3750 FRACTALE 2019-05-14 15:00:00
2019年3月期 決算説明会資料 [pdf]

             2019年3月期 決算説明




                   FRACTALE株式会社
                     2019年5月14日
※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後の
様々な要因によって予想値と大きく異なる可能性があります。
1.2019年3月期 決算概要




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                        2019年3月期 決算概要                            (単位:百万円)
                        2018年3月期            2019年3月期             増減
                        金額         売上高比     金額       売上高比   金額         率
売           上       高        522   100.0%    1,924 100.0%    1,402    268.6%
営       業       利   益        130    25.0%      293 15.2%       162    124.8%
経       常       利   益        127    24.4%      204 10.6%        76     60.3%
特       別       利   益        354    68.0%      389 20.3%        35      9.9%
 関 係 会 社株 式売 却益                0     0.0%      359 18.7%       359          -
 負ののれん発生益                    349    67.0%        0   0.0%     -349          -
特       別       損   失         30     5.9%        0   0.0%      -30    -99.6%
税       引   前   利   益        451    86.5%      594 30.9%       142     31.5%
親会社株主に帰属する当期純利益              449    86.2%      592 30.8%       142     31.7%
総      資       産         5,373          -    7,485      -    2,111          -
純      資       産         3,075          -    3,600      -      525          -
自 己 資 本 比 率 ( % )         57.2          -     48.1      -      -9.1         -
1株当たり純資産(円)                458          -      536      -        78         -

    •   売上高は前年比+268%の1,924百万円となり増収
    •   営業利益は前年比+124%、経常利益は前年比+60%となり増益


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            2019年3月期 決算要約


1.保有不動産の計画的な売却により、増収増益を実現
  長野県の軽井沢町に保有する不動産の一部売却により増収増益



2.不動産保有SPC(特別目的会社)の売却により特別利益359百万円を計上
  東京都大田区に不動産を所有する100%子会社の池田不動産㈱の株式売却



3.高収益不動産の新規取得、ホテル事業の強化により、来期以降の収益
 基盤の構築を図る
  名古屋栄エリアでの新規不動産取得、箱根仙石原の温泉旅館跡地の新規取得



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2.2020年3月期 業績予想




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                        2020年3月期 業績予想
                                                                   (単位:百万円)
                        2019年3月期          2020年3月期 予想             増減
                        金額       売上高比     金額         売上高比    金額           率
売           上       高    1,924   100.0%      2,800    0.0%         875    45.5%
営       業       利   益      293    15.2%        440    0.0%         146    50.0%
経       常       利   益      204    10.6%        390    0.0%         185    90.8%
特       別       利   益      389    20.3%          0    0.0%        -389         -
 関 係 会 社株 式売 却益            359    18.7%          0    0.0%        -359         -
 負ののれん発生益                    0     0.0%          0    0.0%           0         -
特       別       損   失        0     0.0%          8    0.0%           8         -
税       引   前   利   益      594    30.9%        381    0.0%        -212   -35.8%
親会社株主に帰属する当期純利益            592    30.8%        380    0.0%        -212   -35.8%

    •   売上高は前年比+45%の28億円を計画し、三期連続の増収
    •   営業利益は前年比+50%の440百万円、経常利益は前年比+90%の390百万円の増益
    •   当期純利益については前年比-35%の380百万円。理由は、前期に関係会社株式売
        却益による特別利益359百万円が一時的に計上されたことによるもの。


                                      5
         2020年3月期 業績予想のポイント
1.市場環境に合わせた不動産アセットの売買による増収実現

 (1) 保有不動産の一部入替えによる計画的な売却を実施予定

 (2) 売上高は前年比+45%の28億円、三期連続の増収を計画

2.営業利益、経常利益の増益。特別利益がなくなるため当期純利益は減益

 (1) 前期に359百万円の一時的な特別利益を計上 → 当期純利益は減益計画

 (2) 営業利益・経常利益は、計画的な不動産売却により大幅な増益計画
     (営業利益は前年比+50%の440百万円、経常利益は前年比+90%の390百万円)

3.ホテルビジネスと医療アセット事業の本格的な始動
 (1) ホテルオペレーション事業を行う合弁子会社を新規に設立予定

 (2) 子会社であるサイトリ・セラピューティクス㈱で複数の疾患についての臨床試験が
     順調に進行しており、第Ⅲ相臨床試験の完了、早期の承認申請を目指す

不動産ファイナンスによる増収増益と、ホテルビジネスと医療アセット事業による事業拡大

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                  事業戦略の基本方針
金融(Finance)、不動産(Real Estate)、資産管理(Asset Management)、会社株式
(Corporate)を通じて、全てのステークホルダーの方々に最高の価値提供のストー
リー(Tale)を作り出し続けるのが、FRACTALEの事業戦略の基本方針

                                                企業価値
  重点施策                                           の向上
                                                新規事業
                               医療アセット事業          の創出
                                ・細胞バンク
                                ・医療ファンド         既存事業
                  ホテルビジネス                        の拡大
                   ・ホテル開発
                   ・ホテルオペレーション
                   ・ホテルファンド
      不動産ファイナンス
       ・不動産販売
       ・不動産ファンド


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重点施策1: 不動産ファイナンスの事業拡大

 2018年3月期   2019年3月期       2020年3月期
販売用不動産      販売用不動産
                              更なる拡大へ
 21億円        55億円
            前年比 +34億円
            前年比 +160%


               2018年8月に名古屋市中区栄にある
                    名古屋栄ビルを取得




               高収益・安定キャッシュフローが
                   見込める物件



                8
重点施策2: ホテルビジネスの事業創出
➢ ホテルファンド事業、ホテルオペレーション事業への進出
➢ 著名な建築家である隈研吾氏とのホテルリノベーション事業の開始

 リノベーション前             リノベーション後     ※イメージ図




箱根仙石原にある高級温泉旅館跡         2020年5月オープン予定

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  重点施策3: 医療アセット事業による企業価値向上
➢ 米国NASDAQ上場のCytori Therapeutics, Inc.の日本事業をファンド経由で買収、
  サイトリ・セラピューティクス株式会社を2019年4月に子会社化
➢ 脂肪組織由来再生(幹)細胞ADRCsを用いた細胞治療の研究や臨床応用を
  日本国内にて実施、将来の幹細胞バンクの拡大も支援

                               <取扱製品 (高度管理)医療機器>




                               セルーション    セルーション
                               遠心分離機     セルセラピーキット


  男性の腹圧性尿失禁は第Ⅲ相臨床試験を日本にて完了、その他複数の臨床試験が
  進行しております(詳しくは、同社HP http://www.cytori.jp )

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3.企業価値の向上に向けて




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      コーポレートガバナンスの強化に向けた取り組み
           より良い企業経営に向けて
改定前                     改定後

1.監督機能の強化                監査等委員会設置会社へ移行

 社外取締役による取締役会の           2018年6月より監査等委員を選任
 更なる監督強化が望まれる

2.経営方針の明確化                     商号の変更

 経営方針のより明確化が望まれる         2018年10月よりFRACTALE㈱へ変更


3.ダイバーシティーの強化             外国人役員の登用を検討

 外国人役員によるグローバルな          グループ子会社に外国人役員の
 経営視点が望まれる               登用を検討中

                   12
      コーポレートガバナンスの強化に向けた取り組み
              企業価値向上に向けて
改定前                       改定後

1.株主還元の強化
 (1) 株主還元としての配当を実施          2018年3月期より配当を実施
     していない
                            年間配当金10円
                            安定した配当を行い、これを
 (2) 配当方針が定まっていない
                            持続させることを基本方針
                            2019年3月期は年間配当金20円、
                            配当性向22%

                           株式報酬型ストック・オプション
2.株主との価値の共有
                                の付与
 取締役報酬制度が現金報酬のみ            2019年6月の定時株主総会に付議予定

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                        業績拡大と株主還元の強化
            事業撤退に向けた構造改革                          ACA㈱によるTOB後の成長戦略


        FY15/3         FY16/3      FY17/3        FY18/3       FY19/3        FY20/3(予想)
年間配当金     0円              0円         0円            10円          20円          20円(予想)

         4,076                                                                            売上高


                                                                            2,800         経常利益
                        2,684       2,692
年間業績
                                                              1,924

                 400                                                                390
                                                  522                 204
                                                        127

                                                                                    (単位:百万円)
                            -247
                                        -397

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          本資料の取り扱いについて


◼ 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な
 情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想値と大
 きく異なる可能性があります。


◼ 本資料には、監査法人による監査を受けていない管理数値が含まれています。


◼ 本資料の日付以降の事象及び状況の変動があった場合にも、本資料の記述を更新
 または改訂する予定はありません。




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