2019年9月期
第1四半期
決算補足説明資料
株式会社フィックスターズ
（東証一部3687）
2019年2月8日
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本資料に記載の業績予想ならびに将来予測は、
本資料作成時点で入手可能な情報および仮説に
基づき当社が判断したものであります。当該仮
説や判断に含まれる不確定要素や事業環境の変
化による影響等の様々な要因により、実際の業
績等は本資料記載の業績予想とは異なる場合が
あることをご承知おきください。
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目次
1. 2019年9月期 第1四半期決算説明
2. 2019年9月期 通期業績予想
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目次
1. 2019年9月期 第1四半期決算説明
2. 2019年9月期 通期業績予想
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2019年9月期 第1四半期決算発表サマリ
全体
ハードウェアの大型スポット案件により過去最高売上高を更新
• 売上高： 1,732百万円（前年同期比 +49.9%）
• 営業利益： 275百万円（前年同期比 +8.2%）
上振れ分は新規事業育成に向け積極投資
セグメント
ソフトウェア・サービス
• 自動運転関連を中心に高速化事業が安定成長
• SaaSや量子コンピュータ事業等の新規事業向け研究開発に積極投資
• SaaS事業は今春の公開をターゲットに開発を継続
ハードウェア基盤
• 医療機器向け画像処理プロセッサ搭載演算ボードが安定貢献
• 画像処理向けストレージ・サーバの大型スポット案件が大きく貢献
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決算概要：損益計算書
ハードウェアの大型スポット案件により過去最高売上高を更新
上振れ分は新規事業育成に向け積極投資
（単位：百万円）
前第1 当第1 前年同期比 前年同期比 通期
項目
四半期累計 四半期累計 増減額 増減率 業績予想
売上高 1,156 1,732 +576 +49.9% 6,000
営業利益 254 275 +20 +8.2% 1,173
売上高
営業利益率 22.1% 15.9% ▲6.1pt - 19.6%
親会社株主に帰属
する当期純利益 179 183 +4 +2.5% 785
売上高
当期純利益率 15.5% 10.6% ▲4.9pt - 13.1%
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業績：売上高
リソース増に伴うソフトウェア・サービス事業の規模拡大に加え、ハー
ドウェア基盤事業の大型スポット案件が大きく貢献
（単位：百万円）
1,800
1,600 ソフトウェア・サービス事業 ハードウェア基盤事業
1,400
496 706
1,200
318
222
1,000 353 287
243 334
113 292 246 193 183
800 219 191 370
185
212
600 307 253
202 1,096
990 994
400 838 766 776 815 790 846 776 863 868 1,026
707 676 661
580 649
200 454 470 455
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09
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業績：営業利益
新規事業向け積極投資を吸収しつつ、前年同期比で増益を達成
利益率の低いハードウェア基盤事業の売上増により利益率は低下
（単位：百万円）
400
363
350
300 275
258 260 254 254
250 228
214 215 212
181 191
200 168 170
142
150 125 124
106 101
100 78
61
50
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09
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業績：研究開発費
SaaS事業等の新規事業向け研究開発を継続
人件費や外注費を中心に年間を通して安定して使用予定
（単位：百万円）
100 93
80
59 60
60 54 53
48 50 49
45
41 39 40
40 32 31 31
28 27 26 28 26
20
11
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09
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業績：ソフトウェア・サービス事業
プロジェクト規模の拡大を反映し、売上高は前年同期比増を達成
新規事業向け投資の増加により、利益は前年同期比減
（単位：百万円）
1,200 1,096
売上高
994 1,026
990
1,000 利益
838 846 863 868
815 790
766 776 776
800 707 676
649 661
580
600
454 470 455
400 306
234 231 213 261
195 209 211 217 206
156 157 158 172
200 130 130
93 79 92 73
49
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09
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業績：社員数推移
新卒を中心にエンジニア採用が順調に進み、社員数の増加を見込む
ソフトウェア・サービス事業の拡大に安定寄与
（単位：人）
220
200
社員数（連結）
176
180
160
145
138
140 133
125
120
100
2014/09末 2015/09末 2016/09末 2017/09末 2018/09末 2019/09末
実績 実績 実績 実績 実績 予想
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業績：ハードウェア基盤事業
画像処理プロセッサ搭載演算ボードが安定貢献
画像処理向けストレージ・サーバのスポット案件 4億円を計上し、過去最
高の四半期売上高を達成
（単位：百万円）
800
706
売上高
700
利益
600
496
500
370
400 334 353 318
307 292 287
300 253 246 243
202 212 219 222
185 191 193 183
200
113
100 50 56 69
31 28 27 19 23 24 19 29 41 36
12 12 13 5 0
0
(100) (31) (28) (33)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09 2019/09
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開発事例：WHILL自動運転システム
WHILL株式会社の「WHILL自動運転システム」の開発を、当社グループ
の株式会社Fixstars Autonomous Technologiesがサポート
運転者や周囲の歩行者の安全を担保する自動運転・自動停止機能に向
け、ソフトウェア開発サービスを提供
駅 空港 商業施設
「WHILL自動運転システム」
・空港、駅、商業施設等の大型施設での活用を想定
・簡単・安全なユーザビリティと自動停止機能、車椅子の回収の
人手を減らす自動運転機能等を搭載することで、移動そのもの
WHILL社 次世代型電動車椅子 の快適性向上とともに、施設運営事業者の運用費用削減に寄与
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開発事例：ワイジェイFX社 FX取引
ワイジェイFX株式会社のFX（外国為替）取引向け超高速取引システム
の研究開発をサポート
ソフトウェアとハードウェア両面からの開発サービスを提供し、ナノ秒
単位の高速化に貢献
お客様 他の取引参加者が提示する条件のなかか
ら、最良レートのものを選択
最良のレート
注文
で約定
最良レートで約定するために他のプレイ
ヤーに先んじて最速で注文
最良レートを最速
で選択・注文
最速で注文を出すために半導体回路を含
ECN めたシステムレベルの最適化が必要に
ソフトウェアとハードウェア両面からの
カバー取引先 高速化サービスを提供
※ECN: Electronic Communications Network（複数の取引
参加者の注文を結びつける取引所のようなシステム） www.fixstars.com
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トピック：エッジAIの提案でNEDOに採択
「エッジビジョンAIを超軽量化し短TATで実装する技術の研究開発」が
NEDO事業に採択され、東工大、北大と共に研究開発を開始
自動運転やFA等、様々な分野で今後利用拡大が予想されるAIチップの、
開発プラットフォーム構築を目指す
ディープラーニング
チップ 分野
フレームワーク
TensorFlow 自動
運転
Genesis
Chainer Compiler FPGA
ドロ
ーン
Pytorch
専用チップ
その他オープンソー FA
スのフレームワーク
専用回路に落とし込めるよう、AIのネッ 当社独自技術”Genesis Compiler”を通して、アルゴリズ
トワークモデルの超軽量化を可能に ムから専用回路への自動変換を可能に
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トピック：「ExM Studio」の公開
エクスパンション顕微鏡（膨張顕微鏡）の画像処理を高速化するソフト
ウェアパッケージ 「ExM Studio (Expansion Microscopy Studio)」を公開
従来よりも高い分解能での観察を可能とするエクスパンション顕微鏡法
の高速化を通じて、ライフサイエンスの発展に寄与
エクスパンション顕微鏡法 ExM Studio
3D画像
を生成
ゲル化 膨張
マサチューセッツ工科大学 Ed Boyden教授の提唱する 3次元画像生成に必要な大量の画
新たな顕微鏡手法 像データの高速処理を可能にし
ポリマーを用いて生体試料そのものを拡大することで、 たソフトウェアパッケージ
従来の光学顕微鏡では実現しえない高分解能での組織の 従来のツールから比較して15倍
観察も可能に の高速化を達成
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目次
1. 2019年9月期 第1四半期決算説明
2. 2019年9月期 通期業績予想
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2019年9月期 通期業績予想サマリ
全体
売上高、営業利益ともに過去最高も、非支配株主に帰属する利益
と税負担率の増加により最終利益では減益予想
• 売上高： 6,000百万円（前期比 +13.7%）
• 営業利益： 1,173百万円（前期比 +6.6%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益： 785百万円（前期比 ▲ 4.6%）
セグメント
ソフトウェア・サービス
• 自動運転関連を中心に既存事業による安定成長を実現
• 新規事業に積極投資し、SaaS等の新しい収益モデル構築を目指す
• 補助金を活用し、量子コンピュータ事業等の更なるシーズに投資
ハードウェア基盤
• 医療機器向け画像処理プロセッサ搭載演算ボードが安定貢献
• ソフトウェア開発と組み合わせたトータルソリューションを通じ
て、スポット案件を積極的に獲得
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2019年9月期 通期業績予想
2019年9月期 業績予想
（単位：百万円）
親会社株主に
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
2019年9月期 業績予想 6,000 1,173 1,172 785
2018年9月期 実績 5,275 1,100 1,113 823
増減率 ＋13.7% ＋6.6% ＋5.3% ▲4.6%
配当予想
1株当たり 1株当たり
配当性向
年間配当金 当期純利益
2019年9月期 予想 7円 23円68銭 29.6%
2018年9月期 実績 7円 24円82銭 28.2%
2017年9月期 実績 25円 16円65銭 29.7%
※当社は2018年4月1日付で、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。1株当たり当期純利益金額につ
いては、2017年9月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益金額を算定しております。
※ 2018年9月期及び2019年9月期の配当金額は、分割後の株式数で算出しております。なお、当該株式分割を考慮しない
場合の配当金額は、それぞれ35円であります。
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