3751 JAG 2021-08-05 16:35:00
2022年3月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]

        2022年3月期 第1四半期
        決算説明資料




                                                     2021年8月5日



                                                            証券コード3751

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 22/3期 第1Q連結決算 要旨

Point1     営業・経常利益ベースで前期比増収・増益を達成

Point2     空間情報事業は事業環境良く、好調維持
                                                                        Xacti(ザクティ)に底打ち感

           グリーン・エネルギー事業は減収・減益に留まる

               (百万円)         21/3期1Q               売上比(%)     22/3期1Q    売上比(%)     増減額       増減率(%)

 売         上          高            18,639             100.0     20,338      100.0     1,698         9.1

 営     業       利      益                 324             1.7        546        2.7      221        68.5

 経     常       利      益                      5          0.0        324        1.6      318      5,726.7

 親会社株主に帰属する
 当 期 純 利 益                           △629             △3.4        △34       △0.2       595           -




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   22/3期                      第1Q連結決算 要旨
                 国際航業は、昨年からの好調な事業環境を背景に、受注、生産ともに順調に推移
                 Xactiの売上高は、昨年度をやや上回り業績の底打ち感見える
   売上高           グリーン・エネルギー事業は、昨年度の大型受託事業収入の反動、天候不順の影響等があ
                  り減収

        空間情報事業は、国際航業の増益、Xactiの経費削減効果等により大幅な増益
  営業利益  グリーン・エネルギー事業は、電力仕入れコスト高の影響弱まり、売電事業では施設増
         にもかかわらず収入が伸び悩んだこと等が影響

  経常利益  主に受取配当金増加により営業外収支が改善

                              売上高の推移                                                  営業利益/経常利益の推移

  (百万円)                                                            (百万円)
                         売上高                                                     営業利益    経常利益
               20,507                                            1,000
                                                     20,338
                                  18,639
20,000                                                                                             546
                                                                  500                   324               324

                                                                                              5
                                                                    0
10,000

                                                                △ 500    △ 335

                                                               △ 1,000        △ 716
     0
              20/3期1Q            21/3期1Q             22/3期1Q               20/3期1Q       21/3期1Q     22/3期1Q

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22/3期 セグメント別要旨
         空間情報事業

 国際航業は、国土強靭化や防災関連など事業環境良く、コロナの影響軽微で生産進捗は順調、原価率も改善
 Xactiは営業利益ベースで約5億円の赤字ながら、前年同期比では約2億円改善

 グリーン・エネルギー事業

 売電事業は、稼働施設は増えたものの全国的な天候不順(長梅雨)の影響を受け収入が伸び悩む
 営業利益は、電力小売り調達コスト高は1Qでは軽微、売電収入伸び悩みでコスト負担吸収出来ず減益

        森林活性化事業
 KHCは分譲が順調、戸建て遅延あるも増収・増益 : 原木生産、製材加工はウッドショックが今後フォローに

                セグメント                 (百万円)          21/3期1Q      22/3期1Q      増減額         増減率(%)
           売         上         高                         18,639       20,338    1,698           9.1

           営      業      利 益                               324          546       221          68.5
                          売  上                   高      10,335        12,038     1,702         16.5
  空間情報事業
                          営 業 利                  益      △1,407         △983          424         -
  グリーン・                   売  上                   高       5,362         4,780     △582         △10.9
 エネルギー事業                  営 業 利                  益       1,737         1,526     △211         △12.1
                          売  上                   高       2,932         3,504         572       19.5
 森林活性化事業
                          営 業 利                  益           9             9          0         1.3
                          売  上                   高           9            14          5        56.3
       その他
                          営 業 利                  益        △15             △6          8          -

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  空間情報事業                                    決算要旨1
           空間情報事業

     国際航業の受注は、砂防、火山、河川など災害対策に向けた航空レーザ測量や、地すべり危険・災害リスク
         調査、道路維持・管理、土壌汚染対策など、幅広い分野で好調に推移
     国際航業連結売上高は、国際航業、東洋設計など主力企業が計画以上、生産は予定通り進み粗利が改善、販
         管費の削減努力もあり営業利益レベルで黒字化を達成



               国際航業連結            受注高/受注残高           の推移                    国際航業連結          売上高/営業利益     の推移


    (百万円)                                                            (百万円)           売上高(左)     営業利益(右)          (百万円)
                           受注高            受注残高           29,826
30,000                                                                                                             2,000
                  27,016                  26,245                                                        10,028
                                                                  10,000
                                                                             8,995                                 1,500
                                                                                            8,353
                                                    20,103         8,000                                           1,000
20,000
            17,836               17,133                                                                     326    500
                                                                   6,000

                                                                                                                   0
                                                                   4,000
10,000
                                                                                                                   △ 500

                                                                   2,000
                                                                                               △ 607               △ 1,000

    0                                                                 0          △ 1,191                           △ 1,500

             20/3期1Q              21/3期1Q            22/3期1Q               20/3期1Q         21/3期1Q     22/3期1Q

                                                       注)Xacti、Primus Techその他を除いた国際航業連結の受注高ならびに収益を表示。

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     空間情報事業                                  決算要旨2
  イメージソリューション事業
5G・IoT社会全領域において、ウェアラブルカメラをトリガーに、                                                                                                 ソリューション事業の展開
            各領域に最適なイメージングソリューションを提供!

            コンシューマ向けOEM事業は、コロナ禍の影響もあり軟調続くが受注に底打ち感
 決 算        コロナ禍により国際的な部材調達に影響が出ており、生産は限定的だがコスト削減に努力
                                                                                                                                               直
            業務用ソリューション(遠隔支援、Web会議)、その他支援サービス等、営業努力継続                                                                          大手通信            販
                                                                                                                               キャリア他                 販売代理店
                                                                                                                               との協業
            遠隔支援ソリューション「Xactiクラウドサービス」を新たに投入し販売を強化
                                                                                                                                 鉄道、エネルギー
 注   力      生産技術、品質管理に関するノウハウを活用した業務支援サービスの提供に注力                                                                         大企業
                                                                                                                                 流通、ゼネコン、住宅等
                                                                                                                                                         中小企業

            ウェアラブルカメラを中心とした自社製品販売は、営業種まきから回収(収穫)に全力


             Xacti 売上高/営業利益                 前期比較                                      デジカメ市場                 月次出荷台数の推移                 前年比較

                                                                      (万台)
     (百万円)                                                      200                                       2019年         2020年         2021年
                            売上高       営業利益
  8,000
                                                                                                    151                                149     147
            5,740
                                                                                                            134                                          142
  6,000                                                                                   126                     125           130
                                                                                                                         116
                         3,633                                         100                                                                                     105
                                                                100             93
  4,000                                                                                                                                101    113
                                       2,157          2,185           80
                                                                                               83    75     71                                       1          84
                                                                                 67                                67
  2,000                                                                              67                                         68
                                                                           63             59                              65
                                                                                                    55             51
      0                                                                                                     36
                                                                 0
△ 2,000        △ 948        △ 880         △ 808         △ 569
                                                                       1月       2月        3月        4月     5月     6月    7月      8月    9月     10月 11月 12月
            19/3期1Q      20/3期1Q       21/3期1Q        22/3期1Q
                                                                                                                          (カメラ映像機器工業会資料よりJAG作成)

     Copyright JAPAN ASIA GROUP All Rights Reserved                                                                                                                  5
    グリーン・エネルギー事業                                                             決算要旨
                  売電事業

  太陽光発電所開発は 全国111箇所、合計稼動出力257.4MW の規模にまで拡大
               1Q 竣工案件
           SW                   MW
         焼山SW                1.3MW
         岩舟SW                1.3MW
         延岡SW                2.4MW
                                                                 焼山SW                             岩船SW
                新電力事業
 電力仕入れ価格上昇の影響は1Qでほぼ解消、環境価値の見える化サービス開始、
 脱炭素ニーズの高い業種(食品・飲料、教育福祉関連等)対象に今後訴求計画

                           売電事業 売上高、営業利益の推移(1Q比較)
4,000    (百万円)
                            売上高            営業利益                             3,285      3,285
                                                     2,724       2,794
3,000
                                                                                                         延岡SW
2,000                                  1,601                        1,511      1,671      1,533
                                                         1,183
            795           943               787
1,000
                  322           337

   0

           16/3期1Q       17/3期1Q       18/3期1Q       19/3期1Q     20/3期1Q    21/3期1Q    22/3期1Q
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 森林活性化事業                                      決算要旨
         森林活性化事業


           徳島三好森林での林業生産は計画通り進行中                                         新規受注は堅調で豊富な受注残、戸建て早期着工に努
 JAG                                                            KHC      め、分譲用土地、分譲用住宅は前年を上回り増収・増
           J-クレジット販売、森林不動産情報サイト「森林
フォレスト                                                                    益を達成
             .net」は、今期より徐々に加速
                                                                         ウッドショック(木材価格上昇)は先行き懸念材料

           輸入木材の減少により国産材高騰し、製材工場に                                       ウッドショックにより販売価格上昇し、売上高、営業
 坂詰          受注集中                                                木村
製材所                                                              産業      利益は計画線
           新潟県内のコロナ影響少なく、地域材普及に努力


                森林活性化事業の業績 前年比較                                                  KHCの業績 前年比較

    (百万円)                                         (百万円)             (百万円)    売上高(左)      営業利益(右)   (百万円)
                       売上高(左)         営業利益(右)
4,000                                      3,505          300   4,000                                      300
             3,216
                              2,932
3,000                                                           3,000    2,748                  2,687
                                                          200                         2,313                200

2,000                                                           2,000
                                                                            108
                  74                                      100                                       69     100
1,000                                                           1,000
                                                                                          24
                                    9             9
    0                                                     0        0                                       0
           20/3期1Q          21/3期1Q          22/3期1Q                    20/3期1Q     21/3期1Q    22/3期1Q

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B/S                   主な増減要因分析
            (百万円)            21/3期                22/3期1Q         増 減                       主なコメント
流動資産                             69,838                  52,881   △16,957
            現・預金                 26,044                  24,039   △2,005    特別配当(4/30)の影響あり期末より減少
   受取手形・売掛金                      28,419                  13,523   △14,896   1Qは売掛金回収進む
固定資産                             88,624                  89,051       427
        有形固定資産                   69,310                  68,492     △818
        無形固定資産                     3,716                  3,597     △119
          投資その他                  15,597                  16,962     1,364
資産合計                            159,585              143,006      △16,578
流動負債                             49,174                  44,104   △5,070    短期借入金返済、買掛金決済
固定負債                             84,773                  79,347   △5,426    長期借入金減少・返済
(有利子負債)                          90,909                  84,929   △5,980    内プロファイ376億円(前期末386億円)
純資産                              25,636                  18,084   △7,552    株主還元により利益剰余金減少
負債・純資産合計                        159,585              143,006      △16,578

        有利子負債、プロジェクトファイナンスの推移                                                プロジェクトファイナンスを除く負債比率の推移
                             プロジェクトファイナンス                            800%             負債比率(除PF)          負債比率
    (億円)
1,000           907                                                                                                 691%
                                909                849
                                                                     600%       507%         522%
              359               386
                                                  376                                                                482%
 500                                                                 400%
                                                                                                  372%
                                                                                 374%
                                                                     200%
                                                                                              負債/純資産、(負債-PF)/純資産で計算
    0                                                                 0%
             20/3期            21/3期           22/3期1Q                         20/3期          21/3期              22/3期1Q

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トピック1

JAGシーベル
和歌山「かつらぎ町金剛の滝水力発電所」の営業運転開始
                           水力発電所の概要

 発電所名         かつらぎ町金剛の滝水力発電所
 所在地          和歌山県伊都郡かつらぎ町花園新子
                                                 《小水力プロジェクトの収益イメージ図》
 発電事業者 和歌山新エネルギー合同会社
 運転開始         2021年4月                                          利益
 取水河川         二級河川有田川水系有田川
                                                 コスト
 最大出力         49.9kW                                    売電収入

                                                   FIT制度(買取価格34円)    20年

                           ひとこと


  かつらぎ町金剛の滝水力発電所は、和歌山県の北東部、伊都郡の西部に位置する「かつらぎ町」にある
  金剛緑地公園内の金剛の滝の約10mの落差を活用した最大出力49.9kWの水力発電所です。発電所の周
  辺はキャンプ場や水遊びの利用など町の観光資源であることから、滝の景観にも影響を与えないことを
  配慮した発電を行っています。
   発電所は2021年4月に完成、その後の試運転調整ののち、6月から本格的な営業運転を開始しまし
  た。本発電所の年間想定発電量は約371,000kWhで、これは一般家庭約80軒分の電気量に相当します。


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      トピック2

    国際航業                          「ロケーター Q35」を国内販売開始
                                     (フィンランドQuuppa Oy社製)

    屋外でより高精度なリアルタイム位置測位を実現

                                       新製品の「ロケーター Q35」は、既に販売中の「ロケーター Q17」より、更に高い
                                        角度分解能で高精度な測位が可能
                                       本体重量の大幅な軽量化(「ロケーターLD-7L」比、約34%の1.3kg)を実現し、屋
                                        外における広範囲な位置測位に適した防水レベル(IP66※4)にも対応
                                       電源供給についても、既存のLDシリーズの給電方法である48V PoE(Power over
                                        Ethernet)に加えて新たに5V DC(micro USB)にも適応するなど、高精度リアルタ
                                        イム位置測位の活用範囲を広げる製品


• 外形寸法:342mm(直径)× 55mm                                  ひとこと
  (最厚部)
• 重量:1.3kg
• 接続性:Ethernet Connectivity              国際航業では、Quuppa Intelligent Locating System™の測位データを可視化する生産性向上ツー
  100Mbit/s Full Duplex                  ル「Patt Plus(パット プラス)」をはじめ、屋内外測位技術を活用したソリューションを提供し
• 動作可能温度範囲:-20℃ ~ +60℃
• 給電方法:48V PoE (Power over               ており、製造現場、建築現場、そして大規模商業施設といった、比較的大きな空間における生産性
  Ethernet)または5V DC (micro USB)          向上や業務効率の改善をサポートしています。「ロケーター Q35」の導入により屋外でも高精度
• 消費電力:1W                                な測位環境を構築できるため、屋内外をシームレスな測位情報としてデータを可視化し、こうした
• 防水レベル:IP66
                                         大規模な現場や施設の生産性向上を目指したシーンでの活用が見込まれています。



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 トピック3
Xactiの遠隔支援ソリューション                                 「Xactiクラウドサービス」
 新たに提供する「Xactiクラウドサービス」は、“驚くほどブレない”Xacti業務用ウェアラブルカメラを使い、フルHDの高画質映
 像をクラウドサーバーに保存できるサービス
 通信環境のない作業現場ではスマートフォンへバックアップ保存することにより、通信環境を気にせずに映像を残すことも可能
 クラウドにアップロードされた映像は遠隔地から簡単に視聴・共有することができるため作業現場の効率化を支援

《利用が期待される業界》
      建設・土木
    通信・サービス
         製    造
   電力・ガス・水道
         住    宅
         警    備
      鉄道・運輸
     プラント設備


                クラウド共有:フルHD高画質映像を保存・共有、高画質なエビデンス保存、鮮明な映像により的確な支援/指示が可能
                ローカル記録:現場の映像をデータロスなく保存、電波状況の悪いトンネル内や山奥などでも安心バックアップ
                遠隔支援に適したストレージプラン、作業頻度や現場数に応じた活用ができるよう、容量ベースの循環型ストレージプランを採用
                                                  (サービス開始時は、iPhone/iPad向けサービスのみ、Android向けは順次対応予定。)


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  トピック4

 Xacti              国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)より

 「安全・安心な農業用ドローンおよび利用技術の開発」を受託
  国内9機関によるコンソーシアムが、2023年度までの市販化を目指す

                                                                   「ハイスペックドローン開発コンソーシアム」の参加機関
《研究概念のイメージ》
                              セキュリティの確保と                       《代表機関》 ヤマハ発動機(株)
                              利便性向上を追求                         《共同研究機関》 〈企 業〉 (株)ザクティ、(株)ザク
                                                               ティエンジニアリングサービス、 (株)ナイルワークス、ヤ
                                                               ンマーアグリ(株) (研究所〉 農研機構、大分県農林水産
                                                               研究指導センター、佐賀県農業試験研究センター、 長崎県農
                                                               林技術開発センター
                                           安全・安心な期待と
                                           利便性の高い技術体系


                                                                                    農作業効率化
                                                                                    営農ノウハウ向上
                                                                                    生育状況・診断
                                                                   国際航業の営農支援サー      病害虫対策
                                                                   ビス「天晴れ(あっぱれ)」    農薬散布制度向上
                                                                   との協業により、         収穫作業効率化
                                                                   より精度の高い農業収穫      収穫高向上
                                                                   を実現              データ管理・利用

                                                        (解析レポート)


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                         「Save the Earth, Make Communities Green」



                 本資料に記載されている将来に関する記述および数値は、当社が現在入手している
                 情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、将来の実際の業績
                 は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。




              お問合せ先:

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