3690 M-イルグルム 2021-08-05 15:00:00
2021年9月期第3四半期決算説明資料 [pdf]

株式会社イルグルム
(東証マザーズ:3690)


    2021年9月期
 第3四半期決算説明資料
目次



     1┃ 事業概要               p.05

     2┃ 2021年9月期 第3四半期業績   p.11

     3┃ セグメント別事業概況         p.19

     4┃ 今期業績予想・配当予想        p.40

        補足資料               p.44


                                  2
今期テーマ




          2021年9月期

 中期経営方針『VISION2023』の初年度として、
  既存サービスの成長加速に注力すると共に
   新たな成長ドライバーの創出に取り組む


                              3
ハイライト


  3Q累計業績

・営業利益が前年同期比+72.9%の高成長

主力の「アドエビス」

・顧客平均単価が13四半期連続で上昇
・『D2C企業向け新パッケージ』を投入(3Q:6月)

 新サービス/M&A

・EC特化型CXプラットフォーム「eZCX」正式版をリリース(4Q:7月)
・SNSマーケティングを行う株式会社トピカを連結子会社化(4Q:7月)
                                        4
1┃ 事業概要




          5
Vision




           データとテクノロジーによって、
              世界中の企業による
           マーケティング活動を支援し、
         売り手と買い手の幸せをつくる企業になる。



                                6
事業構成

         マーケティングプラットフォーム事業                                  商流プラットフォーム事業
               (MPF)                                           (商流PF)


 インターネットにおける消費者行動を横断的に測定、                                  ECサイト構築パッケージを
マーケティングに活用するためのクラウドサービスを提供                                オープンソース・クラウドで提供


  広告効果測定            広告代理店支援                 新サービス

                                      NEW
                                                              ECオープンプラットフォーム
                                                                「イーシーキューブ」
                  運用型広告レポート自動作成ツール
                                      EC特化型CX向上プラットフォーム
                                         「イージーシーエックス」


広告効果測定プラットフォーム
   「アドエビス」         広告代理店向け案件管理ツール           [ 連結子会社 ]
                                                              クラウドECプラットフォーム
                                                              「イーシーキューブシーオー」



                                      NEW
                                      NEW
                 広告代理店マッチングプラットフォーム



                                                                               7
当社の強み



                            高精度なデータ計測を提供し続ける
                  テクノロジー    技術力&専門性の高いDX人材




フロントランナーとして
蓄積してきた膨大なデータ                     20年間に渡り築き上げた
                                 500社超のパートナー




               ビッグデータ   ネットワーク

                                                8
テクノロジーを支える専門性の高いDX人材

エンジニア主体で事業を展開するテクノロジーカンパニー
全従業員の在宅勤務環境を整備し、コロナ禍においても組織は継続的に拡大

         従業員数は順調に拡大                              高いエンジニア比率            専門性の高いDX人材
                                                               MPF


                                        181
                                 167
                         149
                141
        122
                                                  エンジニア比率       計測手法を研究するR&D専任チーム。登壇や海
 98
                                                   40%          外メディアからの取材など対外的な活動も多数

                                                               商流PF
                                                  2021年9月期3Q




                                                               グローバルなエンジニアイベントでの登壇の他、
2016年   2017年   2018年   2019年   2020年    2021年
 9月期     9月期     9月期     9月期     9月期    9月期3Q                    国外の著名オープンソース開発にも参加
                                                                                         9
ニッチ市場において圧倒的シェアをそれぞれ確立




               広告効果測定市場                                              EC構築オープンソース

              売上シェア国内No.1                    ※1                            利用数国内No.1   ※2




※1:ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2020」広告効果測定市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2019年度予測)            10
※2:独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による
2┃ 2021年9月期 第3四半期業績




                      11
損益計算書サマリー(累計)

売上高から純利益までの全項目において前年同期比で2桁成長
                             2020年9月期                   2021年9月期

 単位:百万円                         3Q累計            3Q累計               前年同期比

 売上高                                    1,920          2,189           +14.0%
 売上総利益                                  1,314          1,514           +15.2%
 営業利益                                    161            279            +72.9%
   営業利益率                                 8.4%          12.7%               +4.3pt

 経常利益                                    155            279            +79.6%
 親会社株主に帰属する
 四半期純利益                                   96            182            +89.2%

 【参考】EBITDA※                             333            483           +44.9%
   EBITDAマージン                           17.4%          22.1%               +4.7pt
※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費として算出しております。                                               12
通期業績予想に対する進捗状況

サブスクリプションのツール売上が多くを占めているため売上高は例年4Q偏重
営業利益は増収とコスト効率化により進捗率84.6%と好調に推移
                                                                    通期業績予想
                                             進捗率
       売上高                      2,189百万円    73.0%                  3,000百万円

                                                     進捗率
      営業利益                             279百万円       84.6%           330百万円

                                                          進捗率
      経常利益                                 279百万円        87.2%      320百万円

親会社株主に帰属する
親会社株主に帰属する                                               進捗率
      当期純利益
   当期純利益                                   182百万円        86.7%      210百万円

                                                   進捗率
      EBITDA                        483百万円       79.2%              610百万円

               0%   25%   50%              75%                   100%
                                                                              13
セグメント別事業状況

マーケティングプラットフォーム事業       商流プラットフォーム事業
         マーケティング
      (MPF)                (商流PF)
         プラットフォーム事業
           (商流PF)
      【上期・下期】          【上期】       【下期】




マーケティングDX需要の高まりを受け    コロナ禍での巣ごもり需要は継続しつ
新サービスに勝機              つも対前年比では一巡
  【業種別顧客動向】
   〇:EC業界・SaaSビジネス等
                      EC競争激化による一部顧客の解約も発
   △:旅行・飲食業界等         生するなど、事業環境が変化
                                           14
セグメント別・四半期売上高推移

3Q売上高は前年同期比+5.5%と堅調に推移
一方、過去最高の四半期売上高更新となった前四半期(2Q)比では減収
                                                                                                                                 ADPLAN
                                                                                                                                サービス終了             【3Q売上高】
                                                                                                               ADPLAN
(百万円)       商流PF         MPF                                                                                   事業譲受                                    前年同期比

700                                                                                  アドレポ
                                                                                     事業譲受                                       100
                                                                                                                                       95
                                                                                                                                            82
                                                                                                                                                       +5.5%
                                                                                                                    91    97
                                                                                                              50
600                                                                                                                 ※
                                     EC受託開発事業から                                                         61                                             商流PF
                                       段階的に撤退                                         66    58    68
500                                                                             59
                                                                                                                                                       前年同期比:減収
                                                                                                                                                            (前年3Qに特殊要因)
                                                                          63
400                                                           68    62                                                                                 前四半期比:減収
                          151                     114   80
                                125   120   104                                                                                                             (一部顧客に解約発生)
                   141
             133                                                                                                                      649   640
300                                                                                                           599         600   621
      113                                                                                                           594
                                                                                                        523                                            MPF
                                                                                      495   497   497
                                                                                460
200                                                                 386
                                                                          413                                                                          前年同期比:増収
                                                        352   376
                                            316   338                                                                                                  前四半期比:減収
                          311   295   304
             253   279
100   229                                                                                                                                                   (ADPLAN終了に伴う
                                                                                                                                                             解約発生)

  0
      1Q     2Q    3Q     4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q
            2016年9月期                  2017年9月期                2018年9月期                2019年9月期                2020年9月期                2021年9月期

                                                                                                                                                                           15
※ 特殊要因:商流プラットフォーム事業の2020年度3Q売上高には、一部取引先との契約更新がずれこんだことにより計上が遅れていた売上高28百万円が含まれております。
セグメント別・四半期営業利益推移

新サービス展開に伴う増員コスト・資産振替対象変更によるコスト増を吸収しつつ
3Q営業利益は前年同期比+11.5%の増益
                                   戦略的投資期                                                     成長期

                                                                                                            コロナ禍によるEC活況               【3Q営業利益】
                                                                                                             決済手数料収入好調
(百万円)   商流PF       MPF
                                                                                                                                            前年同期比
 100                                                            アドレポ
                                                                事業譲受                   商号変更
                                                                                                   ADPLAN
                                                                                                   事業譲受           35
                                                                                                                                 19
                                                                                                                                       +11.5%
                         9
                                   EC受託開発事業から
  75                                 段階的に撤退
                                                                                                            38         46   30
                    13
  50          11
                         77                                                       17         17                   79             80
        4
                              60
  25                50             52                                                                  51   51         47   53
              45
        36                                                                                   33   8
                                        25                                        30
                                              15          14                            9         15
                                                                 12
   0                                                                                    3
                              △1   △8   △11                                                            △4
                                                                      △15   △21
                                                                △23
                                                                      △1
                                              △38         △37
 -25                                                △44                     △5                                    大型機能開発による
                                                                                                                  資産振替で利益増加
                                                    △3
 -50
        1Q    2Q    3Q   4Q   1Q   2Q   3Q    4Q    1Q    2Q     3Q   4Q    1Q    2Q    3Q   4Q   1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q   3Q    4Q
             2016年9月期              2017年9月期               2018年9月期                2019年9月期             2020年9月期             2021年9月期
                                                                                                                                                    16
営業利益の変動要因(累計)

事業成長による増収とコスト効率化により3Q累計営業利益は前年同期比+72.9%
のれん償却費の増加・自社開発資産振替の減少等が発生するも、営業利益は順調に拡大

(百万円)                                                 コロナ禍での移動減
                              ソフトウェアへの資               少、通勤手当見直し
                              産振替算定対象の変               により減少
                              更により減少

                                          代理店制度の見直し
                                          により、手数料は前         前年同期比
                                          期比で減少
                                                           +72.9%
            前期2Q実施のM&A
            により、のれん償却
            費が増加


                         リモート対応による
                         システム費用などが
                         増加




                                                                    17
貸借対照表サマリー

連結子会社株式の一部譲渡により現預金・純資産が大幅増加、自己資本比率も大きく改善

            2020年9月期            2021年9月期
                                                    増減
単位:百万円        4Q末                 3Q末
流動資産                   1,563               1,847          +283
 内、現預金                  1,118               1,374         +255
固定資産                   1,187               1.075         △112
 有形固定資産                   51                  39           △12
 無形固定資産                  831                 726           △105
 投資その他資産                 304                 309             +5

資産合計                   2,751               2,922          +171
負債合計                   1,476               1,337         △138
 内、有利子負債                1,076                894           △182

純資産合計                  1,275               1,584         +309
自己資本比率              46.4%               53.6%            +7.3pt
                                                                  18
3┃ セグメント別事業概況




                19
┃ マーケティングプラットフォーム事業




                      20
MPF❘第3四半期業績サマリー(累計)

                     売上高                            セグメント利益

コロナ禍で広告市場の成長率が鈍化しているなかで               サーバー費抑制、代理店制度の改定、広告宣伝の
         2桁の増収                        効率化によるコスト減少などで約1.5倍の大幅増益
                   前年同期比
  (百万円)                                (百万円)
               +11.3%      1,911
                                                 前年同期比     181
           1,717
                                                 +53.1%
                                                 118




          2020年9月期         2021年9月期            2020年9月期   2021年9月期
            3Q累計             3Q累計                3Q累計       3Q累計
                                                                     21
MPF❘売上構成

既存サービス「アドエビス」がセグメント売上の91%を占める
今後は広告代理店向けビジネス・新サービスの割合が次第に増加していく見込み


    ③新サービス            1%

                   8%




                    MPF           91%   ①既存サービス
                   売上構成比
②広告代理店向けビジネス     (2021年9月期3Q累計)




                                                  22
MPF①既存サービス❘マーケティング効果測定の「アドエビス」



                  アドエビスのKPI
主力製品アドエビスの売上は
アカウント数 × 平均単価 の
サブスクリプションビジネス     アカウント数   ×   平均単価
                               (月額)
ぶれの少ない安定成長を実現


                        今期はECなど
                      コロナ禍で好調な業界を
                       ターゲットとした
                       単価向上策に注力

                                      23
MPF①既存サービス❘「アドエビス」アカウント数推移

新型コロナの影響による減少傾向に加え、2Q末でのADPLAN終了に伴う解約が3Qで発生
アカウント減少要因は3Qで出尽くしとなるため、底打ちを見込む
                                                                                                                             ADPLAN                        2Q末でのADPLAN
                                                                                 価格体系                                        事業譲受                          サービス終了に伴い
                                                                                  変更※                                                                        解約が発生
(件)
                                                                                            1569                               1543
1,600                                                                         1513   1518          1516
                                                                       1479                                                           1467   1451
1,500                                                                                                     1433   1425   1438                        1413
                                                                1395
                                                         1358                                                                                              1363
1,400
                                           1285   1308                                                                                                            1311
                      1241   1241   1261
1,300          1228
1,200   1139
1,100
1,000
 900
 800
 700
 600
 500
 400
 300
 200
 100
   0
        1Q      2Q    3Q     4Q     1Q      2Q    3Q     4Q     1Q     2Q     3Q     4Q     1Q      2Q    3Q     4Q     1Q      2Q     3Q    4Q     1Q      2Q     3Q    4Q
               2016年9月期                    2017年9月期                    2018年9月期                    2019年9月期                    2020年9月期                    2021年9月期

 ※ 計測ボリュームに応じた事後精算型の従量変動制から、計測予定ボリュームに応じた事前確定型の固定料金制に変更
                                                                                                                                                                              24
MPF①既存サービス❘「アドエビス」平均単価推移

価格体系変更に伴う新規顧客単価の向上により顧客平均単価は13四半期連続で上昇中
3QでのD2C企業向け新パッケージ「LTV Forecast機能」の投入により更なる上昇を狙う

                                                                                                                       ADPLAN
 (円)
                                                                                                                      サービス終了
 160,000

 150,000                                                                                          ADPLAN                        146,310
                                                                                                  事業譲受
 140,000

 130,000                                                                                               124,032
 120,000

 110,000                                                             価格体系
 100,000           4Q→1Q                                             変更※2
                  季節変動※1
  90,000

  80,000

  70,000

  60,000

  50,000

  40,000
           1Q    2Q   3Q   4Q   1Q    2Q   3Q   4Q   1Q    2Q   3Q    4Q    1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q    3Q   4Q
                2016年9月期             2017年9月期             2018年9月期               2019年9月期             2020年9月期             2021年9月期

 ※1 計測ボリュームに応じた事後精算型の従量変動制を採用していたため、広告出稿の繁閑により売上に季節変動が生じていたもの                                                                              25
 ※2 従量変動制から、計測予定ボリュームに応じた事前確定型の固定料金制に変更
MPF❘中期的な成長戦略

                       MXP戦略
                 Marketing Transformation Platform

  【既存サービスの成長加速】と【新サービスの複数展開】によって
  国内企業のマーケティングDXを支援するプラットフォームビジネス
              に進化させる


               既存サービス                                   NEW




      データの計測          データの統合・分析                        データの活用


        蓄積したビッグデータと顧客基盤                              新サービスを複数展開
                                                                  26
MPF❘『MXP戦略』に基づく事業拡大シナリオ
   マーケティングプラットフォーム事業における3区分それぞれの成長により
           平均単価の向上・顧客数の拡大を目指す
   平均単価の向上

              ❸新サービスの複数展開
                  ・独自開発     ❷広告代理店向け
                  ・M&A       サービスの加速


             既存顧客へのクロスセル



              ➊ 既存サービスの拡大
    事
    業
    領
    域
                                       顧客企業数
        顧客ターゲット                         の拡大    27
MPF❘2021年9月期の施策

                 全事業領域で新機能/サービスをリリース
                           【上期】・ アドエビスをリニューアル
                                 “新アドエビス”リリース(p.56)
                       ❶
                           【下期】・ 4部門で国内No.1獲得(p.29)
                               ・ D2C企業向けLTV予測機能をリリース(p.30)
         ❸
      新サービス     ❷
                広告         【上期】・「広告代理店ご紹介サービス」を「ADHOOP」に
                代理店              改称、リニューアル実施(p.57)
                       ❷
         ➊      向け
事
               サービス        【下期】・「アドレポ」新機能をリリース(p.32)
業     既存サービス
領
域

    顧客ターゲット                【上期】・ スプー社を買収(p.58)
                       ❸
                           【下期】・「eZCX」正式版リリース(p.33)
                               ・トピカ社を買収(p.35)


        今後は新機能/サービスの拡販による顧客拡大とLTV最大化に注力
                                                             28
MPF①既存サービス❘ 「アドエビス」広告効果測定ツール売上シェアNo.1獲得


     『広告効果測定ツール導入実績調査』において4部門でNo.1を獲得




※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年6月期_指定領域における競合調査
                                                29
MPF①既存サービス❘ 「アドエビス」D2C企業向け新機能リリース(3Q) -1-

2021年6月、Web広告施策のLTV(顧客生涯価値)を予測するD2C企業向け新機能
「LTV Forecast」をリリース




          アドエビスのデータと各種データを結合
                                             【導入企業メリット】
                            受注データ

         広告データ
                        +   コストデータ       利益ベースの広告投資判断を早期実現
                            (広告費/変動費)




                                        通販でのリピート客の効率的な獲得が可能に
         独自のロジック※で最短1ヵ月でLTVを予測
   過去のリピート売上の傾向や当月のCPA・転換率の実績から
   最大24ヶ月先までのLTVを広告別に予測
※特許出願番号:特願2021-100324                                          30
   MPF①既存サービス❘ 「アドエビス」D2C企業向け新パッケージリリース(3Q) -2-

   エトヴォス・JIMOSのマーケティングを率いた『田岡 敬氏』と共同開発
   田岡 敬氏とのコラボレーションによるプロモーション活動も積極的に展開




                                                          田岡 敬氏

                                                          JIMOS代表取締役社長、ニトリ
                                                          ホールディングス上席執行役員、
                                                          エトヴォス取締役COOとして、
                                                          D2C事業経営全般に10年間携わ
                                                          る。現在は、北の達人コーポ
                                                          レーション社外取締役を務める



Markezine掲載記事:https://markezine.jp/article/detail/36528


                                                                             31
MPF②広告代理店向けサービス❘ 「アドレポ」新機能リリース(4Q)

2021年7月、運用型広告レポートの考察を自動出力できる「スマート考察機能」をリリース
特許出願中※1の独自技術で広告代理店業務の効率化とDX推進をサポート



               スマート考察機能を追加                        考察を自動出力
                                               レポート作成工数を大幅削減
                 データ      データ
                                考察        提出
                 集計       整形

          広告の成果と改善提案を自動出力




 【導入企業メリット】
                          考察作業時間を
                           約8割削減     ※2




※1:特許出願番号:特願2021-073145                                        32
※2:当社試算値
MPF③新サービス❘「eZCX」正式版をリリース(4Q)

                   新サービス第1弾
           “EC特化型 ”CX向上プラットフォーム
     「eZCX(イージーシーエックス)」正式版を7月にリリース
        ~CX(顧客体験)領域におけるマーケティングDXの加速を支援~




「アドエビス」の計測データの活用で
 導入直後から過去の行動履歴に基づいた
     顧客体験設計が可能に




                                          33
MPF ③新サービス❘「eZCX」と「アドエビス」のシナジー

「アドエビス」との併用により導入企業は全てのファネルにアプローチ可能
今後、当社は積極的なクロスセルを通じて、MPF事業の顧客単価向上を狙っていく

                           両サービスを利用している企業様の声
          認知



流入施策の
成果最大化
         興味・関心
                                       “
                                       CV件数と売り上げの貢献に効果
                                       を感じています。数字を見て本
                                       当に成果が出ていることがわか
                                       りました。

         比較・検討
                        株式会社カラーズ
                      GREEN DOG事業本部様                 ”

          顧客化
                         過去の行動履歴に基づく改善で
サイト内改善                      CVRが最大10%改善

                                                         34
          継続
MPF ③新サービス❘株式会社トピカを買収(4Q)

2021年7月、株式会社トピカをM&Aにより連結子会社化
急成長が続くSNSマーケティング市場にサービス領域を拡大


                                 SNSマーケティング事業を吸収

 企業名    株式会社トピカ               動画コンテンツの企画制作~SNSの運用代行までを
                                一気通貫で提供するトピカ社の独自サービス
 所在地    東京都新宿区四谷四丁目 28 番 20

 代表者    代表取締役 麓 俊介
        動画マーケティング事業、動画メディアの
 事業内容
        運営
 資本金    36,831 千円
                                  領域拡大に向けた今後の展開
設立年月日   2016 年5月 20 日
                              1.既存顧客へのクロスセルを実施
 売上高    156 百万円(2021年4月期)
当社議決権
        60.05%
                              2.SNSマーケティングの知見を吸収
所有割合

                                                         35
┃ 商流プラットフォーム事業




                 36
商流PF❘第3四半期業績サマリー(累計)

                    売上高                              セグメント利益

コロナ禍の巣ごもり需要によりEC業界が活況で                    開発投資を一部継続しつつも
   決済手数料売上を中心に2桁増収                   高い利益率を背景に増収効果により2.28倍の躍進

 (百万円)
           前年同期比
                           277        (百万円)



         +36.5%                                             97
                                               前年同期比
           203
                                              2.28倍


                                                42




         2020年9月期         2021年9月期            2020年9月期     2021年9月期
           3Q累計             3Q累計                3Q累計         3Q累計
                                                                      37
商流PF❘                         売上構成

「EC-CUBE」における決済プラグイン利用によるマージン収入がセグメント売上の83%を占める
今後はクラウド版「ec-cube.co」の販売強化により、サブスクリプション収入の増加に注力



     その他                            14%
      オーナーズストアでのプラグイン・
      テンプレート販売収入、広告掲載収入
                               3%

                                       商流PF          83%   決済手数料売上
                                      売上構成比                「EC-CUBE」における決済プラグイン利用に
                                    (2021年9月期3Q累計)
                                                           よる決済代行パートナー企業からのマージン
                                                           収入



サブスクリプション売上

クラウド版EC-CUBE「ec-cube.co」による
サブスクリプション収入

                                                                                     38
商流PF❘オリコ専用プラン販売開始(3Q)

2021年6月、オリコ社による「ec-cube.coオリコ専用プラン」の営業活動がスタート
オリコ加盟店のEC進出支援を通して「ec-cube.co」の拡販を狙う

                             オリコ専用プラン

                                              OricoPayment Plus

       ホームページ     カート          決済システム           +カード決済など
        (サーバー)   (買い物かご機能)     (銀行振込・代引きなど)




     オリコ社の営業網の活用により「ec-cube.co」の拡販を促進
                                                                  39
4┃ 今期業績予想・配当予想




                 40
通期業績予想

3Q時点での各利益項目の進捗率は84%超に達しているものの
トピカ社の買収費用等の影響を加味し、現時点では通期業績予想を据え置き

              2020年9月期                 2021年9月期
単位:百万円
                実績               予想               前期比

売上高                  2,618            3,000         +14.6%
営業利益                      276          330          +19.2%
 営業利益率                   10.6%        11.0%             +0.4pt

経常利益                      261          320          +22.5%
親会社株主に帰属する
当期純利益
                          183          210          +14.5%

【参考】EBITDA                513          610          +18.7%
 EBITDAマージン              19.6%        20.3%             +0.7pt

                                                                 41
配当予想(2021年5月7日発表)

連結子会社株式の一部を譲渡したことにより、期末連結株主資本は増加する見込み
配当方針に従い、1株当たりの期末配当予想を4.5円から5.0円に増額修正済み

             1株当たりの期末配当金
  (円)


                               5.0             【配当方針】
                   4.5
    4.0                                 当社は、株主の皆様への安定的かつ継続的な
                                        利益配分を行うことを基本方針とし、
                                        連結株主資本配当率(DOE) 2%を目安に
                                        期末一括配当を行っております

                                        中期経営方針では、最終年度の2023年9月期
                                        においてDOE3%以上の配当実現を目指します


                 2021年9月期    2021年9月期
  2020年9月期
                   期初予想     5月7日修正予想
                                                                 42
中期経営方針 『VISION2023』数値目標

MXP戦略に基づくマーケティングプラットフォーム事業の拡大に
商流プラットフォーム事業の加速を重ね合わせ、4軸での成長曲線を描いていく

                 VISION2023
                                                商流PF
         連結売上高   連結営業利益率      株主資本配当率
                               (DOE)
                                                MPF③
        50億円       15%         3%以上           新サービス
                                                     領
                                                     域
                                                MPF②
                                                     拡
                                        広告代理店向けサービス
                                                     張


                                                MPF①
                                             既存サービス




    2021年9月期      2023年9月期                       2030年9月期
                                                            43
┃補足資料




        44
社名の由来




        それぞれの企業が独自の価値でともに発展できる社会。
        私たちはそのまだ見ぬ理想の世界をYRGLMと名付けました。
        まだこの世に存在しない未来像を示すために、既存の言菓に由来を

        持たない「意味を持たない文字列」を語源としました。
        どこにもない企業を目指すために選んだ、どこにもない名前です。




                                         45
会社概要
社   名   :   株式会社イルグルム

設   立   :   2001年6月4日

資 本 金   :   318百万円(2021年6月30日現在)

代 表 者   :   岩田   進

従業員数    :   181人(グループ連結/2021年6月30日現在)

所 在 地   :   【大阪本社】〒530-0001   大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー13F
            【東京本社】〒100-0006   東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町12F

事業内容    :   マーケティングDX支援サービスの提供
            • 広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」
            • 運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」
            • 広告代理店向けクラウド案件管理ツール「アドナレッジ」
            • 広告代理店マッチングプラットフォーム「アドフープ」
            • EC特化型CX向上プラットフォーム「eZCX」
            • ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」

子 会 社   :   株式会社イーシーキューブ
            株式会社スプー
            株式会社トピカ
            YRGLM VIETNAM COMPANY LIMITED(ベトナムホーチミンシティ)
                                                              46
  沿革

                                                                                                                     2021.07
    Product                                                                     EC特化型CX向上プラットフォーム「eZCX」の提供を開始
                                                                                                      2020.05
                                                 広告代理店マッチングプラットフォーム「アドフープ」の提供を開始
                                                                                                       2020.06
                                                 広告代理店向けクラウド案件管理ツール「アドナレッジ」の提供を開始
                                                                                                       2020.08
                                                 理想のマーケティングを一緒に探究するメディア「ARCC」をオープン

                                                                                                                           2021.07
                                                                        2018.10                                            株式会社トピカが
                                             運用型広告レポート自動作成ツール                                                              連結子会社として参画
                                                 「アドレポ」の提供を開始
                                                                                                                 2020.12
                                                                                                                 株式会社スプーが
                             2006.09                                                                             連結子会社として参画
                                                                                                    2019.08
         日本発ECオープンプラットフォーム
             「EC-CUBE」の提供を開始                                                                        株式会社イルグルムに社名変更
                                                                                          2018.10
                                                                                          株式会社イーシーキューブを設立
                                                                                2017.10
                 2004.09                                                        東京支社を東京本社に改称し、二本社制へ移行
広告効果測定プラットフォーム                                                        2014.09
 「アドエビス」の提供を開始
                                                                      東証マザーズ市場へ上場
                                                            2013.12
                                                            現地法人ベトナム子会社を設立
                                                  2012.02
                                                  ベトナムにオフショア開発拠点を開設
                                       2010.11
                                       米国シリコンバレーに子会社を設立
                           2005.07
              2003.07      東京支社を開設

    2001.06
              株式会社として組織変更                                                                                           Corporate
    有限会社ロックオンを設立
グループ構成

        マーケティングプラットフォーム事業(MPF)         商流プラットフォーム事業(商流PF)



                   株式会社イルグルム



                                             連結子会社

                                              株式会社
                                            イーシーキューブ
     開発業務の一部を委託            新規事業開発で連携


        連結子会社                  連結子会社


 YRGLM VIETNAM
 COMPANY LIMITED




                                                            48
個性と多様性を尊重し、しなやかに変化する組織

「多様な働き方を支援する環境整備」と「コミュニケーション強化」に注力
コロナ禍のなかでも働きやすい環境を実現




                              日本における2021年度版
                         「働きがいのある会社」ランキングにおいて
                         9年連続・10度目のベストカンパニーに選出




                                                 49
特別鼎談「マーケティングテクノロジーの近未来」を公開

Cookie規制を超えて、すべてのステークホルダーに利益と安全を届けるために
ジャーナリストの佐々木俊尚氏とのトークセッションを2021年4月に実施


                         GoogleとAppleの提供するブラウザーが、Webサ
                         イト間をまたいで閲覧履歴をトラッキングできる
                         サードパーティCookieの規制を順次実行に移して
                         います。
                         企業のデジタルマーケティングに甚大な影響を及
                         ぼすこの巨大な環境変化は、どのような経緯で起
                         きているのか。
                         この変化を受けて、当社はどのようなポリシーと
                         技術で対応しているのか。
                         さらに、これからのマーケティングテクノロジー
                         はどう進化していくべきか。
                         ジャーナリスト佐々木俊尚さんをゲストにお招き
                         し、特別鼎談を行いました。

                         https://www.yrglm.co.jp/ir/special_session/


                                                                       50
2021年9月期トピック一覧
❙第1四半期
 2020.10.09   商流PF   【EC-CUBE】コロナ禍における急速なECシフトへの支援として、「EC-CUBE公式オンライン相談窓口」を開設

 2020.10.15   MPF    【アドエビス】「ITreview Grid Award 2020 Fall」のアクセス解析・アトリビューション部門「High Performer」を受賞

 2020.10.22   全社     2020年9月期業績予想及び配当予想を修正

 2020.10.23   MPF    【アドエビス】オンラインカンファレンス「AD EBiS Conference 2020」を開催

 2020.10.28   MPF    【アドエビス】プロダクトロゴ・サービスデザインを刷新、16周年記念特設サイトを公開

 2020.10.30   MPF    データマーケティングを探究するメディア「ARCC」初のオンラインイベントを11/5に開催

 2020.11.04   商流PF   株式会社オリエントコーポレーションと資本業務提携で基本合意。クラウド版「ec-cube.co」で企業のDXを支援。

 2020.11.04   商流PF   【EC-CUBE】「はじめてのオンラインショップ 支援プログラム」に、Grow with Google パートナーとして参画

 2020.11.05   商流PF   【EC-CUBE】 Google ショッピング タブの無料リスティング が利用可能に。クラウド版「ec-cube.co」で機能提供開始。

 2020.11.13   商流PF   政府CIO補佐官 市谷聡啓氏のDX推進アドバイザー就任を発表。EC-CUBEを活用した「ECを中心としたDX」を全国企業に広く推進へ

 2020.11.13   全社     2020 年9月 30 日を基準日とする剰余金の配当に関するお知らせ

 2020.11.16   全社     役員の異動に関するお知らせ

 2020.11.19   MPF    【アドエビス】2021年1月フルリニューアル、UI刷新と画面レスポンス最大約80%改善によりデータ分析にかかる時間を大幅短縮

 2020.11.20   商流PF   【EC-CUBE】ネットショップ動向調査において 「月商1000万円以上で利用されているカートシステム」利用数でNo.1を獲得

 2020.12.16   MPF    【アドエビス】株式会社生活総合サービスがアドエビスの計測データを「DirectEngine」へ連携

 2020.12.21   商流PF   株式会社オリエントコーポレーションとのる資本業務提携の契約締結に関するお知らせ

                                                                                                    51
2021年9月期トピック一覧
❙第2四半期

 2021.01.06   MPF    【アドフープ】「広告代理店ご紹介サービス」から「アドフープ」にサービス名変更

 2021.01.19   商流PF   【EC-CUBE】ネットショップをすぐに立ち上げたい店舗向け支援として、5社限定「ネットショップ構築代行キャンペーン」を開始

 2021.01.21   MPF    【アドエビス】画面レスポンスの高速化と分析導線を見直した新UIを発表

 2021.01.22   MPF    【アドエビス】「ITreview Grid Award 2021 Winter」のアクセス解析・アトリビューション部門で 「High Performer」を2期連続受賞

 2021.02.05   全社     2021年9月期業績予想を発表

 2021.02.16   全社     2021年版 日本における「働きがいのある会社」ランキングにおいて、 9年連続・10度目となるベストカンパニーに選出

 2021.02.16   全社     譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込を完了

 2021.02.18   商流PF   【EC-CUBE】GMOイプシロン株式会社と協業し、公式決済サービス「EC-CUBEペイメント ライト」をリリース

 2021.02.19   商流PF   【EC-CUBE】カスタマイズ可能なクラウドECプラットフォーム「ec-cube.co スタンダードプラン」をリリース

 2021.02.26   商流PF   【EC-CUBE】ダウンロード版EC-CUBE対応データ連携用プラグインをリリース

 2021.03.01   商流PF   【EC-CUBE】「ec-cube.co スタンダードプラン」リリースを記念し、契約初月&翌月無料キャンペーンを開始

 2021.03.05   商流PF   【EC-CUBE】EC-CUBE本体やプラグインへのレビュー投稿を活性化させる「レビュー&ツイートキャンペーン」を開始

 2021.03.25   商流PF   【EC-CUBE】「ec-cube.co スタンダードプラン」に、開発者と運営者の分業を支援する「管理画面操作Git連携」を実装

                                                                                                            52
 2021年9月期トピック一覧
❙第3四半期
 2021.04.12   MPF    【アドエビス】EC/D2C業界向けオンラインイベント「NEXT STAGE of EC」を開催

 2021.04.15   MPF    【アドエビス】「ITreview Grid Award 2021 Spring」のアクセス解析・アトリビューション部門で「Leader」を受賞

 2021.05.07   MPF    【新サービス】CX領域の新サービス「eZCX」先行リリース版をリリース

 2021.05.07   全社     2021年9月期の配当予想を増額修正

 2021.06.10   全社     執行役員 CTO 中川 仁がデジタル庁創設に向けた民間人材として採用

 2021.06.28   MPF    【アドエビス】未来の利益を可視化するD2C向けLTV予測機能をリリース




❙第4四半期
 2021.07.01   MPF    【アドレポ】運用型広告レポートの考察を自動出力できる「スマート考察機能」の提供を開始

 2021.07.13   MPF    【アドエビス】広告効果測定ツールの導入実績調査において4冠を獲得!

 2021.07.16   MPF    株式会社トピカの株式を取得し連結子会社化

 2021.07.19   MPF    【アドエビス】「ITreview Grid Award 2021 Summer」のアクセス解析・アトリビューション部門で「Leader」を2期連続受賞

 2021.07.20   MPF    【新サービス】イルグルム、EC特化型CX向上プラットフォーム「eZCX」正式リリース

 2021.07.21   MPF    【アドエビス】アドベリフィケーション促進に向け、戦略的パートナーとしてアドフラウド対策ツール「Spider AF」と連携を強化

 2021.07.21   商流PF   新しいショッピング体験への変革と共創をテーマにした「EC-CUBE DAY 2021」を2021年11月にオンラインで開催


                                                                                                   53
用語解説

               ソースコードを商用、非商用の目的を問わず利用、修正、頒布することを許し、それを利用する個人や団体の努力や利益を
オープンソース        遮ることがないソフトウェア開発の手法

カスタマーエクスペリエ
               顧客にとって、ある企業の製品・サービスに接する際の総合的な印象や体験
ンス(CX)
コンバージョンレート
               成約率。WEBサイトの訪問者数に対してどのくらいの人数が購買等の成果に結びついたかを示す指標
(CVR)
               Software as a service の略。
SaaS           必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくはその提供形態

サブスクリプション      商品ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として定期的に料金を支払う方式

               Direct to Consumerの略。
D2C            メーカーが中間流通を介さず自社のECサイトなどを通じ商品を直接消費者に販売するビジネス

デジタルトランス       企業がデータとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するととも
フォーメーション(DX)   に、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

プラグイン          機能を追加するためのソフトウェア


マーケティングDX      企業がデータとデジタル技術を活用して、マーケティング活動による成果を最大化・最適化できる仕組みを構築すること

ライフタイムバリュー
               顧客生涯価値。ある顧客から生涯を通じて得られる利益のこと
(LTV)

                                                                         54
┃2021年9月期上期 MPF事業の施策




                       55
MPF ①既存サービス❘“新アドエビス”をリリース(2Q)

2021年1月、サービス提供開始以来のフルリニューアル。直感的で効率的な分析基盤へ
今後も追加アップデートを予定




  画面レスポンスが最大“82%”高速化

  データ分析に最適化されたUI

  分析メニューの刷新
                                       新しくなった
                          最適化された
                                        分析機能
                           分析導線




                                                56
MPF ②広告代理店向けサービス❘ 「ADHOOP」本格稼働(2Q)

2021年1月、「広告代理店ご紹介サービス」を「ADHOOP(アドフープ)」に名称変更
さらに、3月にリニューアルを実施し、新規顧客獲得のDX推進支援を加速

                          広告代理店
                      マッチングプラットフォーム


    広告主                                           広告代理店
                                           紹介
    【課題】         ¥0                        手数料      【課題】
 自社に合う広告代理店を                                     獲得広告コストの増加
 上手く見つけられない




                            利用メリット


               複数の候補から最適な             発注意向の高い
                広告代理店を選べる            良質なリードの獲得
                                                              57
MPF ③新サービス❘株式会社スプーを連結子会社化(1Q)

2020年12月、WEBメディアの企画・編集・制作を行う株式会社スプーが連結子会社として参画




          当社が培ってきたデータとテクノロジーの領域と
   スプーが得意とするクリエイティブの領域を融合し新たなサービス提供を目指す




           データ・テクノロジー    クリエイティブ
                                                 58
┃「アドエビス」について




               59
MPF❘「アドエビス」の事業領域

「アドエビス」の事業領域は、【流入施策(主に広告)】の効果測定
見込み顧客獲得までのユーザー行動フローを可視化し、ベストな投資判断をサポート

              新規顧客の獲得                      既存顧客の維持

   認知       興味・関心       比較・検討     顧客化             継続




                                          Eメール
  SNS広告       SEO     リスティング広告                         顧客情報管理
                                        マーケティング
                      リターゲティング
   記事広告      メルマガ
                         広告       CV     リード管理          店舗接客

             コンテンツ      アフィリエイト
 ディスプレイ広告                               行動トラッキング       スコアリング
            マーケティング       広告




     流入施策におけるCV(成果)の最大化
                                           MA・CRM・SFA

                                                                60
MPF❘「アドエビス」の強み①

時代の流れに即した計測技術の研究開発・安定供給に強み
グローバル企業によるプライバシー保護強化の流れにもいち早く対応


 消費者Aさんの行動例



              facebook   Google   Yahoo   CV




              初回接触       間接効果     直接効果




    プライバシーに配慮した高精度な計測技術で行動フローを可視化
                                               61
MPF❘「アドエビス」の強み②

国内ユーザーの声をもとに作り上げられたサービスデザイン
広告運用ノウハウを盛り込み、使いやすさを追求
        STEP1                 STEP2                      STEP3
   【進捗確認】                 【成果比較】                     【結果検証】
ダッシュボード                 カテゴリ分析                     カテゴリ分析(ABCDグラフ)
 当月の全体進捗を把握             各施策の一元管理により、重複・欠損のない       施策前後の改善・悪化状況を可視化
                        正確なデータを提供。
                        レポート作成工数も大幅削減


                                               施
                                               策
                                               改
                                               善
期間分析                    コストアロケーション分析               各指標の増減率を可視化。
 各曜日の傾向、数値のUP/DOWNを確認   費用対効果を自動で算出。               成果データの集計工数も大幅削減。
                        予算の増額・削減対象が一目瞭然




                                                                      62
MPF❘「アドエビス」の強み③

お客様の活用に寄り添うサポート体制も競合優位性の1つ


    無料の電話サポート                           充実のサポートサイト          活用支援のプログラム


                                                              導入   初期設定サポート



                                                              計測    データ蓄積



                                                              分析   分析活用サポート


                                                              活用     運用定着



      顧客満足度92%※                             操作・設定方法から活用まで   専属のカスタマーサクセス担当者
   安心と信頼のサポートセンター                             幅広いノウハウが凝縮        による活用支援


※自社調査:2017年度上半期 サポート満足度アンケート結果より(10段階7以上)                                     63
MPF❘「アドエビス」のシェアと導入実績

広告効果測定市場において圧倒的なシェアと顧客基盤を確立


  広告効果測定市場                   売上シェアNo.1                     ※1               導入実績 1万件以上
                                                                 10000

                                                                  9500

                                                                  9000

                                                                  8500

                                                                  8000

                                                                  7500


                      イルグルム      ※2                               7000




                     65.9%
                                                                  6500

                                                                  6000
                                                                                                                                2019年
                                                                  5500
                                                                                                                               1万件突破!
                                                                  5000
                        2019年度予測
                                                                  4500

                                                                  4000
                                                                         2011年度   2012年度   2013年度   2014年度   2015年度   2016年度   2017年度   2018年度   2019年度




※1:出典:ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2020」(2015~2019年度予測)                                                                                            64
※2:AD EBiSと2020年1月に事業譲受した株式会社オプトの「ADPLAN」の売上合算値
┃「EC-CUBE」について




                 65
商流PF❘「EC-CUBE」について

「EC-CUBE」は15年の歴史を持つロングセラーカート
オープンなテクノロジーとコミュニティで「みんながワクワクするショッピング体験」を創出




                                             66
商流PF❘「EC-CUBE」の事業領域

【高カスタマイズ×低コスト領域】で圧倒的に優位な立ち位置を確立
推定35,000店舗以上で稼働している国内No.1ECオープンソース※1

                          高カスタマイズ




         フルスクラッチ型
                                                             推定店舗数
                      パッケージ型                                35,000店舗   ※2




高コスト                                                 低コスト
                                    ASP型

                                                             推定流通額
                            モール型            インスタント
                                             カート型           2,100億円   ※3




                          低カスタマイズ

※1:独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による                            67
※2:2021年1月時点 ※3:2019年8月時点
商流PF❘ 「EC-CUBE」のビジネスモデル

オープンソースとして無料で配布し、周辺サービスにより収益を得るフリーミアムモデル
開発力・営業力・サービス力を外部リソースにより賄うエコシステムを構築

                    「EC-CUBE」の収益構造

                               ショップ構築支援

                               インティグレート
             開発支援                パートナー
      開発
    コミュニティ
                                ホスティング        ショップ運営者
                                 パートナー



               マージン支払

                                     サービス利用
                    EC関連サービス
                       事業者


                                                        68
商流PF❘ 「EC-CUBE」の強み①

オープンソースはすべての方がプロダクトの改善に関わることが可能
200社※を超えるパートナー企業と各種コミュニティが「EC-CUBE」の進化と活動をサポート




                  パートナー           ユーザーグループ          開発コミュニティ

             170社以上のインテグレートパー   全国8地域で有志によるユー    登録者数48,000名以上の開発コ
             トナーの他に複数のホスティング    ザーグループが情報交換や勉強   ミュニティサイトで質問や情報
             パートナー、アライアンスパート    会を実施             共有が可能
             ナーが店舗構築・運営を支援



※2021年1月時点                                                           69
商流PF❘ 「EC-CUBE」の強み②

汎用的なものから最新機能まで、1,000件※以上のプラグインやデザインテンプレート等の拡張
機能を配布。自社のオペレーションに合う機能拡張とカスタマイズが可能

       効率的な店舗運営を支える多様なプラグイン              豊富なデザインテンプレート




         決済      89件   機能カスタマイズ   899件

         集客      62件   顧客管理・販促    335件

         SNS     76件   物流・在庫管理    92件

        セキュリティ   10件   その他        357件

※2021年4月時点                                               70
商流PF❘クラウド版EC-CUBE 「ec-cube.co」について

「ec-cube.co」は、オープンソースの利点のままに、サーバー環境や開発環境をセットで提供
する、有償の次世代型クラウドオープンプラットフォーム


                   ダウンロード版                          クラウド版



                                                月額 ¥39,800~¥64,800
     利用料金         月額・初期費用    ¥0
                                                 初期費用 ¥70,000

     決済手数料                    別途決済事業者とご契約

                                  EC-CUBE基本機能
                                                  サーバー保守
                                                 自動アップデート
     機能概要             ー                          セキュリティ対策
                  (利用者自身で対応)
                                                 カスタマイズ機構
                                                 開発環境の提供

                                                                     71
                                   ---本資料の取り扱いについて---
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述等は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済動向及び市場環境や当社の関連する業界動向、その他内部・外部要因等により
  変動することがあり得ます。従いまして、実際の業績が本資料に記載されている将来の見通しに関する記述等と異なるリスクや不確実性がありますことを、予めご了承ください。