3741 セック 2020-02-10 15:15:00
2020年3月期 第3四半期決算補足説明資料 [pdf]
Systems Engineering Consultants Co.,LTD.
https://www.sec.co.jp/
銘柄コード︓3741
2020年3⽉期 第3四半期
決算補⾜説明資料
2020年2⽉10⽇
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2020年3⽉期第3四半期
決算概要
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事業環境
2020年3⽉期第3四半期の事業環境
単位︓% 情報サービス業売上⾼前年同⽉⽐推移(経済産業省︓特定サービス産業動態統計)
8.0
7.0
6.0
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉
-1.0
-2.0
-3.0
-4.0
2018年10⽉以降、14ヶ⽉連続で増加しており、「IT需要は全体的には概ね堅調」と
推察される。
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2020年3月期第3四半期総括
売上⾼と経常利益は過去最⾼、営業利益は上場来最⾼、前年同期⽐で3期連続の増収増益
売上⾼ ︓4,553百万円 前期⽐ 5.9%増
営業利益 ︓ 682百万円 前期⽐ 20.5%増 利益率 15.0%
経常利益 ︓ 735百万円 前期⽐ 19.4%増 利益率 16.2%
当期純利益 ︓ 514百万円 前期⽐ 19.2%増
受注⾼、受注残⾼ともに過去最⾼、前年同期⽐で受注⾼は3期連続の増加
受注⾼ ︓4,694百万円 前期⽐ 7.6%増
受注残⾼ ︓2,181百万円 前期⽐ 30.5%増
先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成⻑を⽬指す
• 需要構造が変化し、モバイルネットワークBFから宇宙先端システムBFへ、売上⾼⽐率トップのBFが交代
• 移動体通信事業者向けのサービス系の開発が減少
• 官公庁案件をはじめとした社会公共分野の開発案件が増加
• ロボットの研究開発案件や宇宙天⽂分野の開発案件が増加
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第3四半期損益計算書
2019年3⽉期第3四半期 2020年3⽉期第3四半期 前期⽐ 期初予想 計画達成率
(百万円) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上⾼ 4,298 4,553 105.9 - -
売上原価 3,114 3,244 104.2 - -
売上総利益 1,183 1,308 110.5 - -
販売管理費 617 626 101.4 - -
営業利益 566 682 120.5 - -
(営業利益率) (13.2%) (15.0%)
経常利益 616 735 119.4 - -
(経常利益率) (14.3%) (16.2%)
当期純利益 431 514 119.2 - -
売上原価 社員数の増加とベースアップにより⼈件費が増加、外注費も増加
(外注費 14.2億円、前年同期⽐3.3%増、売上⾼外注⽐率31.3%、前期32.1%)
販売管理費 新⼊社員の増加などにより労務費が増加
研究開発費は57百万円で、前年同期⽐で7.2%減少
営業外損益 研究開発の補助⾦収⼊は15百万円(前年同期は16百万円)、受取出向料が増加
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第3四半期決算業績推移(過去5年)
売上⾼、経常利益は過去最⾼、営業利益は上場来最⾼
売上⾼ (単位︓百万円) 利益
5,500 1,000
5,000 900
4,553
4,500 4,298 800
735
4,000 682
3,648 700
616
3,500
3,232 566 600
3,131
3,000 514
460 500
2,500 421 436 420 431
400
2,000 318
289 302
284
300
1,500
208
200
1,000
500 100
0 0
2016年3⽉期 2017年3⽉期 2018年3⽉期 2019年3⽉期 2020年3⽉期
売上⾼ 営業利益 経常利益 四半期純利益
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四半期業績推移(PL)
第1四半期は増収減益となったが、第2四半期以降再び増収増益(対前年同四半期⽐較)
(単位︓百万円)
1,800
1,682 1,663
1,555 1,552
1,600 1,527
1,450
1,360 1,337
1,400
1,292
1,216
1,200
1,071
1,000
17.2%
800 16.3%
15.8%
15.3% 15.3%
13.1% 12.0% 10.8%
600 12.0%
8.7%
9.4%
400
285
237 256 253
214 200
155 174
200 144
100 105
0
17 17 17 18 18 18 18 19 19 19 19
4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12
売上⾼ 営業利益 営業利益率
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四半期業績推移(受注状況)
受注残⾼は過去最⾼、受注⾼は過去2位(対前年同四半期⽐較)
(単位︓百万円) (単位︓百万円)
受注⾼ 受注残⾼
3,000 3,000
2,539
2,500 2,500
2,227 2,181
2,051 2,040
2,000 1,864 2,000 1,855 1,863
1,774
1,680 1,672
1,588 1,609
1,539 1,523
1,482 1,456 1,457
1,500 1,364 1,500
1,305
1,217 1,185
1,000 1,000
500 500
0 0
2018年3⽉期 2019年3⽉期 2020年3⽉期 2018年3⽉期 2019年3⽉期 2020年3⽉期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
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第3四半期BF別の状況
宇宙先端システムBFが⼤幅に増加
2019年3⽉期第3四半期 2020年3⽉期第3四半期
ビジネスフィールド 売上⾼ 構成⽐ 売上⾼ 構成⽐ 前期⽐
(百万円) (%) (百万円) (%) (%)
モバイルネットワーク 1,244 29.0 955 21.0 76.8
インターネット 882 20.5 881 19.4 99.9
社会基盤システム 1,109 25.8 1,232 27.0 111.0
宇宙先端システム 1,062 24.7 1,484 32.6 139.7
合計 4,298 100.0 4,553 100.0 105.9
• モバイルネットワークBFは、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が減少
• インターネットBFは、⺠間企業向けの⼤型案件の開発が堅調。⾮接触IC搭載ソフトウェアの開発が減少
• 社会基盤システムBFは、放送分野などが減少、官公庁案件や交通系のモバイル決済関連の開発が増加
• 宇宙先端システムBFは、ロボットの研究開発案件が堅調、気象を中⼼とした宇宙天⽂分野の開発が増加
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第3四半期BF別構成比
需要構造が変化し、宇宙先端システムBFが売上⾼トップのBFへ
宇宙先端システムBF モバイルネットワークBF
⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研究開発案件が 移動体通信事業者向けのサービス系
堅調、気象を中⼼とした宇宙天⽂分野の開発が増加 の開発が減少
需要構造の変化に応じて 21%
柔軟に対応 33%
25% 29%
19%
26% 20% 27%
2019年3⽉期第3四半期
2020年3⽉期第3四半期
社会基盤システムBF インターネットBF
放送分野などが減少、官公庁や交通系の ⺠間企業向けの複数の⼤型案件の開発が堅調
モバイル決済関連の開発が増加 ⾮接触IC搭載ソフトウェアの開発が減少
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第3四半期末のBF別受注状況
宇宙先端システムBFが⼤幅に増加
2019年3⽉期第3四半期 2020年3⽉期第3四半期
ビジネスフィールド 受注⾼ 受注残⾼ 受注⾼ 前期⽐ 受注残⾼ 前期⽐
(百万円) (百万円) (百万円) (%) (百万円) (%)
モバイルネットワーク 1,151 280 859 74.7 228 81.3
インターネット 951 302 923 97.1 315 104.3
社会基盤システム 1,110 685 1,189 107.1 1,047 152.8
宇宙先端システム 1,147 403 1,721 150.0 590 146.3
合計 4,361 1,672 4,694 107.6 2,181 130.5
(受注残⾼のうち、今期の売上⾼に貢献するのは1,521百万円、前期(1,355百万円)と⽐較し12.3%の増加)
• モバイルネットワークBFは、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が減少し、受注⾼、受注残⾼ともに減少
• インターネットBFは、⾮接触IC搭載ソフトの開発が減少し受注⾼は減少したものの、受注残⾼は増加を維持
• 社会基盤システムBFは、官公庁案件や交通系のモバイル決済関連の開発が増加し、受注⾼、受注残⾼ともに増加
• 宇宙先端システムBFは、ロボット案件や気象などの宇宙案件の開発が増加し、受注⾼、受注残⾼ともに⼤幅に増加
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2020年3⽉期
通期業績⾒通し
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2020年3月期業績見通し(変更なし)
通期業績⾒通しは変更なし
(単位:百万円)
2019年3⽉期 2020年3⽉期 前期⽐
実績 業績予想 (%)
売上⾼ 5,981 6,200 103.7
売上原価 4,310 4,420 102.5
売上総利益 1,670 1,780 106.6
販売管理費 847 860 101.5
営業利益 823 920 111.7
(営業利益率) (13.8%) (14.8%)
経常利益 889 990 111.3
(経常利益率) (14.9%) (16.0%)
当期純利益 613 680 110.8
10⽉28⽇に業績予想を修正し、第3四半期末時点では、通期業績⾒通しに変更はない。
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2020年3月期BF別業績見通し
宇宙先端システムBFが通期でも増加の⾒込み
ビジネス
期初の⾒直し 予想 第3四半期状況判断 予想
フィールド
モバイル 移動体通信事業者向けのサービ 移動体通信事業者向けのサービス系
ス系の開発が減少傾向のため、 の開発が減少し、ほぼ予想どおりの
ネットワーク 若⼲の減少 展開
⾮接触IC搭載ソフトウェアの開 ⺠間企業向けの⼤型案件の開発が増
インターネット 発やモバイル決済端末の開発が 加したが、⾮接触IC搭載ソフトウェ
堅調で、前期並み アの開発が減少し、前期並みの展開
官公庁案件や交通系のモバイル決済
社会基盤 官公庁系の開発や防衛分野の商
関連の開発などが増加し、予想を上
システム 談が引続き堅調で、前期並み
回る展開
⾞両⾃動⾛⾏の研究開発案件が ⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研
宇宙先端 引続き好調で、それにロボット 究開発案件が堅調、気象を中⼼とし
システム の研究開発案件も増加傾向にあ た宇宙天⽂分野の開発案件が増加
り、全体で増加 し、予想を上回る展開
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ロボットビジネスの状況
実績 (2020年3⽉期第3四半期 売上⾼約998百万円
← 前年同期約819百万円 ← 前々年同期約448百万円)
⾞両⾃動⾛⾏は⼤幅に増加、サービスロボットの研究開発案件も増加し、全体で増加
• ⼤⼿⾃動⾞メーカからの⾞両⾃動⾛⾏研究ソフトウェアなどの開発案件が⼤幅に増加
⇒ ⾞両⾃動⾛⾏に関連したモビリティサービスやAIなどの研究開発案件も増加
• ⼤⼿⾃動⾞、電機、機械、建築メーカからの実⽤化に向けての研究開発案件が堅調
⇒ 技術的には、システムエンジニアリング、ROS・RTM(ミドルウェア)などの標準化技術、
⾃律移動ソフト(Rtino)、コンピュータビジョンソフト(Rtrilo)などを使った受託開発が主流
⇒ 分野的には、無⼈搬送⾞、船舶、ドローン、警備、業務⽤掃除機など広範囲
⇒ 顧客層は拡⼤傾向
今後の⽅針 実⽤化に向けて、全⽅位でチャンスを逃さない
3つの強みで展開
• ロボット標準化技術(RTミドルウェア、ROS)ビジネスの推進
⇒ 試作機の開発、製品化・実⽤化(ラストワンマイル)、教育、コンサルなど
• 製品適⽤ビジネスの推進
⇒ ⾃律移動ソフト(Rtino)、コンピュータビジョンソフト(Rtrilo)、機能安全ソフト(RTMSafety)など
製品+α(複数台制御、開発、教育、コンサルなど)のビジネス
• ロボット⾼付加価値化ビジネスの推進
⇒ ロボット+α(エンジニアリング、AI、MR、画像認識、RaaSなど)のビジネス
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配当の方針
配当性向は当⾯40%を⽬安とする。
2020年3⽉期は1株当たり73円の配当予想とする。(普通配当 53円 創⽴50周年記念配当 20円)
→ 2020年2⽉10⽇に配当予想を修正した。
80 記念配当
70 58.6% 普通配当
55.0%
60 50.3% 配当性向
20円
50 40.0%
40 29.8% 10円
30 10円
48円 53円
20
36円
26円 26円
10
0
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期(予想)
※ 2016年10⽉1⽇付で、1︓2の割合で株式分割を実施していますが、2016年3⽉期の期⾸に株式分割を実施したものと仮定して配当⾦を表⽰しています。
この資料の⽬的は、当社へのご理解を深めていただくためのIR情報をご提供することにあり、投資の勧誘を⽬的としたものでは
ありません。投資につきましては、ご⾃⾝でご判断願います。
この資料には、当社の現在の計画、戦略、将来の業績に関する⾒通しなどが記載されております。こうした記述は、当社の将来の
業績を保証するものではなく、経営環境をはじめ、さまざまな外部的要因の影響等により変化しうることをご承知おきください。
この資料の作成に際しましては、細⼼の注意を払っておりますが、内容につきましていかなる保証を⾏うものでなく、この資料を
使⽤したことによって⽣じたあらゆる損害などについて、当社は⼀切責任を負うものではありません。
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