3697 SHIFT 2020-07-09 15:00:00
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月9日
上 場 会 社 名 株式会社SHIFT 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3697 URL https://www.shiftinc.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)丹下 大
問合せ先責任者 (役職名)経営管理部 部長 (氏名)岡 朋宏 (TEL)03(6809)1165
四半期報告書提出予定日 2020年7月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期第3四半期の連結業績(2019年9月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期第3四半期 20,719 51.8 1,629 92.3 1,758 108.9 1,021 109.1
2019年8月期第3四半期 13,649 47.5 847 △6.2 841 △9.7 488 △13.9
(注) 包括利益 2020年8月期第3四半期 1,372百万円 (143.6%) 2019年8月期第3四半期 563百万円 ( △9.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年8月期第3四半期 64.83 60.06
2019年8月期第3四半期 33.43 30.70
(注) 1.1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に用いられた普通株式の期中平均株式数の算出に当た
り、「株式給付型ESOP信託口」が保有する当社株式の期中平均株式数を控除する自己株式数に含めております。
2.前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年8月期第3四半期の数値については、
暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年8月期第3四半期 19,544 10,224 51.0
2019年8月期 14,975 8,938 57.7
(参考) 自己資本 2020年8月期第3四半期 9,976 百万円 2019年8月期 8,645 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年8月期 ― 0.00 ―
2020年8月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年8月期の連結業績予想(2019年9月1日~2020年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 28,000 43.4 2,400 55.8 2,400 55.4 1,450 49.4 92.53
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の
作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期3Q 15,909,500株 2019年8月期 15,737,000株
② 期末自己株式数 2020年8月期3Q 53,341株 2019年8月期 66,260株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年8月期3Q 15,749,441株 2019年8月期3Q 14,605,266株
(注)期末自己株式数には、「株式給付型ESOP信託口」が保有する当社株式(2020年8月期3Q 53,100株、2019年8月期 66,100株)が含ま
れております。また、期中平均株式数の算出に当たり、「株式給付型ESOP信託口」が保有する当社株式の期中平均株式数を控除する自
己株式数に含めております(2020年8月期3Q 60,596株、2019年8月期3Q 73,334株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………7
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
1
株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、2019年3月5日に行われた株式会社システムアイとの企業結合について前第3四半期連結会計期間に暫定的
な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析に
あたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、当初、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推
移しておりましたが、2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的に経済活動は停滞し、景気
が急速に悪化したことから、先行きの不透明感が一層強まりました。
当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に対し、従業員の安心/安全を守る施策として全
従業員へ毎日の検温測定と報告の徹底、全社的な在宅勤務の推奨、それに伴い案件従事者が在宅勤務を実現できる
ような3段階のセキュリティ体制の構築とお客様への提案活動、また出社せざるを得ない従業員等に対する「危険
手当」の支給など、比較的早期から対策を始め、グループ会社一丸となって取り組んでまいりました。現時点での
新型コロナウイルスの感染症の拡大は、一部のお客様において案件期間の変更等の影響が発生しておりますが、当
社グループの業績に与える影響は限定的なものと予想しております。
当社グループがサービスを提供するソフトウェア関連市場においては、社会全体に変革を起こすDX(デジタル・
トランスフォーメーション)という概念が浸透し始めてきており、また、よりスピーディに実装とテストを繰り返
して開発を進めるアジャイル開発の浸透など、目まぐるしく市場が変化しております。
加えて、労働人口の減少と政府が掲げる働き方改革の下で注目されているRPA(ロボティック・プロセス・オート
メーション)は普及が進み、BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)、AI(アーティフィシャル・インテリジェ
ンス)、IoT(インターネット・オブ・シングス)などとの連携も具現化されてきております。また、いわゆる「三
密」回避などの新型コロナウィルス感染症の防止策により、各種のネットワークやコンテンツのセキュリティレベ
ルの見直しが図られる状況となっております。
こうした経営環境の中、当社グループでは当連結会計年度を売上高1,000億円企業に向けた、2つ目の通過点であ
る成長戦略「SHIFT300 -シフトスリーハンドレッド-」の最終年度として位置づけ、既存顧客にむけた付加価値向上
による売上規模の拡大、新たな業種の開拓、新たな採用手法の開発や採用母集団の拡大による採用力の向上を重点
課題として取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては売上高20,719,751千円(前年同期比51.8%増)、営業利益
1,629,949千円(前年同期比92.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,021,046千円(前年同期比109.1%
増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①エンタープライズ市場
エンタープライズ市場では、金融業、流通業、製造業、通信業、ウェブサービス業など社会基盤を支える企業
における業務システムや情報システムにおいて、ソフトウェアの品質保証に関するサービス全般を提供しており
ます。
当第3四半期連結累計期間では、前連結会計年度より特にIT投資規模が大きい通信・保険業界などの各分野を
注力業界として定め取り組んだ結果、長期的な関係構築を視野に入れたプロジェクトへの参画が進み、こうした
新規顧客からの売上高が徐々に増加してまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間のエンタープライ
ズ市場の売上高は18,711,866千円(前年同期比53.9%増)、営業利益は3,243,793千円(前年同期比11.5%増)と
なりました。
②エンターテインメント市場
エンターテインメント市場では、モバイルゲーム、ソーシャルゲーム、コンシューマゲーム等を消費者に提供
するお客様に向け、品質管理工程やデバック業務のアウトソーシング、カスタマーサポート業務のアウトソーシ
ングにより、お客様ビジネスの付加価値を向上させるサービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間では、競合との差別化を図ることによる業界内認知度の向上や、既存顧客からの売
上高が増加したことにより、収益基盤の拡大を進めました。この結果、当第3四半期連結累計期間のエンターテ
インメント市場の売上高は2,007,885千円(前年同期比34.4%増)、営業利益は334,210千円(前年同期比7.9%
増)となりました。
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株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては、前連結会計年度末に比べ4,569,390千円増加し、
19,544,719千円となりました。これは主に、買い増し等により投資有価証券が2,178,661千円増加し、連結開始に
よりのれんが2,225,110千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債につきましては、前連結会計年度末と比べ3,282,719千円増加し、
9,319,994千円となりました。これは主に、長期借入金(一年以内返済予定の長期借入金を含む)が2,143,951千
円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ1,286,670千円増加し、
10,224,724千円となりました。これは主に、利益剰余金が1,021,046千円、その他有価証券評価差額金が254,512
千円増加したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年8月期の業績予想につきましては、2019年10月10日に公表いたしました連結業績予想から変更はありませ
ん。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による当社グループの業績への影響は、現時点においては限定的ではあり
ますが、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社グループの財政状態、経営
成績に影響を及ぼす可能性がある場合は、改めてお知らせいたします。
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株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,691,223 7,564,403
売掛金 2,909,200 3,409,689
たな卸資産 186,672 438,374
その他 245,677 519,551
貸倒引当金 △17,927 △20,570
流動資産合計 12,014,846 11,911,447
固定資産
有形固定資産 520,525 760,157
無形固定資産
のれん 1,207,774 3,432,885
その他 442,245 415,694
無形固定資産合計 1,650,020 3,848,579
投資その他の資産
投資有価証券 33,304 2,211,966
その他 756,631 812,568
投資その他の資産合計 789,936 3,024,534
固定資産合計 2,960,482 7,633,271
資産合計 14,975,329 19,544,719
負債の部
流動負債
買掛金 474,634 517,180
1年内返済予定の長期借入金 669,781 1,040,631
未払費用 1,127,096 1,346,138
未払法人税等 389,541 357,178
賞与引当金 96,941 209,324
その他 1,014,761 1,797,475
流動負債合計 3,772,756 5,267,929
固定負債
長期借入金 2,103,628 3,876,729
その他 160,890 175,335
固定負債合計 2,264,518 4,052,065
負債合計 6,037,275 9,319,994
純資産の部
株主資本
資本金 3,268,039 47,380
資本剰余金 3,222,851 6,485,833
利益剰余金 2,214,450 3,235,496
自己株式 △50,636 △41,269
株主資本合計 8,654,704 9,727,440
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 - 254,512
為替換算調整勘定 △9,283 △5,365
その他の包括利益累計額合計 △9,283 249,146
新株予約権 1,842 907
非支配株主持分 290,790 247,230
純資産合計 8,938,053 10,224,724
負債純資産合計 14,975,329 19,544,719
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 13,649,098 20,719,751
売上原価 9,317,419 14,158,415
売上総利益 4,331,679 6,561,336
販売費及び一般管理費 3,483,997 4,931,386
営業利益 847,681 1,629,949
営業外収益
受取利息 439 971
受取配当金 - 91,803
助成金収入 13,844 38,761
その他 5,201 7,428
営業外収益合計 19,485 138,964
営業外費用
支払利息 5,270 7,149
持分法による投資損失 7,035 -
為替差損 1,358 2,352
資金調達費用 10,328 -
その他 1,258 1,016
営業外費用合計 25,251 10,519
経常利益 841,916 1,758,394
特別利益
投資有価証券売却益 3,951 -
段階取得に係る差益 8,570 -
特別利益合計 12,521 -
税金等調整前四半期純利益 854,437 1,758,394
法人税等 289,271 643,840
四半期純利益 565,166 1,114,554
非支配株主に帰属する四半期純利益 76,878 93,508
親会社株主に帰属する四半期純利益 488,287 1,021,046
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株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益 565,166 1,114,554
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 - 254,512
為替換算調整勘定 △1,580 3,918
その他の包括利益合計 △1,580 258,430
四半期包括利益 563,585 1,372,985
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 486,707 1,279,477
非支配株主に係る四半期包括利益 76,878 93,508
6
株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年1月7日に無償減資を行いました。この無償減資等の結果、第2四半期連結累計期間において
資本金が3,239,311千円減少し、資本剰余金が3,244,328千円増加しております。これらの結果、当第3四半期連
結会計期間末において、資本金は47,380千円、資本剰余金は6,485,833千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
エンタープライズ エンターテインメ 計算書計上額
計 (注1)
市場 ント市場 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 12,155,329 1,493,768 13,649,098 - 13,649,098
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 12,155,329 1,493,768 13,649,098 - 13,649,098
セグメント利益 2,909,222 309,605 3,218,828 △2,371,146 847,681
(注)1.セグメント利益の調整額△2,371,146千円は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等の全社費用で
あります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.のれん償却額は、全社費用であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当第3四半期連結会計期間において、株式会社システムアイの株式を取得し、連結の範囲に含めておりま
す。当該事象に伴い、当第3四半期連結累計期間において全社資産としてのれんが213,196千円増加しておりま
す。なお、当該のれんの金額は暫定的な会計処理の確定に伴う見直し反映後の金額であります。
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株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
エンタープライズ エンターテインメ 計算書計上額
計 (注1)
市場 ント市場 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 18,711,866 2,007,885 20,719,751 - 20,719,751
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 18,711,866 2,007,885 20,719,751 - 20,719,751
セグメント利益 3,243,793 334,210 3,578,004 △1,948,054 1,629,949
(注)1.セグメント利益の調整額△1,948,054千円は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等の全社費用で
あります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.のれん償却額は、全社費用であります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当第3四半期連結会計期間において、株式会社ナディアの株式を取得し、連結の範囲に含めております。当
該事象に伴い、当第3四半期連結累計期間において全社資産としてのれんが1,643,307千円増加しております。
(企業結合等関係)
取得による企業結合
1.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 株式会社ナディア
事業の内容 Web/モバイルサイト制作、スマートフォンアプリ開発
グラフィックデザイン、映像/3DCG制作、VR/AR/AIコンテンツ制作
(2) 企業結合を行った主な理由
株式会社ナディアは、Web およびアプリケーション領域における、クリエイティブから販売促進・事業課題
解決のコンサルテーションまで、幅広く手掛ける株式会社 Nadiaが、その事業を新設分割する事により設立さ
れた会社であります。
創業時より Web およびアプリ領域において、顧客の「UI/UX」課題解決に尽力、制作から運用まで一気通貫
でのクリエイティブサービス提供実績を持つ株式会社 Nadiaの事業を承継する株式会社ナディアを当社グルー
プに迎える事により、当社の掲げる目標である、「SHIFT1000」の実現に向け、それらの観点からの「品質保
証」についても今まで以上にサービスを拡充していくにあたり、開発から運用までの一貫性のサービスに向け
た制作に関するソリューション提供の強化を図ることで、SHIFTグループの、より一層の成長を目指します。
(3) 企業結合日
2020年3月31日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5) 結合後企業の名称
結合前から変更はありません。
(6) 取得した議決権比率
100%
(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価として株式会社ナディアの株式を100%取得したためであります。
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株式会社SHIFT(3697) 2020年8月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間
2020年4月1日から2020年5月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 1,650,000千円
取得原価 1,650,000千円
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザー等に対する報酬・手数料等 4,340千円
5.発生したのれんの金額、発生原因
(1) 発生したのれんの金額
1,643,307千円
なお、のれんの金額は取得原価の配分が終了していないため、暫定的に算出された金額であります。
(2) 発生原因
企業結合時の時価純資産額が取得原価を下回ったため、その差額をのれんとして認識しております。
(3) 償却方法及び償却期間
10年間にわたる均等償却
6.株式譲渡契約に定められた条件付取得対価の内容及びそれらの今後の会計方針
(1) 条件付取得対価の内容
2022年12月期の営業利益が一定の水準を達成した場合、達成水準に応じて取得対価を追加で支払うこととな
っており、取得対価1,650,000千円は変動する可能性があります。
(2) 今後の会計処理方針
追加支払が発生した場合には、取得時に支払ったものとみなして、取得原価を修正しのれんの金額及びのれ
んの償却額を修正することとしております。
比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し
2019年3月5日に行われた株式会社システムアイとの企業結合について前第3四半期連結会計期間において暫定
的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報にお
いて取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されました。
この結果、前第3四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、販売費及び一般管理費が46,601千円増加した
ことにより営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益がそれぞれ46,601千円減少しましたが、法人税等調整
額が17,667千円減少したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は28,933千円減少しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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