3690 M-イルグルム 2019-11-06 15:00:00
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月6日
上場会社名 株式会社イルグルム
上場取引所 東
(旧上場会社名 株式会社ロックオン)
コード番号 3690 URL https://www.yrglm.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)岩田 進
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理本部長 (氏名)赤澤 洋樹 TEL 03(3289)5051
定時株主総会開催予定日 2019年12月20日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2019年12月20日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年9月期の連結業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 2,204 22.1 84 - 79 - △34 -
2018年9月期 1,804 5.0 △98 - △115 - △88 -
(注)包括利益 2019年9月期 △36百万円 (-%) 2018年9月期 △88百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年9月期 △5.54 - △3.1 3.7 3.9
2018年9月期 △14.02 - △7.4 △6.4 △5.5
(参考)持分法投資損益 2019年9月期 4百万円 2018年9月期 △11百万円
(注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるた
め、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 2,064 1,061 51.4 168.68
2018年9月期 2,159 1,174 54.4 184.97
(参考)自己資本 2019年9月期 1,061百万円 2018年9月期 1,174百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年9月期 207 △526 △100 773
2018年9月期 15 △212 710 1,193
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2019年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
(注)当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めており、配当方針としては期末配当の年1回
を基本的な方針と定めております。現時点では2020年9月期業績に与える未確定な要素が多いため、2020年9月
期の期末配当予想は未定です。当該配当予想額が決定した時点で速やかに公表する予定です。
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
現時点では2020年9月期の業績に影響を与える未確定な要素が多いため、第2四半期(累計)及び通期の合理的な業
績予想の算定が困難な状況です。当該連結業績予想については、合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表する
予定です。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期 6,372,415株 2018年9月期 6,352,515株
② 期末自己株式数 2019年9月期 81,423株 2018年9月期 983株
③ 期中平均株式数 2019年9月期 6,314,001株 2018年9月期 6,338,400株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
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株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社グループが事業を展開している国内のインターネット広告市場につきましては、スマートフォン広告、動画
広告の継続的拡大に加え、アドテクノロジーの進化を背景にした運用型広告がインターネット広告市場全体を牽
引、2018年のインターネット広告費は前年比116.5%の1兆7,589億円(㈱電通「2018年日本の広告費」)と5年連続
で二桁増と引き続き高い成長を示すとともに、総広告費に占める媒体構成比も前年から3.3ポイント増の26.9%と
なり、広告市場のインターネットシフトのトレンドが続いております。
一方、当社グループのもう一つの対面市場であるEC市場につきましては、スマートフォンやタブレット端末の普
及・進化に伴い、企業のECビジネス展開が加速しており、2018年国内BtoC EC(消費者向け電子商取引)市場は前
年比109.0%の18.0兆円まで拡大しております。また、全ての商取引に対する電子商取引の割合であるEC化率は、
BtoC ECで前年比0.4ポイント増の6.2%と引き続き増加傾向にあり(いずれも経済産業省「平成30年我が国におけ
るデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」)、国内のEC市場規模拡大は継続し
ており、伸びしろが大いにある分野であります。
このような良好な事業環境の下、当社グループは、企業と顧客とのコミュニケーションを自動化・効率化する
「マーケティングプラットフォーム事業」を主な事業領域と定め、引き続きその拡大に向け、営業、開発及びカス
タマーサクセス部門拡充のための人員強化を積極的に進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,204,381千円(前年同期比22.1%増)、営業利益84,936千円(前
年同期は98,460千円の営業損失)、経常利益79,022千円(前年同期は115,042千円の経常損失)となりましたが、
訴訟関連費用等の特別損失を90,924千円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失34,994千円(前年
同期は88,849千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
なお、2019年8月1日に、当社は商号を「株式会社ロックオン」から「株式会社イルグルム(英語表記:YRGLM
Inc.)」に変更いたしました。来年には創業20周年の節目を迎えますが、第2の創業期とも言える大きな節目に先
立ち、自社の提供価値と目指すゴールを再確認し、更なる飛躍を目指すべく、その決意を新社名に込めました。
今後も、企業理念である「Impact On The World」の実現に向け、データとテクノロジーによって世界中の企業に
よるマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せをつくる企業を目指して邁進してまいります。
セグメントの業績は、次のとおりです。
① マーケティングプラットフォーム事業
当事業は、マーケティング効果測定プラットフォーム「AD EBiS」を中心して、デジタルマーケティング領域
においてマーケティング効果測定や分析レポート自動作成等のサービスを提供する事業であります。「AD
EBiS」は広告効果測定システムを基盤としたマーケティング統合環境を提供するサブスクリプション型のサービ
スであり、広告効果測定市場において4年連続シェアNo.1(㈱アイ・ティ・アール「ITR Market View:メー
ル/Webマーケティング市場2018-2019」広告効果測定市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2018年度予
測))を獲得しております。
当連結会計年度においては、運用型広告のデータ集約とレポート作成を自動化する「アドレポ」事業を当社事
業としてサービス開始しております。また「AD EBiS」については、データ連携の自動化と直感的なビジュアル
で意思決定をサポートするメジャーアップデート「AD EBiS UPDATE 2019 Spring」のリリースや、、昨今のプラ
イバシー保護のニーズにも配慮しながら精度の高い広告効果測定が可能な新しい計測方法「CNAMEトラッキン
グ」の発表を行いました。プライバシーに関わるデータの取扱いの厳格化と正確な効果測定の両立はこれからの
企業のマーケティング活動には必須であり、「AD EBiS」利用促進に寄与することを期待しています。
この結果、売上高は1,951,112千円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は46,051千円(前年同期は
120,894千円のセグメント損失)となりました。
② 商流プラットフォーム事業
当事業は、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供する事業であります。「EC-CUBE」は
フリーミアムモデルのオープンソース・パッケージとして提供しており、EC事業者のインフラ整備や売上向上に
貢献する一方、「EC-CUBE」と連携する各種サービス(決済代行等)の提供事業者からマージン収入を得るとい
うエコシステムを構築しております。
当連結会計年度においては、機能やパォーマンス、セキュリティ等を大きく向上させた最新バージョン「EC-
CUBE 4」を正式リリースするとともに、「EC-CUBE」の機能を拡充する各種プラグインのリリースにも取り組ん
でまいりました。
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株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
また、2017年5月9日に公表したお知らせのとおり、EC受託開発事業(SOLUTION事業)については関連会社で
あった株式会社ラジカルオプティ等へ事業移管を行っておりますが、前連結会計年度においては、未だSOLUTION
事業に係る売上高が20,075千円計上されています。
この結果、事業移管したSOLUTION事業分の減収により売上高は253,269千円(前年同期比7.7%減)となりまし
たが、セグメント利益は38,885千円(前年同期比73.3%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計期間末における流動資産は1,141,945千円となり、前連結会計年度末に比べ413,564千円減少いたし
ました。これは主に現金及び預金が420,130千円減少したことによるものであります。固定資産は922,398千円と
なり、前連結会計年度末に比べ318,442千円増加いたしました。これは主に無形固定資産が265,084千円増加した
ことによるものであります。
この結果、総資産は2,064,344千円となり、前連結会計年度末に比べ95,121千円減少いたしました。
(負債)
当連結会計期間末における流動負債は822,079千円となり、前連結会計年度末に比べ217,265千円増加いたしま
した。これは主に短期借入金が200,000千円増加したことによるものであります。固定負債は181,119千円とな
り、前連結会計年度末に比べ198,689千円減少いたしました。これは主に長期借入金が199,852千円減少したこと
によるものであります。
この結果、負債合計は1,003,199千円となり、前連結会計年度末に比べ18,575千円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計期間末における純資産は1,061,144千円となり、前連結会計年度末に比べ113,696千円減少いたしま
した。これは主に親会社株主に帰属する当期純損失34,994千円の計上及び自己株式の取得99,971千円によるもの
であります。
この結果、自己資本比率は51.4%(前連結会計年度は54.4%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ420,130
千円減少し、773,642千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は207,602千円(同1,263.9%増)となりました。これは主に、税金等調整前当
期純損失を11,902千円計上した一方で、減価償却費146,879千円及びのれん償却額15,605千円を計上したこと等
によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は526,234千円(同147.4%増)となりました。これは主に、自社開発ソフトウ
ェアの計上等の無形固定資産の取得による支出284,702千円、「アドレポ」事業の譲受による支出200,000千円
等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は100,175千円(前年同期は710,367千円の獲得)となりました。これは主に、
短期借入金の純増額が200,000千円あった一方で、長期借入金の返済による支出199,852千円、自己株式の取得
による支出100,271千円等があったことによるものであります。
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株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期
自己資本比率(%) 83.2 85.8 54.4 51.1
時価ベースの
880.3 745.1 371.2 403.8
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー対
- - 48.7 3.6
有利子負債比率(年)
インタレスト・
- - 9.6 71.0
カバレッジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象
としております。
(4)今後の見通し
現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多いため、業績予想を数値で示すことが困難な状況です。連結業
績予想については、合理的に予想可能となった時点で公表します。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基
準を適用しております。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の情勢を考慮の上、適切に対
応していく方針であります。
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株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,193,773 773,642
売掛金 262,950 271,133
前払費用 72,519 78,625
その他 26,356 19,084
貸倒引当金 △90 △540
流動資産合計 1,555,510 1,141,945
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 92,663 92,663
減価償却累計額 △59,204 △68,152
建物及び構築物(純額) 33,459 24,511
工具、器具及び備品 182,913 218,706
減価償却累計額 △135,471 △164,094
工具、器具及び備品(純額) 47,442 54,612
有形固定資産合計 80,901 79,123
無形固定資産
のれん - 109,240
ソフトウエア 300,102 386,540
ソフトウエア仮勘定 25,000 86,716
その他 46 7,735
無形固定資産合計 325,149 590,233
投資その他の資産
投資有価証券 35,363 39,124
長期前払費用 30,050 24,152
繰延税金資産 40,579 93,873
差入保証金 91,442 95,333
その他 10,528 2,184
貸倒引当金 △10,060 △1,625
投資その他の資産合計 197,904 253,041
固定資産合計 603,955 922,398
資産合計 2,159,465 2,064,344
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 15,779 7,770
短期借入金 200,000 400,000
1年内返済予定の長期借入金 199,852 199,852
未払金 123,887 134,294
未払法人税等 7,628 22,975
預り金 38,175 33,542
賞与引当金 19,124 18,602
その他 367 5,043
流動負債合計 604,814 822,079
固定負債
長期借入金 341,853 142,001
賞与引当金 556 1,718
資産除去債務 37,400 37,400
固定負債合計 379,809 181,119
負債合計 984,623 1,003,199
純資産の部
株主資本
資本金 306,772 318,065
資本剰余金 296,750 308,043
利益剰余金 571,873 536,879
自己株式 △99 △100,071
株主資本合計 1,175,296 1,062,917
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △454 △1,772
その他の包括利益累計額合計 △454 △1,772
純資産合計 1,174,841 1,061,144
負債純資産合計 2,159,465 2,064,344
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 1,804,886 2,204,381
売上原価 614,783 643,692
売上総利益 1,190,103 1,560,689
販売費及び一般管理費 1,288,564 1,475,752
営業利益又は営業損失(△) △98,460 84,936
営業外収益
受取利息 252 703
持分法による投資利益 - 4,147
講演料等収入 270 277
その他 165 1,684
営業外収益合計 688 6,813
営業外費用
支払利息 1,411 2,964
長期前払費用償却 1,213 7,587
投資有価証券評価損 1,161 386
為替差損 2,317 1,343
持分法による投資損失 11,166 -
その他 - 446
営業外費用合計 17,270 12,728
経常利益又は経常損失(△) △115,042 79,022
特別損失
固定資産除却損 - 11,492
減損損失 - 19,431
訴訟関連損失 - 60,000
特別損失合計 - 90,924
税金等調整前当期純損失(△) △115,042 △11,902
法人税、住民税及び事業税 1,472 21,389
法人税等調整額 △27,665 1,702
法人税等合計 △26,192 23,091
当期純損失(△) △88,849 △34,994
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △88,849 △34,994
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当期純利益又は当期純損失(△) △88,849 △34,994
その他の包括利益
為替換算調整勘定 88 △1,317
その他の包括利益合計 88 △1,317
包括利益 △88,761 △36,311
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △88,761 △36,311
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 純資産合計
株主資本 為替換算
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
合計 調整勘定
包括利益
累計額合計
当期首残高 276,482 266,460 692,281 △99 1,235,124 △543 △543 1,234,581
当期変動額
新株の発行 30,289 30,289 60,579 60,579
剰余金の配当 △31,558 △31,558 △31,558
親会社株主に帰属する当期純損
失(△)
△88,849 △88,849 △88,849
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
88 88 88
当期変動額合計 30,289 30,289 △120,407 - △59,828 88 88 △59,739
当期末残高 306,772 296,750 571,873 △99 1,175,296 △454 △454 1,174,841
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 純資産合計
株主資本 為替換算
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
合計 調整勘定
包括利益
累計額合計
当期首残高 306,772 296,750 571,873 △99 1,175,296 △454 △454 1,174,841
当期変動額
新株の発行 11,293 11,293 22,586 22,586
剰余金の配当 - -
親会社株主に帰属する当期純損
失(△)
△34,994 △34,994 △34,994
自己株式の取得 △99,971 △99,971 △99,971
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
△1,317 △1,317 △1,317
当期変動額合計 11,293 11,293 △34,994 △99,971 △112,379 △1,317 △1,317 △113,696
当期末残高 318,065 308,043 536,879 △100,071 1,062,917 △1,772 △1,772 1,061,144
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △115,042 △11,902
減価償却費 104,096 146,879
のれん償却額 - 15,605
貸倒引当金の増減額(△は減少) 34 450
受取利息 △252 △703
支払利息 1,411 2,964
持分法による投資損益(△は益) 11,166 △4,147
投資有価証券評価損益(△は益) 1,161 386
固定資産除却損 - 11,492
減損損失 - 19,431
賞与引当金の増減額(△は減少) 15,010 640
売上債権の増減額(△は増加) 9,007 △8,183
前払費用の増減額(△は増加) △16,789 △6,239
未払金の増減額(△は減少) 19,460 19,737
前受金の増減額(△は減少) △442 4,158
その他 3,591 8,411
小計 32,414 198,983
利息の受取額 250 702
利息の支払額 △1,589 △2,922
法人税等の支払額 △15,855 △3,730
法人税等の還付額 - 14,570
営業活動によるキャッシュ・フロー 15,220 207,602
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △33,867 △37,619
無形固定資産の取得による支出 △168,014 △284,702
事業譲受による支出 - △200,000
投資有価証券の取得による支出 △11,232 -
差入保証金の差入による支出 △100 △4,070
その他 526 157
投資活動によるキャッシュ・フロー △212,687 △526,234
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 200,000 200,000
長期借入れによる収入 600,000 -
長期借入金の返済による支出 △58,295 △199,852
株式の発行による収入 108 -
自己株式の取得による支出 - △100,271
配当金の支払額 △31,445 △52
財務活動によるキャッシュ・フロー 710,367 △100,175
現金及び現金同等物に係る換算差額 30 △1,323
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 512,931 △420,130
現金及び現金同等物の期首残高 680,841 1,193,773
現金及び現金同等物の期末残高 1,193,773 773,642
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、部署を基礎としてサービス別のセグメントから構成されており、「マーケティングプラットフォーム
事業」及び「商流プラットフォーム事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「マーケティングプラットフォーム事業」は、マーケティング効果測定プラットフォーム「AD EBiS」等のサ
ービスを提供する事業です。また、「商流プラットフォーム事業」はECオープンプラットフォームである「EC-
CUBE」の周辺収益事業です。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
全社共通の費用は一定の比率で各セグメントに配賦しております。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数
値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格を勘案して決定しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
マーケティング 調整額
商流プラット 計上額
プラット 計
フォーム
フォーム
売上高
外部顧客への売上高 1,530,402 274,483 1,804,886 - 1,804,886
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 1,530,402 274,483 1,804,886 - 1,804,886
セグメント利益
△120,894 22,433 △98,460 - △98,460
又は損失(△)
セグメント資産 626,946 25,719 652,666 1,506,799 2,159,465
その他の項目
減価償却費 99,858 4,238 104,096 - 104,096
有形固定資産及び無形固定
220,021 250 220,271 2,309 222,580
資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント資産の調整額1,506,799千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産1,506,799千円で
あります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金であります。
(2)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,309千円は、主に社内ネットワークの増強費用であり
ます。
2.前期まで商流プラットフォーム事業に集計しておりましたDMP事業については、マーケティングロボットの
先駆ビジネスモデルの意味合いが強くなったため、当期からマーケティングプラットフォーム事業に含めて
集計しております。当連結会計年度におけるDMP事業の売上高は84,747千円であり、前年同期に商流プラッ
トフォーム事業に集計していた同事業の売上高は104,413千円であります。
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株式会社イルグルム(3690) 2019年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
マーケティング 調整額
商流プラット 計上額
プラット 計
フォーム
フォーム
売上高
外部顧客への売上高 1,951,112 253,269 2,204,381 - 2,204,381
セグメント間の内部売上高
- - - -
又は振替高
計 1,951,112 253,269 2,204,381 - 2,204,381
セグメント利益 46,051 38,885 84,936 - 84,936
セグメント資産 1,942,191 122,152 2,064,344 - 2,064,344
その他の項目
減価償却費 159,953 2,532 162,485 - 162,485
有形固定資産及び無形固定
455,178 7,605 462,783 - 462,783
資産の増加額
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり純資産額 184.97円 1株当たり純資産額 168.68円
1株当たり当期純損失(△) △14.02円 1株当たり当期純損失(△) △5.54円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 - 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 -
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であ
るため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり当期純利益
親会社に帰属する当期純損失(△)(千円) △88,849 △34,994
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社に帰属する当期純損失(△)
△88,849 △34,994
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 6,338,400 6,314,001
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
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