3769 GMOPG 2021-02-10 15:31:00
2021年9月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年2月10日
上 場 会 社 名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3769 URL https://www.gmo-pg.com/corp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 相浦 一成
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長 (氏名) 村松 竜 (TEL) 03-3464-0182
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第1四半期の連結業績(2020年10月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 帰属する四半期利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第1四半期 9,767 28.5 3,122 48.3 3,038 10.1 1,749 △0.3 1,704 △1.4 1,504 △24.4
2020年9月期第1四半期 7,602 - 2,105 - 2,758 - 1,754 67.1 1,729 60.2 1,989 832.9
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第1四半期 23.16 22.52
2020年9月期第1四半期 23.51 22.95
(注)2020年9月期第3四半期にMacro Kiosk Berhadが連結除外されたため、同社からの事業を非継続事業に分類しております。これによ
り、売上収益、営業利益及び税引前利益は非継続事業を除いた継続事業の金額を表示しております。なお、対応する2020年9月期第
1四半期についても同様に組み替えて表示しているため、これらの対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年9月期第1四半期 210,476 31,683 29,963 14.2
2020年9月期 192,022 33,453 31,734 16.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 0.00 0.00 0.00 52.00 52.00
2021年9月期 0.00
2021年9月期(予想) 0.00 0.00 54.00 54.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益 帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 19,115 23.4 6,492 38.5 6,240 18.9 3,899 12.9 3,856 13.1 52.41
通期 39,792 20.4 12,985 25.0 12,426 13.1 8,042 4.5 7,930 4.0 107.78
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
売上収益、営業利益及び税引前利益は継続事業の金額を表示しており、対前期増減率は継続事業に組み替えた前期実績に基づいて計算し
ております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期1Q 74,372,678株 2020年9月期 74,301,000株
② 期末自己株式数 2021年9月期1Q 714,872株 2020年9月期 714,781株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期1Q 73,613,809株 2020年9月期1Q 73,561,719株
(注)期末自己株式数には、役員報酬BIP信託及び株式給付信託(J-ESOP)の所有する当社株式が含まれております(2020年9月期 709,705
株、2021年9月期1Q 709,705株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の
業績等は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、 【添付資料】7ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご参照ください。
2.当社は、2021年2月12日にアナリスト・機関投資家向け決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明内容については、当日使用
する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 7
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 8
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………… 8
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………10
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………12
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………13
(5)継続企業の前提に関する注記 ………………………………………………………………………15
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………15
① 現金及び現金同等物 ………………………………………………………………………………15
② 営業債権及びその他の債権 ………………………………………………………………………15
③ 関係会社預け金 ……………………………………………………………………………………15
1
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
なお、前第3四半期連結累計期間に、Macro Kiosk Berhadが当社グループの連結範囲から除外されたため、当社グ
ループの要約四半期連結財務諸表上、Macro Kiosk Berhadの事業を非継続事業に分類しております。これにより、
前第1四半期連結累計期間の売上収益、営業利益及び税引前四半期利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に
組み替えて記載しております。
①連結経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間(2020年10月1日~2020年12月31日)の業績は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日 増減率(%)
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 7,602,916 9,767,132 28.5
営業利益 2,105,372 3,122,699 48.3
税引前四半期利益 2,758,778 3,038,656 10.1
親会社の所有者に帰属する
1,729,329 1,704,968 △1.4
四半期利益
a.売上収益
売上収益は9,767,132千円(前年同期比28.5%増)となりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感
染拡大の影響は限定的にとどまり、一部加盟店の取扱高が回復したことや、キャッシュレス決済の拡大によ
り全体としては好調に推移しました。オンライン課金分野・継続課金分野におけるEC市場の順調な成長に加
え、対面分野においても当社グループのサービス提供を拡大したことにより、決済代行事業が増収となりま
した。後払い型の決済サービス「GMO後払い」の取扱高が好調に推移したこと等により、金融関連事業も増収
となりました。決済代行事業の売上収益は7,122,180千円(前年同期比32.8%増)、金融関連事業の売上収益
は2,483,398千円(前年同期比18.1%増)、決済活性化事業の売上収益は163,822千円(前年同期比17.7%
増)となりました。詳細については、「1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明
②セグメントの業績状況」に記載しております。
品目別売上収益は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
品目別 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日 増減率(%)
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
イニシャル
659,126 876,426 33.0
(イニシャル売上)
ストック
1,359,316 1,522,927 12.0
(固定費売上)
フィー
1,937,740 2,559,395 32.1
(処理料売上)
スプレッド
3,646,733 4,808,382 31.9
(加盟店売上)
合計 7,602,916 9,767,132 28.5
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b.営業利益
営業利益は3,122,699千円(前年同期比48.3%増)となり、当連結会計年度の業績予想に対して順調に進捗し
ております。これは、売上収益が順調に伸長したことに加え、主に金融関連事業の与信関連費用を一定水準
に抑えられたことによるものです。
決済代行事業のセグメント利益(営業利益)は3,411,105千円(前年同期比36.3%増)となり、金融関連事業
のセグメント利益(営業利益)は489,533千円(前年同期比45.4%増)、決済活性化事業のセグメント利益
(営業利益)は20,014千円(前年同期はセグメント損失(営業損失)1,954千円)となりました。詳細につい
ては、「1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 ②セグメントの業績状況」に
記載しております。
c.税引前四半期利益
税引前四半期利益は3,038,656千円(前年同期比10.1%増)となり、当第1四半期連結累計期間の営業利益が
前年同期比48.3%増だったのに対し、税引前四半期利益が前年同期比10.1%増となりました。これは主に前
年同期は投資事業組合運用益223,449千円により金融収益が273,861千円、持分法による投資利益が427,402千
円計上されていたことによるものです。
②セグメントの業績状況
セグメントの業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
セグメント別 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日 増減率(%)
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
決済代行事業
売上収益 5,363,714 7,122,180 32.8
セグメント損益(△は損失) 2,502,263 3,411,105 36.3
金融関連事業
売上収益 2,102,490 2,483,398 18.1
セグメント損益(△は損失) 336,618 489,533 45.4
決済活性化事業
売上収益 139,243 163,822 17.7
セグメント損益(△は損失) △1,954 20,014 -
調整額
売上収益 △2,532 △2,268 -
セグメント損益(△は損失) △731,555 △797,953 -
合計
売上収益 7,602,916 9,767,132 28.5
セグメント損益(△は損失) 2,105,372 3,122,699 48.3
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
a.決済代行事業
決済代行事業については、主にオンライン課金分野・継続課金分野と対面分野における決済代行サービス、
金融機関・金融サービス事業者等に向けた支援サービスの拡大に取り組んでおります。オンライン課金分
野・継続課金分野においては、EC市場の順調な成長のもと、特に大手加盟店の開拓やEC以外の幅広い事業者
における当社グループのサービス利用の拡大に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響は限定的にと
どまりました。オンライン課金分野・継続課金分野において、前連結会計年度において影響を受けていた一
件あたりの決済処理金額が大きい一部事業者の収益において一部回復が見られたことや、EC市場及びキャッ
シュレス決済の拡大により少額決済が増加、またデジタルコンテンツや公金・公共料金等の決済も増加した
ことから、決済処理金額は前年同期比43.7%増、決済処理件数は前年同期比51.5%増となりました。さらに、
東京電力エナジーパートナー株式会社が推進する電気料金支払い等のデジタル化を支援する「SMS選択払い」
サービスの提供を含む新規プロジェクトも当第1四半期連結累計期間に開始し、当分野における売上収益の
増加に貢献いたしました。
対面分野においては、感染拡大に伴う実店舗での消費減少の影響を受けやすい環境にあるものの、割賦販売
法の改正に伴うクレジットカード端末のIC対応化需要を取り込み端末販売が好調に推移し、次世代決済プラ
ットフォーム「stera」端末の取扱いが増加したことに加え、注力市場である自動精算機や券売機等の無人決
済市場(Unattended Market)での案件の受注も順調に進捗いたしました。
以上の結果、売上収益は7,122,180千円(前年同期比32.8%増)となり、セグメント利益(営業利益)は
3,411,105千円(前年同期比36.3%増)となりました。
b.金融関連事業
金融関連事業(マネーサービスビジネス:MSB)については、加盟店のニーズに応える入金サイクルを設定
し、キャッシュ・フロー改善に資する早期入金サービスや、決済データ等を活用して成長資金を提供する加
盟店向け融資サービスであるトランザクションレンディング、海外事業者に向けたレンディングサービス、
送金サービス等のほか、連結子会社であるGMOペイメントサービス株式会社を通じて「GMO後払い」を提供し
ております。
当第1四半期連結累計期間においては、決済サービスである「GMO後払い」は、新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)の感染拡大が一部事業者に影響を与えているものの巣籠需要により取扱高が拡大し、また与信
関連費用を一定水準に抑えることが出来たことから、売上収益、セグメント利益共に順調に推移いたしまし
た。送金サービスは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により中止になったイベント等のチ
ケット代金の返金需要に対する利用が増加したため伸長し、早期入金サービスも決済代行事業の拡大に伴い
増収となりました。また、海外事業者に向けたレンディングサービスにおいては、今後安定的な収益性が見
込める新たな融資先の開拓が進捗しております。
以上の結果、売上収益は2,483,398千円(前年同期比18.1%増)となり、セグメント利益(営業利益)は
489,533千円(前年同期比45.4%増)となりました。
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c.決済活性化事業
決済活性化事業については、商品の売れ行きを確認しながら広告運用や分析を行い当社グループ加盟店の売
上向上に繋げるマーケティング支援サービスや、医療受付現場の業務効率化に繋がる医療特化型予約管理シ
ステム「メディカル革命 byGMO」等を提供する連結子会社のGMO医療予約技術研究所株式会社のサービスを提
供しております。
GMO医療予約技術研究所株式会社は、予約・問診票記入・受付・決済といった行為をスマホアプリから行える
ほか、導入している複数の医療機関の診察券をスマートフォン1つに集約することができるサービスを提供し
ており、当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により
需要が高まったことから売上収益が前年同期比で94.7%増となり当セグメントの売上収益の増加に貢献いた
しました。
以上の結果、売上収益は163,822千円(前年同期比17.7%増)となり、セグメント利益(営業利益)は20,014
千円(前年同期はセグメント損失(営業損失)1,954千円)となりました。
各セグメントにおいて提供する主なサービス及び会社は、以下のとおりです。
セグメント 提供する主なサービス 主な会社
決済代行サービス GMOペイメントゲートウェイ株式会社
(オンライン課金・継続課金) GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
決済代行事業
決済代行サービス
GMOフィナンシャルゲート株式会社(連結子会社)
(対面)
GMO後払い GMOペイメントサービス株式会社(連結子会社)
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
送金サービス
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
金融関連事業 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
トランザクションレンディング
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
早期入金サービス
GMOイプシロン株式会社(連結子会社)
マーケティング支援サービス GMOペイメントゲートウェイ株式会社
決済活性化事業
メディカル革命 byGMO GMO医療予約技術研究所株式会社(連結子会社)
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(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び資本の概況
a.資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ18,454,196千円増加し、
210,476,818千円となりました。これは主に前渡金13,332,440千円、未収入金5,269,126千円が増加したこと
によるものです。
「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ① 現金及び
現金同等物」に記載したとおり、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物には関係会社預け金が
3,350,000千円含まれており、要約四半期連結財政状態計算書上の関係会社預け金2,000,000千円と合わせる
と、関係会社預け金の残高は5,350,000千円となっております。これはGMOインターネットグループがグルー
プ全体で資金運用を行うために導入しているキャッシュマネジメントシステム(以下、「CMS」という。)を
利用し、手元資金を預け入れたものです。そのため、当社グループにおいて事業の進捗に伴って資金需要が
増大した際には、CMSの返済期日が到来していなくても、所定の日数より前に申請することで、随時資金を引
き出すことが可能です。
b.負債
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ20,223,970千円増加し、
178,793,077千円となりました。これは主に未払金5,015,747千円、預り金15,549,277千円が増加したことに
よるものです。
c.資本
当第1四半期連結会計期間末における資本の残高は、前連結会計年度末に比べ1,769,774千円減少し、
31,683,740千円となりました。これは主に四半期利益1,749,186千円の計上、転換社債型新株予約権付社債の
転換542,989千円により増加した一方、その他の包括利益244,857千円、剰余金の配当3,826,483千円により減
少したものです。
②キャッシュ・フローの概況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、期首残高に比べ
3,599,656千円増加し、99,430,463千円となりました。当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フロ
ーは以下のとおりです。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は3,026,591千円(前年同期は16,985,415千
円の獲得)となりました。これは主に前渡金の増加13,332,440千円、未収入金の増加5,264,412千円、法人所
得税の支払額2,696,454千円により資金が減少した一方、税引前四半期利益3,038,656千円、未払金の増加
5,009,381千円、預り金の増加15,494,512千円により資金が増加したものです。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果得られた資金は3,789,610千円(前年同期は963,816千円
の使用)となりました。これは主に無形資産の取得による支出340,758千円、関係会社預け金の預入による支
出2,000,000千円により資金が減少した一方、投資有価証券の売却による収入489,922千円、関係会社預け金
の払戻による収入5,000,000千円により資金が増加したものです。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は3,184,435千円(前年同期は2,952,060千
円の使用)となりました。これは主に短期借入金の純増加額1,000,000千円により資金が増加した一方、長期
借入金の返済による支出200,100千円、配当金の支払額3,797,895千円により資金が減少したものです。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループの事業が主として立脚する電子商取引(EC)市場は、物販の消費者向け(BtoC)EC市場がスマートフ
ォンの利便性の高まりや物流の改革など外部環境の変化が好影響を及ぼし高成長を継続しております。また、企業
間取引(BtoB)のEC化や個人間取引(CtoC)のEC化など、ECの領域自体も拡大しております。加えて、物販以外の
サービス領域や、公共料金・税金などの公金、医療等の生活に密着した分野などにおける決済のオンライン化も着
実に進行しております。一方、連結子会社であるGMOフィナンシャルゲート株式会社が立脚する対面市場において
は、クレジットカード及びそれ以外の手段も含めた決済のキャッシュレス化推進が見込まれており、新たなビジネ
スチャンスが生まれると共に、当社グループの事業領域もますます拡大する見込みとなっております。
2021年9月期については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな拡大に伴う民間消費全般の低迷による
影響を受ける可能性はあるものの、当社グループの事業自体は様々な業種の加盟店にサービスを提供しておりマク
ロ経済の影響を受けにくい特徴があることに加え、決済のオンライン化、キャッシュレス化の流れが後押しされる
状況にもあることから、当社グループの売上収益に対する影響は現時点では軽微と判断しております。引き続き、
大手及び成長性のある加盟店や金融機関等の開拓、大型案件の獲得に加え、DXプラットフォームのサービス拡大や
次世代決済プラットフォーム「stera」など新規サービスの早期収益化により、全てのセグメントにおいて売上収
益の拡大を見込んでおります。
2021年9月期の通期連結業績予想については、売上収益39,792百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益12,985百
万円(前年同期比25.0%増)、税引前利益12,426百万円(前年同期比13.1%増)、当期利益8,042百万円(前年同
期比4.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益7,930百万円(前年同期比4.0%増)を見込んでおります。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
注記
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 ① 95,830,807 99,430,463
営業債権及びその他の債権 ② 10,782,296 10,401,411
前渡金 31,039,748 44,372,189
未収入金 23,585,142 28,854,269
棚卸資産 1,440,999 1,803,341
関係会社預け金 ③ 5,000,000 -
その他の金融資産 1,163,608 467,123
その他の流動資産 537,329 574,125
流動資産合計 169,379,933 185,902,924
非流動資産
有形固定資産 3,714,793 4,123,446
のれん及び無形資産 4,854,253 4,930,437
持分法で会計処理されている投資 3,740,933 4,164,567
営業債権及びその他の債権 ② 1,975,100 1,975,100
関係会社預け金 ③ - 2,000,000
その他の金融資産 6,711,766 5,524,219
繰延税金資産 1,530,494 1,747,385
その他の非流動資産 115,346 108,737
非流動資産合計 22,642,689 24,573,894
資産合計 192,022,622 210,476,818
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
注記
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
買掛金 4,296,647 5,365,538
未払金 19,385,695 24,401,442
預り金 87,059,213 102,608,490
借入金 18,800,400 19,731,700
その他の金融負債 400,217 591,404
未払法人所得税等 2,491,098 1,176,497
引当金 352,812 342,545
その他の流動負債 3,383,652 2,627,483
流動負債合計 136,169,737 156,845,103
非流動負債
社債 16,814,650 16,296,202
借入金 131,400 -
その他の金融負債 3,013,338 3,226,608
引当金 260,843 260,927
繰延税金負債 54,170 50,467
その他の非流動負債 2,124,966 2,113,768
非流動負債合計 22,399,369 21,947,974
負債合計 158,569,106 178,793,077
資本
資本金 4,712,900 4,987,190
資本剰余金 5,675,561 5,996,247
利益剰余金 20,725,465 18,934,575
自己株式 △1,149,341 △1,150,687
その他の資本の構成要素 1,769,560 1,195,810
親会社の所有者に帰属する持分合計 31,734,145 29,963,136
非支配持分 1,719,369 1,720,604
資本合計 33,453,515 31,683,740
負債及び資本合計 192,022,622 210,476,818
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
継続事業
売上収益 7,602,916 9,767,132
売上原価 △2,113,410 △2,817,258
売上総利益 5,489,505 6,949,873
その他の収益 32,765 49,757
販売費及び一般管理費 △3,413,939 △3,872,313
その他の費用 △2,958 △4,618
営業利益 2,105,372 3,122,699
金融収益 273,861 7,812
金融費用 △47,857 △69,946
持分法による投資損益(△は損失) 427,402 △21,909
税引前四半期利益 2,758,778 3,038,656
法人所得税費用 △970,822 △1,289,469
継続事業からの四半期利益 1,787,955 1,749,186
非継続事業
非継続事業からの四半期利益(△は損失) △33,342 -
四半期利益 1,754,613 1,749,186
四半期利益の帰属
親会社の所有者 1,729,329 1,704,968
非支配持分 25,283 44,217
四半期利益 1,754,613 1,749,186
1株当たり四半期利益(円)
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)
継続事業 23.80 23.16
非継続事業 △0.29 -
合計 23.51 23.16
希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)
継続事業 23.24 22.52
非継続事業 △0.28 -
合計 22.95 22.52
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要約四半期連結包括利益計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 1,754,613 1,749,186
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
△70,311 △463,097
測定する金融資産
持分法適用会社におけるその他の
250,627 316,844
包括利益に対する持分
純損益に振り替えられることのない
180,315 △146,252
項目合計
純損益に振り替えられることのある項目
在外営業活動体の換算差額 41,113 △67,340
持分法適用会社におけるその他の
13,270 △31,264
包括利益に対する持分
純損益に振り替えられることのある
54,383 △98,604
項目合計
税引後その他の包括利益 234,699 △244,857
四半期包括利益 1,989,312 1,504,328
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 1,968,122 1,461,871
非支配持分 21,190 42,457
合計 1,989,312 1,504,328
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
親会社の
その他の
資本 利益 所有者に 非支配
注記 資本金 自己株式 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 帰属する 持分
構成要素
持分合計
2019年10月1日時点の残高 4,712,900 5,847,480 15,884,444 △1,181,846 1,231,655 26,494,633 1,044,664 27,539,297
会計方針の変更による
- - △97,243 - - △97,243 △38,971 △136,214
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
4,712,900 5,847,480 15,787,200 △1,181,846 1,231,655 26,397,389 1,005,692 27,403,082
当期首残高
四半期利益 - - 1,729,329 - - 1,729,329 25,283 1,754,613
その他の包括利益 - - - - 238,792 238,792 △4,093 234,699
四半期包括利益 - - 1,729,329 - 238,792 1,968,122 21,190 1,989,312
配当金 - - △2,648,221 - - △2,648,221 - △2,648,221
その他の資本の構成要素から
- - 25,788 - △25,788 - - -
利益剰余金への振替
株式報酬取引 - 28,055 - - △22 28,032 4,870 32,902
支配継続子会社に対する
- △9,528 - - - △9,528 - △9,528
持分変動
その他の増減 - - - - △313 △313 - △313
所有者との取引額合計 - 18,526 △2,622,433 - △26,125 △2,630,031 4,870 △2,625,161
2019年12月31日時点の残高 4,712,900 5,866,006 14,894,096 △1,181,846 1,444,322 25,735,480 1,031,753 26,767,233
当第1四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
親会社の
その他の
資本 利益 所有者に 非支配
注記 資本金 自己株式 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 帰属する 持分
構成要素
持分合計
2020年10月1日時点の残高 4,712,900 5,675,561 20,725,465 △1,149,341 1,769,560 31,734,145 1,719,369 33,453,515
四半期利益 - - 1,704,968 - - 1,704,968 44,217 1,749,186
その他の包括利益 - - - - △243,097 △243,097 △1,759 △244,857
四半期包括利益 - - 1,704,968 - △243,097 1,461,871 42,457 1,504,328
自己株式の取得 - - - △1,345 - △1,345 - △1,345
配当金 - - △3,826,483 - - △3,826,483 - △3,826,483
非支配株主への配当金 - - - - - - △63,671 △63,671
転換社債型新株予約権付社債
274,290 268,699 - - - 542,989 - 542,989
の転換
その他の資本の構成要素から
- - 330,624 - △330,624 - - -
利益剰余金への振替
株式報酬取引 - 26,971 - - △28 26,943 - 26,943
支配継続子会社に対する
- △10,313 - - - △10,313 22,448 12,135
持分変動
関連会社の支配継続子会社に
- 35,329 - - - 35,329 - 35,329
対する持分変動
所有者との取引額合計 274,290 320,686 △3,495,859 △1,345 △330,652 △3,232,880 △41,222 △3,274,103
2020年12月31日時点の残高 4,987,190 5,996,247 18,934,575 △1,150,687 1,195,810 29,963,136 1,720,604 31,683,740
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 2,758,778 3,038,656
非継続事業からの税引前四半期利益
△29,934 -
(△は損)
減価償却費及び償却費 356,193 445,134
減損損失 54,125 -
金融収益及び金融費用(△は益) △220,936 62,134
持分法による投資損益(△は益) △427,402 21,909
棚卸資産の増減額(△は増加) 23,107 △362,341
営業債権及びその他の債権の増減
448,863 382,960
(△は増加)
前渡金の増減(△は増加) △6,690,419 △13,332,440
未収入金の増減(△は増加) △5,591,958 △5,264,412
買掛金の増減(△は減少) 577,494 1,069,054
未払金の増減(△は減少) 5,401,424 5,009,381
預り金の増減(△は減少) 21,947,537 15,494,512
その他の流動負債の増減(△は減少) 161,646 △783,490
その他 △2,886 △32,146
小計 18,765,632 5,748,912
利息及び配当金の受取額 10,699 7,812
利息の支払額 △41,032 △33,678
法人所得税の支払額 △1,749,884 △2,696,454
営業活動によるキャッシュ・フロー 16,985,415 3,026,591
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △191,343 △46,012
無形資産の取得による支出 △398,531 △340,758
投資有価証券の取得による支出 △356,914 △731
投資有価証券の売却による収入 - 489,922
投資事業組合からの分配による収入 118,757 29,960
関係会社預け金の預入による支出 - △2,000,000
関係会社預け金の払戻による収入 - 5,000,000
その他の金融資産の取得による支出 △76,337 △67
その他の金融資産の売却による収入 4,646 700,164
その他 △64,094 △42,866
投資活動によるキャッシュ・フロー △963,816 3,789,610
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GMOペイメントゲートウェイ株式会社(3769) 2021年9月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
注記 (自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 1,000,000
長期借入金の返済による支出 △200,100 △200,100
自己株式の取得による支出 - △1,345
配当金の支払額 △2,634,495 △3,797,895
非支配株主への配当金の支払額 - △63,671
非支配持分からの払込による収入 - 26,478
その他 △117,465 △147,901
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,952,060 △3,184,435
現金及び現金同等物に係る換算差額 56,335 △32,109
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,125,873 3,599,656
現金及び現金同等物の期首残高 ① 52,013,447 95,830,807
現金及び現金同等物の四半期末残高 ① 65,139,321 99,430,463
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(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
① 現金及び現金同等物
現金及び現金同等物の内訳は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
現金及び預金 94,880,807 96,080,463
関係会社預け金 950,000 3,350,000
合計 95,830,807 99,430,463
② 営業債権及びその他の債権
営業債権及びその他の債権の内訳は、以下のとおりです。
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2020年12月31日)
売掛金 5,187,311 6,141,389
営業貸付金 6,040,284 4,703,462
その他 1,628,262 1,631,483
貸倒引当金 △98,461 △99,824
合計 12,757,396 12,376,511
流動資産 10,782,296 10,401,411
非流動資産 1,975,100 1,975,100
合計 12,757,396 12,376,511
③ 関係会社預け金
関係会社預け金はGMOインターネットグループのCMSによる預け金です。
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