3691 M-リアルワールド 2020-08-14 15:00:00
2020年9月期第3四半期 決算説明資料 [pdf]
ネ ットからリ ア ルへ R EALW OR L D
2020年9月期(第3四半期)
決 算 説 明 資 料
株式会社リアルワールド
東 証 マ ザ ー ズ 3 6 9 1
2020年8月14日
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01 エグゼクティブ・サマリー 3
02 FY2020第3四半期決算概要 9
03 今後の取り組み 12
◆ 04 Appendix 20
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01 エグゼクティブ・サマリー
Executive Summary
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稼ぎ方革命実現に向けた2020年度方針 Executive Summary
選択と集中 ~労働集約モデルからの脱却~
聖域なき抜本的見直しによる
事業ポートフォリオ転換
前期より
①BS・CF改善に注力した選択と集中 継続
前期より
②労働集約低粗利・縮小市場からの事業脱却 継続
今期より
③10年後も成長し続ける事業へ投資 進行中
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BS・CF改善に注力した選択と集中 Executive Summary
有利子負債 現預金等比率 販管費
流動負債に対する現預金等の比率 ※1
財務体質の大幅な改善 投資原資を確保 固定コストを大幅削減
71%
改革開始時
(FY2018) 12億円 1億5,000万円/月 ※2
社債・借入金の返済により 株式売却などにより 子会社売却・オフィス移転などにより
70%減 128%改善 71%削減
FY2020
3Q 3.7億円 199% 4,400万円/月
新規事業等による
一時投資増加分含む
※1 短期貸付金含む
※2 FY2018連結販管費平均水準
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マーケティング支援事業「HOTARU.AI」 Executive Summary
Instagram分析ツール 巣ごもり需要で
オンラインコミュニケーションニーズが拡大
7,700件超の申込みを獲得 ※1
by AI Marketing inc.
AI × クラウドソーシング
7,763
6,678
サービス概要
✓インスタグラム運用者の集計工数を圧倒的削減 4,753
✓Facebook社の公式APIを使用し、本来スマホ
アプリ上でしか閲覧できないインサイト情報を管理
✓アカウントクオリティ向上のためのtips紹介 1,421
✓ハッシュタグベンチマーク、競合分析機能など、 144
上級者向け機能も充実
サイト:https://hotaru.ai ~3月 4月 5月 6月 7月
※2020年8月よりサービス名を「HOTARU.AI」に変更
ますます拡大するInstagram市場において サービスリニューアルの4月以降、
欠かせないものとなるマーケティングツールを提供 毎月1,000アカウント以上増加
※1 無料アカウント含む
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「HOTARU.AI」の対象市場動向 Executive Summary
日本におけるオムニチャンネルコマース市場と
インフルエンサーマーケティング市場規模
BtoC-EC市場
(億円) (兆円)
800 90
BtoC EC市場 80.6
700 674 80 76.3
72.2
590 オムニチャネル・コマース市場 68.2
600 70 64.5
61
509 57.5
60
500 448 52.2 54.4
390 50
400
327
40
300 267
219 26.3 27.8
30 23.4 24.9
175 20.8 22.1
200 17.6 18.1 19.5
20
100
10
0 0
2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025(年度)
出典:株式会社デジタルインファクト 出典:野村総合研究所
コロナウイルスの影響で今まで以上に新しい稼ぎ方が注目され、
インフルエンサーマーケティング市場やEC市場はかつての想定より拡大する予想
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デジタルギフト事業「RealPayギフト」 Executive Summary
デジタルギフト市場成長予測
「顧客向けキャンペーンを
市場規模
低コストで、すぐにでも」
デジタルギフトサービス 2,500億円
※2023年予測値
RealPayギフトを活用することで、ギフト手配の人的負荷や 市場成長率
配送コストなどの間接コストを大幅に削減することが可能
214%
導入企業メリット
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
出典:矢野経済研究所
RealPayで利用できる交換先
キャッシュレス決済
サービス、現金、
ビットコイン、各種
ポイントサービス等
キャンペーン開始までの 顧客へのギフト 煩雑なキャンペーン業務の RealPayギフトにも
リードタイムが短縮 配送コストの削減 管理がかんたんに ▶ 交換先順次追加予定
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02 FY2020第3四半期決算概要
Financial Result
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連結損益計算書(P/L) Financial Result
単位:百万円 2020年9月期 第3四半期累計 2019年9月期第3四半期累計 前年同期比
(2019年10月~2020年6月) (2018年10月~2019年6月)
売上高 483 2,238 22%
売上総利益 170 810 21%
(売上総利益率) 35% 36% -1pt
販売管理費 397 1,149 35%
営業利益 ▲226 ▲338 ー%
経常利益 ▲213 ▲339 ー%
親会社株主に帰属する当期純利益 ▲247 260 ー%
事業の選択と集中、投資原資獲得を目的とした事業売却により、対前期比で売上高が大幅減少。
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連結貸借対照表(B/S) Financial Result
単位:百万円 2020年9月期第3四半期末 2019年9月期末 前期末比
(2020年6月30日時点) (2019年9月30日時点)
流動資産 1,508 2,026 74%
うち現金および預金 1,009 1,490 68%
固定資産 265 404 66%
総資産 1,774 2,431 73%
流動負債 634 980 65%
うちポイント引当金 250 299 84%
固定負債 58 123 47%
純資産 1,082 1,328 81%
負債及び純資産 1,774 2,431 73%
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等をFY2019期首から適用しており、繰延税金資産は固定資産に表示しております。
前期末比で自己資本比率6pt改善。有利子負債2.4億円返済し、負債37%縮小
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03 今後の取り組み
Future Measures
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新型コロナウイルスの影響と対策 Future Measures
新型コロナウイルスのネガティブ影響は今期内に清算
With/Afterコロナ時代の新しい事業戦略・組織戦略を策定
ローコストオペレーション体制を構築しながらも、成長機会の大きい市場に対して集中投資を実施
影響事業 事業影響・実施済みの対策
クラウドメディア事業 旅行案件の減少・大手企業の広告費削減などにより間接的な影響
ポイントメディア「Gendama」 → ポイントメディア「Gendama」は市場の成熟、収益性の低下をうけ事業譲渡予定(9月)
クラウドソーシング事業 飲食系など実店舗への影響
AI Marketing「HOTARU.AI」 → 4月よりメインターゲットを店舗等から個人やインフルエンサーに変更
クラウドソーシング事業 小売系など実店舗への影響
クラウド動画事業「カチコ」 → 営業縮小しつつ、実店舗向けサービスからYouTube向け等のオンライン向けサービスに軸足変更
フィンテック事業 実店舗系外部ポイント流入:減少 ネット系外部ポイント流入:増加
報酬提供インフラ「RealPay」 → ネット系強化。新サービス「RealPayギフト」を投入
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来期に向けた取り組み Future Measures
注力施策①
これまで
労働集約低粗利・ 成長事業投資
縮小市場からの事業撤退 10年後も続く 生産性の
同時にキャッシュを確保
高い事業モデルを構築
収益性
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
コスト
注力施策②
事業基盤構築
既存コストを更に25%圧縮し、
今後成長軌道に乗ってもコストが
※グラフは収益性・コストの変遷イメージ 最適化される事業基盤を構築
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【注力施策①】10年後も成長する事業モデルの創出 Future Measures
GAFAメディア戦略
成長市場 テクノロジー 自社リソース・強み
1000万人の会員基盤を活かし、低コスト化を実現する リアルワールドがこれまで培ってきた
IT時代を牽引し続ける
メディア運営ノウハウ活用
クラウドソーシングによる
GAFAトラフィック YouTube・Instagram領域の
※
仕組み化・運用 自社事業とのシナジー
▼ ▼ ▼
成長市場への投資 利益性最大化 収益効果最大化
買収および新規立ち上げによってGAFAメディアを複数立ち上げ
2021年1月までにEBITDA黒字を生み出せる体制を構築
IT業界において大きな影響力を持つ4社、
※GAFA… Google・Amazon・Facebook・Appleを指す語
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GAFAメディア戦略推進にあたって Future Measures
将来的に100以上のメディア買収・立ち上げも見据え、
粗利を安定的に積み上げつつも、運用コストを一定に抑えて
高効率・高い収益性の事業モデル構築を目指す
リスク リスクへの対応策 目標・水準
・業種や市場の環境変動リスク ・ジャンルの異なるメディアを
SEOロジック変更などの
複数買収しボラティリティ最小化
安定性 ・Googleのロジック変動リスク
・メディアジャンルを厳選し
環境変化に強い
・コンテンツリスク 事業構造を構築
コンテンツリスクを低減
・仲介業者を介さず、内製化した 目安買収基準として
・複数買収時に仲介業者を
コスト・ 使う場合のコスト増加リスク M&A事業によりコスト最小化。
即時実行
EBITDA倍率
2倍以内
スピード ・仲介者が増え煩雑なコミュニケー
ションになるミスマッチリスク
・買収と新規立ち上げを併用し、 7月中旬より日に
スピード推進 200件以上の案件アプローチ
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【注力施策②】事業基盤構築 Future Measures
改めて成長事業のための事業基盤を構築
低コスト、高効率な経営体制を構築する
これまで 4Q 来期
オフィス移転、 子会社統合を実施し 将来生産性の高い
子会社株式売却による
コスト圧縮 更に販管費25%削減 事業基盤を構築
※買収によるのれん代除く
売上高が積み上がってもコストは一定。利益が積み上がるモデルに
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まとめ:通期決算にむけて Future Measures
1. GAFAメディア立ち上げで粗利積み上げ
2. 「Gendama」売却
3. 子会社統合
4. 販管費25%削減体制構築
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暮らすこと、働くこと、新しいこと
ネットを通じて社会の基盤をつくる
ネットからリアルへ。
REALWORLD
04 Appendix
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稼ぎ方革命 Future Measures
少額所得(副収入)を求める1,000万人の会員
在宅ワークの導入や、副業の解禁など、
時間や場所にとらわれない働き方が確立 クラウドソーシング
されつつある現代。
しかし、「稼ぎ方」という点では、これまでの
延長線上の稼ぎ方に従事する人が多く、
新しい稼ぎ方により継続的に収入を得る Technology Growth Business
ことができている人はごく一部である。 テクノロジー 成長市場
我々はテクノロジーの力とマーケットに沿っ AI
た事業を展開することで、
根本的な稼ぎ方の改革を実現する。
テクノロジーを活用して「新たな稼ぎ方」を提供
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報酬提供インフラ「RealPay」
交換先として を追加し、
キャッシュレス利用がさらに便利に
コンセプト
・現金より価値ある通貨を生み出す
・新しい稼ぎ方の報酬提供インフラとなる
10月 交換先 pring追加
12月 交換先 QuoカードPay追加
1月 QuoカードPay還元キャンペーン実施
4月 交換先 PayPay追加
4月 一部サービスデザイン改修
多様化する新しい稼ぎ方の報酬提供インフラとして、流通総額最大化を目指す
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マーケティング支援事業「HOTARU.AI」
対面のコミュニケーションが困難になる中で、
オンラインコミュニケーションの重要性が一層高まる
SNSなどのコミュニティ化された情報発信が広がることで、
”ファン”に対して鮮度の高い情報を直接発信、 SNSが浸透し、情報は「ググる」時代から
効果的なコミュニケーションが可能に タグ検索で「タグる」時代に
SNS浸透による社会の変化
Good
・多くのお店が直接お客様に情報を伝えられるように
・小さなキャンペーンなどの情報もリアルタイムで届けられるように
ファンの獲得 一方で
ダイレクトな発信 「気になる」「知りたい」
地方・小さな店舗でも 「行きたい」 ・SNSでの情報発信は運用が大変。ノウハウが必要などの課題も
ダイレクトに情報を
届けられる
を喚起 ・運用を支援するコンサル業者は労働集約となり高価
新型コロナウイルスの影響拡大を踏まえ、
実店舗向けサービスに加え、EC・個人向けにも展開を強化
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キャッシュレスに向けた時代の変化
各国のキャッシュレス決済比率(2015年) キャッシュレス支払い額と民間最終消費支出に占める割合
89.1 キャッシュレス支払い
20.0%
最終消費支出
60
55.4 54.9 51 48.6 45
39.1 38.4 11.9%
18.4%
14.9
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
出典:経済産業省(キャッシュレス・ビジョン) 出典:経済産業省(キャッシュレス・ビジョン)
その他の動き
インド高額2紙幣廃止1年、経済に打撃でも庶民の支持 消費増税時、2%分ポイント還元
(2017年11月) (2018年10月)
QR決済の規格統一、年内にも行動指針 経産省 デジタルマネーで給与 厚労省、19年にも解禁
(2018年6月) (2018年10月)
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SNSマーケティングに関する市場動向 by AI Marketing inc.
Instagramユーザー数推移 (全世界) Instagramユーザー数推移 (日本国内)
単位 (百万人) 単位 (万人)
10億人
1,000
3,300万人
3,300
2,900
800
700
2,000
600
500 1,600
400 1,200
300
810
200
130 150
90 100
出典:Facebook, inc. 出典:Facebook, inc.
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ディスクレイマー
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を
含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際
的な経済状況が含まれます。
今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる
「見通し情報」の更新・修正をおこなう義務を負うものではありません。
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