3690 M-イルグルム 2019-08-05 15:00:00
2019年9月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

2019年9月期第3四半期
決算説明資料
株式会社イルグルム
2019年8月5日
INDEX




        1   業績ハイライト

        2   事業ハイライト

        3   中期経営方針の進捗

        4   2019年9月期 通期業績見通し
  2019年9月期第3四半期 決算のポイント




マーケティングプラットフォーム事業
売上は30%成長継続

営業利益・経常利益は通期計画に対して
順調に進捗

アドエビスが平均単価(月額)10万円を突破

                          3
        1 業績ハイライト
             Financial highlights




INDEX
1|業績ハイライト

2019年9月期第3四半期 業績ハイライト


      ⚫ 連結業績ハイライト                                           (単位:百万円)


                                            2019年9月期     2019年9月期
                  2019年9月期
                                前年同期比         通期予想       通期予想進捗率
                    3Q実績
                                            (レンジ予想)      (対レンジ中央値)



                                               2,250
            売上高    1,637       123.4%
                                              ~2,350
                                                           71.2%

                                                  0
        営業利益             33   前年同期の
                              営業損失
                                      ▲82
                                                ~50
                                                          133.7%


      ⚫ セグメント別売上高                                            (単位:百万円)



              マーケティング
            プラットフォーム事業         売上高    1,453      前年同期比    130.2%


                商流
            プラットフォーム事業
                               売上高      184      前年同期比     87.4%

                                                                        5
1|業績ハイライト

四半期売上高の推移



                        マーケティングPF事業は既存顧客への新価格適用に伴う
                               解約等があるものの微増
   (百万円)
    600          商流プラットフォーム事業
                 マーケティングプラットフォーム事業


    500
                                                                                                                  66    58
                                                                                                            59
                               4Q→1Q
                               季節変動                                                                   63

    400                                                                       114   80
                                                                                          68    62
                                                      151
                                                                  120   104
                                                141         125

                              153         133
    300                 135
                  128               113
           108

                                                                                                            460
                                                                                                                  495   497
    200
                                                                                                386
                                                                                                      413
                                                                                          376
                                                                              338   352
                                                      311         304   316
                                                279         295
                              239         253
           220    224   226         229
    100



     0
           1Q     2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q

                  2015年度                  2016年度                  2017年度                  2018年度                  2019年度

   ※ 商流プラットフォーム事業は17期4Q~18期1QにEC受託開発事業の業務移管を行っています。                                                                           6
1|業績ハイライト

四半期営業利益の推移


                    2019年9月期は投資回収フェーズへ
               新卒採用や商号変更などにかかる費用増により2Q比で減益

  (百万円)
                                                            投資期                                            回収期
    100
                         43
                    35
                                             9
     75
                                                                   商流プラットフォーム事業

               33                       13                         マーケティングプラットフォーム事業
     50                            11
          22
                              4              77                                                       17
                    67   69
                                                  60
     25                                 50             52
               41                  45
          35                  36
                                                            25
                                                                                                      30
                                                                                                               9
      0                                           -1
                                                                  15          14
                                                                                    12                         3
                                                       -8   -11
                                                                                    -23
                                                                                          -15
                                                                                                -21
                                                                                          -1
                                                                  -38         -37
                                                                        -44                     -5
    -25


                                                                        -3
    -50
          1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q   3Q


               2015年度              2016年度              2017年度                 2018年度                  2019年度

                                                                                                                   7
1|業績ハイライト

連結営業利益の変動要因



              2018年9月期3Q-2019年9月期3Q
  (百万円)




                                      8
        2   事業ハイライト
              Business highlights




INDEX
2|事業ハイライト

アドエビスの売上構成




 アドエビスの売上は         アドエビスの売上
 アカウント数 × 平均単価 の
 サブスクリプションビジネス。
 外部要因に左右されにくい      アカウント数
                            ×   平均単価
                                (月額)
 安定成長 を実現。




                                       10
2|事業ハイライト

アドエビスのアクティブアカウント数推移



               既存顧客の新価格体系移行による解約が低価格帯で増加
                     アカウント数は一時的に減少
  (件数)


  1,600
                                                                            1,513
  1,500                                                                                          1,433
  1,400

  1,300

  1,200

  1,100

  1,000

   900

   800

   700
          1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q    2Q      3Q

                2015年度             2016年度              2017年度              2018年度              2019年度

                                                                                                             11
2|事業ハイライト

アドエビスの平均単価推移



                           既存顧客の新価格体系への移行が進み
                           前年同期比+22,737円、10万円を突破
    (円)
                                                                                                   102,262
 110,000


 100,000


  90,000

                                                                                79,525
  80,000
                               4Q→1Q
                               季節変動
  70,000                                                                                 価格体系変更

  60,000


  50,000


  40,000
           1Q   2Q   3Q   4Q     1Q    2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q

                2015年度                 2016年度              2017年度              2018年度              2019年度

                                                                                                             12
2|事業ハイライト

ストック売上高比率


                             マーケティングプラットフォーム事業は
                             月額課金のサブスクリプションビジネス
                              ストック売上比率は高水準で推移
 (百万円)

   600
                                                                                              97.1%              100%



   500
               レポート等・DMP
                                                                                                                 75%
               ストック売上
   400
               ストック売上高比率


   300                                                                                                           50%



   200

                                                                                                                 25%

   100



    0                                                                                                            0%
         1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q    2Q   3Q   4Q   1Q    2Q      3Q   4Q   1Q    2Q      3Q

              2015年度              2016年度              2017年度               2018年度                  2019年度

   ※DMP事業を商流PF事業からマーケティングPF事業にセグメント変更したことによるもの。                                                                   13
2|事業ハイライト

「AD EBiS UPDATE 2019 Spring」をリリース

          「アドエビス」において、大規模アップデート
          「AD EBiS UPDATE 2019 Spring」をリリース
     データ連携の自動化と直感的なビジュアルで意思決定をサポートする
        各種機能を追加、データ分析と投資判断の効率化を促進




                                              14
2|事業ハイライト

「AD EBiS Conference 2019」を開催


          アドエビスの大規模メジャーアップデートに合わせ
        その全容とアドエビスに関わる知見やノウハウをシェアし
       ビジネスを加速させるカンファレンスを2019年3月13日に開催




                                         15
2|事業ハイライト

運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」機能強化



            運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」に
              Googleスプレッドシート出力機能を追加
                  事業買収後のPMIが順調に進捗




                                      16
2|事業ハイライト

商号を変更「株式会社イルグルム」へ




                    2019年8月1日より
                    「株式会社イルグルム」へ商号変更
                    (英語表記:YRGLM Inc.)

                    それぞれの企業が独自の価値を提供することに
                    よって発展する社会。
                    私たちはそのまだ見ぬ理想の世界を「YRGLM」
                    と名付けました。
                    まだこの世に存在しない未来像を示すために、
                    既存の言葉に由来を持たない「意味を持たない文
                    字列」を語源としました。
                    どこにもない企業を目指すために選んだ、
                    どこにもない名前です。




                                              17
        3 中期経営方針の進捗
          Progress of mid-term management plan




INDEX
3|中期経営方針の進捗
中期経営方針




               2020年9月期 売上30億円
                                        グローバル展開へ


               国内にて成長基盤を固める              アジア拠点拡大

                                     M&Aによる成長加速
                開発・販売組織の拡充

        マーケティング ロボット具現化       2020
                              30億

         売上高




                    ~2020                  2021~
                                                   19
3|中期経営方針の進捗
2020年に向けた戦略マップ




              2020年9月期 売上30億円


       マーケティングロボット               マーケティングセールス組織の
       重点開発テーマの具現化                   拡充、高度化


   AIを活用したビッグデータ解析、     2018年度                   2019年度
                                 マーケティング体制の拡充
   他サービスとの連携に積極投資         実施                       注力



   ノンコア事業切り離し           2017年度
                                 エキスパート人材による     2018年度
   エンジニアをコア事業にシフト         実施     組織の高度化            実施



   開発人員増加               2018年度
                                 営業人員増加による新規     2019年度
   AI,BI,API等注力分野の具現化     実施     獲得・既存リレーション強化     注力



                                                          20
3|中期経営方針の進捗
2019年9月期経営方針




                  ⚫ 既存顧客への価値提供

                  ・解約率抑制
                  ・カスタマーサクセス本部の採用、
                   育成強化
  カスタマーサクセス
  の実現             ⚫ 製品開発
  既存顧客への更なる価値提供   ・既存顧客へのアップセル商材
                   の開発
                  ・UI/UXの向上
                  ・マーケティングロボット三階層
                   モデル開発



                                 21
3|中期経営方針の進捗
マーケティングPF事業のコスト構造



    既存顧客への価値提供を強化するため、カスタマーサクセス部門への投資を強化します。
          ストック型の売上成長に伴い、コスト構造を緩やかに改善し、
               中長期的な収益拡大を目指す方針です。

       MPF事業各費用        2016年      2017年     2018年        2019年      中長期目標
        対売上比率           9月期        9月期       9月期         9月期3Q       モデル


      マーケティング・
      セールス
                       24%        29%       32%          27%         30%

                                                               ※2
      開発                21%       24%       36%          29%        25-30%

      カスタマーサクセス
     (旧サポート)
                        11%       11%       11%          17%        10-15%
                                           投資強化

      その他間接            24%        25%       28%     ※1
                                                         26%        15-20%


      営業利益             20%        12%      ▲8%            1%        10-20%

     ※1 事業再編による商流プラットフォーム事業の売上減少に伴い、共通部門費のセグメント配賦比率が増加したことによるもの。
     ※2 開発の運用人員をCSに移管したことによるもの。
                                                                             22
3|中期経営方針の進捗
成長の原動力となる人員投資



          超売り手市場のなかでも積極採用を進め、成長を加速してまいります。
            経営戦略に従い今後はカスタマーサクセス領域に人材をシフト、
                顧客への更なる価値提供を目指してまいります。

                                                     155
               管理    S&M    CS    開発          144
                                                       21
                                       122     20

                                                       34
                           98           18
                                               29

                           13           25
              71           14
                                               21      30

                                        15
              11           15
              12
              10
                                               74      70
                                        64
                           56
              38



              FY15         FY16        FY17   FY18   FY19-3Q

          ※子会社取締役・期末日退職者を含む
                                                               23
        4 2019年9月期 通期業績見通し
                   FY2019 financial forecast




INDEX
4|2019年9月期 通期業績見通し
2019年9月期 通期業績見通し



                             2019年9月期 通期連結業績予想

                  売上高                : 2,250~2,350百万円
                  営業利益               : 0~50百万円

                 売上高(百万円)          2,250             営業利益(百万円)
                                  ~2,350
                                             247
                          1,804
        1,612    1,719



                                                      92
                                                                     0~50



         2016年    2017年    2018年    2019年    2016年   2017年   2018年   2019年
          9月期      9月期      9月期      9月期      9月期     9月期     9月期     9月期
       2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期
                                    (予想)                             (予想)
                                   (予想)
                                                             ▲98
                                                                             25
参考資料
財務諸表概要
             2019年9月期第3四半期連結損益概要
  経常利益黒字も、2Qに訴訟和解金を特別損失に計上、当期四半期純利益は赤字

                                                単位:百万円

                2018年      2019年
                                       前年
                 9月期        9月期                増減率
                                      同期比
                第3四半期      第3四半期

売上高                1,327    1,637      +310     23.4%
売上原価                 439       498      +59      13.5%

売上総利益                888      1,138     +250     28.2%

販売費及び一般管理費           970      1,105     +135     13.9%

営業利益                ▲82        33      +115          -
(営業利益率)          (▲6.2%)    (2.0%)

経常利益                ▲96        28      +125          ‐
親会社株主に帰属する
当期四半期純利益            ▲69       ▲47       +22          -

                                                         27
            連結貸借対照表概要

                                          単位:百万円

            2018年         2019年
                                        増減額
             9月末           6月末
 流動資産           1,555         1,191       ▲363
(現預金)           1,193             789      ▲404
 固定資産               603           917     +313
(有形固定資産)             80            80          +0
(無形固定資産)            325           565         +240
(投資その他資産)           197           270         +72
資産合計            2,159         2,109           ▲50
 流動負債               604           830     +225
 固定負債               379           230     ▲149
負債合計                984       1,061           +76
純資産合計           1,174         1,048       ▲126

                                                     28
参考資料
 その他
            見込顧客獲得におけるプラットフォーム
「アドエビス」は見込み顧客獲得(リードジェネレーション)におけるプラットフォームを確立。
  MA(マーケティングオートメーション)、SFA 、CRMとは異なる立ち位置。連携が可能。


                マーケティング領域                                       営業領域



            の得意領域


     見込み顧客獲得                   見込み顧客育成

   リードジェネレーション               リードナーチャリング

 ・宣伝、広告                     ・Eメールマーケティング             営業活動       受注    顧客維持活動
 ・展示会、セミナー                  ・リード管理
 ・自社Webサイト、検索               ・スコアリング
 ・アウトバウンドコール                ・行動トラッキング etc.
 ・名刺管理
 ・分析、効果測定
                                         質の高い
 ・ソーシャル etc.                             リードの抽出




                                ホットリード                           営業支援システム
     全てのリード                                       質の高いリードをパス         (SFA)




                                MA領域                    SFA領域                CRM領域

                                                                                     30
                     コンバージョンまでの流入経路を網羅
    アドエビスはあらゆるマーケティングの効果をメディア・デバイス・代理店を横断して測定、
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                                  広告代理店




    潜在層向け                                                      顕在層向け
    獲得効率:低                                                     獲得効率:高
                                      SEM
            コンテンツ           DSP
                     純広告                    ランディング   自社サイト
            マスメディア         (潜在)
                                             ページ

                                      SEO
                                                                        顧客軸データ
                                                                         を活用する
代理店・メディア・                                                               マーケティング
デバイスを横断して                                                               プラットフォーム
  効果測定

                                                        ユーザー分析
                                                         特許取得
                                                        (特許第6286476号)




                                                                                   31
       少子高齢化時代における企業と顧客のコミュニケーション

               日本の人口は右肩下がり。市場規模縮小と労働力減少により、
             企業と顧客とのコミュニケーションは、より効率化が求められる時代へ。



                                    日本の将来推計人口
    (万人)

    14,000                                                             100%
万




                                                                              百
                                                          老齢

    12,000                                                生産年齢
                                                                       80%
                                                          年少
    10,000                                                生産年齢人口割合


                                                                       60%
     8,000



     6,000
                                                                       40%


     4,000

                                                                       20%
     2,000



        0                                                              0%
                2010年            2030年         2055年           2060年

                        出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」


                                                                                  32
       マーケティングロボット構想


  株式会社ロックオンが今までも、そしてこれからも行う事業は
 企業と顧客とのコミュニケーション円滑化(自動化・効率化)事業

                すなわち


「マーケティングロボット」事業
        ※「マーケティング ロボット」は登録商標です。




                                  33
       マーケティングロボット 重点開発項目




 駆動     優良顧客の   商品開発     広告配信   DM配信     サイト改善         店舗改善
       共通属性摘出
                5
                    API開発+連携先の開拓
        4
知能制御
                    AI

                3      BI
                                       ユーザー分析
                                        特許取得
センサ                                    (特許第6286476号)
                                                           2
         1   Unknownユーザープラットフォーム 1                     3 rd Party
                                                       データ連携

                                                                    34
                      マーケティングロボット 連携詳細


     広告               WEB接客     アクセス解析          MA/CRM         メール配信              その他


活用


                                                                             35


     レポーティング                                                                 DMP
                                        データ分析

分析
                              チャネル分析          ユーザー分析               BI/クラウドストレージ




     TV/オフライン施策                                                          リサーチパネル
                                        データ取得                          (デモグラ・趣味嗜好・アンケート)




計測                            View   CLICK   SEARCH      LOG
     3rd Party Data




                                                                                           35
                   2019年9月期第3四半期 プレスリリース一覧


                         アドエビス、広告配信プラットフォームとの連携実績21社突破!プラットフォーム間の広告評価基準を統一できる「ポストバック機能」が順次拡大
2019.04.10    AD EBiS
                         中。



2019.05.08   CORPORATE   株式会社ロックオン、「株式会社イルグルム」へ商号を変更



                         株式会社イーシーキューブ、ECに関わる全ての人と学び、繋がるイベント「EC-CUBE DAY 2019」を2019年7月23日(火)、東京にて開催。
2019.05.23    EC-CUBE
                         規模は過去最大1,000人の参加を見込む。



                         株式会社イーシーキューブ、2019年7月23日(火)開催「EC-CUBE DAY 2019」登壇者第2弾発表&セミナー事前申込開始。ショップ、IT、
2019.06.11    EC-CUBE
                         デザイン、マーケティング等、各界のリーダーが続々決定


                         運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」、Googleスプレッドシート出力機能を追加。BIツールの活用促進とレポーティング業務の効率化
2019.06.25    AdRepo
                         を支援。




                                                                                                  36
                                   ---本資料の取り扱いについて---
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