3753 フライト 2019-02-07 15:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                          平成31年2月7日
各 位
                                               上場会社名        株式会社 フライトホールディングス
                                               代表者          代表取締役社長 片山 圭一朗
                                               (コード番号       3753 )
                                               問合せ先責任者      代表取締役副社長 松本 隆男
                                               (TEL         03-3440-6100)


                   業績予想の修正に関するお知らせ
  最近の業績動向を踏まえ、平成30年5月15日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知
  らせいたします。

                                      記

● 業績予想の修正について


平成31年3月期通期連結業績予想数値の修正(平成30年4月1日~平成31年3月31日)


                   売上高           営業利益          経常利益         当期純利益        1株当たり当期純利
                                                                             益
                       百万円            百万円            百万円          百万円           円銭
前回発表予想(A)              2,500           270            250          170         17.98
今回修正予想(B)              1,600          △340           △350         △350        △37.01
増減額(B-A)               △900           △610           △600         △520
増減率(%)                 △36.0      ―              ―            ―
(ご参考)前期実績
(平成30年3月期)               2,105            68           48           38          4.07




修正の理由
   売上高につきましては、前回予想では、多機能モバイル決済端末Incredist(インクレディスト)の主に大口案件1件につい
  て、第4四半期の売上に計画していたところ、客先都合により導入が後ろ倒しになったこと等により、予想を下回る見通しと
  なりました。
   営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当該大口案件の粗利益の影響、並びに、決済
  事業に係る開発費が前回予想から増加したこと等により、予想を下回る見通しとなりました。
   なお、第2四半期の業績修正において記載した、9月納品から10月納品に変更になったIncredistPremium(インクレディス
  ト・プレミアム)の大口案件の一部は、予定通り10月に納品されております。

  <次年度以降の見通し>
   日本の決済市場は、いま大きな変革期に来ています。昨年割賦販売法が改正され、クレジットカードを取り扱うすべての
  業種において、2020年3月末までに磁気カード対応からICカード対応へ移行することが義務付けられました。
   これは一般の店舗だけでなく、タクシーや電車の券売機、屋外に設置されている自動販売機やコインパーキングの精算
  機など、ありとあらゆる業種で対応が必要となります。
   当社では、店舗向け決済ソリューションだけではなく、すべての業種に幅広く対応するため、屋外でも使える無人自動精
  算機向けの決済端末「VP6800」の市場投入を本日発表しております。
   当社では、2020年3月に向けたクレジットカードのIC対応のプロジェクトが多数動いており、また本年9月のラグビーワール
  ドカップ、2020年夏の東京オリンピック・パラリンピックも視野に入れた大型の商談が進行中です。2020年3月期に向け、現
  時点においても、当期に売上計上を見込んでいた大口案件の他に、25億円~30億円規模の商談が存在します。
   またオリンピックに絡み、政府の施策としての中小店舗へのキャッシュレス対応についても、商店街連合会などと協議しな
  がら進めて行くスキームを準備中です。
   そしてこの大きな商機が到来するタイミングに合わせ、安定的な供給量と品質確保に向けたIncredistシリーズの国内製造
  の準備も進行中です。
   当社としては、2020年3月期、2021年3月期のこの2期が大きな勝負の年になると考えており、大きなビジネスをつかむべく
  邁進しております。

  ※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したもので、実際の業績は、今後の様々な要
  因により予想数値と異なる可能性があります。



                                                                               以 上