3741 セック 2020-08-11 15:15:00
2021年3月期 第1四半期決算補足説明資料 [pdf]
Systems Engineering Consultants Co.,LTD.
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銘柄コード︓3741
2021年3⽉期 第1四半期
決算補⾜説明資料
2020年8⽉11⽇
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2021年3⽉期第1四半期
決算概要
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事業環境
2021年3⽉期第1四半期の事業環境
情報サービス業売上⾼前年同⽉⽐推移(経済産業省︓特定サービス産業動態統計)
単位︓%
16.0
14.0
12.0
10.0
8.0
6.0
4.0
2.0
0.0
4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉
-2.0
-4.0
-6.0
2018年10⽉以降19ヶ⽉連続で増加していたが、2020年5⽉より減少に転じ、
新型コロナウイルス感染症による影響が出てきたものと思われる。
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2021年3月期第1四半期総括
売上⾼は過去最⾼、利益⾯は上場来3位、前年同期⽐で増収減益
売上⾼ ︓1,338百万円 前期⽐ 0.1%増
営業利益 ︓ 104百万円 前期⽐ 27.6%減 利益率 7.8%
経常利益 ︓ 117百万円 前期⽐ 27.4%減 利益率 8.8%
当期純利益 ︓ 84百万円 前期⽐ 23.7%減
受注⾼、受注残⾼ともに過去最⾼、前年同期⽐で受注⾼は6期連続の増加
受注⾼ ︓1,584百万円 前期⽐ 4.0%増
受注残⾼ ︓2,590百万円 前期⽐ 16.3%増
先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成⻑を⽬指す
• 宇宙先端システムBFの売上⾼⽐率が⼤幅に増加し、モバイルネットワークBFが⼤幅に減少する
など需要構造の変化は継続しているが、全体的には好調であった。
• 需要構造の変化に対応し、売上⾼は前期を上回ったが⼈件費や外注費などの製造原価の増加に⾒合う
⾦額には及ばず減益となった。
• 新型コロナウイルス感染症の影響は、新規顧客開拓が低調だったこと以外は出ていない。引き続き、
社員の健康と会社の成⻑の両⽴を⽬指し、商談活動を活性化させていく。
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第1四半期損益計算書
2020年3⽉期第1四半期 2021年3⽉期第1四半期 前期⽐ 期初予想 計画達成率
(百万円) (百万円) (%) (百万円) (%)
1,337 1,338 100.1 ー ー
売上⾼
973 1,011 104.0 ー ー
売上原価
364 326 89.6 ー ー
売上総利益
220 222 100.8 ー ー
販売管理費
営業利益 144 104 ー ー
72.4
(営業利益率) (10.8%) (7.8%)
経常利益 162 117 ー ー
72.6
(経常利益率) (12.1%) (8.8%)
111 84 76.3 ー ー
当期純利益
売上原価 社員数の増加とベースアップにより⼈件費が増加、売上⾼増加に伴い外注費も増加
(外注費 4.0億円、前年同期⽐2.8%増、売上⾼外注⽐率30.5%、前期29.7%)
販売管理費 研究開発費が⼤幅に減少したが、採⽤活動強化により採⽤費が⼤幅に増加
(研究開発費は14百万円で、前年同期⽐で30.6%減少)
営業外損益 研究開発の補助⾦収⼊はなし(前年同期は4百万円)
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第1四半期決算業績推移(過去5年)
売上⾼は過去最⾼、営業利益、経常利益は上場来3位
売上⾼ (単位︓百万円) 利益
1,600 300
1,400 1,338
1,337
1,292 250
1,200
1,071
1,026 200
1,000
170
162
155
144
800 150
117 117
109 111
600 100 104
90 100
84 84
400 61 62
50
200
0 0
2017年3⽉期 2018年3⽉期 2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期
売上⾼ 営業利益 経常利益 四半期純利益
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四半期業績推移(PL)
前年度第4四半期から、2四半期連続の増収減益
(単位︓百万円)
1,790
1,800
1,682 1,663
1,555 1,552
1,600
1,450
1,400 1,337 1,338
1,292
1,200
1,000
800 16.3% 17.2%
15.3% 15.3%
13.8%
12.0% 10.8%
600 12.0%
400 7.8%
285
237 256 253 247
155 174
200 144
104
0
18 18 18 19 19 19 19 20 20
4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6
売上⾼ 営業利益 営業利益率
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四半期業績推移(受注状況)
受注⾼、受注残⾼ともに過去最⾼
(単位︓百万円) (単位︓百万円)
受注⾼ 受注残⾼
3,000 3,000
2,590
2,539
2,500 2,500 2,345
2,227 2,181
2,051 2,040
1,953
2,000 1,864 2,000 1,863
1,774
1,672
1,539 1,584
1,523
1,457
1,500 1,364 1,500
1,305
1,000 1,000
500 500
0 0
2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期 2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
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第1四半期BF別の状況
宇宙先端システムBFが⼤幅に増加
2020年3⽉期第1四半期 2021年3⽉期第1四半期
ビジネスフィールド 売上⾼ 構成⽐ 売上⾼ 構成⽐ 前期⽐
(百万円) (%) (百万円) (%) (%)
モバイルネットワーク 314 23.5 197 14.7 62.7
インターネット 278 20.8 232 17.4 83.5
社会基盤システム 356 26.7 341 25.5 95.7
宇宙先端システム 387 29.0 567 42.4 146.3
合計 1,337 100.0 1,338 100.0 100.1
• モバイルネットワークBFは、モバイル決済関連や移動体通信事業者向けのサービス系の開発が減少
• インターネットBFは、⺠間企業向けの⼤型案件の開発が減少
• 社会基盤システムBFは、官公庁案件や医療分野の開発が増加したが、交通系のモバイル決済関連が減少
• 宇宙先端システムBFは、⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研究開発案件が好調、宇宙天⽂分野の開発が堅調
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第1四半期BF別構成比
宇宙先端システムBFの割合が増加
宇宙先端システムBF モバイルネットワークBF
⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボットの研究開発 モバイル決済関連や移動体通信事業者向けの
案件が好調、宇宙天⽂分野の開発が堅調 サービス系の開発が減少
需要構造の変化に応じて 15%
柔軟に対応
29% 23% 42% 17%
21%
27% 26%
2020年3⽉期第1四半期
2021年3⽉期第1四半期
社会基盤システムBF インターネットBF
官公庁案件や医療分野の開発が増加したが、 ⺠間企業向けの⼤型案件の開発が減少
交通系のモバイル決済関連の開発が減少
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第1四半期末のBF別受注状況
社会基盤システムが⼤幅に増加
2020年3⽉期第1四半期 2021年3⽉期第1四半期
ビジネスフィールド 受注⾼ 受注残⾼ 受注⾼ 前期⽐ 受注残⾼ 前期⽐
(百万円) (百万円) (百万円) (%) (百万円) (%)
モバイルネットワーク 252 262 209 82.8 311 118.6
インターネット 325 320 217 66.8 278 86.9
社会基盤システム 394 1,127 596 151.0 1,416 125.6
宇宙先端システム 550 516 561 101.9 585 113.3
合計 1,523 2,227 1,584 104.0 2,590 116.3
(受注残⾼のうち、今期の売上⾼に貢献するのは2,200百万円、前期(1,848百万円)と⽐較し19.0%の増加)
• モバイルネットワークBFは、電機メーカー向けのスマートフォン関連の開発が減少し、受注⾼は減少
• インターネットBFは、⺠間企業向けの⼤型案件の開発が減少し、受注⾼は⼤幅に減少
• 社会基盤システムBFは、官公庁案件が増加し、受注⾼は⼤幅に増加
• 宇宙先端システムBFは、ロボット案件や宇宙天⽂分野の開発が増加し、受注⾼は増加
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2021年3⽉期
通期業績⾒通し
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2021年3月期業績見通し(変更なし)
需要構造の変化への対応のため、売上⾼は微増の計画
(単位:百万円)
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐
実績 業績予想 (%)
売上⾼ 6,343 6,400 100.9
売上原価 4,568 4,640 101.6
売上総利益 1,775 1,760 99.2
販売管理費 844 910 107.8
営業利益 930 850
91.3
(営業利益率) (14.7%) (13.3%)
経常利益 999 890
89.0
(経常利益率) (15.8%) (13.9%)
当期純利益 687 620 90.1
売上⾼ 新型コロナウイルス感染症の影響により不透明感があり、微増を⾒込む
売上原価 社員の約8割をリモートワークに移⾏、設備投資や昇給を含めた⼈件費の増加を⾒込む
販売管理費 間接部員の最適化による労務費の増加、研究開発への投資などにより、増加を⾒込む
営業外損益 研究開発の補助⾦収⼊が前期より減少
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2021年3月期BF別業績見通し
宇宙先端システムBFが増加する⾒込み
ビジネス
期初の想定 予想 第1四半期状況判断 予想
フィールド
移動体通信事業者向けのサービ
モバイル決済関連や移動体通
ス系の開発は前期並みを⾒込む
モバイル 信事業者向けのサービス系の
が、電機メーカー向けのスマー
ネットワーク 開発が減少し、ほぼ予想どお
トフォン関連の開発が減少し、
りの展開
全体では減少
⺠間企業向けのWEBシステムの ⺠間企業向けのWEBシステム
インターネット 開発が、設備投資抑制により若 の開発が減少し、ほぼ予想ど
⼲の減少を⾒込む おりの展開
官公庁系の開発や医療分野の
社会基盤 官公庁系の開発や防衛分野の商
商談が堅調で、若⼲の増加を
システム 談が引続き堅調で、前期並み
⾒込む
⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボット ⾞両⾃動⾛⾏を含めたロボッ
宇宙先端 の研究開発案件が堅調で、宇宙 トの研究開発案件が好調で、
システム 天⽂分野の開発も増加傾向にあ 宇宙天⽂分野の開発も増加
り、全体で増加 し、ほぼ予想通りの展開
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ロボットビジネスの状況
実績 (2021年3⽉期第1四半期 売上⾼約363百万円
← 前年同期約249百万円 ← 前々年同期約249百万円)
⾞両⾃動⾛⾏は⼤幅増、サービスロボットの研究開発案件も増加し、全体で前期⽐46%増
• ⼤⼿⾃動⾞メーカからの⾞両⾃動⾛⾏研究ソフトウェアなどの研究案件が⼤幅に増加
⇒ ⾞両⾃動⾛⾏に関連したモビリティサービスやAIなどの研究開発案件も増加
• ⼤⼿⾃動⾞、重⼯、機械、電機、建築などのメーカからの研究開発案件が堅調
⇒ 技術的には、システムエンジニアリング、ROS・RTM(ミドルウェア)などの標準化技術、
⾃社製品ソフトを使った製品適⽤開発案件が主流
⇒ 分野的には、無⼈搬送⾞、船舶、ドローン、警備、産業⽤ロボットなど広範囲
⇒ 顧客層は拡⼤傾向だが、中⼩型の研究開発案件が中⼼
今後の⽅針 実⽤化に向けて、全⽅位でチャンスを逃さない
3つの強みで展開
• ロボットソフトウェアインテグレーションビジネスの推進
⇒ロボット標準化技術、試作機、製品化・実⽤化(ラストワンマイル)、教育、コンサルなど
• 製品適⽤ビジネスの推進
⇒ ⾃律移動ソフト(Rtino)、コンピュータビジョンソフト(Rtrilo)、機能安全ソフト(RTMsafety)など
製品+α(複数台制御、開発、教育、コンサルなど)のビジネス
• ロボット⾼付加価値化(ソフト会社しかできない)ビジネスの推進
⇒ ロボット+α(エンジニアリング、AI、MR、画像認識、RaaSなど)のビジネス
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配当の方針
当⾯、配当性向は40%を⽬安とする。
2021年3⽉期は前期と同額の1株当たり53円の配当予想とする。
記念配当
80
58.6%
54.3% 普通配当
70 50.3%
43.8%
40.0% 配当性向
60 20円
50
40 10円
30 10円
48円 53円 53円
20
36円
26円
10
0
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期(予想)
この資料の⽬的は、当社へのご理解を深めていただくためのIR情報をご提供することにあり、投資の勧誘を⽬的としたものでは
ありません。投資につきましては、ご⾃⾝でご判断願います。
この資料には、当社の現在の計画、戦略、将来の業績に関する⾒通しなどが記載されております。こうした記述は、当社の将来の
業績を保証するものではなく、経営環境をはじめ、さまざまな外部的要因の影響等により変化しうることをご承知おきください。
この資料の作成に際しましては、細⼼の注意を払っておりますが、内容につきましていかなる保証を⾏うものでなく、この資料を
使⽤したことによって⽣じたあらゆる損害などについて、当社は⼀切責任を負うものではありません。
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