3726 フォーシーズHD 2021-07-19 12:00:00
HACCPジャパンにおける産学官連携による実証実験開始のお知らせ [pdf]
2021 年7月 19 日
各 位
会 社 名 株式会社フォーシーズホールディングス
代表者名 代表取締役社長 天童 淑巳
(コード番号 3726 東証二部)
問合せ先 執行役員管理副本部長 上畠 正教
(TEL.092-720-5460)
HACCP ジャパンにおける産学官連携による実証実験開始のお知らせ
当社の連結子会社である株式会社 HACCP ジャパン(以下、「HACCP ジャパン」といいます)は、福岡県中間市が
「ウイルスから守る安全空間」づくりとして取り組んでいる高性能光触媒(九州工業大学・横野照尚教授発明)の実
証実験において、連携協定を結び 2021 年7月 15 日に実証実験を開始いたしましたのでお知らせいたします。
1. 背景
今回の実証実験は、生活空間の衛生状態の『見える化』を目的とした、福岡県中間市×九州工業大学/横野照尚工学
博士研究チーム×株式会社 Protect ONE×株式会社 HACCP ジャパンでの産学官連携で行っております。HACCP ジャパン
は、国内で唯一室内の空気を収気し短時間での菌数の変動数を測定する技術を持つことから、空気中の菌数測定とい
う面で参画いたします。
2. 概要
HACCP ジャパンが取扱う、
“コリオリスコンパクト”は、高速で空気を大量吸引(1分間で 50L)し、ウイルス・細菌・
真菌・花粉等を捕集いたします。次に、微生物蛍光画像測定機 BACTESTER 01(以下、
「バクテスター」といいます)に
て、菌数を測定いたします。バクテスターは、菌を培養することなく一般細菌数(生菌・死菌)を迅速に計測すること
が可能です。一般細菌数を調べる場合は培養に 48 時間かかるところを、バクテスターを使用することにより、菌数の
測定を約5分で菌数の測定を行うことができる画期的なものとなります。
福岡県中間市のホームページにて、今回の実証実験開始にあたっての会見の概要が掲載されておりますので、ご確
認いただけます。http://www.city.nakama.lg.jp/hayamimi/20210715virustest.html
3. 今後の見通し
HACCP ジャパンは、衛生コンサルティング事業として新型コロナウイルスに端を発し目に見えないウイルス感染への
脅威から衛生への意識が高まる中、人や物に安全・安心な「クロラス除菌ウォーター」(亜塩素酸水)を微細ミストに
して空中噴霧できる「空間除菌デバイス Devirus AC(デヴィルスエーシー)」と「クロラス除菌ウォーター」をバンド
ルして販売展開する他、飲食店向けHACCP1制度対応サービスにおける菌検査事業を行っております。バクテスタ
ーを活用することにより、検査事業においても菌を培養する必要がないため、食品関係に限らず素材、化学、医薬、ま
たは物流分野に至るまで幅広く活用でき、様々な業態から引きあいが増加しております。現段階における連結決算に与
1 HACCPとは「Hazard(危害)「Analysis(分析)「Critical(重要)「Control(管理)「Point(点)
」 」 」 」 」という言葉の
略語で、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことを言います
える影響については軽微であると認識しておりますが、今後公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
HACCP ジャパンは、
新型コロナウイルスに端を発し目に見えないウイルス感染への脅威から衛生への意識が高まる中、
今後も衛生コンサルティング事業として国民の皆さまの安心安全な暮らしの支援、健康維持そして生活の質向上につな
げてまいります。
以 上