3690 M-イルグルム 2020-11-09 10:00:00
2020年9月期 通期決算説明資料 [pdf]
2020年9月期通期
決算説明資料
株式会社イルグルム
2020年11月9日
INDEX
1 業績ハイライト
2 事業ハイライト
3 中期経営方針の進捗
4 新・中期経営方針
5 2021年9月期通期業績見通し
2020年9月期通期 決算のポイント
全グループ売上は18%成長
期末配当予想を4円に上方修正
営業利益は前期比226%増
効率改善進み営業利益率は10.6%
アドエビスは、平均単価(月額)12万円を超え
さらに伸長
3
1 業績ハイライト
Financial highlights
INDEX
1|業績ハイライト
2020年9月期通期 連結業績ハイライト
(単位:百万円)
2020年9月期 2020年9月期 2020年9月期
前期比
通期実績 通期予想 通期予想比
売上高 2,618 118.8% 2,700 97.0%
営業利益 276 326.1% 200 138.5%
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
予想 2,618
通期 2,204 247 276
1,719 1,804 200 200
1,612 2,700
2,300
1,600 1,675 1,800
84
92
55
25
2020年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
2016年 2017年 2018年 2019年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期
9月期 9月期 9月期 9月期
▲ 98 5
▲ 150
1|業績ハイライト
2020年9月期通期 セグメント業績ハイライト
(単位:百万円)
売上高 前期比 営業利益 前期比
マーケティング
プラットフォーム事業
2,317 118.8% 198 431.1%
商流
プラットフォーム事業
300 118.8% 78 201.6%
商流PF 売上高(百万円) 営業利益(百万円)
MPF 300
38 78
253
274
464
538
2,317
1,951 209 198
1,530
1,073 1,254 152 38
22 46
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期 9月期
▲ 60 ▲ 120
6
1|業績ハイライト
四半期売上高の推移
ADPLAN事業の譲受でマーケティングPF事業が伸長
商流PF事業はEC業界好調を背景に増収
商流プラットフォーム事業 ADPLAN事業譲受
(百万円) マーケティングプラットフォーム事業
アドレポ事業譲受
700
91 97
50
600
EC受託開発事業から撤退 61
66 58 68
500 59
63
68 62
400 114 80
151
120 104
141 125
133
300
113
599 594 600
523
460
495 497 497
200 386
413
376
338 352
311 304 316
279 295
253
229
100
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
※ マーケティングプラットフォーム事業には2019年度1Qより事業譲受したアドレポ事業が含まれております。
※ 商流プラットフォーム事業には2018年度1QまでEC受託開発事業が含まれております。 7
※ 商流プラットフォーム事業の2020年度3Q売上高には、一部取引先との契約更新がずれこんだことにより計上が遅れていた売上高28百万円が含まれております。
1|業績ハイライト
四半期営業利益の推移
マーケティングPF事業は効率化を進め安定的に利益を創出
商流PF事業は増収が増益に直結
(百万円) 商流プラットフォーム事業
マーケティングプラットフォーム事業
100
35
9
75
38
13
50 11
4 77 17 17 79
60
25 45
50 52 51 51
36
25
30 33 8
15 14 9 15
12
0 -1 3 -4
-8 -11 -15
-23 -21
-1
-38 -37
-25 -44 -5
大型の機能開発に伴う資産振替額
が、直前四半期比で20M増加した
ことが利益増加の一因
-3
-50
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
8
1|業績ハイライト
連結営業利益の変動要因
2019年9月期-2020年9月期
既存事業におけるコスト構造の改善が進み大幅増益
(百万円)
データ取得プログラ
ムの改善により、
サーバコストの増加 生産性を高め、外注
率を抑制 費含む人件費の増加
率を抑制
事業活動のオンライ
代理店制度の見直し ンシフトによりコス
により、手数料は前 ト削減
期比で減少
9
2 事業ハイライト
Business highlights
INDEX
2|事業ハイライト
アドエビスの売上構成
主力製品アドエビスの売上は アドエビスの売上
アカウント数 × 平均単価 の
サブスクリプションビジネス。
ぶれの少ない安定成長 を実現。
アカウント数
× 平均単価
(月額)
11
2|事業ハイライト
アドエビスのアクティブアカウント数推移
新型コロナウイルス感染症の影響によりアカウント数は微減
ADPLAN
(件数) 事業譲受
価格体系変更
1,600
1,500 1451
1,400
1,300
1,200
1,100
1,000
900
800
700
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
※段階的にアドエビスに移管を進めているためADPLANアカウント数を合算しております。
12
2|事業ハイライト
アドエビスの平均単価推移
平均単価は前年同時期比+19,682円、12万円を超過
新規獲得顧客の単価上昇により上昇傾向は継続の見込み
ADPLAN
事業譲受
(円)
140,000
126,825
130,000
120,000
107,143
110,000
価格体系変更
100,000
4Q→1Q
季節変動
90,000
80,000
70,000
60,000
50,000
40,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
※段階的にアドエビスに移管を進めているためADPLANアカウント数を合算しております。
13
2|事業ハイライト
サブスクリプション売上高比率
高いサブスクリプション売上高比率により
急激な情勢変化のなかでも安定した売上を創出
(百万円)
98.6%
600 100%
500
サブスクリプション
75%
プロフェッショナルサービス
400
ストック売上高比率
300 50%
200
25%
100
0 0%
2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
※2018年度1Qより、DMP事業を商流PF事業からマーケティングPF事業にセグメント変更しております。
14
2|事業ハイライト
トピック① データマーケティングを探究するメディア「ARCC」をオープン
理想のデータマーケティングを一緒に探究するメディア
「ARCC」を8月3日にリリース
第一線で活躍するマーケターによる実践的ノウハウと理想を発信
15
2|事業ハイライト
トピック② アドエビスのサービスデザインを刷新
アドエビスのプロダクトロゴ・サービスデザインを刷新
マーケティング効果測定プラットフォームとしての「堅実」「精密」「理知的」な
イメージとブランドメッセージの「データも、未来も見通しよく。」を表現
Before After
16
2|事業ハイライト
トピック③ EC-CUBE事業で資本業務提携
当社及び連結子会社の株式会社イーシーキューブ
株式会社オリエントコーポレーションと資本業務提携の基本合意
クラウド版「ec-cube.co」で企業のDXを支援
17
3 中期経営方針の進捗
Progress of mid-term management plan
INDEX
3|中期経営方針の進捗
中期経営方針
中期経営目標2020年9月期売上27億円は
新型コロナウイルス感染拡大拡大による情勢変化により97%で着地
グローバル展開へ
国内にて成長基盤を固める アジア拠点拡大
M&Aによる成長加速
開発・販売組織の拡充
マーケティング ロボット具現化 2020
27億
売上高
~2020 2021~
19
3|中期経営方針の進捗
2020年9月期経営方針の結果
情勢変化を受け領域を絞り込み、
広告代理店向け領域を中心に新規事業を開発
広告効果測定サービス 新規事業開発
M&Aにより
圧倒的なポジションを確立
販売代理店制度を見直し
◎ クラウド案件管理システム「ア
ドナレッジ」リリース
広告代理店ご紹介サービスを
有力代理店への支援を強化 リリース
プライバシー保護の潮流を捉え
市場の変革をリードする製品へ
周辺ニーズを取り込むプロ
フェッショナルサービスの提供
×
周辺領域における
M&Aの模索
20
3|中期経営方針の進捗
マーケティングPF事業のリソース配分
サブスクリプション売上成長に伴い既存ビジネスのコスト比率を改善
新規事業開発へのリソース配分を強化、収益拡大を目指す
MPF事業各費用 2017年 2018年 2019年 2020年 中長期目標
対売上比率 9月期 9月期 9月期 9月期 モデル
マーケティング・
セールス
28% 強化 33% 26% 23% 25-30%
開発 24% 強化 36% 29% ※2 29% 25-30%
カスタマーサクセス
(旧サポート)
11% 11% 強化 17% 15% 10-15%
新規事業開発 ー ー ー 強化 7% 5%
※1
その他間接 25% 28% 26% 18% 15-20%
営業利益 12% ▲8% 2% 8% 10-20%
※1 事業再編による商流プラットフォーム事業の売上減少に伴い、共通部門費のセグメント配賦比率が増加したことによるもの。
※2 開発の運用人員をカスタマーサクセスに移管したことによるもの。
21
3|中期経営方針の進捗
人員の推移
グループ全体の人員増加を緩やかにしながら
既存事業の効率化により新規事業開発に人員をシフト
新規事業開発
管理 172
151 12
カスタマーサクセス
144
マーケティング&セールス 25
開発 122 20
21
29 36
98 18 21
15
13 29
35 34
15 25
14
74
64 66 65
56
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
9月末 9月末 9月末 9月末 9月末
※期末日退職者を含む 22
4 新・中期経営方針
New mid-term management plan
INDEX
4|新・中期経営方針
当社のミッションと事業環境
当社のミッション
当社は「データとテクノロジーによって、世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手
と買い手の幸せをつくる企業になる。」をビジョンに掲げ、企業の成長を支援します。
当社を取り巻く事業環境
アフターコロナで加速する、デジタルトランスフォーメーション(DX)
DXの実現にはマーケティングにおけるデータの統合・分析と活用が必要不可欠
データとテクノロジーによるマーケティング支援
データの計測 データの統合・分析 データの活用
マーケティング成果の記録 マーケティング成果の可視化 マーケティング活動の成果向上
データの統合・分析・活用支援を通して顧客のDX推進に貢献
中期成長戦略では、DXの進む国内市場の領域拡大に注力 24
4|新・中期経営方針
中期経営方針「VISION2023」のコンセプト
顧客セグメントの拡大
MXP戦略 広
告 広告代理店向け
2
代
理
プラットフォームビジネスの加速
Marketing 店
Transformation
Platform
3
1 マーケティング効果測定 新規領域での
広
データの統合・分析・活用 プラットフォームの プラットフォーム
告
支援を通して 主 提供価値拡大 ビジネス開発
顧客のDX推進に貢献する
プラットフォームビジネス
を拡大 コアビジネス領域 新規領域
ビジネス領域の拡張
25
4|新・中期経営方針
VISION2023の重点戦略
マーケティング効果測定 コアビジネス領域における価値拡大とDX推進
プラットフォームの提供価値拡大
1 • 大企業向け計測センサーの販売/OEM提供
• SMB向け統合マーケティング支援パッケージの
提供
広告代理店向け 広告代理店ビジネスのDX推進に貢献
プラットフォームビジネスの加速
2 • 広告代理店向け商品を垂直統合
• リード獲得からオペレーション効率化までを支援
コア事業で蓄積したデータとナレッジで領域拡張
新規領域での
3 プラットフォームビジネス開発 • マーケティング成果向上に向けたサービス開発
26
4|新・中期経営方針
VISION2023の数値目標
コア事業の継続的な進化と拡大を推進すると共に、
広告代理店ビジネス及び新領域における
プラットフォームビジネスの創出で成長を加速
連結売上高
50億円
連結売上高 商流
プラットフォーム
50億円 新領域
プラットフォーム
広告代理店 領
プラットフォーム 域 連結営業利益率
拡
張 15%
マーケティング効果測定
プラットフォーム
株主資本配当率
(DOE)
FY20 FY23 FY26 3%以上
VISION2023
27
5 2021年9月期 通期業績見通し
FY2021 financial forecast
INDEX
5|2021年9月期 通期業績見通し
2021年9月期 通期業績見通し
2021年9月期より新しい中期経営計画をスタートいたします。
顧客企業のDX推進への貢献を進め、Vision2023を達成すべく、
具体的な施策を進めてまいります。
2021年9月期も引き続き収益拡大フェーズと位置付けておりま
すが、現段階では新型コロナウイルス感染症による事業環境へ
の影響を適切に予想することが困難なため、2021年度9月期業
績見通しついては非開示とさせていただきます。なお、配当に
つきましては、配当方針に基づき連結株主資本配当率(DOE)
2%での期末一括配当を継続する見込みです。
連結業績見通しについては、合理的に予測可能となった時点で
速やかに公表いたします。
29
参考資料
財務諸表概要
2020年9月期通期連結損益概要
新型コロナウイルスの影響を受けつつも、通期で18.8%の売上成長
売上拡大とコスト構造の最適化により各段階損益において黒字化を達成
単位:百万円
2019年 2020年 前年
増減率
9月期 9月期 同期比
売上高 2,204 2,618 +414 18.8%
売上原価 643 786 +143 22.2%
売上総利益 1,560 1,831 +271 17.4%
販売費及び一般管理費 1,475 1,554 +79 5.4%
営業利益 84 276 +192 226.1%
(営業利益率) (3.9%) (10.6%)
経常利益 79 261 +182 230.5%
親会社株主に帰属する
当期純利益 ▲34 183 +218 -
31
連結貸借対照表概要
事業拡大のため金融機関からの借り入れにより資金調達、負債が増加
単位:百万円
2019年 2020年
増減額
9月末 9月末
流動資産 1,141 1,563 +421
(現預金) 773 1,118 +345
固定資産 922 1,187 +265
(有形固定資産) 79 51 ▲27
(無形固定資産) 590 831 +241
(投資その他資産) 253 304 +51
資産合計 2,064 2,751 +687
流動負債 822 718 ▲103
固定負債 181 757 +576
負債合計 1,003 1,476 +472
純資産合計 1,061 1,275 +214
32
参考資料
その他
2020年9月期第4四半期 プレスリリース一覧
イルグルム、運用型広告に特化したクラウド案件管理システム「アドナレッジ」をリリース。累計1万社導入のアドエビスの知見を活かし、広告代理
2020.07.07 CORPORATE
店の業務改善と効率化を支援。
2020.07.15 AD EBiS アドエビス、Yahoo!広告の広告コスト自動取得を提供開始
動画アドネットワーク「VeleT」がアドエビスの「データエクスポ―ト機能」を導入、 アトリビューション分析を活用したより深い効果検証で動画配信
2020.07.20 AD EBiS
の最適化を目指す
マーケティングツールベンダー5社がBtoBマーケティングの成功事例解説!オンラインセミナー「Digital Marketing Discovery」を8/21(金)
2020.07.30 AD EBiS
に開催
2020.08.03 CORPORATE イルグルム、理想のデータマーケティングを一緒に探究するメディア「ARCC」をオープン
2020.08.07 AD EBiS 2020年上半期のWebプロモーション予算、「増額」が約3割、「減額」もほぼ同数。増額にはコロナ禍におけるオンラインシフトや需要増が影響
2020.08.20 AD EBiS アドエビス、プライバシーテック・スイート「webtru」連携を開始、パーソナルデータ活用における透明性の確保と同意管理が可能に。
国内No.1のオンライン営業システム「bellFace」がアドエビスを導入、アドエビスとSalesforceのデータを連携し、BtoBマーケティングの成果を可
2020.09.02 AD EBiS
視化
2020.09.11 CORPORATE 執行役員人事に関するお知らせ
34
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