3689 M-イグニス 2020-05-11 15:00:00
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                           2020 年5月 11 日
各   位
                                       会 社 名 株 式 会 社       イ グ ニ ス
                                       代表者名 代表取締役社長        銭           錕
                                           (コード番号:3689     東証マザーズ)
                                       問 合 せ 先 執行役員 CFO    松 本 智 仁
                                                   (TEL.   03-6408-6820)


                 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、最近の業績動向等を踏まえ、2019 年 11 月 13 日に公表いたしました 2020 年9月期連結業績予
想を下記のとおり修正いたしましたので、お知らせいたします。

                               記

1.業績予想の修正について
2020 年 9 月期 通期連結業績予想数値の修正(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
                                                    親会社株主に
                                                              1 株当たり
                 売上高        営業利益         経常利益         帰属する
                                                              当期純利益
                                                     当期純利益
                   百万円        百万円           百万円        百万円         円   銭
前回発表予想(A)
                    4,000          -            -        -             -

今回修正予想(B)           5,000          -            -        -             -

増 減 額(B-A)          1,000          -            -        -

増 減 率 ( % )          25.0          -            -        -

(ご参考)前期実績
                    5,571     △744          △867       △631       △44.05
(2019 年9月期)

2.修正の理由
 マッチング事業につきましては、恋愛・婚活マッチングサービスの『with』が順調にユーザー数を伸ば
し成長を続けていることから、当事業の売上高は当初予想を上回る見込みとなりました。
 ゲーム事業につきましては、期初の段階から事業譲渡(ゲーム2タイトルの譲渡)を計画しておりまし
たが、その時点では譲渡の概要が未確定であったこともあり当事業の売上高を当初予想に織り込んでお
りませんでした。その後、譲渡時期が当初想定よりも延期し、2020 年3月2日に譲渡を完了したことか
ら、2020 年9月期第2四半期累計期間まで当事業の売上高を計上することとなり、当初の連結売上高予
想を上回る見込みとなりました。
 エンターテック事業につきましては、事業推進上で不確定要素が多く合理的な見積もりが困難である
ことを理由に当事業の売上高を当初予想に織り込んでおりませんでした。その後、当事業の中でタレント
関連のイベント収入等が 2020 年第2四半期累計期間まで計上することとなりました。
 当事業においては「バーチャルライブプラットフォーム運営」と「IP 創出」の二軸で垂直統合型のビジ
ネスモデルを展開しております。   「バーチャルライブプラットフォーム運営」では VR 技術による次世代の
音楽ライブが体験できるバーチャルライブアプリ『INSPIX LIVE』を提供しておりますが、より理想的な
顧客体験を実現させるため、この『INSPIX LIVE』をライブ特化型仮想空間 SNS『INSPIX WORLD』へ進化さ
せるアップデート開発のため積極的な事業投資を継続しております。そのため当事業は営業損失を計上
している状況です。今後は VR という分野に対するニーズがより高まり、連結ベースで収益貢献してくる
ものと考えておりますが、当事業を取り巻く環境等を踏まえ不確定要素を多く含むため、引き続き売上
高・事業投資規模について合理的な見積もりが困難な状況です。当事業の早期利益貢献に向けて役職員一
同邁進しております。
 以上の結果、主にマッチング事業とゲーム事業の貢献により連結売上高が当初予想を上回る見込みと
なりました。
 一方、営業利益、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益の予想につきましては、足元の事業
進捗、今後の展開等について十分な精査を行いましたが、上記のとおりエンターテック事業において不確
定要素を多く含んでいることや、社会全体で新型コロナウイルス感染症拡大の影響が不明瞭であること
から、引き続き公表しておりません。
 なお、修正後の連結売上高予想には、エンターテック事業における 2020 年9月期第3四半期以降の売
上高予想は織り込んでおりません。

3.新型コロナウイルス感染症拡大に伴う業績への影響について
 新型コロナウイルス感染症拡大もあり、国内外の経済動向は不透明な状況が続いております。
 現時点における当社グループの事業への影響につきましては 2020 年3月 25 日付の「新型コロナウイ
ルス感染症の影響について」及び 2020 年4月 23 日付の「(開示事項の経過)新型コロナウイルス感染症
の影響について」に記載のとおり、一部で影響は出ているものの業績への影響は軽微であると考えており、
足元の事業進捗と今後想定できる範囲の影響を考慮し、当該通期連結業績予想の修正を行っております。
しかしながら、当該感染症拡大の収束時期や各国政府の対応等、今後の変化について、まだ不確定要素は
多いと考えております。
 今後の状況次第で、連結業績への影響があると判断した場合は、速やかに開示いたします。



※上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な不
確定要素により、実際の業績と異なる場合がありますのでご了承ください。
                                              以上