3726 フォーシーズHD 2021-06-11 17:00:00
完全子会社の吸収合併に関する基本方針決定のお知らせ [pdf]
2021 年6月 11 日
各 位
会 社 名 株式会社フォーシーズホールディングス
代表者名 代表取締役社長 天童 淑巳
(コード番号 3726 東証二部)
問合せ先 執行役員管理副本部長 上畠 正教
(TEL.092-720-5460)
完全子会社の吸収合併に関する基本方針決定のお知らせ
当社は、2021 年6月 11 日開催の取締役会において、当社の完全子会社である株式会社フェヴリナ(以下「フェヴ
リナ」
)と合同会社アロマ(以下「アロマ」
)を、吸収合併(以下「本合併」
)することを基本方針として決議し、今
後必要な手続きを開始することといたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1.当該組織再編の目的
当社グループは、現在「はずむライフスタイルを提供し、人々を幸せにする」というミッションのもと、当社と
連結子会社であるフェヴリナ、アロマ、株式会社Cure(以下「Cure」)及び株式会社HACCPジャパン
(以下「HACCP」)の5つの会社で、構成しております。
当社は、純粋持株会社として、グループ全体の管理業務を統括し、各事業子会社の業務執行における意思決定を
迅速化する仕組みを構築しております。さらに、グループ全体のシナジー効果を高めるための戦略立案を推進する
ことにより、各事業子会社における発展に寄与することを目的としております。また、新しい事業への参入や積極
的にM&Aを行うことにより当社グループ全体の事業展開も拡大してまいりました。
2020年6月25日に開示しました「成長戦略に関するお知らせ」においては、「海外展開の強化」「M&A」「事
業の統廃合」を強化施策として掲げております。「海外展開の強化」については、コミュニケーション・セールス
事業を行うフェヴリナ、化粧品卸事業を行うCureにおいて、昨年度より中国や東南アジアへの海外展開を強化
しており、着実に実績を積んできております。また、「M&A」においては、2021年4月1日に日本リビング株式
会社よりアロマ事業を譲り受け、アロマにて事業を開始いたしました。このようなグループの成長のための多様性
に富んだ施策を推進している中において、今後、更なるチャレンジ、持続的な価値創出を行うためには、“美と健
康”さらに“生活における癒し”において事業展開を行っているフェヴリナ及びアロマを当社が吸収合併し、事業
持株会社へ移行することで、各会社が持つ強みを活かせる組織体制を構築し、さらなるシナジー効果を得られるこ
とができると判断いたしました。
なお、Cureにつきましては、2021年2月10日に公表した通り、東洋ライフサービス株式会社を申立人とする
仮処分命令申立書を東京地方裁判所より受領していること等を踏まえ、本合併の対象とはせず、引き続き事業子会
社として存続することになりますが、同社コストセンター部門の従業員については当社への転籍を求める等、同社
に関しても本合併と併せて管理業務の見直しを予定しております。また、HACCPにつきましては、衛生コンサ
ルティングという事業内容や、フェヴリナとアロマが個人に対する営業活動を取っていることに対し、HACCP
は法人に対する営業活動を主に取っていること等を踏まえ、引き続き事業子会社として存続いたします。
本合併によって、現在各事業子会社がメインで行っている販売事業、すなわちフェヴリナの化粧品及び健康食品
の通信販売並びにアロマの店舗販売を融合し、販売チャネルを多様化させるだけでなく、取引先様の選択と集中、
また従業員に関しても現在各事業会社で行っている業務の重複を整備することにより、効率的、効果的な運営体制
が構築でき、意思決定の迅速化を実現できます。さらに、運営コストを削減することにより、経営効率の改善にも
つながると考えております。加えて、本合併後の組織体制では、グループ経営体制が簡素化されるため、経営の透
明性が高まり、コーポレート・ガバナンスの強化を図ることが可能になると判断しております。
本合併は当社を存続会社とし、フェヴリナ及びアロマを消滅会社とする吸収合併、並びに、本合併による当社の事
業持株会社への移行は、2022 年1月1日を効力発生日として行うことを予定しています。
2.合併の要旨
(1)合併の日程
基 本 方 針 承 認 の 取 締 役 会 決 議 日 2021 年 6月 11 日
吸 収 合 併 契 約 締 結 日 2021 年 10 月中(予定)
吸収合併契約承認の株主総会 ※決議日 2021 年 12 月 17 日(予定)
吸 収 合 併 実 施 日 ( 効 力 発 生 日 ) 2022 年 1月 1日(予定)
※当社においては、現時点の試算では、本合併について合併差損が生じる可能性があり、また、定款上における目的事
項の変更が必要となるため、2021年12月下旬に開催予定の第19回当社定時株主総会における承認決議を経て本合併を実
施する予定です。他方、フェヴリナ及びアロマにおいては、本合併が会社法第784条第1項に規定する略式合併に該当
するため、いずれも吸収合併契約についての株主総会における承認決議を経ずに本合併を実施する予定です。
(2)当該組織再編の方式
当社を存続会社とする吸収合併方式で、フェヴリナ、アロマは解散します。
(3)本合併に係る割当ての内容
本合併は、当社の完全子会社との吸収合併であるため、本合併による新株式の発行及び金銭等の割当てはありま
せん。
(4)本合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はありません。
3. 本合併の当事会社の概要
当該組織再編の当事会社の概要
吸収合併存続会社 吸収合併消滅会社 吸収合併消滅会社
(1)名称 株式会社フォーシーズホール 株式会社フェヴリナ 合同会社アロマ
ディングス
(2)所在地 福岡県福岡市中央区薬院 1 丁 福岡県福岡市中央区薬院 1 丁 福岡県福岡市中央区薬院 1 丁
目1番1号 目1番1号 目1番1号
(3)代表者の役職・ 代表取締役社長 天童 淑巳 代表取締役 大浦 真里枝 代表社員 株式会社フォーシ
氏名 ーズホールディングス
(4)事業内容 子会社の経営管理 化粧品・健康食品等の通信販売 アロマ関連商品・家庭用雑貨
の企画、卸売及び小売事業
(5)資本金 983 百万円 100 百万円 1百万円
(6)設立年月日 2003 年 12 月5日 2012 年4月 26 日 2021 年2月4日
(7)発行済株式数 7,377,670 株 2,000 株 -
(8)決算期 9月 30 日 9月 30 日 9月 30 日
(9)大株主及び持 井 康彦 18.15% 当社 100% 当社 100%
株比率 株式会社ウェルホールディン
グス 16.67%
ワイズコレクション株式会社
7.58%
(10)直前事業年度の経営成績及び財政状態
決算期 9月 30 日 9月 30 日 8月 31 日
純資産 662 百万円 △213 百万円 -
総資産 1,349 百万円 488 百万円 -
1 株当たり純資産
93.43 円 △106,763.05 円 -
(円)
売上高 365 百万円 1,335 百万円 1,825 百万円
営業利益 54 百万円 △332 百万円 22 百万円
経常利益 57 百万円 △337 百万円 21 百万円
当期純損失 △316 百万円 △358 百万円 △2百万円
1株当たり当期純損
△46.27 円 △179,040.34 円 △2,241.03 円
失(円)
(単位:百万円。特記しているものを除く。
)
(注1)資本金及び発行済株式数、並びに大株主及び持株比率につきましては、2021年3月31日時点の決算情報を記載してお
ります。アロマにつきましては、合同会社のため発行済株式数はありません。
(注2)アロマは、2021年4月1日に日本リビング株式会社よりアロマ事業を譲り受け、同社においてその事業を開始してお
ります。したがって、直前事業年度の経営成績につきましては、日本リビング株式会社における直前事業年度の決算情報を記
載しております。財政状態につきましては、相手先の意向及び守秘義務契約を踏まえ、開示を控えさせていただきます。
4.本合併後の状況
本合併に伴い、本年12月17日(予定)の当社定時株主総会をもって当社の商号及び事業内容を変更する予定で
す。なお、その他の当社の所在地、代表者の役職・氏名、資本金及び決算期に変更はありません。
5.今後の見通し
本合併が連結決算及び単体決算に与える影響は、効力発生日を2022年1月1日(予定)としているため、その影
響につきましては現在精査中であり、今後開示すべき事項が判明した場合には速やかに公表いたします。
なお、このお知らせは完全子会社の吸収合併に関する基本方針をお伝えするものであり、詳細については確定次
第速やかにお知らせいたします。
以 上