ネ ットからリ ア ルへ R EALW OR L D
2020年9月期(第2四半期)
決 算 説 明 資 料
株式会社リアルワールド
東 証 マ ザ ー ズ 3 6 9 1
2020年5月14日
Contents Menu
01 エグゼクティブ・サマリー 4
02 FY2020第2四半期決算概要 12
03 今後の取り組み 16
◆ 04 Appendix 21
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業績予想、四半期決算発表説明会の開催時期等に関するご案内
四半期決算発表説明会の開催時期に関しまして
新型コロナウイルスの影響を踏まえ、四半報決算説明会に関しましては、第２四半期での開催を延期し、現
時点では、第３四半期決算発表後に決算発表説明会を開催することを予定しております。ただし、第３四半
期決算発表時の社会情勢等を踏まえ時期・形式が変更になる場合がございます。
業績予想・当社ビジョンの発表に関しまして
2020年９月期の業績予想については、新型コロナウイルス拡大に伴う経済活動への影響によりお客様の需要
や営業活動の回復時期など見通しを立てることが容易でないこと、及び、変化するスピードが激しい経営環
境において、より成長性の高い事業領域にリソースを投下することを目的として、戦略的な選択と集中を推
し進めていることから、現時点で合理的に算定することが困難であり記載しておりません。
なお、2020年度中をめどに中長期の戦略をまとめた当社ビジョンの発表を計画しておりますが、昨今の日々
目まぐるしく状況が変わる環境をふまえ、発表時期・形式等が変更となる場合がございます。
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01 エグゼクティブ・サマリー
Executive Summary
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REALWORLD MISSION
ネットがリアルを食ってはいけない。
ネットが人を孤独にしてはいけない。
ネットがコミュニケーションを断ち切ってはいけない。
人に役立つはずのネットが
人を消耗させてはいけない。
食べること、笑うこと、話すこと、
ネットからリアルへ。 動くこと、お金を得ること。
人が生きていくためのライフラインになれないなら、
ネットなんて必要ない。
新しい時代の、
新しいリアリティを創っていこう。
それがリアルワールドの
自分たちへの、そして社会への責任。
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稼ぎ方革命実現に向けた2020年度方針 Executive Summary
選択と集中 ～労働集約モデルからの脱却～
聖域なき抜本的見直しによる
事業ポートフォリオ転換
前期より
①BS・CF改善に注力した選択と集中 継続
前期より
②労働集約低粗利・縮小市場からの事業脱却 継続
今期より
③10年後も成長し続ける事業へ投資 開始
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BS・CF改善に注力した選択と集中 Executive Summary
現預金等 有利子負債 販管費
投資原資を確保
財務体質の大幅な改善 固定コストを大幅削減
過去最高水準に
改革開始時
(FY2018) 13億円 12億円 1億5,000万円/月 ※2
株式売却などにより 社債・借入金の返済により 子会社売却・オフィス移転などにより
8％増 66％減 73%削減
FY2020
2Q 14億円 ※1
4億円 4,000万円/月
※1 短期貸付金含む
※2 FY2018連結販管費平均水準
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選択と集中を目的とした事業譲渡 Executive Summary
事業譲渡の概要
参考：Gendamaを運営するリアルXの経営成績
財務体質強化の仕上げとして、市場が成熟、収益性が低下している
売上高 当期純損失
ポイントアフィリエイトメディア事業の譲渡を決定
対象事業：ポイントメディアサービス「Gendama(げん玉)」
運営会社：株式会社リアルX
譲渡時期：2020年9月末までを目安
※譲渡に関する基本合意書をサイブリッジグループ株式会社と締結済(2月26日)
譲渡による効果(見込み)：
■投資資金獲得
■約2.3億円の負債圧縮 第１期 第２期上半期 第２期下半期
2019年4月-9月
2018年3月-9月 2018年10月-翌年3月
■約1,000万人の会員基盤は継続保有 (7ヶ月) (6ヶ月) (6ヶ月)
約1,000万人会員を継続保有しつつ、負債約2.3億円減少と現金・純資産増
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AI Marketing立上げと新型コロナウイルスの影響 Executive Summary
2019年11月より新規事業AI Marketing(マーケティング支援事業)立上げ
これまでの 投資額 約6,000万円
飲食店・美容院などをターゲットとしてサービスを提供
事業戦略
新型コロナウイルスの影響拡大の中、実店舗への影響大
３月末で対店舗営業等の投資を全面停止、方針転換
ターゲットを個人・ECに転換 申込1,000件超(3日間)
転換方針
4月、新型コロナウイルス対策としてサービスの無償提供キャンペーン実施
オンラインでのコミュニケーションの重要性が増す中、SNSを活用したマーケティング支援事業の価値が高まっている
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新たな収益基盤構築のための「投資銀行事業」の開始 Executive Summary
「稼ぎ方革命」を実現する、新たな収益基盤を生み出す取り組みとして
「投資銀行事業」を開始
①既存事業の規模拡大、利益再投資による新規事業の成長加速
②ポートフォリオ確立によりリスク分散を図りながら強固な収益基盤を構築
With・Afterコロナも見込んだ、新たな時代に求められる事業を
ゼロから生み出すと同時に、M&Aによって成長加速と早期黒字化を実現
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改革加速のための新役員体制 Executive Summary
■当社取締役及び監査等委員並びに執行役員 ■連結子会社 代表取締役
代表取締役社長 菊池 誠晃 株式会社AI Marketing 千葉 博文 NEW
取締役 監査等委員（社外） 大塚 和成 株式会社REAL FINTECH 巣山 貴裕 NEW
取締役 監査等委員（社外） 半谷 智之 株式会社リアルX 千葉 博文
取締役 監査等委員（社外） 能勢 元 株式会社カチコ 深澤 智史
取締役 監査等委員（社外） 杉山 直也
執行役員 COO 兼 事業統括本部長 千葉 博文 NEW
執行役員 CFO 兼 グループ本部長 巣山 貴裕 NEW
執行役員 内部監査室長 樋口 隆康
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02 FY2020第2四半期決算概要
Financial Result
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新型コロナウイルスの影響 Financial Result
前四半期比較
前四半期比較
単位：百万円 第２四半期 第１四半期 前四半期比
2020年1月～3月 2019年10月～12月
売上高 169 195 86% 新型コロナウイルスの影響等により
売上総利益 57 71 79% 売上高 14%減
(売上総利益率) 33% 36% -3pt
新規事業・人材投資、
販売管理費 140 113 124%
新型コロナウィルスによる一時的コスト増
▲84 ▲41 ー%
24%増
営業利益 営業コストなどの
経常利益 ▲81 ▲36 ー% 販売管理費
親会社株主に
帰属する当期純利益 ▲85 ▲43 ー%
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連結損益計算書（P/L） Financial Result
単位：百万円 2020年9月期 第２四半期累積 2019年9月期第２四半期累積 前年同期比
(2019年10月～2020年3月) (2018年10月～2019年3月)
売上高 365 1,841 20%
売上総利益 128 750 17%
(売上総利益率) 35% 40% -5pt
販売管理費 253 954 27%
営業利益 ▲125 ▲203 ー%
経常利益 ▲118 ▲201 ー%
親会社株主に
帰属する当期純利益 ▲129 382 ー%
事業の選択と集中、投資原資獲得を目的とした事業売却により、
対前期比で売上高が大幅減少、合わせて営業損失も大幅に縮小
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連結貸借対照表（B/S） Financial Result
単位：百万円 2020年9月期第2四半期末 2019年9月期末 前期末比
(2020年3月31日時点) (2019年9月30日時点)
流動資産 1,675 2,026 83%
うち現金および預金 1,179 1,490 79%
固定資産 287 404 71%
総資産 1,962 2,431 81%
流動負債 689 980 70%
うちポイント引当金 274 299 92%
固定負債 73 123 59%
純資産 1,200 1,328 90%
負債及び純資産 1,962 2,431 81%
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等をFY2019期首から適用しており、繰延税金資産は固定資産に表示しております。
自己資本比率7pt改善、負債縮小(約3.4億円)・法人税支払等により現預金20%縮小
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03 今後の取り組み
Future Measures
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稼ぎ方革命 Future Measures
少額所得(副収入)を求める1,000万人の会員
在宅ワークの導入や、副業の解禁など、
時間や場所にとらわれない働き方が確立 クラウドソーシング
されつつある現代。
しかし、「稼ぎ方」という点では、これまでの
延長線上の稼ぎ方に従事する人が多く、
新しい稼ぎ方により継続的に収入を得る
Technology Growth Business
ことができている人はごく一部である。
テクノロジー 成長市場
我々はテクノロジーの力とマーケットに沿っ AI
た事業を展開することで、
根本的な稼ぎ方の改革を実現したい。
テクノロジーを活用して「新たな稼ぎ方」を提供
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マーケティング支援事業「HOTARU」 Future Measures
新型コロナウイルスの影響を踏まえ、
子会社 ：AI Marketing株式会社
事業開始：2019年11月～ 4/27にサービスの無償提供を実施。開始3日で
1,000件超の申込みを獲得
事業内容：マーケティング支援事業
AI×クラウドソーシングで
「いいものを、伝えたい人に伝える」を
持続可能な形で支援
サービス概要
Instagram分析によるファン獲得支援
✓日々のアカウント状況を可視化
✓アカウントクオリティ向上のためtips紹介
✓競合比較など上級者向け機能も充実
※2020年3月よりサービス名を「AI Marketing for Instagram」から「HOTARU」に変更しました
オンラインコミュニケーションの重要性が高まる中、EC・個人向けにファン獲得支援を行う
これからの時代に求められる価値にフォーカスしたことで3日で1,000件の申込みを獲得
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事業進捗「カチコ」「RealPay」 Future Measures
サービス概要 コンセプト
・社内リソース不要で丸投げできる動画制作サービス ・現金より価値ある通貨を生み出す
・大手広告代理店・メディア様、大手スポーツメーカー様、 ・新しい稼ぎ方の報酬提供インフラに
大手タイヤメーカー様など制作実績多数
動画制作本数実績 (全体累積) RealPay外部からのポイント流入額推移
前期比
+270％増
交換先追加
交換先追加
業界初対応
新型コロナウイルスの影響により、前Q比で
オフライン系サービス流入20%減
オンライン系サービス流入5%増
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 FY2020 FY2019 FY2020
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暮らすこと、働くこと、新しいこと
ネットを通じて社会の基盤をつくる
ネットからリアルへ。
RE ALW ORL D
04 Appendix
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【稼ぎ方革命 第１弾】 クラウド動画事業「カチコ」
社内リソース不要で丸投げできる動画メーカー
サービス概要
・動画を1本1万円未満で制作できる
オンライン動画制作ツール
・クラウドワーカーを活用し 早く、安く、
高品質な動画を提供
事業展開
・5G時代を見据え仕組み化を推進
・大手広告代理店と連携し一気にアプローチ
できる体制に
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【稼ぎ方革命 第２弾】 報酬提供インフラ「RealPay」
交換先として を追加し、
キャッシュレス利用がさらに便利に
コンセプト
・現金より価値ある通貨を生み出す
・新しい稼ぎ方の報酬提供インフラとなる
10月 交換先 pring追加
12月 交換先 QuoカードPay追加
1月 QuoカードPay還元キャンペーン実施
4月 交換先 PayPay追加
4月 一部サービスデザイン改修
多様化する新しい稼ぎ方の報酬提供インフラとして、流通総額最大化を目指す
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マーケティング支援事業「AI Marketing」
対面のコミュニケーションが困難になる中で、
オンラインコミュニケーションの重要性が一層高まる
SNSなどのコミュニティ化された情報発信が広がることで、
店舗の個性を必要とする人に鮮度良く情報を届け、 SNSが浸透し、情報は「ググる」時代から
お店の”ファン”に対して直接発信・コミュニケーションが可能に タグ検索で「タグる」時代に
SNS浸透による社会の変化
Good
・多くのお店が直接お客様に情報を伝えられるように
・小さなキャンペーなどの情報もリアルタイムで届けられるように
ファンの獲得 一方で
ダイレクトな発信 「気になる」「知りたい」
地方・小さな店舗でも 「行きたい」 ・SNSでの情報発信は運用が大変。ノウハウが必要などの課題も
ダイレクトに情報を
届けられる
を喚起 ・運用を支援するコンサル業者は労働集約となり高価
新型コロナウイルスの影響拡大を踏まえ、
実店舗向けサービスに加え、EC・個人向けにも展開を強化
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動画事業のマーケット環境
デジタルサイネージ市場 動画広告市場
2020年
(億円) 2020年 (億円)
約3,361億円 約2,700億円
SP PC
2353
3,361 2018
2,800 1574
2,321
1,789 1096
1,280 576
1,487 297
238 266 278 271 304 347
2015 2016 2017 2018 2019 2020 2015 2016 2017 2018 2019 2020
出典：デジタルサイネージ市場に関する調査を実施（2017 年） 出典：サイバーエージェント、2017年国内動画広告の市場調査
5Gにより通信高速化、市場規模約6,000億円に挑む
約1,000万人のワーカーを活用した大量動画制作および動画メディア事業
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キャッシュレスに向けた時代の変化
各国のキャッシュレス決済比率（2015年） キャッシュレス支払い額と民間最終消費支出に占める割合
89.1 キャッシュレス支払い
20.0%
最終消費支出
60
55.4 54.9 51 48.6 45
39.1 38.4 11.9%
18.4%
14.9
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
出典：経済産業省（キャッシュレス・ビジョン） 出典：経済産業省（キャッシュレス・ビジョン）
その他の動き
インド高額2紙幣廃止1年、経済に打撃でも庶民の支持 消費増税時、2%分ポイント還元
（2017年11月） （2018年10月）
QR決済の規格統一、年内にも行動指針 経産省 デジタルマネーで給与 厚労省、19年にも解禁
（2018年6月） （2018年10月）
Copyright © REALWORLD,inc. All Rights Reserved. 出展：日本経済新聞 記事タイトルより抜粋 26
ディスクレイマー
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」（forward-looking statements）を
含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際
的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる
「見通し情報」の更新・修正をおこなう義務を負うものではありません。
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