3691 M-リアルワールド 2021-08-13 15:00:00
2021年9月期(令和3年)第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和3年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年8月13日
上 場 会 社 名 株式会社リアルワールド 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3691 URL https://realworld.co.jp/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 菊池 誠晃
執行役員CFO兼
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 加藤 涼 (TEL) 03-5465-0690
グループ本部長
四半期報告書提出予定日 令和3年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.令和3年9月期第3四半期の連結業績(令和2年10月1日~令和3年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
3年9月期第3四半期 187 △61.2 △144 - △137 - 57 -
2年9月期第3四半期 483 △78.4 △226 - △213 - △247 -
(注) 包括利益 3年9月期第3四半期 57百万円( -%) 2年9月期第3四半期 △247百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
3年9月期第3四半期 16.65 16.56
2年9月期第3四半期 △72.18 -
(注) 令和2年9月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1
株当たり四半期純損失のため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
3年9月期第3四半期 1,284 864 67.1
2年9月期 1,420 806 56.7
(参考) 自己資本 3年9月期第3四半期 861百万円 2年9月期 805百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00
3年9月期 - 0.00 -
3年9月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.令和3年9月期の連結業績予想(令和2年10月1日~令和3年9月30日)
令和3年9月期の業績予想については、変化するスピードが激しい経営環境において、より成長性の高い事業領域
にリソースを投下することを目的として、戦略的な選択と集中を推し進めていること、及び、依然として続く新型コ
ロナウイルス拡大に伴う影響により見通しを立てることが容易でないことから、現時点で合理的に算定することが困
難であり記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
- 株式会社リアルX、株式会社AI Marketing、株式
新規 社 (社名) - 、 除外 3社 (社名)
会社カチコ
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 3年9月期3Q 3,430,600株 2年9月期 3,430,600株
② 期末自己株式数 3年9月期3Q 139株 2年9月期 65株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 3年9月期3Q 3,430,491株 2年9月期3Q 3,430,535株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料における予測値及び将来の見通しに関する記述・言明は、当社グループが現在入手可能な情報による判断
及び仮定に基づいております。その判断や仮定に内在する不確実性及び事業運営や内外の状況変化により、実際に
生じる結果が予測内容とは実質的に異なる可能性があり、当社は将来予測に関するいかなる内容についても、その
確実性を保証するものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………12
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………13
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………13
1
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(令和2年10月1日~令和3年6月30日)におけるわが国の経済は、今冬、新型コロ
ナウイルスの感染が再拡大し、二度目の緊急事態宣言が発令され、一度解除されたものの、新たに三度目の発令が
されるなど、依然として先行き不透明な状況は続いております。他方、一部業種においては回復傾向にあり、コロ
ナ禍によるDX化の推進の影響によりIT業界においては成長の兆しも見られております。
そのような中、当社グループを取り巻く市場においては、引き続きインターネット広告の成長は顕著であり、
2020年の国内総広告費は前年より下回る結果となりましたが、インターネット広告費は成長を維持し、マスコミ4
媒体に匹敵するほどの規模へと伸張しております。新型コロナウイルスの影響により、消費者の購買行動がオンラ
イン化へとシフトし、インターネットを主軸とした新たな生活様式は今後も定着すると予想され、オンライン需要
に適した業界、サービス、商品などの成長に応じて、さらなるインターネット広告市場の拡大が予想されておりま
す。また、テレワークなどによる巣ごもり需要の影響からも、GAFAと呼ばれるアメリカの大手IT企業は1-3月期
として過去最高売上を記録するなど世界的に見てもIT企業の今後の成長が期待できると考えられます。
フィンテック市場におきましても、新型コロナウイルスの影響により、感染リスクを軽減させる非接触目的や、
オンライン需要の増加に伴い、キャッシュレス決済の利用や需要も増加し、フィンテック市場を後押し、成長が見
込まれると考えられます。さらに、新たなテクノロジー技術の登場、浸透により、あらゆる金融サービスにおける
インフラが発展を遂げると予想、フィンテック市場は更なる成長を遂げると言われております。
このような状況の下、当社グループは新たなる飛躍の為、10年後も成長し続ける生産性の高い新たな事業モデル
創出を目的とする「GAFAメディア戦略」を打ち出しGAFAメディア事業を推進し、また創業時代から時代のニーズ応
じてサービスの形態を変化させてきたフィンテック事業の2つを中心として、絶対利益成長を実現すべく日々邁進
しております。
GAFAメディア戦略においては、成長市場に当社の保有するテクノロジー、リソースをかけあわせ、高い収益性を
実現する新たな事業モデルの構築を目指しています。この事業構造の見直しに伴い、本会計年度期初より報告セグ
メントの区分を変更し「クラウドメディア事業」、「クラウドソーシング事業」の2つのセグメントを「GAFAメデ
ィア事業」に統合しております。
また、フィンテック事業においては、加速するDX化の波を受けオンライン上ですべてのフローを対応できるデジ
タル・ギフト・サービスRealPayギフトを本格始動。デジタル・ギフトを軸としたマーケティング分野におけるDX支
援サービスを推進しております。
今期は、Afterコロナに適応したサービス展開を推進すべく、「GAFAメディア事業」「フィンテック事業」の2つ
のセグメントを中心として、積極的に資金・人材の投資を行い、自社事業の統合による高いシナジー効果を生み出
し、利益最大化を実現すべく、再成長の準備を進めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は187,573千円(前年同四半期比61.2%減)、営業損失は
144,575千円(前年同四半期営業損失は226,446千円)、経常損失は137,524千円(前年同四半期経常損失は213,198
千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57,120千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失
247,620千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下の通りであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとし
て記載する事業セグメントを変更しております。そのため、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の
区分に基づいております。
a.GAFAメディア事業
10年後も成長し続ける生産性の高い新たな事業モデル創出を目的として、インターネット分野の成長を牽引す
るGAFAトラフィックを活用した利益性の高い新規メディア事業の買収、立ち上げを推進しております。今期
においては、オンラインエンターテイメントコンテンツの紹介メディア、格安SIMの比較メディア、2つのwebメデ
ィア事業の買収を皮切りに安定的な事業運営に向けた取組を推進してまいりました。第3四半期においては、オ
2
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
ンラインエンターテインメントコンテンツのリニューアルを実施、リニューアル後、大幅な成長を遂げるなど絶
対利益成長に向けて大幅に前進。今後も引き続き利益最大化を目的としたメディア買収を進めつつ、同領域の拡
張を視野に入れたメディア立ち上げを実行。加えて、来期に向けた既存事業とのシナジー創出を目指し事業開発
を進めております。
以上の結果、GAFAメディア事業の売上高は140,751千円(前年同四半期比69.3%減)、セグメント利益55,779千
円(前年同四半期はセグメント損失21,638千円)となりました。
b.フィンテック事業
国内キャッシュレス化の推進、在宅ワークの拡大、副業解禁などにより個人の稼ぎ方がより多様化する社会的
背景の中で、現金以上に価値のあるポイントが利用できる報酬支払インフラの構築を目指し、事業を運営してま
いりました。今期においては、RealPayの運用ノウハウを活かし、新たに提供を開始したデジタル・ギフト・サー
ビス「RealPayギフト」を本格始動。加速するDX化の波を受け、デジタル・ギフトを軸としたマーケティング分野
におけるDX支援サービスを推進し、流通額を最大化させるために営業活動を強化、さらに、安定した質の高いサ
ービスの提供を実現すべくプロダクトの強化を進めております。第3四半期、RealPayギフトにおいては海外送金
が可能なPayPal、暗号資産のbitcoinへのギフト受け取りを可能にするなど、これからの時代に沿ったマーケティ
ングツールとしてのサービス強化を推進、ナショナルクライアントからの受注も好調と、営業活動が実を結ぶ結
果となりました。
以上の結果、フィンテック事業の売上高は46,822千円(前年同四半期比81.5%増)、セグメント利益は4,870千
円(前年同四半期比66.2%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて、529,655千円減少し、817,302千円となりました。これは主として、
現金及び預金が532,332千円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて、394,550千円増加し、467,379千円となりました。これは主として、
のれんが340,104千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて、135,812千円減少し、1,284,682千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて、151,196千円減少し、420,125千円となりました。これは主として、
未払金が27,011千円増加したものの、ポイント引当金が197,218千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて、42,522千円減少し、残高がなくなりました。これは主として、長期
借入金が37,980千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて、193,719千円減少し、420,125千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、57,906千円増加し、864,557千円となりました。これは主として、
親会社株主に帰属する四半期純利益が57,120千円になったことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和3年9月期の業績予想については、変化するスピードが激しい経営環境において、より成長性の高い事業領
域にリソースを投下することを目的として、戦略的な選択と集中を推し進めていること、及び、依然として続く新
型コロナウイルス拡大に伴う影響により見通しを立てることが容易でないことから、現時点で合理的に算定するこ
とが困難であり記載しておりません。
3
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,086,070 553,737
売掛金 58,107 47,424
仕掛品 2,928 -
貯蔵品 13,352 6,476
未収入金 150,731 191,449
その他 35,768 18,214
流動資産合計 1,346,957 817,302
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 0 0
リース資産(純額) 0 -
その他(純額) 0 0
有形固定資産合計 0 0
無形固定資産
のれん - 340,104
ソフトウエア 0 10,751
その他 0 5,106
無形固定資産合計 0 355,961
投資その他の資産
投資有価証券 23,659 55,689
出資金 - 8,360
敷金及び保証金 49,137 47,368
その他 33 -
投資その他の資産合計 72,829 111,418
固定資産合計 72,829 467,379
繰延資産
株式交付費 707 -
繰延資産合計 707 -
資産合計 1,420,494 1,284,682
4
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(令和2年9月30日) (令和3年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,350 -
前受金 7,458 13,747
短期借入金 200,000 200,000
1年内返済予定の長期借入金 85,080 53,000
リース債務 429 -
未払金 37,375 64,387
未払法人税等 1,319 817
未払消費税等 - 5,157
ポイント引当金 233,301 36,082
その他 5,006 46,933
流動負債合計 571,322 420,125
固定負債
長期借入金 37,980 -
繰延税金負債 4,542 -
固定負債合計 42,522 -
負債合計 613,844 420,125
純資産の部
株主資本
資本金 50,000 50,000
資本剰余金 1,479,225 1,479,225
利益剰余金 △724,021 △666,901
自己株式 △141 △197
株主資本合計 805,062 862,127
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 - △138
その他の包括利益累計額合計 - △138
新株予約権 1,587 2,568
純資産合計 806,650 864,557
負債純資産合計 1,420,494 1,284,682
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年6月30日) 至 令和3年6月30日)
売上高 483,714 187,573
売上原価 312,730 2,877
売上総利益 170,983 184,696
販売費及び一般管理費 397,430 329,271
営業損失(△) △226,446 △144,575
営業外収益
受取利息及び配当金 5,144 4
投資有価証券評価益 5,196 -
助成金収入 6,000 7,926
その他 1,001 1,271
営業外収益合計 17,342 9,202
営業外費用
支払利息 2,690 1,355
社債発行費償却 68 -
為替差損 158 87
株式交付費償却 1,175 707
その他 2 -
営業外費用合計 4,094 2,150
経常損失(△) △213,198 △137,524
特別利益
関係会社株式売却益 - 144,341
特別利益合計 - 144,341
特別損失
固定資産除却損 711 -
投資有価証券評価損 20,477 8,087
特別損失合計 21,188 8,087
税金等調整前四半期純損失(△) △234,387 △1,269
法人税、住民税及び事業税 1,659 817
法人税等還付税額 - △54,665
法人税等調整額 11,573 △4,542
法人税等合計 13,233 △58,390
四半期純利益又は四半期純損失(△) △247,620 57,120
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△247,620 57,120
に帰属する四半期純損失(△)
6
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 令和元年10月1日 (自 令和2年10月1日
至 令和2年6月30日) 至 令和3年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △247,620 57,120
その他の包括利益 - -
四半期包括利益 △247,620 57,120
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △247,620 57,120
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 令和元年10月1日 至 令和2年6月30日)
1 配当金支払額
該当事項はありません。
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
当社は、令和元年12月20日開催の定時株主総会において欠損の填補を目的とする無償減資について決議し、令
和2年1月31日を効力発生日として資本金が828,500千円減少、資本準備金が820,558千円減少し、その他資本剰
余金が1,649,059千円増加しております。そしてその他資本剰余金121,425千円を利益剰余金に振り替え、欠損填
補に充当しております。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が50,000千円、資本剰余金が1,479,225千円、利
益剰余金が△448,600千円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自 令和2年10月1日 至 令和3年6月30日)
1 配当金支払額
該当事項はありません。
2 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 令和元年10月1日 至 令和2年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
GAFA フィンテック事業 (注)2
計 (注)3
メディア事業 (注)1
売上高
外部顧客への売上高 457,921 25,793 483,714 - 483,714
セグメント間の内部売
- - - - -
上高又は振替高
計 457,921 25,793 483,714 - 483,714
セグメント利益又は損
△21,638 14,403 △7,235 △219,211 △226,446
失(△)
(注) 1.フィンテック事業のセグメント利益の額の算定にあたっては、ポイント引当金戻入額を当該事業セグメント
の費用に含めております。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
10
株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 令和2年10月1日 至 令和3年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
GAFA フィンテック事業 (注)2
計 (注)3
メディア事業 (注)1
売上高
外部顧客への売上高 140,751 46,822 187,573 - 187,573
セグメント間の内部売
- - - - -
上高又は振替高
計 140,751 46,822 187,573 - 187,573
セグメント利益又は損
55,779 4,870 60,650 △205,226 △144,575
失(△)
(注) 1.フィンテック事業のセグメント利益の額の算定にあたっては、ポイント引当金戻入額を当該事業セグメント
の費用に含めております。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
GAFAメディア事業セグメントにおいて、株式会社プルチーノ及びNico Inc.からの事業譲受によりのれんが発生し
ております。なお、当該事象によるのれんの増加額は、389,174千円であります。
3 報告セグメントの変更等に関する事項
「クラウドソーシング事業」の株式会社AI Marketing及び株式会社カチコを令和2年10月1日付で当社が吸収合
併したこと及び「クラウドメディア事業」の主要事業であったGendamaを運営していた株式会社リアルXを令和2年
10月1日付で売却したこと、並びに当社グループは事業譲受により令和2年11月1日付で漫画大陸、令和2年12月
1日付ですーちゃんモバイル比較の2つのメディアを取得したことに伴い、「クラウドソーシング事業」及び「ク
ラウドメディア事業」を集約し「GAFAメディア事業」に区分変更を行いました。
これにより、当社グループはこれまで、「クラウドソーシング事業」「クラウドメディア事業」「フィンテック
事業」の3つのセグメントに事業を区分しておりましたが、第1四半期連結累計期間より、「GAFAメディア事業」
「フィンテック事業」の2つのセグメントに変更いたしました。また、新たなセグメントに属するサービスについ
て、以下のとおり組替を行いました。
・従来の「クラウドソーシング事業」「クラウドメディア事業」を集約し、新たに「GAFAメディア事業」に区分変
更
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分に基づき作成したものを開示
しております。
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
(企業結合等関係)
令和2年11月1日に行われた株式会社プルチーノとの企業結合及び令和2年12月1日に行われたNico Inc.との企
業結合について、第2四半期連結累計期間まで暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第3四半期連結会計期
間に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得原価の当初配分額の見直しを行った結果、第2四半期連結累計期間末
の暫定的に算定されたのれんの金額に与える影響はありません。
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株式会社リアルワールド(3691) 令和3年9月期 第3四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、平成29年9月期以降、営業損失を計上する状況が続いており、継続企業の前提に重要な疑義を
生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。当社グループでは、これらの事象を解消
すべく、より成長性の高い事業領域にリソースを投下することを目的として、戦略的な選択と集中を推し進めてい
ます。
財務面においては、前連結会計年度において、複数の子会社及び投資有価証券の売却を行うとともに、平成31年
3月には経営効率の向上と固定費の圧縮を目的としてオフィスを移転いたしました。令和2年8月には、事業構造
上、負債を多く抱えていた、当社グループが創業より続けていたサービス「Gendama」を営む株式会社リアルXの売
却を決議し、さらに管理コストを圧縮する目的から当社の連結子会社であった株式会社AI Marketing及び株式会社
カチコを令和2年10月1日付けで当社に吸収合併した他、業務委託費等の見直しも徹底して行ってまいりました。
その結果、財務面のリストラクチャリングは、一定の成果をあげており、今後、当社グループが積極的な事業展開
に移行していく上で良い財務コンディションの中での事業運営が可能になっていると考えています。さらに、①持
続的な成長のために財務体質のさらなる強化、②新たな成長局面を迎えているフィンテック事業への資金投入、③
当社の事業成長を支える人材の採用、そして④「GAFAメディア戦略」推進による高効率・高収益性の事業モデル構
築を目的として、令和2年12月14日付で第三者割当による行使価額修正条項付第8回乃至第9回新株予約権の発行
を行っており、これにより機動的かつ柔軟な資金調達の手段を確保しております。
事業面においては、クラウドソーシングとAIを掛け合わせたSNSマーケティングプラットフォーム「HOTARU.AI」
をリリース。GAFAメディア事業などの他事業ともシナジーを生み出しております。また、フィンテック領域におい
て は、 報 酬 提 供 サ ー ビ ス 「RealPay」 に 加 え て、 社 会 的 な DX 化 加 速 の 波 を 受 け デ ジ タ ル ・ ギ フ ト ・ サ ー ビ ス
「RealPayギフト」を開発。デジタル・ギフトを軸としマーケティング分野におけるDXを推進しております。さら
に、「10年後も成長し続けられる事業モデルの創出」を目指す新事業戦略「GAFAメディア戦略」のもと、令和2年
11月1日には、電子書籍紹介を行うwebメディアを、また、令和2年12月1日には、格安SIMを比較するwebメディア
を譲り受け、新たな事業モデルの構築を推進しております。
これらの活動により、当第3四半期連結会計期間における流動資産合計は、817,302千円となる一方、負債合計は
前連結会計年度末の613,844千円から193,719千円減少した420,125千円となり自己資本比率は67.1%と健全な財務体
質は維持されており、また、今後の運転資金に必要な現預金を確保しています。
以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
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