3726 フォーシーズHD 2021-08-11 16:30:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                2021年9月期               第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                            2021年8月11日
上 場 会 社 名   株式会社フォーシーズホールディングス                         上場取引所           東
コ ー ド 番 号   3726               URL https://www.4cs-holdings.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長       (氏名) 天童 淑巳
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理副本部長      (氏名) 上畠 正教            (TEL) 092-720-5460
四半期報告書提出予定日      2021年8月11日 配当支払開始予定日                ―
四半期決算補足説明資料作成の有無       :有
四半期決算説明会開催の有無          :有
 
                                                                                             (百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)                         (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                             親会社株主に帰属
                           売上高                         営業利益             経常利益
                                                                                             する四半期純利益
                           百万円             %           百万円        %     百万円              %           百万円     %
 2021年9月期第3四半期     1,740         24.2    △126     ―     △128 ―                                   △77        ―
 2020年9月期第3四半期     1,401        △0.6     △270     ―     △276 ―                                  △296        ―
(注) 包括利益 2021年9月期第3四半期           △77百万円(     ―%) 2020年9月期第3四半期                               △296百万円(       ―%)
 
                                      潜在株式調整後
                           1株当たり
                                        1株当たり
                          四半期純利益
                                       四半期純利益
                                       円   銭                  円   銭
    2021年9月期第3四半期                    △10.87                       ―
    2020年9月期第3四半期                    △43.75                       ―
 
 
(2)連結財政状態
                           総資産                         純資産            自己資本比率
                                       百万円                    百万円                        %
 2021年9月期第3四半期          2,115                                     696               32.5
 2020年9月期               2,026                                     673               32.7
(参考) 自己資本 2021年9月期第3四半期     687百万円                                2020年9月期         663百万円
 
 


2.配当の状況
                                                       年間配当金

                    第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                              期末             合計
                            円    銭             円   銭          円   銭        円   銭             円   銭
  2020年9月期         ―     0.00                                     ―        0.00              0.00
  2021年9月期         ―     0.00                                     ―
  2021年9月期(予想)                                                                 ―                 ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 
 

    2021年9月期の配当予想につきましては未定です。
 

3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)

                                                                               (%表示は、対前期増減率)
                                                                           親会社株主に帰属  1株当たり
                    売上高                営業利益                  経常利益
                                                                            する当期純利益  当期純利益
                    百万円      %             百万円         %      百万円      %           百万円           %         円 銭
     通期       ―         ―                                         ―                 ―                       ―
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無                             : 無
 
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                   :有
         (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
         新規   1社 (社名) 合同会社アロマ      、 除外      ―社 (社名)
 

 

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                   :無
 
 

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       :無
     ②    ①以外の会計方針の変更                        :無
     ③    会計上の見積りの変更                         :無
     ④    修正再表示                              :無
 
 

(4)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)           2021年9月期3Q   7,377,670株   2020年9月期     7,175,570株

     ②    期末自己株式数               2021年9月期3Q    189,350株    2020年9月期      190,380株

     ③    期中平均株式数(四半期累計)        2021年9月期3Q   7,130,901株   2020年9月期3Q   6,783,488株
 
    発行済株式数に関する注記
 

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        本資料に掲載されている業績予想に関する記述は、当社が本資料の発表日現在で入手可能な情報及び合理的である
        と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、当社の事業を取り巻く経済情勢、市場動向等に関する
        様々な要因により、記述されている業績予想とは異なる可能性があります。
     
                               株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                     2021年9月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次


    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………… 1

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 1

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 3

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 3



    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 4

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 4

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 5

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 7

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 7

      (追加情報) ……………………………………………………………………………………… 7

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 7

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………… 8

      (企業結合等関係) ……………………………………………………………………………… 10

      (重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 10



    3.その他 ……………………………………………………………………………………………… 11

      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………… 11
                                   株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                         2021年9月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、インバウンド需要は引き続き消失したままではあるものの、
 輸出・生産は中国向けを中心に増加傾向を維持しており、感染拡大防止策と経済活動の両立が図られ、個人消費に
 一部持ち直しの動きが見られたものの、2021年に入ってから1月に2回目の緊急事態宣言の発令、3月に一旦は解
 除されたものの、4月には3回目の緊急事態宣言発令、さらに7月には4回目の緊急事態宣言が発令されるなど、
 新型コロナウイルス感染症はいまだ収束することなく、経済活動の抑制による倒産企業や失業者の増加が続き、国
 内景気の先行きは引き続き不透明感が強まっております。
    このような状況のもと、当社グループにおきましても業績回復に向けて、各事業会社がそれぞれの特性に合わせ
 た積極的な施策を推進しており、営業利益につきましては、既存事業のうち、化粧品卸事業・衛生コンサルティン
 グ事業においては単月黒字を実現することができております。また、新規事業としまして、2021年4月1日に公表
 いたしました「アロマ事業譲受完了並びに新たな事業の開始に関するお知らせ(開示事項の経過)」のとおり、ア
 ロマ事業の譲受も完了し4月1日より事業を開始しており、当第3四半期連結累計期間から報告セグメントに「ア
 ロマ事業」を追加しております。また、白髪染め事業での売上を計上したことにより、報告セグメントに含まれな
 い事業セグメントとして「その他」を追加しております。


  以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,740,092千円(前年同四半期比24.2%増)とな
 り、営業損失126,991千円(前年同四半期は営業損失270,883千円)、経常損失128,954千円(前年同四半期は経常損
 失276,819千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失77,498千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純
 損失296,752千円)となりました。
  今後も、当社グループの企業価値をさらに高めるため、新規事業に向けたM&Aをさらに積極的に進めてまいり
 ます。


    セグメント別の業績は、次のとおりであります。
  なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3
 四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。


    (コミュニケーション・セールス事業)
     コミュニケーション・セールス事業におきましては、売上高996,117千円(前年同四半期比8.5%増)、セグメ
    ント損失57,425千円(前年同四半期はセグメント損失255,871千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前
    年同四半期に対しては大幅に上回る結果となりました。
     今期の施策としては、前期から引き続き、Webプロモーションの強化による新規顧客の獲得をベースとし、
    営業体制の再構築による新規顧客のリピーター化、定期顧客化、一定期間取引のない顧客への再販並びにクロス
    セルの推進による収益拡大を目指しておりますが、Webプロモーションにより獲得できた新規顧客の引き上げ
    率が予想を下回る結果となりました。海外への販売チャネルの拡大につきましては、認知拡大を目的に積極的に
    プロモーション活動をしており、中国におけるSNSサイト「RED」と「Weibo」を展開し、短期間で約
    38,000人のフォロワー数を獲得することができております。しかしながら、東南アジアにおきましては、ベトナ
    ムにおいてスパークリングクリアパックの一般貿易をスタートし、タイのコスメショップで販売を開始するなど、
    販路の拡大を順調に進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症による規制のため、追加商談は中止せざる
    を得ない状況となりました。
     今後も引き続きWebプロモーションを軸とした戦略に取り組むと同時に、ホームページにもリリースさせて
    いただいたとおり、新商品として天然のバラから抽出したエキスを配合した美容・健康サプリメント「フェヴリ
    ナ   ローズヴェール」、毛穴悩みにアプローチするパウダー状の洗顔料「バイタルコンディショニング       ドット
    クリア」を販売するなど、新たな商品を展開することにより、業績の回復を実現してまいります。


    (化粧品卸事業)
     化粧品卸事業におきましては、コロナウイルス禍の影響は今期も引き続き継続すると予測しておりましたが、
    インバウンド需要の消失による影響は予測以上に大きく、売上高382,335千円(前年同四半期比15.6%減)、セグ



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                                株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                      2021年9月期 第3四半期決算短信


メント損失61,449千円(前年同四半期はセグメント利益4,190千円)となり、前年同四半期に対して大きく下回る
結果となりました。
 今期の施策としては、広告宣伝・販売促進活動を強化することによる新たな顧客層の掘り起こしによる、国内
卸販売の回復、EC販売の伸長を目指しており、インスタグラマーやユーチューバーを積極的に活用し新たなピ
ーリング市場へのアピール強化に努めておりました。しかしながら、ドラッグストアをはじめとした小売業界に
おけるコロナウイルス禍の影響は根強く、国内卸売上につきましては前年を大きく下回る結果となりました。一
方、前年度より取り掛かっている海外売上につきましては、「ナチュラルアクアジェル」が継続的に好調に売上
を伸ばしており、中国国内での大イベントである「618」においては「ナチュラルアクアジェル」とともに新商品
の薬用ピーリング「ホワイトクリアジェル」の発注もいただくなど 、海外売上は前年を大きく上回る結果とな
り、当第3四半期連結会計期間におきましては黒字化を実現することができました。
 今後は新商品である「ホワイトクリアジェル」のドラッグストアへの店舗展開に向けた販売促進の強化、イン
スタグラマーやユーチューバーの活用による国内EC販売の強化、東南アジアを中心としたアジア市場への拡大
により、業績の回復を実現してまいります。


(衛生コンサルティング事業)
 衛生コンサルティング事業におきましては、売上高108,165千円(前年同四半期比236.6%増)、セグメント損
失17,628千円(前年同四半期はセグメント損失38,913千円)となり、セグメント損失ではあるものの、前年同四
半期に対しては大幅に上回る結果となり、6月におきましては単月黒字を実現することができました。
 今期の施策としては、大手企業との協業、代理店の拡大およびPRの実施による「空間除菌デバイスDevi
rusAC(デヴィルスエーシー)」の販売拡大を最優先としております。積極的に開示させていただいている
とおり、北海道大学と北海道におけるホルスタイン種乳牛の手術時の除菌方法として、亜塩素酸水「クロラス除
菌ウォーター」を活用する検証の開始、北海道紋別市の観光事業への感染症対策ソリューションの提供、三重県
亀山市が運営する医療施設への感染症対策ソリューションの提供、大手学習塾への感染症対策ソリューション提
供など、着実に販売拡大ができており、販売拡大に対応できるための希釈水製造工場を2020年12月15日に開設し
ました。また、福岡県中間市が「ウイルスから守る安全空間」づくりとして取り組んでいる高性能光触媒(九州
工業大学・横野照尚教授発明)の実証実験において、連携協定を結び実証実験を開始しました。また、原点であ
る飲食店、食品工場向け衛生サービスに関する需要掘り起こしにおきましては、コロナウイルス禍の影響により、
飲食店の体力回復にはいまだ時間がかかっております。
 今後はニーズの高い「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」の販売を中心とするも
のの、HACCPジャパンが監修した飲食店向けHACCPアプリの開発も完了しており、微生物蛍光画像測定
機「BACTESTER(バクテスター)」に対するニーズも高まるものと考え、業績の回復を実現してまいり
ます。


(アロマ事業)
 当第3四半期連結会計期間から報告セグメントに追加となりましたアロマ事業におきましては、売上高256,345
千円、セグメント損失22,422千円となりました。
 アロマ事業が運営する『アロマブルーム』店舗では、メインとなるエッセンシャルオイル等のアロマ関連の商
品を主力とし、シーンやコンセプトに合わせた雑貨販売を行っており、暮らしの中に香りとリラクゼーションを
提案するライフスタイルショップを首都圏に39店舗(2021年6月30日時点)運営しております。グループ間のシ
ナジー効果を高めるための施策を積極的に行っており、関連子会社である株式会社フェヴリナと株式会社Cur
eの商品を『アロマブルーム』店舗で展開をすると同時に、アロマ商品をコミュニケーション・セールス事業の
顧客に対する販売活動もスタートしております。しかしながら、4月に発令された緊急事態宣言により、5店舗
が休業せざるを得ない状況となり、当初見込んでいた売上予測を大きく下回る結果となりました。
 今後は、まずは不採算店舗のスクラップをすることにより赤字体質からの脱却を目指し、今期中にすでに2店
舗の閉店が確定しております。また、新規出店につきましては、ブランド認知の拡大および店舗・ECサイトへ
顧客誘導を目的とした主要ターミナル駅構内でのPOP UP SHOPをスタートしております。さらに、店舗
社員への教育の強化、MD戦略の見直しをすることにより、早期に業績の拡大と黒字化を目指してまいります。




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                                   株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
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(2)財政状態に関する説明
 (資産)
   当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は2,115,344千円(前連結会計年度末2,026,445千円)、その
  内訳は流動資産1,618,075千円、固定資産497,269千円となり、前連結会計年度末に比べ88,899千円増加いたしま
  した。これは主に、現金及び預金の減少207,158千円、受取手形及び売掛金の増加47,369千円、商品及び製品の増
  加150,511千円、有形及び無形固定資産の取得による増加10,831千円等によるものであります。


 (負債)
   当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は1,419,114千円(前連結会計年度末1,352,607千円)、その
  内訳は流動負債927,127千円、固定負債491,986千円となり、前連結会計年度末に比べ66,506千円増加いたしまし
  た。これは主に、返済に伴う1年内返済予定を含む借入金の減少47,208千円、使用に伴う株主優待引当金の減少
  22,561千円、買掛金の増加51,409千円、資産除去債務の増加31,788千円等によるものであります。


 (純資産)
   当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は696,229千円(前連結会計年度末673,837千円)となり、
  22,392千円増加いたしました。これは主に、第三者割当増資を実施したことにより資本金及び資本剰余金がそれ
  ぞれ50,322千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失77,498千円の計上により利益剰余金が減少
  したことによるものであります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   2021年4月1日に日本リビング株式会社のアロマ事業の譲受が完了し、通期連結業績への影響につきまして精
  査しておりました。しかしながら、4月には3回目の緊急事態宣言発令、さらに7月には4回目の緊急事態宣言
  が発令されるなど、新型コロナウイルス感染症はいまだ収束することなく、リテール店舗におきましては想定以
  上に影響が残るものとみられ、現時点では通期連結業績予想を合理的に把握することが困難であると判断したこ
  とにより、2021年9月期の連結業績予想につきましては引き続き未定とさせていただきます。
   今後、新型コロナウイルス感染拡大に収束の見通しがつき、業績への影響が合理的に予想可能となった時点で、
  速やかに公表いたします。




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                             株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                   2021年9月期 第3四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                     (単位:千円)
                         前連結会計年度            当第3四半期連結会計期間
                        (2020年9月30日)          (2021年6月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                       1,119,460               912,302
   受取手形及び売掛金                      157,575               204,944
   商品及び製品                         272,966               423,477
   原材料及び貯蔵品                        23,314                21,492
   その他                             53,689                55,917
   貸倒引当金                             △41                   △59
   流動資産合計                       1,626,965             1,618,075
 固定資産
   有形固定資産                           8,951                56,740
   無形固定資産
     のれん                           71,755                64,811
     顧客関連資産                       265,884               240,153
     その他                           20,809                16,526
     無形固定資産合計                     358,449               321,492
   投資その他の資産                        32,079               119,036
   固定資産合計                         399,480               497,269
 資産合計                           2,026,445             2,115,344
負債の部
 流動負債
   買掛金                             83,921               135,331
   短期借入金                          400,000               400,000
   1年内返済予定の長期借入金                  143,424               146,644
   未払法人税等                           3,394                 7,381
   賞与引当金                           16,257                 8,250
   返品調整引当金                         11,212                11,250
   ポイント引当金                          5,166                 4,008
   株主優待引当金                         22,700                   138
   資産除去債務                              ―                  2,341
   その他                            154,513               211,782
   流動負債合計                         840,591               927,127
 固定負債
   長期借入金                          431,491               381,063
   繰延税金負債                          63,879                62,192
   資産除去債務                          15,710                45,158
   その他                                935                 3,573
   固定負債合計                         512,016               491,986
 負債合計                           1,352,607             1,419,114
純資産の部
 株主資本
   資本金                            932,808               983,131
   資本剰余金                          399,516               450,186
   利益剰余金                        △608,867              △686,365
   自己株式                          △59,918               △59,663
   株主資本合計                         663,539               687,289
 新株予約権                             10,297                 8,939
 純資産合計                            673,837               696,229
負債純資産合計                         2,026,445             2,115,344


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                               株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                     2021年9月期 第3四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                        (単位:千円)
                      前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間
                        (自 2019年10月1日           (自 2020年10月1日
                        至 2020年6月30日)           至 2021年6月30日)
売上高                               1,401,339               1,740,092
売上原価                                351,080                 448,535
売上総利益                             1,050,258               1,291,557
返品調整引当金戻入額                            2,346                  11,212
返品調整引当金繰入額                            7,100                  11,250
差引売上総利益                           1,045,504               1,291,519
販売費及び一般管理費                        1,316,388               1,418,511
営業損失(△)                           △270,883                △126,991
営業外収益
 受取利息                                    22                       20
 受取賠償金                                  135                      352
 助成金収入                                2,000                    2,428
 その他                                    963                    2,201
 営業外収益合計                              3,122                    5,002
営業外費用
 支払利息                                 8,892                   6,044
 株式交付費                                   ―                      773
 その他                                    165                     146
 営業外費用合計                              9,058                   6,964
経常損失(△)                            △276,819                △128,954
特別利益
 負ののれん発生益                                ―                    71,020
 新株予約権戻入益                               417                      501
 特別利益合計                                 417                   71,521
特別損失
 減損損失                                12,797                   15,057
 特別損失合計                              12,797                   15,057
税金等調整前四半期純損失(△)                    △289,199                 △72,490
法人税、住民税及び事業税                          4,076                    6,842
法人税等調整額                               3,576                  △1,834
法人税等合計                                7,652                    5,007
四半期純損失(△)                          △296,852                 △77,498
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)                   △100                        ―
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)                △296,752                 △77,498




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                           株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                 2021年9月期 第3四半期決算短信


  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                    (単位:千円)
                   前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                     (自 2019年10月1日          (自 2020年10月1日
                     至 2020年6月30日)          至 2021年6月30日)
四半期純損失(△)                      △296,852                △77,498
四半期包括利益                        △296,852                △77,498
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益               △296,752                △77,498
 非支配株主に係る四半期包括利益                  △100                      ―




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                                       株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                             2021年9月期 第3四半期決算短信


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (追加情報)
  新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り
   前連結会計年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響による会計上の見積りの仮
  定について、新たな追加情報の発生及び重要な変更はありません。
   なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期は不透明であり、影響が長期化し、上述の仮定が見込まれなくな
  った場合には、将来の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  前第3四半期連結累計期間(自    2019年10月1日 至   2020年6月30日)
   当社は、2020年6月29日付で、Oakキャピタル株式会社から第三者割当増資の払込みを受けました。この結
  果、当第3四半期連結累計期間において、資本金が50,019千円、資本準備金が50,019千円増加し、当第3四半期
  連結累計期間末において資本金が932,808千円、資本剰余金が399,286千円となっております。


  当第3四半期連結累計期間(自    2020年10月1日 至   2021年6月30日)
   当社は、2020年12月17日付でOakキャピタル株式会社から第15回新株予約権の一部の権利行使による払込み
  を受け、資本金及び資本準備金がそれぞれ50,322千円増加しております。この結果、当第3四半期連結累計期間
  末において資本金が983,131千円、資本剰余金が450,186千円となっております。




                               7
                                                               株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                                                     2021年9月期 第3四半期決算短信


  (セグメント情報等)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
 前第3四半期連結累計期間(自              2019年10月1日 至             2020年6月30日)
                                                                                                       (単位:千円)
                                              報告セグメント
                                                                                                       四半期連結
                        コミュニケーシ                                                         調整額            損益計算書
                                         化粧品          衛生コンサルテ
                        ョン・セールス                                          計                              計上額
                                         卸事業           ィング事業
                           事業
売上高

 外部顧客への売上高                  917,630        451,768         31,940     1,401,339               ―         1,401,339

 セグメント間の内部売上高又
 は振替高
                                  240           988           195         1,423         △1,423                 ―

          計                 917,870        452,756         32,135     1,402,762         △1,423          1,401,339

セグメント利益又は損失(△)            △255,871            4,190       △38,913     △290,595           19,711         △270,883

(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額19,711千円には、セグメント間取引消去の△1,423千円及び各報告セグ
     メントに配分していない全社費用△227,515千円、その他の調整額△38,253千円が含まれております。全社費用
     の主なものは、当社(持株会社)運用に係る費用であります。
   2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 当第3四半期連結累計期間(自              2020年10月1日 至             2021年6月30日)
                                                                                                   (単位:千円)
                                  報告セグメント
                                                                                                       四半期連結損
              コミュニケ                                                   その他                     調整額      益計算書計上
                                   衛生コンサ                                           合計
              ーション・      化粧品                                          (注)1                    (注)2        額
                                   ルティング      アロマ事業          計
              セールス事      卸事業                                                                             (注)3
                                     事業
                業
売上高
 外部顧客への
 売上高
              995,883   378,391     107,997    256,345    1,738,618    1,474   1,740,092          ―     1,740,092
 セグメント間
 の内部売上高           233     3,943         168           ―       4,345       ―        4,345      △4,345           ―
 又は振替高
      計       996,117   382,335     108,165    256,345    1,742,964    1,474   1,744,438      △4,345    1,740,092
セグメント損失
(△)
              △57,425   △61,449    △17,628    △22,422     △158,925    △4,545   △163,471       36,479    △126,991

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「白髪染め事業」を含んでおりま
     す。
   2.セグメント損失(△)の調整額36,479千円には、セグメント間取引消去の△4,345千円及び各報告セグメントに
     配分していない全社費用△192,020千円、その他の調整額5,000千円が含まれております。全社費用の主なもの
     は、当社(持株会社)運用に係る費用であります。
   3.セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

2.報告セグメントの変更等に関する事項
   当第3四半期連結会計期間に合同会社アロマは日本リビング株式会社よりアロマ事業を譲受したことに伴い、
  「アロマ事業」を報告セグメントに追加しております。
   また、新たに白髪染め事業での売上を計上したことにより、報告セグメントに含まれない事業セグメントとして
  「その他」を追加しております。




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                                    株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                          2021年9月期 第3四半期決算短信


3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
  前第3四半期連結累計期間(自2019年10月1日至2020年6月30日)
   該当事項はありません。


  当第3四半期連結累計期間(自2020年10月1日至2021年6月30日)
  (重要な負ののれん発生益)
    「アロマ事業」において、当社の連結子会社である合同会社アロマが、日本リビング株式会社よりアロマ事業
   を譲り受けたことに伴い、負ののれん発生益を認識しております。当該事象による負ののれん発生益の計上額は、
   71,020千円であります。また、当第3四半期連結会計期間において取得原価の配分が完了していないため、当該
   金額は暫定的に算定された金額であります。
    なお、負ののれん発生益は特別利益のため、上記セグメント利益には含まれておりません。




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                                                      株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                                            2021年9月期 第3四半期決算短信


    (企業結合等関係)
     取得による企業結合
     (連結子会社である合同会社アロマによる事業譲受)
     1.企業結合の概要
     (1)事業譲渡企業の名称及びその事業の内容
          事業譲渡企業の名称       日本リビング株式会社
          譲受事業の内容         アロマ及び雑貨の小売、卸売
     (2)事業譲受を行った主な理由
           本事業譲受により当社が新たに開始するアロマ事業は、当社グループの売上規模の拡大に貢献するのみな
          らず、当社グループのシナジー効果がはたらく売上・利益の成長ドライバーとしての一端も担うものと考え、
          日本リビング株式会社よりアロマ事業を譲り受けることといたしました。
     (3)事業譲受日
         2021年4月1日
     (4)企業結合の法的形式
         現金を対価とする事業譲受
     (5)取得企業を決定するに至った主な根拠
         連結子会社である合同会社アロマが、現金を対価として事業を取得したためであります。


     2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる取得した事業の業績の期間
         2021年4月1日から2021年6月30日


     3.取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
            取得の対価         現金及び預金           84,500千円
             取得原価                          84,500千円


     4.主要な取得関連費用の内容及び金額
           アドバイザリー費用等      14,566千円


     5.発生した負ののれん発生益の金額及び発生原因
        (1) 発生した負ののれん発生益の金額           71,020千円
           なお、負ののれん発生益の金額は、当第3四半期連結会計期間において取得原価の配分が完了していない
          ため、暫定的に算定された金額であります。
        (2) 発生原因    取得原価が企業結合時における時価純資産を下回ったため、その差額を負ののれん発生益と
                    して認識しています。


    (重要な後発事象)
        該当事項はありません。




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                                 株式会社フォーシーズホールディングス(3726)
                                       2021年9月期 第3四半期決算短信


3.その他
 継続企業の前提に関する重要事象等
  当社グループは前連結会計年度において営業損失397,831千円及び親会社株主に帰属する当期純損失を464,829千
 円計上するとともに、当第3四半期連結累計期間においても営業損失126,991千円及び親会社株主に帰属する四半期
 純損失77,498千円を計上しているため、引き続き継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は
 状況が存在しております。
  当社グループは、当該事象を解消又は改善するために様々な対応策をすでに一部実施しており、今後も遂行して
 まいります。これらの対応策を実行することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は存在しないと判断
 しております。
  (対応策)
   1.コミュニケーション・セールス事業
    ① Web営業の強化による新規顧客の獲得及び顧客ストックの積み上げ
    ② 営業体制の再構築による新規顧客のリピーター化、定期顧客化、一定期間お取引のない顧客への再販並び
     にクロスセルの推進による収益拡大
    ③ 海外市場における卸営業、越境ECによる海外進出
    ④ 新商品開発・投入による販売強化
   2.化粧品卸事業
    ① 広告宣伝・販売促進活動の強化による国内卸販売の回復、EC販売の伸長、海外販売の拡大
    ② 新商品開発・投入による販売強化
   3.衛生コンサルティング事業
    ① 大手企業との協業、代理店の拡大による空間除菌関連商品の販売拡大
    ② イベント施設、飲食店、食品工場向け衛生サービスに関する需要掘り起こし
   4.コスト削減又は効率的配分の徹底
     前連結会計年度から実施している経費削減活動を徹底するとともに収益拡大に必要な広告宣伝や販売促進に
    係るコストについては、効率的かつ効果的な配分を徹底する。
   5.成長企業・事業のM&A
     2020年6月25日に公表した「成長戦略に関するお知らせ」に記載のとおり2021年4月1日付でアロマ事業の
    M&Aを実行し、引き続き「コンプレックス解消ビジネス分野」、「エンジョイライフ分野」、「Webマー
    ケティング会社」におけるM&Aを積極的に推進する。
   6.資金調達
     上記1から3の既存事業の施策を遂行するための運転資金は自己資本及び金融機関からの調達により確保し
    ていくが、2020年6月12日に公表した「第三者割当により発行される新株式及び第15回新株予約権の募集に関
    するお知らせ」に記載のとおり、上記5の成長性の見込める企業・事業のM&Aを積極的に推進するための資
    金として第三者割当増資により8億円の資金調達を充当する。




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