3691 M-リアルワールド 2019-11-14 15:00:00
2019年9月期(通期)決算説明資料 [pdf]
ネ ットからリ ア ルへ R EALW OR L D
2019年9月期(通期)
決 算 説 明 資 料
株式会社リアルワールド
東 証 マ ザ ー ズ 3 6 9 1
2019年11月14日
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01 エグゼクティブ・サマリー 3
02 FY2019通期決算概要 15
03 今後の取り組み 18
◆ 04 Appendix 27
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01 エグゼクティブ・サマリー
Executive Summary
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2019年度の振り返り「再建指針」 Executive Summary
選択と集中 ~労働集約モデルからの脱却~
聖域なき抜本的見直しによる
事業ポートフォリオ転換
①労働集約・低粗利・縮小市場からの事業脱却
②BS・CF改善に注力した再建
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2019年度の振り返り① 「四半期アクション」 Executive Summary
2019年1-2Q 2019年3Q 2019年4Q
2018年10月~2019年3月 2019年4月~2019年6月 2019年7月~2019年9月
販管費圧縮と財務強化 事業実態の見直し 再建に向けた総仕上げ
クラウド動画事業(カチコ)への投資 クラウド動画事業(カチコ)への投資 クラウド動画事業(カチコ)の立ち上げ加速
1.3億円投資 8,000万円投資 JV「vivito synC」設立
※2019年上半期
「稼ぎ方革命」実現のための選択と集中
BPO(ノーザンライツ)業績悪化 ノーザンライツ売却(1.2億円)
マークアイ売却による財務強化(現預金確保)
7.2億円増 -2,000万円 「稼ぎ方革命」実現のための選択と集中
EPARKからだリフレ株式売却(約2億円)
FY2019販管費削減アクション 広告メディア(リアルX) 粗利率悪化(一時的)
継続したコスト削減
4億円分のコスト削減プラン推進 10%低下 グループ全体での人員最適化
※通期換算 本部コストの一層の削減
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2019年度の振り返り②「BS・CF改善に注力した再建」 Executive Summary
現預金 有利子負債 販管費
投資原資を確保
財務体質の大幅な改善 固定コストを大幅削減
過去最高水準に
FY2018 13億円 12億円 1億5,000万円/月 ※2
株式売却などにより 社債・借入金の返済により 子会社売却・オフィス移転などにより
138%増 50%減 73%削減
FY2019 18億円 ※1
6億円 4,000万円/月 ※3
※1 2019年9月期に実施した投資有価証券売却、オフィス移転による敷金返金の回収予定額を加味した金額
※2 FY2018連結販管費平均水準 ※3 FY2019末時点水準
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2019年度の振り返り③「大幅なコスト削減」 Executive Summary
本部コスト 全体販管費(FY2017-FY2020)
*賃料は含まない
5.0億円
20.3億円
4.3億円
今期実績 削減目標幅 17.4億円 削減目標幅
3.6億円
1.6億円 7.4億円
今期実績
12.7億円
来期目標
2.0億円
来期目標
5.3億円
2017年度対2020年度 2017年度対2020年度
60%削減 74%削減
FY2017 FY2018 FY2019 FY2020
(予想値) FY2017 FY2018 FY2019 FY2020
(予想値)
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2019年度の振り返り④「事業売却に伴う売上高減」 Executive Summary
2018年8月売却
FY2018
EPARK提携
約43億円
(広告代理事業)
広告代理事業撤退 2019年3月売却 2019年9月売却
5億円減 1億円減
(2019年6月まで連結)
FY2019
約25億円
7億円減
(2019年3月まで連結)
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000
百万円
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2019年度の振り返り⑤ 「特損による最終利益」 Executive Summary
マークアイ売却益に対し、提携解消したEPARKからだリフレの株式損失を譲渡によって確定(9/30実施)
法人税84百万円と繰延税金資産取り崩しで、合わせて225百万円発生
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2019年度の振り返り⑥「四半期推移」 Executive Summary
売上高 1000 921百万円 920百万円
400
(百万円) 900
800 300
マークアイ
700 2019年3月売却
(連結3月末まで)
600 200
500 ノーザンライツ
397百万円 2019年9月売却
400 (連結6月末まで) 100
300 235百万円
200 50
100 1Q 2Q 3Q 4Q
0 0
-100 本社移転
構造改革にかかる
一時費用のピーク ▲36百万円
-200 -50
-300
-100 営業利益
▲95百万円
-400 ▲108百万円
(百万円)
-500 ▲135百万円
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2019年度通期の業績サマリー Executive Summary
業績予想比 2019年9月期通期 P/Lサマリー
売上高 営業利益 当期純利益
売上高 : 2,473百万円
30億円 営業利益 : ▲ 374百万円
24億円 経常利益 : ▲ 377百万円
当期純利益 : ▲ 25百万円
1億円
▲3億円 ▲3.7億円 実績
業績予想 実績 業績予想
▲0.25億円
業績予想
実績
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【稼ぎ方革命 第1弾】 クラウド動画事業「カチコ」 Executive Summary
社内リソース不要で丸投げできる動画メーカー
サービス概要
■動画を1本1万円未満で制作できる オンライン動画制作ツール クラウド動画事業(カチコ)
■クラウドワーカーを活用し 早く、安く、高品質な動画を提供
事業展開
継続取引中心のSaaSモデルに注力
■5G時代を見据え仕組み化を推進
■大手広告代理店と連携し一気にアプローチできる体制に
動画制作本数実績(全体累積)
出資先vivito社とジョイントベンチャー
「vivito synC」を2019年9月設立
単発の動画制作を中心に取引先と接点を
増やし、顧客基盤を構築
FY2019 1Q 2Q 3Q 4Q
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【稼ぎ方革命 第2弾】 報酬支払インフラ「RealPay」 Executive Summary
RealPay外部からのポイント流入額推移
1月のリニューアル後
+250%の成長
コンセプト
・現金より価値ある通貨を生み出す
・新しい稼ぎ方の報酬提供インフラとなる
1月 RealPayデザインリニューアル
3月 交換先 ふわっち追加
5月 交換先 PayPal追加
6月 交換先 Gポイント追加
7月 交換先 LINEPay追加
8月 ゆうちょ銀行交換システムアップデート。交換高速化
10月 交換先 pring追加
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
多様化する新しい稼ぎ方の報酬支払インフラとして、流通総額最大化を目指す
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2019年度の振り返りまとめ Executive Summary
2019年度まとめ
事業の選択と集中、資金・投資原資を確保
リアルワールドグループ再建に向けた
改革の折り返し地点
2020年度方針
新規事業「AIマーケティング」を立ち上げ、
事業構造転換・新しい成長フェーズへ
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02 FY2019 通期決算概要
Financial Result
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通期連結損益計算書(P/L) Financial Result
単位:百万円 2019年9月期 2018年9月期 前年同期比
(2018年10月~2019年9月) (2017年10月~2018年9月)
売上高 2,473 4,321 57%
売上総利益 895 1,473 60%
(売上総利益率) 36% 34% +2pt
販売管理費 1,269 1,745 72%
営業利益 ▲374 ▲272 ー%
経常利益 ▲377 ▲273 ー%
親会社株主に帰属する
当期純利益
▲25 ▲300 ー%
事業再編・売却に伴い、売上高・売上総利益・販管費の大幅な減少
販管費には一時的な本社移転が含まれる
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通期連結貸借対照表(B/S) Financial Result
単位:百万円 2019年9月期 2018年9月期 前期末比
(2019年9月末) (2018年9月末)
流動資産 2,026 2,333 86%
うち現金および預金 1,490 1,306 114%
固定資産 404 1,474 27%
総資産 2,431 3,807 63%
流動負債 980 1,843 53%
うちポイント引当金 299 324 92%
固定負債 123 421 29%
純資産 1,328 1,542 86%
負債及び純資産 2,431 3,807 63%
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等をFY2019期首から適用しており、繰延税金資産は固定資産に表示しております。
潜在損失となっていたEPARKからだリフレ株式・ノーザンライツの損失確定と移転による資産取り崩しによって純資産が減少
EPARKからだリフレ株式約2億円(10月末)・前オフィス敷金約1.5億円(11月末)の計3.5億円が更に現金加算予定
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03 今後の取り組み
Future Measures
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稼ぎ方革命 Future Measures
在宅ワークの導入や、副業の解禁など、
時間や場所にとらわれない働き方が確立 少額所得(副収入)を求める1,000万人の会員
されつつある現代。
しかし、「稼ぎ方」という点では、これまでの
延長線上の稼ぎ方に従事する人が多く、
新しい稼ぎ方により継続的に収入を得る
Technology Growth Business
ことができている人はごく一部である。
テクノロジー 成長市場
我々はテクノロジーの力とマーケットに沿っ
た事業を展開することで、
根本的な稼ぎ方の改革を実現したい。
テクノロジーを活用して「新たな稼ぎ方」を提供
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今後展開する稼ぎ方革命「AI Marketing」設立 Future Measures
クラウドソーシングは人間で言うところの「手(労働力)」であるが、
そこに「頭脳」に相当するAIを活用し、高い付加価値のあるサービスの提供を実現する
考える 作業する
『頭脳』 『手』
×
AI クラウドソーシング
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小規模店舗市場にサービスを展開 Future Measures
小規模店舗市場
飲食店・理美容院などの 飲食店市場
小規模店舗市場
にAI×クラウドソーシングサービスを提供 33兆円
(49 ) 万店舗
「稼ぎ方革命」の推進の中で、
これまでターゲットとしていた大手法人(toB)への事業に加え、
飲食店などの小規模店舗(to small B)を対象にサービスを展開 理美容院市場
2兆円
店舗に対して、AIテクノロジー×クラウドソーシングを活用した
集客支援・マーケティング支援サービスを提供
飲食店、理美容院から開始し、
洋菓子店、生花店など様々な業種に展開
(37万店舗)
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出展:「飲食関連産業の動向2019年上半期」 経済産業省 「平成30年度衛生行政報告例」厚生労働省 「理美容市場に関する調査を実施」矢野研究所
ターゲットの課題・環境の変化 Future Measures
従来の店舗の課題:「いいものがあるのに埋もれてしまう」
Before After
SNSなどのコミュニティ化された情報発信が広がる
予約サイト・大型口コミサイトなどの媒体
店舗の個性を必要とする人に鮮度良く届ける
資本力のある一部の店舗が目立つ環境 お店の”ファン”に対して直接情報を発信できるように
大手飲食店予約サイト
大型口コミメディア
ファンの獲得
「気になる」「知りたい」
ダイレクトな発信
「行きたい」
地方・小さな店舗でも
を喚起
ダイレクトに情報を
届けられる
情報過多で、知りたい情報が知れない よりダイレクトに伝えられる一方、
運用の大変さ、活用の難しさなどの課題も
SNSの浸透・SNSコミュニケーションの拡大によって起こった変化
Good 一方で
・多くのお店が直接お客様に情報を伝えられる時代に ・SNSでの情報発信は運用が大変。ノウハウが必要などの課題も
・小さなキャンペーなどの情報もリアルタイムで届けられるように ・運用を支援するコンサル業者は労働集約となり高価
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小規模店舗ビジネスでリアルワールドが目指すもの Future Measures
リアルワールドはAI×クラウドソーシングで
「いいものを、伝えたい人に伝える」
を持続可能な形で支援
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サービス概要 Future Measures
本当の「お店のファン」を作るためのマーケティング支援サービス
AI クラウドソーシング
分析機能提供 × 運用機能提供
機能 AI Marketing for Instagram
店舗のSNSアカウントをAIで分析。フォロワー候補などを提案
SNS運用ノウハウマニュアル・販促ステッカーセット付属
料金 月額19,800円(サブスクリプション型)
今後 広告動画制作機能、簡易ポイント発行機能など
リアルワールドグループ各サービスとの連携プランも随時追加予定
店舗・クラウドワーカー・私たちにとっての稼ぎ方革命を実現
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REALWORLD MISSION
ネットがリアルを食ってはいけない。
ネットが人を孤独にしてはいけない。
ネットがコミュニケーションを断ち切ってはいけない。
人に役立つはずのネットが
人を消耗させてはいけない。
食べること、笑うこと、話すこと、
ネットからリアルへ。 動くこと、お金を得ること。
人が生きていくためのライフラインになれないなら、
ネットなんて必要ない。
新しい時代の、
新しいリアリティを創っていこう。
それがリアルワールドの
自分たちへの、そして社会への責任。
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暮らすこと、働くこと、新しいこと
ネットを通じて社会の基盤をつくる
ネットからリアルへ。
REALWORLD
04 Appendix
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5G時代を見据えた動画制作・供給・運用を行う「株式会社カチコ」
デジタルサイネージ・
動画制作事業 動画メディア事業
インバウンド事業
• 会社名:株式会社カチコ
• 代表者:代表取締役社長 深澤智史
• 株主:株式会社リアルワールド
小売り店舗などで商品紹介
• 資本金:5,000万円 クラウドソーシングを利用し、 メディア運用ノウハウをもとに、
などの販売促進用動画と
• 従業員数:15名(2019年9月末時点) 大量の動画を1,980円で 新たな動画メディアを
店舗設置用ディスプレイを
高品質15秒動画を提供 展開予定
• 事業内容:動画制作、デジタルサイネージ 取り扱う
メディア運営
成長市場である動画市場に特化した事業を設立
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動画事業のマーケット環境
デジタルサイネージ市場 動画広告市場
2020年
(億円) 2020年 (億円)
3,361億円
約
約2,700億円
SP PC
2353
3,361 2018
2,800 1574
2,321
1,789 1096
1,280 576
1,487 297
238 266 278 271 304 347
2015 2016 2017 2018 2019 2020 2015 2016 2017 2018 2019 2020
出典:デジタルサイネージ市場に関する調査を実施(2017 年) 出典:サイバーエージェント、2017年国内動画広告の市場調査
5Gにより通信高速化、市場規模約6,000億円に挑む
約1,000万人のワーカーを活用した大量動画制作および動画メディア事業
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キャッシュレスに向けた時代の変化
各国のキャッシュレス決済比率(2015年) キャッシュレス支払い額と民間最終消費支出に占める割合
89.1 キャッシュレス支払い
20.0%
最終消費支出
60
55.4 54.9 51 48.6 45
39.1 38.4 11.9%
18.4%
14.9
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
出典:経済産業省(キャッシュレス・ビジョン) 出典:経済産業省(キャッシュレス・ビジョン)
その他の直近の動き
インド高額2紙幣廃止1年、経済に打撃でも庶民の支持 消費増税時、2%分ポイント還元
(2017年11月) (2018年10月)
QR決済の規格統一、年内にも行動指針 経産省 デジタルマネーで給与 厚労省、19年にも解禁
(2018年6月) (2018年10月)
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ディスクレイマー
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国
内および国際的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる
「見通し情報」の更新・修正をおこなう義務を負うものではありません。
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