Systems Engineering Consultants Co.,LTD.
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銘柄コード︓３７４１
2022年3⽉期 第1四半期
決算補⾜説明資料
2021年8⽉10⽇
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2022年3⽉期第1四半期
決算概要
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事業環境
2022年3⽉期第1四半期の事業環境
情報サービス業売上⾼前年同⽉⽐推移（経済産業省︓特定サービス産業動態統計）
単位︓％
12.0
10.0
8.0
6.0
4.0
2.0
0.0
４⽉ ５⽉ ６⽉ ７⽉ ８⽉ ９⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ １⽉ ２⽉ ３⽉ ４⽉ ５⽉ ６⽉ ７⽉ ８⽉ ９⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉
-2.0
-4.0
-6.0
-8.0
前年同⽉⽐の⽉別売上⾼は、2020年8⽉から減少傾向が続いていたが、4⽉、5⽉は2か⽉連続
で増加しており、新型コロナウイルス感染症による影響に下げ⽌まりの兆しが⾒られる。
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2022年3月期第1四半期総括
売上⾼は過去最⾼、利益⾯は上場来３位、前年同期⽐で増収増益
売上⾼ ︓１，３５７百万円 前期⽐ １．４％増
営業利益 ︓ １１８百万円 前期⽐ １３．２％増 利益率 ８．７％
経常利益 ︓ １２９百万円 前期⽐ １０．１％増 利益率 ９．６％
当期純利益 ︓ ８８百万円 前期⽐ ４．７％増
受注⾼は過去３位、受注残⾼は過去最⾼
受注⾼ ︓１，５０１百万円 前期⽐ ５．３％減
受注残⾼ ︓２，７０７百万円 前期⽐ ４．５％増
先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成⻑を⽬指す
• 前期より継続している需要構造の変化に対応している。前期に⽐較し、⼤幅に減少しているモバイル
ネットワークＢＦから、他のＢＦへ内部の資源をシフトした結果、社会基盤システムＢＦとインター
ネットＢＦの売上⾼⽐率が上昇した。
モバイルネットワークＢＦは、減少傾向が継続しており、今後の商談傾向を注視している。
宇宙先端システムＢＦは、ロボット案件は堅調だが、宇宙天⽂分野の⼤型案件が前期で終了したた
め減少した。
• 商談状況は、全体的には悪くないが、顧客ごとに⼤きく状況が異なるため、顧客の事業計画や研究開
発計画が変動し、先が読みにくくなっている。
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第1四半期損益計算書
2021年3⽉期第1四半期 2022年3⽉期第1四半期 前期⽐ 期初予想 計画達成率
（百万円） （百万円） （％） （百万円） （％）
１，３３８ １，３５７ １０１．４ ー ー
売上⾼
１，０１１ ９８９ ９７．８ ー ー
売上原価
３２６ ３６７ １１２．４ ー ー
売上総利益
２２２ ２４９ １１２．１ ー ー
販売管理費
営業利益 １０４ １１８ ー ー
１１３．２
（営業利益率） （７．８％） （８．７％）
経常利益 １１７ １２９ ー ー
１１０．１
（経常利益率） （８．８％） （９．６％）
８４ ８８ １０４．７ ー ー
当期純利益
売上原価 外注費が減少 (外注費 3.8億円、前年同期⽐5.0％減、売上⾼外注⽐率28.5％、前期30.5％)
販売管理費 新⼊社員の増加などにより労務費が⼤幅に増加、研究開発費も増加
（研究開発費は15百万円で、前年同期⽐で4.5％増）
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第1四半期決算業績推移（過去５年）
売上⾼は過去最⾼、営業利益、経常利益は上場来３位
売上⾼ （単位︓百万円） 利益
1,600 300
1,400
1,357
1,337 1,338
1,292 250
1,200
1,071
200
1,000
170
162
155
144
800 150
129
117 117 118
109 111
600 100 104
84 88 100
400 62
50
200
0 0
2018年３⽉期 2019年３⽉期 2020年３⽉期 2021年３⽉期 2022年３⽉期
売上⾼ 営業利益 経常利益 四半期純利益
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四半期業績推移（ＰＬ）
前年度第2四半期から、4四半期連続の増収増益
（単位︓百万円）
1,834
1,790
1,800 1,734
1,663
1,617
1,552
1,600
1,337 1,338 1,357
1,400
1,200
1,000
16.3% 17.0% 19.2%
17.2%
800 16.3%
13.8%
10.8%
600
400 333
285 275 298 8.7%
253 247 7.8%
200 144 118
104
0
19 19 19 20 20 20 20 21 21
4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6
売上⾼ 営業利益 営業利益率
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四半期業績推移（受注状況）
受注⾼は過去3位、受注残⾼は過去最⾼
（単位︓百万円） （単位︓百万円）
受注⾼ 受注残⾼
3,000 3,000
2,707
2,590 2,601 2,564
2,539
2,500 2,500 2,345
2,227 2,252
2,146 2,181
1,953
2,000 1,864 2,000
1,584 1,628
1,523 1,501
1,500 1,385 1,500
1,305
1,000 1,000
500 500
0 0
2020年３⽉期 2021年３⽉期 2022年３⽉期 2020年３⽉期 2021年３⽉期 2022年３⽉期
１Q ２Q ３Q ４Q １Q ２Q ３Q ４Q
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第1四半期ＢＦ別の状況
社会基盤システムＢＦ、インターネットＢＦが増加
2021年3⽉期第1四半期 2022年3⽉期第1四半期
ビジネスフィールド 売上⾼ 構成⽐ 売上⾼ 構成⽐ 前期⽐
（百万円） （％） （百万円） （％） （％）
モバイルネットワーク １９７ １４．７ １３７ １０．１ ６９．７
インターネット ２３２ １７．４ ２６３ １９．４ １１３．０
社会基盤システム ３４１ ２５．５ ４２１ ３１．１ １２３．５
宇宙先端システム ５６７ ４２．４ ５３５ ３９．４ ９４．４
合計 １，３３８ １００．０ １，３５７ １００．０ １０１．４
• モバイルネットワークＢＦは、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が⼤幅に減少
• インターネットＢＦは、⺠間企業向けの開発案件が増加
• 社会基盤システムＢＦは、官公庁系の開発が堅調
• 宇宙先端システムＢＦは、⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研究開発案件が堅調だが、宇宙天⽂分野の⼤型
案件の開発が前期に終了したため減少
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第1四半期ＢＦ別構成比
社会基盤システムＢＦとインターネットＢＦが拡⼤
宇宙先端システムＢＦ モバイルネットワークＢＦ
⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研究開発案件が
移動体通信事業者向けのサービス系の開発が⼤幅に
堅調だが、宇宙天⽂分野の⼤型案件の開発が前期
減少
に終了したため減少
需要構造の変化に応じて 10%
柔軟に対応
15% 40% 19%
42%
17%
26% 31%
２０２１年３⽉期
２０２２年３⽉期
社会基盤システムＢＦ インターネットＢＦ
官公庁系の開発が堅調 ⺠間企業向けの開発案件が増加
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第1四半期末のＢＦ別受注状況
モバイルネットワークBFが⼤幅に減少、インターネットＢＦが増加
2021年3⽉期第1四半期 2022年3⽉期第1四半期
ビジネスフィールド 受注⾼ 受注残⾼ 受注⾼ 前期⽐ 受注残⾼ 前期⽐
（百万円） （百万円） （百万円） （％） （百万円） （％）
モバイルネットワーク ２０９ ３１１ １０９ ５２．４ １３１ ４２．４
インターネット ２１７ ２７８ ２６１ １２０．４ ３６６ １３１．７
社会基盤システム ５９６ １，４１６ ５８４ ９８．０ １，６１８ １１４．３
宇宙先端システム ５６１ ５８５ ５４５ ９７．１ ５９１ １０１．０
合計 １，５８４ ２，５９０ １，５０１ ９４．７ ２，７０７ １０４．５
（受注残⾼のうち、今期の売上⾼に貢献するのは2,154百万円、前期（2,200百万円）と⽐較し2.1％の減少）
• モバイルネットワークBFは、移動体通信事業者向けのサービス系の開発が減少したため、受注⾼は⼤幅に減少
• インターネットBFは、⺠間企業向けの開発案件が増加したため、受注⾼は⼤幅に増加
• 社会基盤システムBFは、防衛分野の⼤型案件の切り替え時期にあたり、受注⾼は減少
• 宇宙先端システムBFは、宇宙天⽂分野の⼤型案件の開発が減少したため、受注⾼は減少
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ロボットビジネスの状況
実績 （2022年３⽉期第1四半期 売上⾼約３６５百万円
← 前年同期約３６３百万円 ← 前々年同期約２４９百万円）
⾞両⾃動⾛⾏、サービスロボットの研究開発案件が堅調（前期並み）
• ⼤⼿⾃動⾞メーカからの⾞両⾃動⾛⾏の研究ソフトウェア案件が堅調
⇒ ⾞両⾃動⾛⾏に関連したモビリティサービスやＡＩなどの研究開発案件も増加
• ⼤⼿⾃動⾞、重⼯、機械、電機、建築、通信、国の研究機関などが⼤幅に増加
⇒ 技術的には、システムエンジニアリング、ROS・RTM（ミドルウェア）などの標準化技術、
⾃社製品ソフトを使った製品適⽤開発案件が主流
⇒ 分野的には、無⼈搬送⾞、船舶、ドローン、警備、産業⽤ロボット、宇宙ロボットなど広範囲
⇒ 顧客層の拡⼤傾向が継続
今後の⽅針 実⽤化に向けて、全⽅位でチャンスを逃さない
３つの強みで展開
• ロボットソフトウェアインテグレーションビジネスの推進
⇒ロボット標準化技術、試作機、製品化・実⽤化（ラストワンマイル）、教育、コンサルなど
• 製品適⽤ビジネスの推進
⇒ ⾃律移動ソフト(Rtino)、コンピュータビジョンソフト(Rtrilo)、機能安全ソフト(RTMsafety)など
製品＋α（複数台制御、開発、教育、コンサルなど）のビジネス
• ロボット⾼付加価値化（ソフト会社しかできない）ビジネスの推進
⇒ ロボット＋α（エンジニアリング、AI、MR、画像認識、RaaSなど）のビジネス
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2022年3⽉期
通期業績⾒通し
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2022年3月期業績見通し（変更なし）
需要環境の変化が継続するものと予想し、売上⾼は微増の計画
（単位:百万円）
2021年3⽉期 2022年3⽉期 前期⽐
実績 業績予想 （％）
売上⾼ ６，５２５ ６，７００ １０２．７
売上原価 ４，６７６ ４，７２０ １００．９
売上総利益 １，８４９ １，９８０ １０７．１
販売管理費 ８３８ ９３０ １１１．０
営業利益 １，０１１ １，０５０
１０３．８
（営業利益率） （１５．５％） （１５．７％）
経常利益 １，０５４ １，０９０
１０３．４
（経常利益率） （１６．２％） （１６．３％）
当期純利益 ７２７ ７５０ １０３．１
売上⾼ 前期と同様、需要構造の変化が継続する中で、戦略的な受注を優先するため、微増の計画
売上原価 設備投資や待遇向上など⼈件費の増加を⾒込む
販売管理費 先端技術の教育拡充、研究開発への投資などにより、増加を⾒込む
営業外損益 前期並みを⾒込む
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2022年3月期ＢＦ別業績見通し
社会基盤システムＢＦ、インターネットＢＦが増加する⾒込み
ビジネス
期初の想定 予想 第１四半期状況判断 予想
フィールド
移動体通信事業者向けのサービ
移動体通信事業者向けのサー
モバイル ス系の開発は前期並みを⾒込む
ビス系の開発が⼤幅に減少し
ネットワーク が、需要構造の切替時期にあた
想定を下回る展開
り、全体では減少
⺠間企業向けの⼤型案件に不透 ⺠間企業向けの開発案件が増
インターネット
明感があり、減少 加し、想定を上回る展開
社会基盤 医療を含めた官公庁系の開発が 官公庁系の開発が堅調で、ほ
システム 引き続き堅調で、増加 ぼ想定どおりの展開
宇宙天⽂分野の開発案件は減
⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボット
少傾向だが、⾞両⾃動⾛⾏を
宇宙先端 の研究開発案件が好調、
含めたロボットの研究開発案
システム 宇宙天⽂分野の開発も堅調で、
件が堅調で、全体では微増を
増加
⾒込む
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配当の方針
当⾯、配当性向は40％を⽬安とする。
2022年3⽉期は1株当たり59円の配当予想とする。
記念配当
80
54.3% 普通配当
50.3%
70
40.0% 40.0% 40.2% 配当性向
20円
60
50
40 10円
30
53円 57円 59円
48円
20
36円
10
0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期(予想）
この資料の⽬的は、当社へのご理解を深めていただくためのＩＲ情報をご提供することにあり、投資の勧誘を⽬的としたものでは
ありません。投資につきましては、ご⾃⾝でご判断願います。
この資料には、当社の現在の計画、戦略、将来の業績に関する⾒通しなどが記載されております。こうした記述は、当社の将来の
業績を保証するものではなく、経営環境をはじめ、さまざまな外部的要因の影響等により変化しうることをご承知おきください。
この資料の作成に際しましては、細⼼の注意を払っておりますが、内容につきましていかなる保証を⾏うものでなく、この資料を
使⽤したことによって⽣じたあらゆる損害などについて、当社は⼀切責任を負うものではありません。
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