3690 M-イルグルム 2021-02-05 15:00:00
2021年9月期第1四半期決算説明資料 [pdf]
2021年9月期第1四半期
決算説明資料
株式会社イルグルム
2021年2月5日
INDEX
1 2021年9月期 通期業績見通し
2 業績ハイライト
3 事業の進捗
2021年9月期第1四半期 決算のポイント
通期業績予想を開示
売上高30億円、営業利益3.3億円、EBITDA 6.1億円
※
第1四半期売上高は前年同期比+23.3%
営業利益は前年同期比+281.6%
アドエビスは平均単価(月額)13万円超え
11四半期連続上昇
3
※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費 として算出しております。
1 2021年9月期 通期業績見通し
FY2021 financial forecast
INDEX
1|2021年9月期 通期業績見通し
2021年9月期 通期業績見通し
2021年9月期の通期業績予想を下記のとおりお知らせいたします
前期比
売 上 高 3,000百万円 114.6%
営 業 利 益 330百万円 119.2%
経 常 利 益 320百万円 122.5%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
210百万円 114.5%
E B I T D A 610百万円 118.7%
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
3,000(予想) 330(予想)
2,618 276
2,204
1,719 1,804
92 84
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期
▲ 98 5
1|2021年9月期 通期業績見通し
EBITDAについて
当社グループでは、営業利益と共に営業キャッシュフローを増加させることを重要な課題
と位置付けております。
積極的なM&Aによるのれんの計上と、自社開発ソフトウェアの資産計上により、非資金費
用であるのれん償却費及び減価償却費の影響額が増加しているため、簡易指標として
EBITDAを開示することといたしました。
営業利益(百万円) EBITDA(百万円)
610(予想)
513
330(予想)
276
247
175
92 84
5
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期
▲ 98 6
1|2021年9月期 通期業績見通し
ソフトウェアへの資産振替算定対象の変更について
当社グループは労務費など自社開発ソフトウェアにかかる費用の一部を、投資キャッ
シュフローとして無形資産に振替計上し、減価償却をする会計処理を行っております。
開発部門におけるクラウドサービス利用費については、従来は開発付随費として資産へ
の振替算定対象に含めておりましたが、サーバーのクラウドサービスへの移行が進み、
顧客サービス提供に連動する費用としての性格が強くなったため、当会計期間より資産
への振替算定対象に含めないことといたしました。
なお、当期の資産振替額は90百万円(前期比53.2%)を見込んでおります。
自社開発ソフトウェアの資産振替額(百万円・連結ベース)
247
169
155
120
90 (予想)
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期
7
3 業績ハイライト
Financial highlights
INDEX
2|業績ハイライト
2021年9月期第1四半期 連結業績ハイライト
(単位:百万円)
2021年9月期 2021年9月期 2021年9月期
前期比
第1四半期実績 通期予想 第1四半期進捗率
売上高 721 123.3% 3,000 24.1%
営業利益 94 381.6% 330 28.7%
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
1Q 3,000(予想)
330(予想)
通期 2,618
2,204 276
1,719 1,804
721 84 94
519 585 92
420 432 58 ▲ 98 24
▲ 47 ▲ 26
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9
2|業績ハイライト
2021年9月期第1四半期 セグメント業績ハイライト
(単位:百万円)
売上高 前期比 営業利益 前期比
マーケティング
621 118.7% 47 301.9%
プラットフォーム事業
商流
100 162.6% 46 523.1%
プラットフォーム事業
商流PF 売上高(百万円) 営業利益(百万円)
MPF 100
61
59
125 80
621
460 523
46
295 352
8
60 47
15
▲1 ▲ 44 ▲ 21
▲3 ▲5
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q 9月期1Q
10
2|業績ハイライト
四半期売上高の推移
コロナ禍における巣ごもり需要で商流PF事業が伸長
商流プラットフォーム事業 ADPLAN事業譲受
(百万円) マーケティングプラットフォーム事業
700
アドレポ事業譲受
97
100
91
50
600
EC受託開発事業から撤退
61
66 58 68
500 59
63
68 62
400 114 80
151
125 120 104
141
300
133
599 594 600 621
113
495 497 497 523
460
200 376 386
413
338 352
311 295 304 316
279
253
229
100
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
※ マーケティングプラットフォーム事業には2019年度1Qより事業譲受したアドレポ事業が含まれております。
※ 商流プラットフォーム事業には2018年度1QまでEC受託開発事業が含まれております。 11
※ 商流プラットフォーム事業の2020年度3Q売上高には、一部取引先との契約更新がずれこんだことにより計上が遅れていた売上高28百万円が含まれております。
2|業績ハイライト
四半期営業利益の推移
マーケティングPF事業は事業譲受による増収効果で増益も、
前年第4四半期比では資産振替額が減少したこと等により営業利益は減少
商流PF事業は増収とコスト効率化により増益
(百万円) 商流プラットフォーム事業
マーケティングプラットフォーム事業
100
35
9
75
38
46
13
50 11
17 79
4 77 17
60
25 45
50 52 51 51
47
36
30 33 8
25
15 14 12
9
15
0 -1 3 -4
-8 -11 -15
-23 -21
-1
-38 -37 大型機能開発に伴い、20期4Qの資産
-44
-25 -5 振替額が当四半期比で31M多かった
ことが利益減少の一因
-3
-50
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
12
2|業績ハイライト
連結営業利益の変動要因
2020年9月期-2021年9月期
増収と既存事業におけるコスト構造の改善で大幅増益
(百万円)
データ取得プログラ
ムの改善により、
サーバコストの増加 M&Aにより、のれん
率を抑制 償却費が増加
ソフトウェアへの資
産振替算定対象の変
更により減少 代理店制度の見直し
により、手数料は前
期比で減少
13
2|業績ハイライト
アドエビス:アクティブアカウント数推移
新型コロナウイルス感染症の影響によりアカウント数は漸減
(件数) ADPLAN
事業譲受
価格体系変更
1,600
1,500
1,413
1,400
1,300
1,200
1,100
1,000
900
800
700
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
※段階的にアドエビスに移管を進めているためADPLANアカウント数を合算しております。
14
2|業績ハイライト
アドエビス:平均単価推移
新規獲得単価の上昇により平均単価は13万円を超過
(円)
150,000
ADPLAN
事業譲受 135,930
140,000
130,000
120,000
111,587
110,000
100,000
4Q→1Q 価格体系変更
90,000 季節変動
80,000
70,000
60,000
50,000
40,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
※段階的にアドエビスに移管を進めているためADPLANアカウント数を合算しております。
15
3 事業の進捗
Business progress
INDEX
3|事業の進捗
当社のミッションと事業環境
当社のミッション
当社は「データとテクノロジーによって、世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手と
買い手の幸せをつくる企業になる。」をビジョンに掲げ、企業の成長を支援します。
当社を取り巻く事業環境
アフターコロナで加速する、デジタルトランスフォーメーション(DX)
DXの実現にはマーケティングにおけるデータの統合・分析と活用が必要不可欠
データとテクノロジーによるマーケティング支援
データの計測 データの統合・分析 データの活用
マーケティング成果の記録 マーケティング成果の可視化 マーケティング活動の成果向上
データの統合・分析・活用支援を通して顧客のDX推進に貢献
中期成長戦略では、DXの進む国内市場の領域拡大に注力 17
3|事業の進捗
中期経営方針「VISION2023」
顧客のDX推進に貢献するプラットフォームビジネスを通して
持続的な成長を図る「MXP戦略」を推進
MXP戦略 顧客セグメントの拡大
広
告
Marketing 代 2 広告代理店向けプラットフォームビジネスの加速
理
Transformation 店
Platform
3
広 新規領域での
告
1 マーケティング効果測定 プラットフォーム
主 プラットフォームの ビジネス開発
提供価値拡大
コアビジネス領域 新規領域
ビジネス領域の拡張
18
5|事業の進捗
2021年9月期の重点施策
中期経営方針の初年度となる2021年9月期
コア事業の価値拡大と新ビジネスの創出に注力
• セグメント別製品戦略で提供価値を拡大
マーケティング効果測定 2021年3月以降リリース予定
1 プラットフォーム
• プライバシー保護の大きな流れを機会と捉え、
広告効果測定市場の変革をリードする製品へ
広告代理店 • 製品アップデートにより広告代理店業務の効率化を加速
2
プラットフォーム • アドフープの拡販で広告代理店のリード獲得のDX化に
貢献
新領域 • マーケティング成果向上を目的とした新サービスを
3
プラットフォーム リリース
19
3|事業の進捗
マーケティング効果測定プラットフォームの提供価値拡大 マーケティング効果測定
大規模アップデートでベストな投資判断を可能にする
データ分析・活用プラットフォームへと進化
Core Value New New
データの計測 データの統合・分析 データの活用
精度の高いデータ計測による 直感的で効率的なデータ分析 外部連携を刷新し、さらなる
ユーザーフローの可視化 基盤の提供 データ活用促進
アップデート内容 アップデート内容
・データ表示の高速化 ・セグメント別活用モデルの
・分析フローの刷新 提供
・分析アシスト機能の提供
信頼性と安全性の高い計測データとその分析・活用を通して
企業のマーケティング活動におけるDX推進に貢献
20
3|事業の進捗
アドエビスアップデート第1弾を発表 マーケティング効果測定
2021年1月、“新アドエビス”をリリース
サービス提供以来のフルリニューアルで
直感的で効率的なデータ分析基盤へ
3月以降も追加アップデートを予定!
●画面レスポンスが最大“82%”高速化
集計処理の見直しで分析画面の読み込みが格段にスピードアップ。
大量のデータもあらゆる角度で素早く分析いただけます。
●データ分析に最適化されたUI 新しくなった
最適化された
分析機能
サービス提供以来初となる全面リニューアル。画面上の直感的な 分析導線
操作のみで、主要指標の確認や迅速な施策評価が可能です。
●分析メニューの刷新
20以上の機能追加と改善を実施。ユーザーの声をもとに
再設計した分析導線で、生産性が大幅に向上しました。
21
3|事業の進捗
AD EBiS Conference 2020 開催 マーケティング効果測定
第3回目となる「AD EBiS Conference」を開催
アドエビス主催のイベントでは過去最多となる1,100名以上のエントリーを獲得
22
3|事業の進捗
アドフープ、サービス名を変更 広告代理店
広告主と広告代理店のマッチングサービスを「アドフープ」へ改称
広告代理店ビジネスにおけるリード獲得効率化の推進を強化
23
3|事業の進捗
株式会社スプ―が連結子会社として新たに参画 新領域
2020年12月30日付で全株式を取得し完全子会社化
WEB メディアの企画・制作を行うスプ―社のクリエイティブ力と
デジタルマーケティング領域で培ったデータとテクノロジーを融合し
新たな価値提供と領域拡大を目指す
※本件は、「上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する規則」で定められた開示基準には該当しない任意開示事項であるため、異動する子会社(スプ―社)の
概要については記載を省略しています。
※スプ―社業績の当社連結業績への寄与は、2021年9月期第2四半期からとなる見込みですが、当期の連結業績に与える影響は軽微です。
24
3|事業の進捗
EC-CUBEがネットショップ動向調査にてNo.1を獲得 商流
EC-CUBE、現在使用しているカートシステムの満足度調査において
「月商1000万円以上で利用されているカートシステム」利用数No.1(※)を獲得
※出典:ECマーケティング株式会社調べ。ネットショップ動向調査 ~ 小規模/大規模ネットショップ~月商1000万円未満/
1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に聞いた!現在使っているカートシステムの満足度は?
25
参考資料
財務諸表概要
2021年9月期第1四半期連結損益概要
売上増加と共に費用効率の改善を行い、各段階損益は大きく増益
単位:百万円
2020年 2021年
前年
9月期 9月期 増減率
同期比
第1四半期 第1四半期
売上高 585 721 +136 23.3%
売上原価 178 216 +38 21.3%
売上総利益 406 505 +98 24.2%
販売費及び一般管理費 381 410 +28 7.5%
営業利益 24 94 +69 281.6%
(営業利益率) (4.2%) (13.1%)
経常利益 25 95 +70 279.8%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 19 61 +42 222.7%
27
連結貸借対照表概要
単位:百万円
2020年 2020年
増減額
9月末 12月末
流動資産 1,563 1,580 +16
(現預金) 1,118 1,117 ▲1
固定資産 1,187 1,131 ▲56
(有形固定資産) 51 48 ▲3
(無形固定資産) 831 793 ▲38
(投資その他資産) 304 289 ▲15
資産合計 2,751 2,711 ▲40
流動負債 718 673 ▲44
固定負債 757 726 ▲30
負債合計 1,476 1,400 ▲75
純資産合計 1,275 1,310 +35
28
参考資料
その他
VISION2023の数値目標
コア事業の成長に加え、新たなプラットビジネスの創出で成長を加速
連結売上高
50億円
連結売上高 商流
プラットフォーム
50億円 新領域
プラットフォーム
広告代理店 領
プラットフォーム 域 連結営業利益率
拡
張 15%
マーケティング効果測定
プラットフォーム
株主資本配当率
(DOE)
FY20 FY23 FY26 3%以上
VISION2023
30
VISION2023の重点戦略
データの計測・分析・活用促進を軸に幅広いマーケティングソリューションを展開
マーケティング効果測定 コアビジネス領域における価値拡大とDX推進
プラットフォームの提供価値拡大
1 • 大企業向け計測センサーの販売/OEM提供
• SMB向け統合マーケティング支援パッケージの
提供
広告代理店向け 広告代理店ビジネスのDX推進に貢献
プラットフォームビジネスの加速
2 • 広告代理店向け商品を垂直統合
• リード獲得からオペレーション効率化までを支援
コア事業で蓄積したデータとナレッジで領域拡張
新規領域での
3 プラットフォームビジネス開発 • マーケティング成果向上に向けたサービス開発
31
2021年9月期第1四半期 プレスリリース一覧
アドエビス、「ITreview Grid Award 2020 Fall」のアクセス解析・アトリビューション部門で ユーザーの満足度が優れた製品に贈られる「High
2020.10.15 AD EBiS
Performer」を受賞
アドエビス、オンラインカンファレンス「AD EBiS Conference 2020」を開催
2020.10.23 AD EBiS
~最前線のマーケターが語るマーケティングにおけるデータ活用の壁と解決方法~
2020.10.28 AD EBiS アドエビス、プロダクトロゴ・サービスデザインを刷新、本日より16周年記念特設サイトを公開
2020.10.30 CORPORATE バルクオムが実践するデータマーケティング手法を深掘り!データマーケティングを探究するメディア「ARCC」初のオンラインイベントを11/5に開催
2020.11.16 CORPORATE 役員の異動に関するお知らせ
2020.11.19 AD EBiS アドエビス、2021年1月フルリニューアル、UI刷新と画面レスポンス最大約80%改善によりデータ分析にかかる時間を大幅短縮
2020.11.20 CORPORATE イルグルム、EC-CUBEがネットショップ動向調査において 「月商1000万円以上で利用されているカートシステム」利用数でNo.1を獲得
株式会社生活総合サービスがアドエビスの計測データを「DirectEngine」へ連携、行動履歴と購入情報を統合したCRM環境を構築し、運用
2020.12.16 AD EBiS
を開始
32
---本資料の取り扱いについて---
本資料に含まれる将来の見通しに関する記述等は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済動向及び市場環境や当社の関連する業界動向、その他内部・外部要因等により
変動することがあり得ます。従いまして、実際の業績が本資料に記載されている将来の見通しに関する記述等と異なるリスクや不確実性がありますことを、予めご了承ください。