3691 M-リアルワールド 2020-11-13 15:00:00
特別損失(減損損失等)の計上等及び通期業績と前期実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                              令和 2 年 11 月 13 日
各 位
                       会  社  名 株 式 会 社 リ ア ル ワ ー ル ド
                       住     所 東京都渋谷区元代々木町 30 番 13 号
                       代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 菊 池 誠 晃
                                  (コード番号:3691 東証マザーズ)

                       問い合わせ先   執   行   役     員    樋   口   隆 康
                                                  TEL.03-5465-0690



 特別損失(減損損失等)の計上等及び通期業績と前期実績との差異に関するお知らせ

 当社は、令和 2 年9月期において特別損失等を計上する見込みとなったこと、また、本日公表の実績値
(通期業績)と前期実績値において差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                          記


1. 特別損失について
(1) 減損損失
 令和 2 年 9 月期において、当社グループが保有する固定資産について、回収可能性を慎重に検討し、
以下のとおり、特別損失を計上いたしました。
  ①ソフトウェア等(連結・個別)
 令和 2 年 9 月期において、当社が保有するソフトウェア等を減損処理により 32 百万円を特別損失に計
上いたしました。
  ②建物附属設備等(連結・個別)
 令和 2 年 9 月期において、当社が保有する建物附属設備等を減損処理により 22 百万円を特別損失に計
上いたしました。
  ③ソフトウェア等(連結)
  令和 2 年 9 月期において、当社子会社が保有するソフトウェア等を減損処理により 38 百万円を特別
損失に計上いたしました。
(2) 投資有価証券評価損(連結)
  令和 2 年 9 月期において、当社子会社が保有する投資有価証券を評価した結果、減損処理により 64
百万円を特別損失に計上いたしました。なお、本日開示した「令和2年9月期         決算短信[日本基準]
                                                     (連
 」に添付している「連結損益計算書及び連結包括利益計算書」に記載の投資有価証券評価損である 84
結)
百万円のうち、20 百万円については、令和 2 年 8 月 14 日付け「特別損失(投資有価証券評価損)の計
上に関するお知らせ」のとおり、令和 2 年 9 月期 第 3 四半期累計期間において計上しております。


2. 繰延税金資産の取崩し等について(連結・個別)
 当社における繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、令和2年 9 月期において繰延税金資
産を取崩し、繰延税金負債を計上した結果、法人税等調整額を 28 百万円計上いたしました。
3. 令和 2 年 9 月期実績と前期実績との差異
                                              親会社に
                                                       1株当たり
                  売上高       営業利益     経常利益     帰属する
                                                       当期純利益
                                              当期純利益
                    百万円       百万円      百万円       百万円      円   銭
     前期実績(A)
                    2,473     △374     △377      △25      △7.40
     当期実績(B)         586      △320     △302     △523    △152.47
     増減額(B-A)      △1,886       54       74     △497
     増減率(%)         △76.3       -        -        -


4. 差異が生じた理由
 売上高につきましては、戦略的な選択と集中に基づき、前期において実施したノーザンライツ株式会
社、及び株式会社マークアイを売却したことに伴い、減少しています。営業利益につきましては、子会社
売却を含むリストラクチャリングを行い前期実績比較で販売費及び一般管理費を 736 百万円削減する一
方、新規事業への投資も行い前期実績比較で 54 百万円の増加に留まりました。親会社に帰属する当期純
利益につきましては、前期においては株式会社マークアイを売却したことに伴い関係会社株式売却益を
915 百万円計上していたことにより親会社に帰属する当期純利益を押し上げる一方、令和 2 年 9 月期に
おいては、前期実績比較で 497 百万円の減少となっています。


5. 営業外費用の計上(個別)
 当社連結子会社でフィンテック事業を行っている株式会社 REAL FINTECH に対する貸付について
投資フェーズであることを踏まえ、回収可能性を慎重に検討した結果、令和 2 年 9 月期において、貸倒引
当金繰入額 50 百万円を営業外費用に計上いたしました。なお、当該営業外費用については、個別財務諸
表のみで計上されるものであり、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありませ
ん。




                                                          以   上