3694 オプティム 2020-11-13 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信 補足説明資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信 補足説明資料
株式会社オプティム
免責事項
本資料に記載されている計画、見通し、戦略等はいずれも作成時点で入手可能な情報を基にした予測であり、これらは経済環境、
競合状況、新サービスの成否などの不確実な要因の影響を受けます。従って、実際の業績および戦略は、この配布資料に記載され
ている予想とは大きく異なる場合がありますことをご承知おきください。また、本資料に記載されているマーケット情報などに関
わる情報は、公開情報などから引用したものであり、情報の正確性などについ て保証するものではありません。
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アジェンダ
• 2021年3月期 第2四半期決算レビュー
• 2021年3月期 第2四半期活動実績
• 2021年3月期 通期業績見通し
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2021年3月期 第2四半期決算レビュー
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2021年3月期 第2四半期決算レビュー
創業来21期連続となる過去最高売上高に向けて好調に推移
第4次産業革命の中心的企業になるべく過去3ヵ年において
AI・IoT・Robotics分野に積極的な投資を行ってまいりました。
当期は計画通り、利益回収を行う期と位置付けております
(連結経営成績 単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 実績 2021年3月期
第2四半期 第2四半期 前年比 通期連結
連結実績 連結実績 業績予想
売上高 2,935 3,051 103.9% 7,407~8,080
営業利益 18 325 1,772.2% 712~1,526
経常利益 11 514 4,395.4% 802~1,616
親会社株主に帰属する
当期純利益
△32 321 ー 501~1,028
当初計画より
変更なし
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2021年3月期 第2四半期決算レビュー
■業績の進捗状況および通期見通し
【売上】
(※)
• コロナ禍の影響を受け、一部の新規ライセンス・カスタマイズ プロジェクトの遅延から売上成
長率が鈍化しております。ただし、下半期に向け回復基調にあります。
• コロナ禍による企業や文教分野などのDX推進の影響を受け、Optimal Biz法人ライセンス売上を
中心に、前年同期比を上回るペースで成長しております。
(サブスクリプションライセンス売上比率、全体売上の約8割)
• 従いまして、業績予想に変更はございません。
【利益】
• 営業利益と経常利益に差がでておりますが、これらは国からの補助金等の確定が当期にずれ込ん
だこと、および、投資事業組合運用益に起因しております。
• 今期からプロダクトの収益性が増加したことによりOPTiM Cloud IoT OSを中心としたソフト
ウェア資産計上を開始しており、利益の増加に寄与しております。
上記により、第2四半期の進捗状況として、売上・利益ともに計画どおりとなっております。
なお、新型コロナウイルスによる当社グループへの影響範囲は把握できていると考えておりますが、
想定を超えて新たな影響が発生した場合には速やかに開示を行います。また、業績予想に変更が生じ
た場合には、速やかに開示を行います。
※ ライセンス・カスタマイズ…当社研究開発部分をライセンスとし、それをもとにしたカスタマイズ開発のこと。将来のライセンス発行につなが
る開発となります。
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第二四半期売上に関する補足
新規サービスの一部のライセ
ンス・カスタマズプロジェク
前年実績比
トがコロナの影響により遅延
103.9% コロナの影響により
前年同期比を上回る
ペースで成長中
売上前年累積比較 Optimal Biz法人ライセンス売上推移
• コロナ禍の影響を受け、一部の新規ライセンス・カスタマイズプロジェクトの
遅延から売上成長率が鈍化。ただし、下半期に向け回復基調
• コロナ禍による企業や文教分野などのDX推進の影響を受け、Optimal Biz法人
ライセンス売上を中心に、前年同期比を上回るペースで成長
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MDM・PCマネジメントサービス
ー モバイルの可能性を広げるー
MDM市場において市場シェアNo.1
市場シェアは42.3%に、圧倒的なシェアNo.1を実現。
その他
42.3%
C社
B社
A社
2019年度
ミック経済研究所「コラボレーション・モバイル管理ソフトの市場展望 2019年度版」SaaS・ASP型MDM出荷ID数
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ESGへの取り組みについて
Environment(環境)
農業xIT:ピンポイント農薬散布テクノロジー
• AIによる画像解析を農作物に対して行い、不必要な農薬を散布せず減農薬栽培を実現
農業xIT:スマートアグリフードプロジェクト(スマート米)
• ピンポイント農薬散布・施肥技術テクノロジーなどをはじめとした AI・IoT・
Roboticsを活用することで、消費者が安心して食べることができるお米や野菜を作る、
未来志向の農業プロジェクト
Social(社会)
医療xIT:オンライン診療サービス
• 地域ごとの医療格差、仕事や育児、身体的事情などでの来院機会損失の課題に対して、
スマホやタブレットで遠隔診療を行うことで継続的に受診でき、予防医療にも繋がり、
生活習慣病有病者や介護者を減らすことが可能。また医師にとっては、往診における
時間的・経済的負担を削減
当社サービスの無償提供
• 東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震、平成30年7月豪雨、新型コロナウイ
ルス感染症等の天災発生時、社会貢献観点から関連するサービスを無償提供
Governance(企業統治)
経営諮問委員会設置
• 現在当社が取り組んでいる農業・建設・医療の各分野における第一人者の方々を委員
(エグゼクテイブアドバイザー)として招聘。経験に裏打ちされた知見を基にした各
産業分野への関与のみならず、企業価値の最大化を図るためのコーポレートガバナン
奥原 正明 野路 國夫 林 正好
ス強化観点に対しても貴重なアドバイスをいただき、経営の透明性・健全性確保を おくはら まさあき のじ くにお はやし まさよし
株式会社小松製作所 シスメックス株式会社
元 農林水産事務次官
図っている 特別顧問 特別顧問
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2021年3月期 第2四半期活動実績
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Optimal Biz
テレワーク支援サービス 2020.09.15プレスリリース
「Optimal Biz Telework」を大幅アップデート
~マネジメントサポートや隠れ残業、在宅鬱などの在宅勤務問題をまとめて見える化し解決~
今回のアップデートによる追加機能
• 「コミュニケーションサポート」用チャットボットを各プラットフォーム向けに追加
• 従業員の体調不良報告、休暇通知の表示機能
• アプリケーション利用状況等をもとにした、業務時間分類機能の追加
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Optimal Remote
2020.10.23 2020.10.26プレスリリース
遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」、
Zoom、Microsoft Teamsとの連携機能提供を発表
~Web会議システムを使った、複数人での同時確認・指示出しが可能に~
「Optimal Second Sight」海外利用における本格展開を開始
~SBクラウドと営業活動連携について基本合意書を締結~
SBクラウドが展開するAlibaba Cloudの国際専用線サービス「Cloud Enterprise Network」を組み合わせて営業活動
を行い、海外における「Optimal Second Sight」の本格的な展開を開始
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OPTiM Cloud IoT OS/AI Services
2020.08.20プレスリリース
AI・IoTプラットフォームサービス
「OPTiM Cloud IoT OS」無償トライアル提供開始
~同時に最新バージョンアップにより企業認証基盤連携機能などをリリース~
プラットフォーマーのためのプラットフォーム
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OPTiM Cloud IoT OS/AI Services
2020.10.26プレスリリース
「OPTiM AI Camera」の新ラインアップを発表
~「withコロナソリューション」で店舗・施設の運営を強力にサポート~
◼ 「OPTiM AI Camera」ラインアップのAI画像解析サービス名称を変更 ◼ 「OPTiM AI Camera」ラインアップにAI統合運用環境サービスを追加
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OPTiM Cloud IoT OS/AI Services
2020.10.21プレスリリース
「OPTiM AI Camera」のWithコロナソリューションを利用開始
~KDDI株式会社と株式会社京都パープルサンガが提供する「京都サンガF.C.」アプリで
リアルタイムに混雑状況をお知らせし、より安心・安全なサッカー観戦体験の実現に寄与~
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農業xIT
2020.10.22プレスリリース
AIやドローンを使い、
農薬使用量を抑えたあんしん・安全なお米「スマート米2021」、
2020年度産新米の販売を開始
新たに兵庫県産「コシヒカリ」、石川県産「コシヒカリ」、
福島県産「コシヒカリ」・「天のつぶ」をラインアップに追加、
「ピンポイント農薬散布・施肥テクノロジー」により、残留農薬検査不検出を実現
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医療xIT
2020.10.26プレスリリース
手術支援ロボットシステム「hinotori™ サージカルロボットシステム」用
ネットワークサポートシステム「MINS(Medicaroid Intelligent Network System)」
を共同開発
~手術支援ロボットから得られるあらゆるデータを AI が解析可能に~
MINSでは第一弾のサービスとして以下の
リモートサポートを提供します。
1. ログデータの収集・蓄積
2. 映像配信・閲覧
3. ロボットの動きを再現
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建設xIT
2020.08.03プレスリリース
(※特許出願中)
世界初、iPad Proを使って誰でも簡単に
高精度3次元測量ができるアプリ、
「OPTiM Land Scan」β版の無償提供開始
~測量時間の短縮や人件費の削減、技術者不足問題を解決~
「OPTiM Land Scan」の特長
1. 一人で手軽に測量が可能
2. 測量業務の短縮が可能
3. 誰でも高精度な測量が可能
4. ICT土工の実現
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建設xIT
2020.10.27プレスリリース
スマートコンストラクション・レトロフィットキットや
AI・IoTを活用した建設向けDXソリューションのマーケティングを行う
「株式会社ランドログマーケティング」を設立
~測量時間の短縮や人件費の削減、技術者不足問題を解決~
■「スマートコンストラクション・レトロフィットキット」 ■「スマートコンストラクション・ローバー」
事業内容
• 建設生産プロセスの生産性を向上させる最新のデジタルデバイス・ソリューションの提供
• 建設DXに関する総合商社機能の提供
• 建設DXに関するコンサルティングサービスの提供
• その他、建設業界の発展・貢献に必要なAI・IoTサービスの提供
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金融xIT
2020.07.27, 2020.09.28プレスリリース
佐賀銀行と地銀・地域DX等を推進する、合弁会社
「オプティム・バンクテクノロジーズ株式会社」の事業開始
<事業内容>
1. 地銀DX:金融ソリューションなどを開発し、全国の金融機関などへ販売
2. 地域DX:オプティムのAI・IoTソリューションやサービスの販売
3. 教育事業:AI・IoTを活用した人材教育(マネジメント・起業家教育を含む)
4. ファンド事業:
オプティムが保有する知的財産を活用した起業支援および、オプティムの各種プラットフォー
ムを活用したアプリケーション開発企業支援などのためのファンド運営
オプティムと佐賀銀行、DXファンドを設立
企業への出資を通じて各業界の
デジタルトランスフォーメーションの推進へ
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その他:オンラインイベント
2020.10.01プレスリリース
「OPTiM Innovation2020」を開催
~今、感染拡大を防ぎながら、経済活動を活発化させるためAI・IoTができること~
2020年10月26日(月)~27日(火)、オンラインにて開催
「OPTiM INNOVATION 2020」は、すぐにビジネス活用できるAI・IoTソリューションや、AI・IoTの最新活用事例
などを紹介する2日間のオンラインイベントです。今般の新型コロナウイルスの影響により冷え込んでいるさ
まざまな分野の経済活動を活性化させるべく、本年は「今、感染拡大を防ぎながら、経済活動を活発化させ
るためにAI・IoTができること」をテーマとしてお届けします。
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その他:IPインフォメーション
サーモグラフィーと「OPTiM AI Camera」 2020.04.28, 2020.08.06, 2020.09.29 IPインフォメーション
を利用した健康状態チェックシステム 文部科学省推進の「GIGAスクール構想」と、
特許番号:6618631(日本)
特許技術「Zone Management」搭載サービス
「Optimal Biz」について
特許番号:4914414、5976033(日本)/9462620(米国)/105025435 (中国)
PCやIoT機器などのネットワーク接続機器を検出
Optimal Biz搭載特許、Tigerについて
特許番号: 4855499(日本)、8301625(米)、
2330512(仏・独・西・英)、10- 1209014(韓)、102160042(中)
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その他:メディア展開
2020.07.02、2020.07.20, 2020.10.15プレスリリース
医療業界のデジタルトランスフォーメーションをテーマとした医療メディア
(メディカルディーエックス)
https://medicaldx-jp.com/
建設土木の未来をICTで変える建設土木メディア
https://digital-construction.jp/
AIの導入事例や導入効果の評価などリアルな声を発信、
AIを用いたビジネス変革をサポートするメディア
https://ai-start-lab.com/
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○○xITの具体的な取組み(第2四半期以降)
○○(業界) 発表時期 内容 提携先
2020/8 「固定翼ドローンによる補助者なし目視外飛行の実証実験」実施 農林水産省
農業
AIやドローンを使い、農薬使用量を抑えたあんしん・安全なお米「スマート米2021」、2020年度産新米の
2020/10
販売を開始
2020/7 医療メディア「Medical DX(メディカルディーエックス)」をオープン
医療
手術支援ロボットシステム「hinotori™サージカルロボットシステム」用ネットワークサポートシステム メディカロイド、
2020/10
「MINS」を共同開発 シスメックス
2020/7 建設土木の未来をICTで変える建設土木メディア「デジコン」をオープン
世界初、iPad Proを使って誰でも簡単に高精度3次元測量ができるアプリ、「OPTiM Land Scan」β版の無
建設 2020/8
償提供開始
2020/10 スマートコンストラクション・レトロフィットキットやAI・IoTを活用した建設向けDXソリューションの
マーケティングを行う「株式会社ランドログマーケティング」を設立
2020/7 地銀・地域DX等を推進する、合弁会社「オプティム・バンクテクノロジーズ株式会社」の事業開始 佐賀銀行
金融 佐賀銀行、オプ
2020/9 オプティムと佐賀銀行、DXファンドを設立 ティム・バンクテ
クノロジーズ
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2021年3月期 通期業績見通し
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中期経営方針
〇〇×IT戦略に対する投資計画
おおむね順調に進捗
更なるAI・IoT・Roboticsの技術獲得
及び売上計上に向けた取組を推進する
AI・IoT・Robotics分野への積極投資を継続し、本格的な売上計上、及び、利益回収を以下年
表に基づき実現していく。(年数は、年度表示)
研究開発投資推移イメージ
投資 投資 投資・売上計上 利益回収
2017 2018 2019 2020~
AI・IoT・Robotics ビジネスモデル確立 拡販に向けた体制確立 利益計上開始
体制・共通技術基盤整備 主要パートナーと提携 売上計上開始
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2021年3月期(第21期)業績予想 売上計画
売上予想
2021年3月期の業績は、
創業来 21期連続となる 8,500
8,000
8,080
120.1%
過去最高売上高を目指します。 7,500
7,407 110.1%
7,000
2021年3月期 6,728
80.80億円売上~74.07億円 6,500
(前年比120.1%~110.1%)
6,000
の範囲で計画
5,468
5,500
当社サービス全般については、順調な成長が見込まれており、
120%程度の売上成長を計画しております。 5,000
一方で現在、長期にわたる全世界規模での新型コロナウィルス 4,500
4,210
の経済的影響が見込まれており、当社においても現時点では顕
在化されていないリスクが存在している可能性があります。 4,000
そのリスクに対する対応として最大で10%程度の売上低減を踏 2018年 2019年 2020年 2021年
まえたレンジでの計画値を設定しております。 前年比
通期実績 通期実績 通期実績 通期計画
(単位:百万円)
2018年・2019年は単体決算実績、2020年・2021年は連結決算実績
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2021年3月期(第21期)業績予想 利益計画
過去3ヵ年実績利益推移、
2021年3月期の業績は 及び、2021年3月期予想
過去最高利益を目指します 1700
1,616
第4次産業革命の中心的企業になるべく 1500
623%
過去3ヵ年においてAI・IoT・Robotics分野に
積極的な投資を行ってまいりました。 1300
当期は計画通り、利益回収を行う期と位置付けており、
経常利益率20%程度を計画しております。 1100
一方で、特に新規サービスにおいては、新型コロナウイ
ルスの影響が完全には予測できない状況であること、そ 900
のような中でも継続的な研究開発投資を当期も継続させ 802
ることを計画しており、当期も前期に引き続き、レンジ 700
309%
形式による利益予想を採用します
500
404
2021年3月期 300 259
経常利益16.16億円~8.02億円
145
100
(経常利益率20%~10%) 前年比
2018年 2019年 2020年
通期実績 通期実績 通期実績 通期計画
2021年
(前年比309%~623%) (単位:百万円) 経常利益
の範囲で計画 2018年・2019年は単体決算実績、2020年・2021年は連結決算実績
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第4次産業革命の中心的な企業になる
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www.optim.co.jp