）※2 決済処理金額
※1 稼動店舗数は四半期末時点、決済処理金額・件数は各四半期毎の実績
※2 直近の著しい稼働店舗数増加要因となる特定案件に係る新規店舗数を除く。なお、当該案件を含む2019年9月末時点の稼働店舗数は228,765店（前年同期比＋123.2％）
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6. 参考資料等
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6.1 FinTech：関連アセット及び収益の拡大
国内外レンディング急拡大とGMO後払いの収益性向上 （％：対前年同期増減率）
■関連アセット ■セグメント売上 ■セグメント利益
1,972（百万円）
+21.4％ +19.6％ －42.9％
－41.8％
+24.1％ ＋43.2％ 一部取引の
引当率の変動に
伴う影響額
+38.0％ 1,377
+12.9％
＋95.7％
+9.1％
＋9.7％
+171.3％ +548.3％
2018年9月期 2019年9月期 2018年9月期 2019年9月期
2018年9月期末 2019年9月期末
累計 累計 累計 累計
トランザクションレンディング 早期入金サービス GMO後払い 送金サービス ファイナンスリース
※ GMO後払い関連アセット（未収入金）は貸倒引当金控除後の数値
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6.2 ビジネスモデル別売上推移（年推移）
各種施策によりバランスの取れた売上成長を目指す
（百万円）
40,000 J-GAAP IFRS
38,000
36,000
34,000
32,000
30,000
28,000 スプレッド
26,000
24,000
22,000
20,000
18,000
16,000
14,000
フィー
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000 ストック
2,000
0
イニシャル
2004/9 2005/9 2006/9 2007/9 2008/9 2009/9 2010/9 2011/9 2012/9 2013/9 2014/9 2015/9 2016/9 2017/9 2018/9 2019/9 2020/9E
東証
上場
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6.3.1 売上原価率・販管費率(四半期推移)
※MSBに関わる発生外部費用を除いた値
売上構成比の変化により原価率が変動 会計基準変更につき、17/12(1Q)より販管費に含まれない
J-GAAP IFRS
（百万円） 8,246 8,160
※47.2％ 7,945
※44.5％ 7,769
8,000 50.4%
50.3%
50.0%
※41.7％ 7,295
※42.6％
46.8%
45.6% ※39.8％ ※40.3％
7,000 43.6% 44.2% ※39.9％ 6,563
43.6% 6,459 41.1%
42.6%
6,086 6,098 40.2%
※37.4％ 40.0%
36.3% 37.6%
6,000 5,645 5,716 40.9% 36.1% 36.6%
35.5%
33.4% 33.2%
32.1% 31.9% 31.9% 36.4%
35.3% 35.4% 35.9%
5,000
33.3% 32.7%
4,347 30.0%
4,000 23.4%
22.5% 22.8% 22.6%
25.5%
3,294 3,067 3,098
2,998 3,090 2,664
2,997 2,791 2,646 20.0%
3,000 2,733
2,497 2,494 2,595 3,004
2,491 2,382
2,807 2,986
2,581 2,818
2,036 2,143 2,320
1,940 2,035
2,000 1,655 1,813 1,823
1,247 1,307 1,316 10.0%
1,109
1,000 683 772
615 700
0 0.0%
15/12(1Q) 16/3(2Q) 16/6(3Q) 16/9(4Q) 16/12(1Q) 17/3(2Q) 17/6(3Q) 17/9(4Q) 17/12(1Q) 18/3(2Q) 18/6(3Q) 18/9(4Q) 18/12(1Q) 19/3(2Q) 19/6(3Q) 19/9(4Q)
売上高 売上原価 販管費 売上原価率 売上販管費率
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6.3.2 PG・EPのみの売上原価率・販管費率(四半期推移)
売上構成比の変化により原価率が変動
（百万円）
50.9%
8,000
48.8%
50.0%
47.4%
44.8% 44.9% 44.8%
45.3%
7,000 42.5%
41.3% 40.0%
6,000 36.8% 36.5%
33.5% 36.7% 33.1%
36.7% 5,032 5,142
4,840
5,000 34.0% 4,663 4,816
4,297 4,384 30.0%
3,937
4,000 3,653 3,712 24.3%
3,469 23.0%
21.1% 21.9% 22.6%
21.2% 21.1% 20.7% 21.0%
24.2% 20.9% 20.7%
23.6%
3,092 3,397 22.2%
3,000 21.3% 22.1% 20.0%
2,827 2,899
2,570 2,253
2,212
1,890 1,874
2,000 1,785 1,783
1,509 1,525 1,577 1,611 1,592
1,151 1,203 1,197 1,225 1,180 10.0%
1,039 1,067 1,071 1,043 1,016 1,065
928 1,005
1,000 767 778 770 822
599 611 677
543
0 0.0%
15/12(1Q) 16/3(2Q) 16/6(3Q) 16/9(4Q) 16/12(1Q) 17/3(2Q) 17/6(3Q) 17/9(4Q) 17/12(1Q) 18/3(2Q) 18/6(3Q) 18/9(4Q) 18/12(1Q) 19/3(2Q) 19/6(3Q) 19/9(4Q)
売上高 売上原価 販管費 売上原価率 売上販管費率 ※会計基準はJ-GAAP
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6.4 連結キャッシュフロー（CF）計算書
（百万円）
J-GAAP ■2019年9月期 増減（累計）
20,000 IFRS
18,000 営業活動CF： ＋1,311百万円
税引前利益 +8,039百万円
16,000
営業債権及び －516百万円
14,000 その他債権
12,000 前渡金 －10,229百万円
10,000 未収入金 －5,848百万円
8,000
買掛金 ＋131百万円
未払金 ＋278百万円
6,000
預り金 ＋9,605百万円
4,000
投資活動CF： +858百万円
2,000
拘束性預金の払戻 ＋689百万円
0 無形資産の取得 －1,356百万円
-2,000
財務活動CF： ＋7,959百万円
-4,000
短期借入金 +11,699百万円
-6,000 長期借入金返済 －800百万円
-8,000 配当金支払 －2,134百万円
-10,000
フリーCF ： ＋2,169百万円
13/9期 14/9期 15/9期 16/9期 17/9期 18/9期 19/9期
現金及び ： 52,013百万円
営業活動CF 投資活動CF 財務活動CF フリーCF 現金同等物
※ フリーCFは営業活動CFと投資活動CFの合計値、各CFの内訳は主な科目のみを記載
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ありがとうございました
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