2019年９月期 第３四半期決算説明会
キーメッセージ
景気影響受けるも高成長トレンドに回帰、来期以降に向けた仕込も順調
2019年８月７日 第5８回
ＧＭＯペイメントゲートウェイ株式会社
(東証一部 3769) https://corp.gmo-pg.com/
当資料取扱上のご注意
本資料に記載された内容は、2019年８月７日現在に
おいて、一般的に認識されている経済・社会等の情勢
並びに当社が合理的と判断した一定の前提に基づいて
作成されておりますが、経営環境の変化等の事由に
より、予告なしに変更される可能性があります。
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アジェンダ
1. 2019年９月期 第３四半期業績サマリー
2. 今後の取り組みと成長戦略
3. 財務ハイライト
4. 参考資料等
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1. 2019年９月期 第３四半期業績サマリー
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1.1 業績サマリー
売上収益＋25.3％増、営業利益＋30.2％と共に計画を上回る進捗
■業績面
2018年9月期 2019年9月期 2019年9月期 2019年9月期
（百万円） 前年同期比
3Q累計実績 3Q累計実績 通期計画 通期計画進捗率
売上収益 19,122 23,961 ＋25.3％ 31,850 75.2%
営業利益 5,190 6,760 ＋30.2％ 8,300 81.4%
親会社の所有者に帰属する
四半期利益 3,016 4,252 ＋41.0％ 5,106 83.3%
※1
EBITDA 5,858 7,543 ＋28.7％ - -
稼動店舗数（3Q末） 決済処理件数（単3Q） 決済処理金額（単3Q）
105,891店 ※3 約4.3億件 約1.09兆円
KPI※2
（＋16.0％） （＋26.1％） （＋24.0％）
※1 EBITDA＝営業利益＋減価償却費 ※2 対面決済分は含まず、（）内は前年同期比
※3 直近の著しい稼働店舗数増加要因となる特定案件に係る新規店舗数を除く。
なお、当該案件を含む2019年6月末時点の稼働店舗数は184,480店（前年同期比＋97.4％）
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1.2 当期2Q→3Q売上収益比較
単3QはMACROKIOSK社除くと＋23.8％、高成長トレンドに回帰
■単2Q及び単3Qの売上前年同期比較 ■単3Qで成長率が伸長した要因
単2Q売上(対前年同期比) 単3Q売上(対前年同期比) 【1】物販系の落ち込みを広義ECがカバー
連結 ＋20.3％ 連結 ＋21.0％ 決済処理金額推移
物販EC 広義EC
MACROKIOSK社 MACROKIOSK社
除くと 除くと
＋20.6％ ＋23.8％
オンライン以外 オンライン以外
＋22.8％ ＋26.5％
オンライン決済 オンライン決済 【2】オンライン決済+22.2％
＋19.2％ ＋22.2％
スプレッド売上好調+29.0％
うちスプレッド うちスプレッド
＋27.4％ ＋29.0％
【3】オンライン決済以外
前期発生した一部加盟店の収益変更の
影響が解消し、同条件での評価となっ
18/9 2Q 19/9 2Q
18/9 2Q 19/9 2Q 18/9 3Q 19/9 3Q
18/9 3Q 19/9 3Q たため
■MACROKIOSK社 ■MACROKIOSK社を除く売上 オンライン決済のみ売上
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1.3 ビジネスモデル別売上収益（3Q累計）
全体+25.3％の中、特にコア事業のオンライン決済（スプレッド）が好調
（百万円） スプレッド 前年同期比＋25.3％
（+）オンライン決済好調（+32.2％）
（+）GMO後払いが伸長
（+）グローバルレンディング拡大
20,000
10,225 フィー 前年同期比＋20.5％
（－）前2Qに発生した大手加盟店の解約影響
（－）送金サービスにおける
8,159
15,000 主要顧客のサービス内容変更による影響
（－）MACRO KIOSK社のEMS事業の影響
9,041 （上記３つの影響除くと、前年同期比＋23.8％）
※EMS事業：SMSによる認証・ノーティフィケーションのサービス
7,502
10,000
ストック 前年同期比＋44.8％
3,651
（実質＋23.9％）※
（+）銀行ビジネス創出により堅調に推移
2,521
5,000
イニシャル 前年同期比＋11.1％
（実質＋59.5％）※
938 1,042
（+）対面決済領域（GMO-FG）の伸長
0
2018年9月期
2018年9月期 2019年9月期
2019年9月期 ※IFRS15号の適用に伴い、ソフトウェア開発売上の収益計上を
第3四半期（累計） 第3四半期（累計） 一括期間按分に変更したことに伴う影響額を除く成長率
第3四半期 第3四半期
イニシャル ストック フィー スプレッド イニシャル調整額：約454百万円（3Q累計）
ストック調整額 ：約527百万円（3Q累計）
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1.4 セグメント別売上収益・営業利益（3Q累計）
決済代行・MSBの好調が、先行投資段階にある決済活性化事業をカバー
■セグメント別売上収益 ■セグメント別営業利益（連結調整前） （）：前年同期比
（百万円）
25,000 合計：+25.3％ 合計：+24.7％（調整前）
（百万円）
＋30.2％（調整後）
4,349（+12.3％） 8,900
1,477 （＋69.0％）
（－）MACROKIOSK社の （＋）GMO後払いの収益性改善
SMSサービスの影響 7,900
（＋）一部取引の引当率変動に
20,000 （－）マーケティング支援及び 伴う影響
配送、SSLサービス等の （＋）国内外レンディングの拡大
影響 6,900 106
3,873
5,744 （+25.4％） 5,900 874
15,000 7,352 （+21.4％）
（＋）GMO後払いの取扱高増
（＋）国内外レンディングの拡大 4,900 （＋）オンライン決済の伸長
（＋）銀行Pay等の収益拡大
（＋）対面決済端末の大口販売が寄与
4,580
10,000 3,900
6,056
2,900 －51（－）
13,866 （+30.0％）
10,668 （＋）オンライン決済の伸長 （－）MACROKIOSK社の
5,000 1,900
（＋）銀行Pay等の拡大 マレーシアでの事業が減速
（＋）対面決済端末の大口販売が寄与 （－）配送サービスの影響
900
0 (100)
2018年9月期 2019年9月期 2018年9月期 2019年9月期
第3四半期（累計） 第3四半期（累計） 第3四半期（累計） 第3四半期（累計）
決済代行事業 金融関連事業（MSB) 決済活性化事業 決済代行事業 金融関連事業（MSB) 決済活性化事業
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2. 今後の取り組みと成長戦略
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2.1 加盟店の変遷と2025年に向けた成長戦略
営業利益250億に向けた戦略を遂行、加盟店の領域・規模拡大に注力
2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030
設 東 東 Ｓ
立 証 証 Ｍ 2025年営業利益250億に向けた戦略
マ 一 Ｆ
ザ 部 Ｇ 1. SMFGとの包括的スキーム EC FinTech IoT
ー 上 と EC FinTech
ズ 2. BtoB市場開拓（FinTech関連含む）
場 の
上 資 3. インダストリー毎プラットフォーム形成 EC Cashless
場 本
4. 金融機関再編時のパートナーに Cashless
業
務 5. グローバル企業との関係性構築 EC FinTech Global
提
※1携
営業利益 ※2 2億円 10億円 30億円 100億円 250億円 1,000億円
決済処理金額 0.3兆円 0.8兆円 1.6兆円 6-7兆円 12-15兆円
当社の加盟店の変遷
グローバル企業
大手企業 日本を代表する企業
金融機関
公的機関・自治体
SME
※1 三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行・GMO インターネット・GMO ペイメントゲートウェイにおける資本・業務提携
※2 2020年以降の営業利益および決済処理金額は当社目標
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2.2.1 広義EC：新市場の開拓①
物販以外の広義EC分野伸長が成長を牽引
■当社加盟店業種別分布図
（PG単体データ、月間売上高30百万円以上かつ年間成長率20％以上を表示） CtoC
大手加盟店の伸長
２年前 現在
売上成長率 食品・ 金融
公共料金
飲料 銀行向けサービスの
拡大により高成長
通信 会費・
公共料金 会費・ インフラ サービス
サービス
金融
旅行・
交通
アパレル 情報コンテンツ
月 情報コンテンツ 大手加盟店の伸長
間
売
上 食品・
30 飲料 通信
百 インフラ
万
円
以 CtoC
上 アパレル
物販EC 物販以外
+20% 売上規模 （円の大きさは売上規模）
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2.2.2 広義EC：新市場の開拓②
さらなる新市場の開拓、景気影響を受けにくい領域への注力
■当社加盟店業種別分布図
（PG単体データ、月間売上高30百万円以上かつ年間成長率20％以上を表示）
現在 ３年後 公共料金
売上成長率
金融
CtoC
CtoC 食品・
飲料
公共料金 食品・ 金融 アパレル
飲料 情報コンテンツ
会費・ 旅行
サービス 交通
会費・
月 サービス
間 旅行
売 交通
上 アパレル 情報コンテンツ
30
通信
百
万 インフラ
円 通信
以
上 インフラ
物販EC 物販以外
+20% 売上規模 （円の大きさは売上規模）
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2.3.1 FinTech：関連アセット及び収益の拡大
国内外レンディング急拡大とGMO後払いの収益性向上 （％：対前年同期増減率）
■関連アセット ■セグメント売上 ■セグメント利益
1,477（百万円）
－43.5％ －20.5％
+27.3％ +24.4％
一部取引の
+32.1％ ＋69.0％ 引当率の変動に
伴う影響額
+33.7％
874
＋232.6％
+18.1％
+27.9％
＋23.8％
+287.5％ +741.8％
2018年9月期 2019年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2018年9月期 2019年9月期
第3四半期末 第3四半期末 第3四半期（累計） 第3四半期（累計） 第3四半期（累計） 第3四半期（累計）
トランザクションレンディング 早期入金サービス GMO後払い 送金サービス ファイナンスリース
※ GMO後払い関連アセット（未収入金）は貸倒引当金控除後の数値
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2.3.2 FinTech：資本効率の向上
高ROICサービス創出・拡大によりMSBの資本効率の更なる向上を目指す
■金融関連サービスのアセットとROIC ■ファクタリングの買取債権と売上推移
売上高
250 00
MSB全体のROIC ROIC 500 ,0 00
0.9％ ⇒ 2.6％
4倍
200 00
低 400 ,0 00
150 00
300 ,0 00
100 00
早期入金 200 ,0 00
500 0
100 ,0 00
ファイナンスリース
0 0
国内TL 2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q
ファクタリング売上 債権買取額
WACC