3726 フォーシーズHD 2019-11-14 16:00:00
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月14日
上 場 会 社 名 株式会社フォーシーズホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3726 URL http://www.4cs-holdings.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 洲崎 智広
問合せ先責任者 (役職名) 財務管理部 部長 (氏名) 石川 純一 (TEL) 092-720-5460
定時株主総会開催予定日 2019年12月20日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2019年12月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年9月期の連結業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 1,958 △12.9 △231 - △226 - △367 -
2018年9月期 2,248 △15.7 37 △66.1 25 △84.3 △45 -
(注) 包括利益 2019年9月期 △367百万円( -%) 2018年9月期 △45百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年9月期 △54.08 - △29.9 △8.0 △11.8
2018年9月期 △6.67 - △3.2 0.8 1.7
(参考) 持分法投資損益 2019年9月期 -百万円 2018年9月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 2,580 1,037 40.0 152.15
2018年9月期 3,113 1,434 45.9 208.04
(参考) 自己資本 2019年9月期 1,031百万円 2018年9月期 1,428百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年9月期 △186 △124 △177 1,201
2018年9月期 93 166 △156 1,690
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2019年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年9月期(予想) - - - - - -
(注)2020年9月期の配当予想につきましては未定です。
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 950 1.1 △82 - △86 - △86 - △12.64
通 期 2,300 17.5 104 - 96 - 62 - 9.11
2020年9月期の連結業績予想の詳細につきましては、添付資料「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧
ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期 6,973,470株 2018年9月期 6,973,470株
② 期末自己株式数 2019年9月期 191,590株 2018年9月期 106,710株
③ 期中平均株式数 2019年9月期 6,802,692株 2018年9月期 6,867,130株
(参考) 個別業績の概要
2019年9月期の個別業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 300 6.7 △1 - △1 - △373 -
2018年9月期 281 △23.7 6 △95.5 8 △94.2 8 △94.4
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年9月期 △54.91 -
2018年9月期 1.18 1.18
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 1,721 873 50.4 128.01
2018年9月期 2,190 1,276 58.0 185.01
(参考) 自己資本
2019年9月期 868百万円 2018年9月期 1,270百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績予想に関する記述は、当社が本資料の発表日現在で入手可能な情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、当社の事業を取り巻く市場動向等に関する様々な要因に
より、記述されている業績予想とは異なる可能性があります。
株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
2019年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 15
1
株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
2019年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、輸出や生産に弱さが見られますが、国内需要を中心に緩やかに回復しま
した。消費は雇用・所得環境の改善などを背景にやや増加しましたが、設備投資は輸出・生産の減少に加え、米中
貿易摩擦や米強硬姿勢による中東での緊張の高まりなど先行きの不確実性が高まり、企業の投資姿勢が慎重になっ
ております。更には本年10月からの消費税増税の影響など、国内景気の先行きには不透明感が強まっております。
また、当社グループが属する化粧品業界は、販売チャネルの多様化、異業種からの新規参入、商品の低価格化等
による競争の激化が続いており、当社グループを取り巻く環境は厳しさを増しております。
このような環境のもと、当社グループは、更なる成長に向けて、各事業会社がそれぞれの特性に合わせた積極的
な施策を推進してまいりましたが、当初見込んでいた新規顧客の獲得が出来なかったこと、インバウンド需要の見
込みが相当に低下したことや新商品の売上低迷等により、予想を大幅に下回る業績となりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,958,097千円(前年同期比12.9%減)、営業損失231,570千円
(前年同期は営業利益37,742千円)、経常損失226,653千円(前年同期は経常利益25,303千円)、親会社株主に帰属
する当期純損失367,918千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失45,792千円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(コミュニケーション・セールス事業)
コミュニケーション・セールス事業におきましては、新たな顧客層の取り込みを図るためマスメディアを使っ
た広告宣伝による先行投資に加え、Web・スマホ対応にも注力してまいりましたが、当初見込んでいた新規顧客の
獲得が大幅に下回る結果となりました。これにより、売上高1,284,706千円(前年同期比13.5%減)、セグメント
損失258,283千円(前年同期は35,818千円のセグメント損失)となりました。
本年10月1日付で、当社の連結子会社である株式会社フェヴリナと株式会社サイエンスボーテを、株式会社フ
ェヴリナを存続会社とする合併を行うことにより、一層の営業効率の向上及びコスト削減を図ってまいります。
(化粧品卸事業)
化粧品卸事業におきましては、古くなった角質を除去するための製品『ナチュラルアクアジェル』のパッケー
ジリニューアルに伴う返品やインバウンド需要の低下等により、売上高675,874千円(前年同期比12.3%減)、セ
グメント利益115,231千円(前年同期比37.7%減)となりました。今後は、認知度を高めるため広告宣伝費の投下
やPRの強化、今年2月に発売した時間をかけずにキレイを叶える新ブランド『JITANNO(ジタンノ)』の販売促進
にも注力してまいります。
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2019年9月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度における資産の残高は2,580,139千円(前連結会計年度末3,113,833千円)、その内訳は流動資産
2,096,196千円、固定資産483,942千円となり、前連結会計年度末に比べ533,694千円減少いたしました。これは主
に、現金及び預金の減少491,027千円、売掛金の減少24,222千円、のれんの償却による減少37,201千円、顧客関連資
産の償却による減少34,307千円、減損損失による固定資産の減少94,156千円等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の残高は1,542,787千円(前連結会計年度末1,679,008千円)、その内訳は流動負債
1,052,231千円、固定負債490,556千円となり、前連結会計年度末に比べ136,220千円減少いたしました。これは主
に、1年内返済予定を含む長期借入金の減少142,948千円、未払法人税等の減少17,509千円、返品調整引当金の減少
21,716千円によるものであります
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は1,037,351千円(前連結会計年度末1,434,825千円)となり、397,473千円
減少いたしました。これは、親会社株主に帰属する当期純損失367,918千円を計上したこと等によるものでありま
す。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,201,600千円となり、前連結会計
年度末と比べて488,640千円減少しております。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用された資金は、186,988千円(前年同期は93,462千円の獲得)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純損失320,863千円、減価償却費64,147千円、減損損失94,156千円、のれん償却額
37,201千円、返品調整引当金の減少21,716千円、売上債権の減少24,222千円、たな卸資産の増加21,080千円、法人
税等の支払額48,345千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用された資金は、124,123千円(前年同期は166,989千円の獲得)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出24,526千円、無形固定資産の取得による支出34,228千円、短期貸付金
による支出60,000千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用された資金は、177,528千円(前年同期は156,569千円の使用)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出142,948千円、自己株式の取得による支出31,265千円等によるものであり
ます。
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2019年9月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、我が国の景気は穏やかな回復傾向が続くものと思われますが、依然として個人消費
は力強さを欠き、化粧品業界におきましては、消費者の節約志向は根強く、また競争の激化により経営環境は厳しさ
を増すものと予想しております。
2020年9月期につきましては、コミュニケーション・セールス事業では、本年10月1日付で、化粧品及び健康食品
の通信販売事業を行っている子会社同士の合併を行うことにより、一層の営業効率の向上及びコスト削減を図ってま
いります。また、新規獲得商材でWEBを中心としたプロモーションを行うほか、通信販売以外の販売チャネル(卸
事業、店頭販売、海外等)により売上拡大を図ってまいります。化粧品卸事業では、国内販売で第2第3の柱商品育
成とEC販売の拡大を動画・自社サイトへの重点投資にて行うと共に、中国での越境ECと一般貿易の拡大により海
外販売の強化を行ってまいります。
以上のことから、2020年9月期の業績見通しといたしましては、売上高2,300,000千円(前年同期比17.5%増)、営
業利益104,000千円(前年同期は営業損失230,146千円)、経常利益96,000千円(前年同期は経常損失225,230千円)、
親会社株主に帰属する当期純利益62,000千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失366,494千円)を見込んで
おります。
また、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本
基準で連結財務諸表を作成しております。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、今後適切に対応してい
く方針であります。
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2019年9月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,942,953 1,451,925
売掛金 178,729 154,506
商品及び製品 313,430 327,711
原材料及び貯蔵品 19,110 25,909
関係会社短期貸付金 ― 60,000
貸倒引当金 △34 △7
その他 38,271 76,150
流動資産合計 2,492,461 2,096,196
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 29,772 29,782
減価償却累計額 △8,903 △7,593
建物及び構築物(純額) 20,869 22,189
リース資産 9,664 ―
減価償却累計額 △4,340 ―
リース資産(純額) 5,323 ―
その他 105,609 99,737
減価償却累計額 △98,680 △98,567
その他(純額) 6,928 1,170
有形固定資産合計 33,121 23,360
無形固定資産
のれん 118,216 81,014
顧客関連資産 334,500 300,192
その他 80,984 23,238
無形固定資産合計 533,700 404,444
投資その他の資産
繰延税金資産 5,232 ―
その他 49,318 56,137
投資その他の資産合計 54,550 56,137
固定資産合計 621,372 483,942
資産合計 3,113,833 2,580,139
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2019年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 51,570 57,340
短期借入金 450,000 450,000
1年内返済予定の長期借入金 142,948 332,948
リース債務 2,287 2,181
未払法人税等 27,177 9,667
賞与引当金 9,000 6,500
返品調整引当金 24,063 2,346
ポイント引当金 ― 4,770
株主優待引当金 41,699 48,630
その他 141,033 137,846
流動負債合計 889,779 1,052,231
固定負債
長期借入金 727,862 394,914
リース債務 3,873 1,691
繰延税金負債 37,972 76,699
資産除去債務 17,202 17,250
その他 2,317 ―
固定負債合計 789,228 490,556
負債合計 1,679,008 1,542,787
純資産の部
株主資本
資本金 882,788 882,788
資本剰余金 348,117 349,152
利益剰余金 228,062 △139,855
自己株式 △30,392 △60,244
株主資本合計 1,428,575 1,031,840
新株予約権 6,249 5,511
純資産合計 1,434,825 1,037,351
負債純資産合計 3,113,833 2,580,139
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 2,248,324 1,958,097
売上原価 532,418 473,108
売上総利益 1,715,906 1,484,988
返品調整引当金戻入額 825 24,063
返品調整引当金繰入額 24,063 2,346
差引売上総利益 1,692,668 1,506,705
販売費及び一般管理費 1,654,925 1,738,276
営業利益又は営業損失(△) 37,742 △231,570
営業外収益
受取利息 2,983 109
受取賠償金 508 17,572
解約返戻金 ― 1,122
その他 974 759
営業外収益合計 4,466 19,564
営業外費用
支払利息 15,459 13,575
その他 1,446 1,071
営業外費用合計 16,905 14,647
経常利益又は経常損失(△) 25,303 △226,653
特別利益
固定資産売却益 ― 335
新株予約権戻入益 ― 814
特別利益合計 ― 1,149
特別損失
減損損失 ― 94,156
その他 ― 1,201
特別損失合計 ― 95,358
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
25,303 △320,863
失(△)
法人税、住民税及び事業税 41,772 3,095
法人税等調整額 29,323 43,959
法人税等合計 71,096 47,055
当期純損失(△) △45,792 △367,918
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △45,792 △367,918
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当期純損失(△) △45,792 △367,918
包括利益 △45,792 △367,918
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △45,792 △367,918
非支配株主に係る包括利益 ― ―
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
新株予約権 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 882,788 348,117 273,855 △29,938 1,474,823 3,253 1,478,076
当期変動額
親会社株主に帰属する当
△45,792 △45,792 △45,792
期純損失(△)
自己株式の取得 △454 △454 △454
自己株式の処分 ― ―
株主資本以外の項目の当
2,996 2,996
期変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― △45,792 △454 △46,247 2,996 △43,250
当期末残高 882,788 348,117 228,062 △30,392 1,428,575 6,249 1,434,825
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
新株予約権 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 882,788 348,117 228,062 △30,392 1,428,575 6,249 1,434,825
当期変動額
親会社株主に帰属する当
△367,918 △367,918 △367,918
期純損失(△)
自己株式の取得 △29,852 △29,852 △29,852
自己株式の処分 1,035 1,035 1,035
株主資本以外の項目の当
△738 △738
期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 1,035 △367,918 △29,852 △396,735 △738 △397,473
当期末残高 882,788 349,152 △139,855 △60,244 1,031,840 5,511 1,037,351
9
株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
2019年9月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
25,303 △320,863
純損失(△)
減価償却費 60,087 64,147
減損損失 ― 94,156
のれん償却額 46,516 37,201
貸倒引当金の増減額(△は減少) 22 △26
賞与引当金の増減額(△は減少) △5,653 △2,500
返品調整引当金の増減額(△は減少) 23,237 △21,716
ポイント引当金の増減額(△は減少) ― 4,770
株主優待引当金の増減額(△は減少) 12,176 6,931
受取利息及び受取配当金 △2,983 △109
支払利息 15,459 13,575
固定資産売却益 ― △335
新株予約権戻入益 ― △814
売上債権の増減額(△は増加) △35,097 24,222
たな卸資産の増減額(△は増加) △45,283 △21,080
仕入債務の増減額(△は減少) 9,926 5,770
その他 △5,497 △8,144
小計 98,212 △124,813
利息及び配当金の受取額 4,002 96
利息の支払額 △15,843 △13,926
法人税等の還付額 44,079 ―
法人税等の支払額 △36,988 △48,345
営業活動によるキャッシュ・フロー 93,462 △186,988
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,034 △24,526
無形固定資産の取得による支出 △27,097 △34,228
定期預金の払戻による収入 ― 2,400
子会社の清算による収入 ― 5,530
子会社株式の取得による支出 ― △8,900
敷金の差入による支出 △846 △4,497
短期貸付けによる支出 200,000 △60,000
その他 △31 98
投資活動によるキャッシュ・フロー 166,989 △124,123
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △154,072 △142,948
自己株式の取得による支出 ― △31,265
リース債務の返済による支出 △2,043 △2,287
自己株式の処分による収入 ― 1,696
その他 △454 △2,724
財務活動によるキャッシュ・フロー △156,569 △177,528
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1 ―
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 103,880 △488,640
現金及び現金同等物の期首残高 1,586,360 1,690,241
現金及び現金同等物の期末残高 1,690,241 1,201,600
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の
期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示
しております。
この結果、前回会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が61,815千円減少し、
「投資その他の資産」の「繰延税金資産」が5,232千円増加しております。また、「固定負債」の「繰延税金負債」
が56,582千円減少しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が56,582円
減少しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「コミュニケーション・セールス事業」及び「化粧品卸事業」の2つの報告セグメントとして
おります。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービス
「コミュニケーション・セールス事業」では、化粧品及び健康食品の通信販売を主な事業としております。
「化粧品卸事業」では、化粧品及び入浴剤の卸売りを行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理方法と同
一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
コミュニケーシ 連結財務諸表
化粧品 調整額
ョン・セールス 計 計上額
卸事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,477,398 770,926 2,248,324 ― 2,248,324
セグメント間の
7,124 72 7,196 △7,196 ―
内部売上高又は振替高
計 1,484,522 770,998 2,255,521 △7,196 2,248,324
セグメント利益又は損失(△) △35,818 184,969 149,150 △111,407 37,742
セグメント資産 917,710 964,986 1,882,697 1,231,136 3,113,833
その他の項目
減価償却費 16,034 41,915 57,950 2,137 60,087
のれん償却額 37,257 9,258 46,516 ― 46,516
有形固定資産及び
30,134 780 30,914 3,693 34,608
無形固定資産の増加額
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
コミュニケーシ 連結財務諸表
化粧品 調整額
ョン・セールス 計 計上額
卸事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,284,083 673,763 1,957,847 250 1,958,097
セグメント間の
623 2,110 2,733 △2,733 ―
内部売上高又は振替高
計 1,284,706 675,874 1,960,580 △2,483 1,958,097
セグメント利益又は損失(△) △258,283 115,231 △143,051 △88,518 △231,570
セグメント資産 738,590 822,977 1,561,567 1,018,571 2,580,139
その他の項目
減価償却費 19,612 42,413 62,025 2,121 64,147
のれん償却額 27,942 9,258 37,021 ― 37,201
有形固定資産及び
53,346 2,442 55,788 4,825 60,613
無形固定資産の増加額
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4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 2,255,521 1,960,580
セグメント間取引消去 △7,196 △2,483
連結財務諸表の売上高 2,248,324 1,958,097
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 149,150 △143,051
全社収益(注)1 281,400 300,250
全社費用(注)2 △275,106 △301,998
その他の調整額 △117,701 △86,770
連結財務諸表の営業利益又は営業損失(△) 37,742 △231,570
(注)1.全社収益は、当社におけるグループ会社からの経営指導料及び受取配当金であります。
2.全社費用は、当社における持株会社運営に係る費用であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 1,882,697 1,561,567
全社資産(注) 2,190,080 1,721,505
その他の調整額 △958,944 △702,934
連結財務諸表の資産合計 3,113,833 2,580,139
(注)全社資産は、報告セグメントに帰属しない持株会社の資産であります。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメント
コミュニケーシ 連結財務諸表
化粧品 調整額
ョン・セールス 計 計上額
卸事業
事業
減損損失 94,156 - 94,156 - 94,156
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【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
報告セグメント
コミュニケーシ 連結財務諸表
化粧品 調整額
ョン・セールス 計 計上額
卸事業
事業
当期末残高 27,942 90,273 118,216 - 118,216
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメント
コミュニケーシ 連結財務諸表
化粧品 調整額
ョン・セールス 計 計上額
卸事業
事業
当期末残高 - 81,014 81,014 - 81,014
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しています。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり純資産額 208.04円 152.15円
1株当たり当期純損失(△) △6.67円 △54.08円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有する潜在株式は存在するものの、1株当た
り当期純損失(△)のため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
△45.792 △367,918
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
△45,792 △367,918
損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 6,867 6,802
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の 新株予約権2種類(新株予約権の 新株予約権1種類(新株予約権の
算定に含めなかった潜在株式の概要 数87,500株) 数33,000株)
(重要な後発事象)
(連結子会社間の吸収合併)
2019年10月1日を効力発生日として、当社の連結子会社である株式会社フェヴリナが当社の連結子会社である株
式会社サイエンスボーテを吸収合併いたしました。
1 取引の概要
(1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容
結合企業(存続会社)
名 称: 株式会社フェヴリナ(当社の連結子会社)
事業内容: 化粧品及び健康食品の通信販売事業
被結合企業(消滅会社)
名 称: 株式会社サイエンスボーテ(当社の連結子会社)
事業内容: 化粧品の通信販売事業
(2) 企業結合日
2019年10月1日
(3) 企業結合の法的形式
株式会社フェヴリナを存続会社とし、株式会社サイエンスボーテを消滅会社とする吸収合併
(4) 結合後企業の名称
株式会社フェヴリナ(当社の連結子会社)
(5) その他取引の概要に関する事項
当社グループの組織再編成の一環として、化粧品及び健康食品の通信販売事業を行っている子会社同士の経営
を統合することにより、業務の効率化および人材・経営資源の集約化を図るとともに、グループ全体の組織力強
化ならびに顧客サービスの向上を図るものであります。
2 実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共
通支配下の取引として処理する予定です。
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